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カナダの学校生活は「映画」みたい!?日本との違いに驚く毎日 こんにちは!今日は、私が通っているカナダの学校について紹介したいと思います。 初登校の日、私は期待と不安で胸がいっぱいでした。でも今では、この学校が大好きです。授業の雰囲気や友達との関わり方、日本とはまったく違うところばかりで、毎日が発見の連続です。この記事では、授業、部活、そして学校の施設について、私の体験を交えながらお話しします。日本との違いにも注目して読んでみてくださいね! 「お菓子を食べながら授業」は当たり前?カナダならではの授業スタイル 自分で教室へ移動&自由な授業風景 まずは授業についてです。カナダの学校では、先生が教室を移動するのではなく、生徒が先生のいる教室へ行くという、日本の大学のようなスタイルです。最初のころは次どこだっけ?と少し迷って知らない人に案内してもらうなんてこともありましたが、今ではすっかり慣れました。また驚いたのは、授業中に軽食を食べる生徒が普通にいることです。お菓子やフルーツをつまみながら授業を受ける姿は、まさに映画のワンシーンみたいで、最初はびっくりしましたが、今ではすっかり慣れて、私もよくフルーツやスナックを持っていっています。 チャイムがない!?独自のタイムスケジュール 時間割も日本とは大きく違います。私の学校では毎日同じ4つの教科があり、1つの授業時間が長めに設定(一教科80分)されています。そのため、1日にいろいろな教科を切り替える必要がなく、じっくり学べるのが特徴です。また、宿題が少なめな日が多く、放課後の時間を自由に過ごせるのも魅力です。(もちろん教科によりますが!)一つ驚いたのは、私の学校はチャイムが無く、先生が大声で時間だよーって叫んでいました笑。日本には絶対にチャイムがあるので、最初はずっと時間を見て行動していました。 英語力がぐんぐん伸びる!教室を飛び出して学ぶ「ESL」 次に私のお気に入りの授業について消化します。それはESLという英語の授業です。私の学校のESLは人数が多くないので、先生とクラスメイトとの距離が近く、会話する機会も多くて英語力がぐんぐん伸びているのを感じます。この授業の面白いところは、授業する場所を教室にこだわらないことです。時々カフェやビーチ、公園に出かけて授業をしたり、最近では授業中にかぼちゃを削ってジャックオランタンを作ったりという季節ならではの体験もしました。日本では絶対にできない授業スタイルで、毎回このESLのクラスが楽しみです。 季節ごとにスポーツが変わる?種類豊富なカナダのクラブ活動 興味の幅が広がるユニークなクラブ 次に放課後についてです。カナダの学校ではスポーツやクラブ活動がすごく盛んです。多くのスポーツは季節ごとに変わり、今の季節はFall Sportsとしてバレーボール、サッカー、フットボール、クロスカントリーなどがあります。日本では一年を通して同じ部活を続けるのが一般的ですが、カナダではシーズンによって競技が変わるのが面白いところです。クラブの種類も本当に豊富で、数学クラブ、トリビアクラブ、ロボットクラブ、マインクラフトクラブ、クリケットクラブ、ロッククライミングクラブ、チアリーディング、エコクラブなど、興味の幅が無限に広がります。そして驚くことに、いくつでも同時に参加できます。 本場のチアリーディングに挑戦! 私はチアリーディングクラブに参加しています。チアといえばやっぱりアメリカやカナダのイメージですが、実際にチームに入ってみるとその通りでした。ダンスだけでなく、仲間を持ち上げたり、フットボールの試合で応援したりと、本当に本格的です。練習は大変ですが、その分達成感がすごいです。 ランチはどこで食べる?留学生の「居場所」と学校施設 気分によって選べるカフェテリア 学校の施設についても紹介します。まずランチ時間の過ごし方についてです。カナダの学校には自分の教室という考え方がなく、みんな好きな場所でランチを食べます。美術室で食べる人もいれば、外の芝生で友達と座って食べている人もいます。私はいつもカフェテリアで食べています。私は毎日お家から自分で作ったお弁当を持って行っていますが、カフェテリアで買って食べる人がとても多いです。みんな授業が終わる前に少し早く教室から出て、行列に並んでいます。カフェテリアのメニューは曜日ごとに変わり、ピザやタコス、日本食の日もあればクッキーなどのスイーツもあります。気分によって選べるので毎日の楽しみです。 留学生の安心できる居場所「インターナショナルルーム」 そして私が一番好きな場所を紹介します。それががインターナショナルルームです。留学生専用の部屋で、いつも優しいコーディネーターの先生がいて、困ったことがあればすぐに相談できます。休み時間になると友達が自然と集まってくるので、ここに行けば誰かがいるという安心感があります。留学生同士で情報交換したり、ちょっとしたおしゃべりをしたりして楽しい時間を過ごしています。もう1つのお気に入りが体育館です。体育の授業で使うのはもちろん、休み時間にドッジボール大会が開かれたり、イベントが開催されたりします。映画で見るような大きな体育館で、学校のロゴがどーんと書かれていて、最初に入ったときは本当に海外の学校に来たんだ…!と感動しました。 留学を迷っているあなたへ。一歩踏み出す勇気 こうして振り返ると、毎日新しい発見があって、本当に刺激的な学校生活だと実感します。日本とは違う教育スタイルの中で学ぶことで、自分の視野もどんどん広がっていると感じます。これからもいろいろな経験を積みながら、もっとカナダの学校生活を楽しんでいきたいです。もしこれを読んでいる人の中に留学を考えている人がいたら、ぜひ一歩踏み出してほしいです!
まるで大学キャンパス!ベルモントセカンダリースクールの魅力 湖の目の前にある最新の校舎と充実した施設 私の学校はスーク学区ブリティッシュコロンビア州にあるBelmont Secondary Schoolと言う学校です。私の学校は新校舎がありとてもきれいな施設で他のスーク学区の学校に比べると大学のような校舎がラングフォードレイクと言う湖の目の前にあります。 日本の高校とは違いA校舎 B校舎 C校舎と校舎が分かれていて教科ごとに教室を移動するのでいつも休み時間は移動でほぼなくなってしまいます。 一階には調理室や体育館ご飯を買うことのできるカフェのようなところもあってとても充実しています。体育館はグラウンドよりもデカくて体育の授業やバスケやバレーボールなどの部活やクラブで使ったりします。2階と3階には教室があって2階にはフリーフードがあって朝と昼に無料でご飯をもらうことができます。 私の学校にはきれいでとてもでかいグラウンドが2個あって体育などで主に外に出て活動したりサッカーやアメリカンフットボールなどの試合が行われたりすることもありたくさんの人が集まる場所です。学校の近くには3階建てのプール付きのジムがあって私の学校の生徒は放課後バスが来る前に立ち寄る子などたくさんの人が利用していてスイミングのクラブに入っている人たちはジムのプールを利用しています。 日本とはここが違う!創造性を伸ばす授業スタイル 100点越えも可能?デザインや発想が評価される学習環境 授業は日本は国数理社以外に家庭科、体育、美術などの副教科がありますが、カナダの学校は他にもたくさんの教科や選択科目があってヘアーやフォトグラフィなど日本にはない授業を受けることができて家庭科は日本では年に二、三回しかない調理実習が毎日のようにあってたまにポスター作りなどをすると言った楽しい教科がたくさんあります。 国数理社の科目もポスターやプレゼンテーションなどが多く作ったスライドやポスターなどに先生が資料に書いてあった通りにかけているか、デザインを工夫しているかなどで点数がつけられます。日本の学校は百点満点を超えることはないけどこっちの学校はデザインや発想を大事にしているためいいものを書けば書くほどプラス点が増えて100点を上回ることができます。先生はとてもフレンドリーでハッピーフライデーの日などはお菓子をたくさんくれたり、宿題がなかったりとても楽しく授業を受けることができます。 先生とも仲良くなれる!私のお気に入りの「ダンス」の授業 私のお気に入りの授業はダンスで私の学校にはダンスのクラスにもたくさんのジャンルがあってヒップホップ、コンテンポラリーなどの種類がある中のヒップホップの授業をとっています。私はもともとバレエをずっとやっていてヒップホップはあまりやったことがなかったけれど、海外のダンスの先生はとても明るくてすごく熱心な先生が多くて友達くらいに仲良くなれちゃいます。ダンスのクラスでは校内で発表会が開かれるのでそれに参加することも出来て本当にとても楽しく授業を受けることができます。 留学生のリアルな放課後とクラブ活動 カフェで勉強したり、季節ごとのスポーツを楽しんだり 放課後はいつもカナダで有名なTim Hoprtonsに行ってみんなでお茶したり、スターバックスでお勉強したりします。 お金をあまり使いたくない時は学校でバスの時間まで一緒にフリースペースや図書館で勉強して帰っています。家に帰ったら、宿題を終わらしてからお風呂に入って家族みんなでご飯を食べて寝ます。私の学校はシーズンごとにやる種目が決まっていて10月はバレーボールのシーズンなど決まっていてそこで次のスポーツの時期が来るまでの間だけバレーボールをするなどたくさんのクラブに入ってたくさんのことに挑戦できます。 もちろんクラブで本格的に入ることもできるし、本格的に何かに入りながらついでにその時の季節にやっているスポーツに挑戦して掛け持つこともできます。 友達作りのチャンスがいっぱい!校内のお気に入りスポット 他校との交流やスポーツ観戦ができるグラウンド 私の学校のお気に入りの場所はグラウンドです。私の学校には二つあるんですが、一つは観戦できるところがあって授業の時間中や放課後にスポーツの試合が行われて他の学校の生徒との交流ができたり、スポーツ観戦を楽しめるからお気に入りです。 図書館や広場は、勇気を出して話しかけるベストプレイス 学校の一階の広場には椅子と机がたくさんあってそこで話したことない子たちから話しかけられたり、勉強したりすることもできるので海外の子達とたくさん交流ができてとても気に入っています。 図書館は静かでおとなしい子たちがたくさんいて、お友達が欲しいけど話しかけに行くの勇気ないなって言う時に図書館で話しかけに行くと優しくお友達になってくれます。 他にも放課後に解放された図書館で本を借りることもできるし、勉強に集中したい時にも図書館でやると静かで広々したおおきい窓があるためとても集中できておすすめです。ランチの時間図書館の前で無料のご飯が配られているため図書館が解放されたくさんの人が図書館に立ち寄ります。ご飯を食べるところは比較的自由で外のベンチで食べてもいいし教室で食べてもいいので食べるところをいつも変えると自分が取ってる科目以外のお友達もたくさんできるのでいつも場所を変えて食べています。
はじめに:カナダから「学校オタク」がお届けする留学生活 こんにちは!D-side高校留学アンバサダーの松脇実央です。現在はカナダで卒業留学をしています。 今回の記事のテーマが、カナダの学校生活ガイド、とのことなので、学校オタクである私が魅力を存分にお伝えできるように頑張って書いていこうと思います!みなさんの参考に少しでもなれたら嬉しいです。 日本とは大違い!カナダの授業スタイルと学習環境 眠くならない!生徒主体の「アクティブ」な授業 まずは授業スタイルです! 日本では基本的に、教科書を開いてノートを取りながら先生の話を聞く、というのがスタンダードな10スタイルだと思いますが、カナダでは、そんな授業の方が珍しいです。基本的に毎授業必ず生徒たち自身が取り組む課題があり、YouTubeを見たり、エッセイやリポートを書いたり、プレゼンテーションやポスターを作ったり、グループディスカッションや発表を行うなど、多種多様なアクティビティが用意されています!! 先生の話を聴きながら空腹と睡魔と戦っていた日本の学校生活とは違い、毎回自分主体で学習を進めていけるのが大好きポイントです。 1授業も60分と短く、私の高校は100分もあったので、集中力を切らさずに楽しんで学びを深められるのが最高です。 どんどんプレゼンテーションやポスター作りのレベルが上がっていくのがわかり、アプリなどのツールに慣れていけるのもありがたいです。 英語力への不安と、数学で輝けるチャンス 理科以外の科目のレベルは日本と比べて愕然と低く、授業についていけるかの心配はご無用です。特に数学では、学年一位になって輝けること間違いなし! 私は出発前英語があまりに出来なかったので、そもそも授業についていけるかがとても不安でしたが、先生やクラスメイトの手厚いサポートや、困った時のGoogle翻訳のおかげで、到着したばかりの頃もなんとか乗り越えられました。 ユニークすぎて面白い!カナダならではの選択科目 指紋鑑定に嘘の殺人事件!?「Forensic Science」 私が1番面白いと思った授業はForensic Science(法医学的?)で、堅苦しい名前とは裏腹に、指紋や筆跡の鑑定、先生が作った偽物殺人事件のレポートの作成、犯罪事件簿のYouTubeを見るなど、楽しいアクティビティが盛りだくさんのクラスでした。カナダに留学された際は、是非選択することをおすすめします! 溶接から心理学まで多彩なラインナップ カナダには日本に無いような少し専門的なクラス、溶接、子供との触れ合い、車整備、心理学、栄養学などが沢山あり、見てるだけでワクワクします。 私はフランス語やスペイン語も選択したので、新しい外国語を英語という外国語で学ぶという、なんとも貴重な体験が出来ました笑 絶対に皆さんの想像以上に授業は楽しいので、日本の学校の授業に鬱々と感じている方は、一旦カナダに飛んでみましょう!学校大好きモンスターに生まれ変われるかもしれません。 友達作りのカギ!種類豊富なクラブ活動 スポーツ系と文化系の違い 次のトピックはクラブ活動です!カナダの学校には、日本の部活程盛んとは言えませんが、沢山のクラブがあります。 大まかにリストアップすると、 〇スポーツ系(全てシーズン制です!!) ソフトボール、野球、アイスホッケー、フィールドホッケー、ラグビー、サッカー、陸上、クロスカントリー、バレーボール、バスケットボールなど 〇文化系(全て1年通して所属可能です!!) 卒アル、読書、チェス、ボランティア、朝昼食ボランティア、生徒会、イベント、放送、吹奏楽など になります! 学校によってあるクラブなどには大きく違いがあるので、参考程度にしていただけたらと思います! 私が参加している「致死量」のクラブ活動リスト 私は、致死量のクラブに入っていて ・Softball ・Track and field ・Key…リサイクルなどのボランティア ・ICU…インターナショナルスチューデントのためのイベントの企画を行う ・SNL…放送委員のようなもの ・Yearbook…卒アル ・Breakfast…朝昼ご飯を無料で作って配る ・Band…吹奏楽のようなもの ・Grad class…学校イベントを考える といった感じです! 友達も出来るし、何より学校に貢献できるクラブが多いので、やりがいを感じられます!住んでるところが田舎すぎて暇なので、これくらい入るくらいが私には丁度いいです笑 皆さんも留学に来たら入れる分だけクラブに入ることを激推しします! 現地のリアルな施設とランチ事情 広大な校舎と意外な図書館の使い方 最後は、学校の施設とランチについてです! 私の学校の校舎は、高いのではなく広く、お豆腐みたいな大きな建物です。二階建てだけれど階にある教室がとても多く、とにかく横に広いです。 体育館は学校に併設されていて、休み時間は解放されていることが多いです!インドアのスポーツクラブは、放課後ここでトレーニングや練習を行います。 図書館は残念ながら小さく、本を借りている生徒を今まで見たことはありません。本を借りるための空間と言うよりかは、生徒がランチを食べたり、勉強をする場所、といった位置付けにあると考えていただきたいです。 ピザ、ポテト、生の人参?カフェテリアとランチの実態 カフェテリアはお昼の時間になると開いて、みんな各々ランチを購入できます!ランチ持参派の方が若干多いような気もしますが、カフェテリアで毎回ランチを買っている子もたくさんいます!基本的にはピザはポテト、サンドイッチなどのご飯系と、クッキー、ブラウニー、マフィンなどの スイーツ系が買えます。 カナダの子達はランチにポテトチップスとクッキー、そして生の小さな人参のみ、が当たり前なので、着いた当初は驚きでした。 高学年の子達は特に、運転が出来るので、車か徒歩で近くのファストフード店やコーヒーショップに行って、ランチを食べる人も多いです。 まとめ こんな感じで、今回の記事は簡単な学校生活の説明という形でした!少しでも皆さんが留学生活を想像する時の助けになっていれば嬉しいです。また次の記事でお会いしましょう。
「海外留学に挑戦してみたいけど、どこの国を選べばいいんだろう?」「費用ってどれくらいかかるの?治安は大丈夫かな?」 初めての留学は、期待で胸がふくらむ一方で、たくさんの疑問や不安も湧いてきますよね。留学費用は安くないからこそ、国選びは絶対に失敗したくありません。 この記事では、留学先の選び方から、「費用」「治安」「目的」という3つの大切なポイントに基づいたおすすめの国まで、分かりやすく徹底解説します。 語学留学の国選びで失敗しない!押さえるべき3つのポイント 高校生が留学する場合、自分に合った留学先を見つけるために、まず押さえておきたいのが次の3つのポイントです。 ポイント 概要 予算(費用はどれくらいかけられるか) 国によって学費や生活費は大きく異なるため、親と相談しながら、無理のない予算計画を立てることが重要 安全性(安心して生活できるか) 慣れない海外での生活だからこそ、安心して過ごせる環境は不可欠 目的(何を学びたいか、何を得たいか) 「英語をペラペラになりたい」「将来は海外の大学に進学したい」など、留学で達成したい目標を明確にすることが、最適な国選びの第一歩 この3つのポイントを軸に、具体的なおすすめの国を見ていきましょう。 【費用で選ぶ】学費・生活費が安い国ランキングTOP3 「留学したいけど、できるだけ費用は安く抑えたい。」そんなあなたに、比較的リーズナブルに留学できる国をランキング形式でご紹介します。 順位 国名 1か月の費用目安 特徴 1位 フィリピン 25万円~40万円 マンツーマンレッスンが豊富で英語力が伸びやすい 物価が安く、費用を大幅に抑えられる 2位 マルタ 25万円~40万円 ヨーロッパの中では費用が安いリゾート地 様々な国籍の人が集まる 3位 アイルランド 30万円~45万円 イギリスよりも費用を抑えてヨーロッパで英語が学べる 自然豊かで穏やかな環境 4位 マレーシア 20万円~35万円 フィリピン同様に物価が安いアジア圏の国 多文化国家で、様々な文化や食事を楽しめる 5位 オーストラリア 30万円~45万円 温暖な気候で治安が良い 治安もトップクラスで安心 6位 ニュージーランド 35万円~45万円 世界トップクラスの治安の良さが魅力 雄大な自然に囲まれて穏やかに生活できる 7位 カナダ 35万円~50万円 教育水準が高く、訛りの少ない綺麗な英語が学べる 多様性を受け入れる文化で、留学生も馴染みやすい 1位から7位まで留学費用の安い国ランキングをまとめました。ここからは上位3国を詳しくまとめていきます。 1位:フィリピン:短期間で英語力を伸ばすならココ。 フィリピン留学の最大の魅力は、なんといっても費用の安さとマンツーマンレッスンの多さです。欧米諸国に比べて物価が非常に安いため、学費や滞在費を大幅に節約できます。 また、多くの語学学校がマンツーマンレッスンを主体としているため、「集団授業だと質問しにくい」という人でも、自分のペースで徹底的に英語を学べます。短期間でスピーキング力を集中的に鍛えたい高校生には、特におすすめの国です。 2位:マルタ:ヨーロッパのリゾート地で世界中の友達と学ぶ。 地中海に浮かぶ小さな島国マルタは、ヨーロッパからの留学生に大人気の国です。公用語が英語とマルタ語なので、質の高い英語教育を受けられます。 ヨーロッパにありながら他の英語圏の国より費用が安く、温暖な気候と美しい海に囲まれたリゾート地で学べるのが大きな魅力です。様々な国籍の学生が集まるため、国際感覚を養えます。 3位:アイルランド:治安も費用も安心のヨーロッパ英語圏 「ヨーロッパで英語を学びたいけど、イギリスは費用が高い…」という人にぴったりなのがアイルランドです。イギリスの隣国でありながら、費用を抑えて留学できます。 温厚でフレンドリーな国民性で知られ、ヨーロッパの中でも治安が良い国の一つです。壮大な自然に囲まれた穏やかな環境で、落ち着いて勉強に集中したい人におすすめです。 4位:マレーシア:多民族国家で国際感覚を養えるアジア圏 マレーシアは、マレー系、中華系、インド系など多様な民族が共生する多文化国家です。公用語ではないものの、ビジネスや教育の場で英語が広く使われており、国際的な環境で異文化交流を深めながら英語を学ぶことができます。 費用は欧米諸国に比べて安く抑えられる上、クアラルンプールなどの都市部は生活インフラが整っており、比較的快適に生活できるでしょう。アジアの活気あふれる環境で、費用を抑えつつ国際感覚と実践的な英語力を身につけたい人におすすめです。 5位:オーストラリア:温暖な気候と豊かな自然の中で、多国籍な仲間と学ぶ生活 南半球に位置するオーストラリアは、一年を通して温暖な気候に恵まれ、美しいビーチや広大な自然といったリゾート地のような環境で留学生活を送れます。教育水準が高く、多文化社会であるため、世界中から集まる留学生と交流しながら国際感覚を養うことができるでしょう。 大都市シドニーやメルボルンは物価が高いというデメリットもありますが、治安の良さ、フレンドリーな国民性が人気の理由ともなっています。 6位:ニュージーランド:治安の良い穏やかな環境で、スローライフを満喫 ニュージーランドは「世界一の安全な国」の一つとしても知られるほど治安が良く、壮大で美しい自然に囲まれた穏やかな環境が魅力です。都会的な喧騒から離れ、落ち着いて学習に集中したい人に向いています。 日本人比率が比較的低いため、英語を使わざるを得ない環境に身を置きやすく、集中的に英語力を伸ばしたい人におすすめです。ただし、フライト時間が長く、物価は安くはないため、予算は考慮する必要があります。 7位:カナダ:標準的な英語の習得、多様性と大自然の満喫 カナダ英語は「最もクリアで標準的」と言われるため、正確なリスニング力や発音を習得したい人に適しています。多民族国家で移民に寛容な社会であり、世界各国の文化に触れる機会が多いのも特徴です。バンクーバーやトロントといった大都市は生活しやすく、多様な学習機会がありますが、冬の寒さは厳しく、留学費用も欧米圏の中では高水準です。しかし、壮大な自然に触れる機会も多く、安全で整った環境でじっくりと英語を学びたい人には最適な国でしょう。 【治安で選ぶ】安心して留学できる国ランキング TOP3 子どもを送り出す親にとっては一番の関心事となる「治安」です。 ここでは、経済平和研究所が発表する「世界平和度指数(Global Peace Index 2025)」を重要な指標としつつ、「外務省 海外安全ホームページ」といった公的なデータや、留学生が巻き込まれやすい軽犯罪の発生率などを総合的に考慮し、「高校生の留学先として安心しておすすめできる国」という視点でランキングを作成しました。 順位 国名 治安の良さ(指標) 特徴 1位 ニュージーランド 世界平和度指数 3位 銃規制が厳しく、テロの危険性が極めて低い 自然豊かで大らかな国民性 2位 カナダ 世界平和度指数 14位 移民が多く多様性を受け入れる文化 銃規制が厳しく、治安が良いことで有名 3位 アイルランド 世界平和度指数 2位 ヨーロッパの中でも特に治安が良いとされる国の一つ 親日家が多いとも言われている 1位:ニュージーランド:"安全な国"の代詞 世界平和度指数で常にトップクラスを維持するニュージーランドは、世界で最も安全な国の一つです。厳しい銃規制や政治の安定が、その高い安全性を支えています。 人々は大らかでフレンドリー。手つかずの雄大な自然に囲まれており、勉強だけでなく、日本では体験できない様々なアウトドア・アクティビティに挑戦できるのも魅力です。初めての海外生活でも、安心して過ごせるでしょう。 2位:カナダ:多様性を受け入れる優しい国 カナダも治安の良さで世界的に有名な国です。「モザイク国家」と呼ばれるほど様々な人種が共存しており、留学生に対しても非常に寛容でフレンドリーな文化が根付いています。 教育水準も世界トップレベルで、訛りの少ないクリアな英語を学べるのも人気の理由です。広大な国土には美しい都市と豊かな自然が共存しています。 3位:アイルランド:費用と治安、両方を満たす優等生。 費用ランキングに続き、アイルランドが治安ランキングでも登場です。ヨーロッパの中でも特に犯罪率が低く、穏やかな国民性で知られています。 費用を抑えつつ、安全な環境でヨーロッパ文化に触れながら英語を学びたい、という欲張りな願いを叶えてくれる国です。 【目的で選ぶ】あなたにピッタリな留学先 ランキングには入らなかったけれど、あなたの「やりたいこと」を叶えてくれる国は他にもたくさんあります。目的別にピッタリの国を見てみましょう。 Case 1:とにかく英語力を伸ばしたい 集中的にスピーキング力を鍛えたいならマンツーマン授業が豊富なフィリピン、質の高い教育環境で、総合的な英語力を身につけたいならカナダがおすすめです。 Case 2:異文化交流を楽しみたい ヨーロッパ中から学生が集まるマルタなら、国際色豊かな環境で多様な文化に触れられます。「人種のサラダボウル」と呼ばれるアメリカでは、様々なバックグラウンドを持つ人々と交流するチャンスがあります。 Case 3:大学進学に繋げたい 海外の大学への進学を視野に入れているなら、大学準備コースが充実しているオーストラリアが有力候補です。また、教育大国イギリスで世界トップレベルの大学を目指す道もあります。 よくある質問 Q. 留学費用は全部でいくらかかるの? 渡航先や期間、ライフスタイルによって大きく変わりますが、1か月の短期留学なら総額30〜50万円、1年間の長期留学なら200〜400万円程度が目安になります。 国の奨学金制度や、自治体、民間の支援制度なども調べてみましょう。 Q.英語が全く話せなくても大丈夫? 大丈夫です。多くの語学学校には、英語力ゼロから学べる初心者向けのコースが用意されています。 Q4. どんな滞在方法があるの? 高校生の場合は、安全面からホームステイか学校の寮が一般的です。現地の家庭に入って文化や生活習慣を肌で感じたいならホームステイ、世界中から集まる同世代の留学生と一緒に過ごしたいなら寮がおすすめです。 それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分に合った滞在方法を選びましょう。 【まとめ】勇気を出して、世界へ一歩踏み出そう。 今回は、高校生の留学先選びについて、「費用」「治安」「目的」の3つの視点からおすすめの国をご紹介しました。 ・費用を抑えたいなら、フィリピン、マルタ ・安全を最優先したいなら、ニュージーランド、カナダ ・費用と安全のバランスを求めるなら、アイルランド 国選びは留学の土台となる、とても大切なステップです。自身の留学先として最適な国を見つけましょう。
留学生活の「光」:最高のホストファミリーとの出会いと学校文化 気づくともうすでに2年も私の留学生活は経っていました。カナダで約2年生活をしてきた私が思う、留学生の光と影をここでは赤裸々にお話したいと思います! まずは光、留学をしていてよかった、楽しいと感じる瞬間です。私が感じた1番の幸せはホストファミリーとの出会いです。私は初年度から今日まで1度もファミリーを変えておらず、これは私の友人の中でも珍しいケースです。 まるで本当の家族!中国系カナディアンファミリーとの温かい日々 私のとても優しいファミリーはホストマザー、ファザー、23歳と20歳の兄と同い年の女の子とオレオという名前のトイプードルの6人家族です。 みんなもう大きいので普段はみんなで外出などはないのですが、中国系カナディアンなこともあって親戚で集まる回数がとても多くそこに連れて行ってもらえます。普段のパーティーでは中華料理をオーダーするのですがクリスマスは各お家のお母さん方が手作り料理を分担して持ってきます。 当日は前菜から用意されており好きな時に好きなだけバイキング形式で食べれてなおかつ、デザートも種類豊富で食事が大好きな私からするとほんとうに幸せな日です。食後はみんなでゲームをしたりプレゼント交換やクリスマス映画をみたりなどずっと楽しく、日をまたぐ前に解散するのですが私にとってクリスマスに大きなパーティーをするというのは初めての経験だったためとても印象に残っています。 特にホストマザーと私は仲が良く、将来についての相談や友人関係での悩みなどいろんな話をきいてくれます。英語で悩み相談するのはとても難しいのですが職業が先生だからかたくさんの的確なアドバイスをくれます。 映画のよう!感動的な「プロムポーズ(Promposal)」の文化 また、私のホストシスターは去年同じ学校を卒業したのですが彼氏からpromposalを受ける動画があり実際自分が言われた訳では無いのにとても感動しました。 promposalというのはプロムと呼ばれる卒業生に向けたダンスパーティーに恋人を大々的に誘うという文化のことで、男の子が学校や彼女のお家に出向きポスターにロマンチックな誘い文句を書き、一緒にプロムへ行こうと花束を渡すものです。カナダの学校行事は規模が小さく体育祭や文化祭なども無いため他のどの学校行事よりもこのようなカップル間のサプライズが1番大きく感じます。 留学生活の「影」:人間関係の悩みとホームシックの乗り越え方 「深い友達」を作る難しさと文化の違いによる葛藤 反対に、私の留学生活で1番大変だったことは悩みを相談できる友人ができないことでした。 学校で話したりクラスで隣に座ったり、放課後出かけたりする友人はいても気軽に電話をかけられたり真剣な悩み相談をする友人は一朝一夕でできるものではありません。特に外国人のお友達とは文化的違いもあって深く仲良しになりづらかったです。 私は約束に遅刻されたり感謝の気持ちが伝えられない人だったりが苦手なのですが、自分優先な人が多く相手を気遣えない方が私の周りには多かったのでなにを許すかなにを気にせず心広くするかの線引きを考えるのがとても大変でした。 英語力への劣等感や体調不良…救ってくれたのは「日本食」 他にも同じ日本人同士で私が勝手に比べて英語力の低さに絶望的な気持ちになることもあります。 私は基本ホームシックにはならなかったのですが、慣れない土地で熱を出したときなどは必ず母に電話をかけてしまいます。日本では1年に1度も熱を出さないタイプだった為風邪をひくと精神的にもだいぶしんどかったです。 あくまで私の意見ですが定期的に日本食、特にお味噌汁やうどん等の温かいものを食べるとあまりホームシックにならない気がします。 2年間の留学を経て ネガティブだった私が手に入れた「自信」 留学という人生で1番とも言える大きな経験を通して私は少しポジティブな人間になれたと思います。 日本にいた頃はネガティブな考えをすることが多く何をするにも、「でももしこうなってしまったらどうしよう」となかなか1歩踏み出せないことも多くありました。ですが、一人で2年以上留学をしたことでより心の広い朗らかな人間になれたと感じます。少しの自身を得たことで何事にも挑戦できるようになりました。私はこの変化が1番嬉しかったです。 これから留学するあなたへ:苦労以上の「幸せ」が待っています まだ留学を検討中の方、決めたけど不安がいっぱいの方、様々状況の方がいらっしゃると思います。留学生活はもちろん楽あれば苦ありでなんなら苦しいことの方が大きくのしかかって来ることでしょう。でも楽しさも経験も思い出も全てがそこでしか味わえない素晴らしいものになると私は言い切ることができます。留学生にしかわからない幸せがきっとあなたを待ってるでしょう。皆さんがいろいろな国で頑張って、楽しんで、幸せになる未来が待ち遠しいです。
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毎年、多くの受験生が受ける大学入学共通テストは、1月の中旬に全国で一斉に実施されます。共通テストは2021年から始まり、それ以前は大学入試センター試験というテストが行われていました。約30年ものあいだ続いたセンター試験から共通テストに変更され、出題の傾向や配点、問題の内容も時代とともに大きく変化しました。 この記事では、長い歴史のあるセンター試験が廃止され共通テストになった理由と、それにともない大きく変わった箇所を詳しく解説します。 センター試験が廃止された理由は? センター試験は1990年から始まり、長年大学入学者を選抜するテストとして国公立志望者だけでなく多くの学生が受験してきました。しかし、近年の急激な時代の流れや、諸外国の入試システムとの比較などさまざまな理由からセンター試験を見直すべきという声が多く上がりました。 それにより、知識中心のセンター試験からより思考力・発想力が問われる共通テストへと大きく変更されました。 センター試験自体の問題 もともとセンター試験は、塾講師や高校の教員をはじめ、教育関係者からよく考えられた優れた問いが多いとおおむね好評でした。その反面、センター試験の解答方法がマークシート形式のため、それに特化した解答方法を教える教師や、テクニックだけを使って解答する受験生が一定数いたことも否めません。センター試験のためのテクニックだけが広まっていることを危惧していた教育関係者が多かったのも事実です。 また、センター試験の問題は記憶力や知識を問うものは多くあるが、判断力や思考力を測るには不足しているとの意見もありました。本来の学力を正確に測れていない可能性を否定できないため、単に知識や記憶力が問われるだけでなく、思考力・判断力・表現力が必要となる問題が多く出題される「大学共通テスト」を導入することになりました。 社会の変動による問題 現代は急速に国際化・情報化が進み、センター試験が始まった90年代から社会は大きく変化しています。スマートフォンが常識となりAIが普及し、それにより機械による自動化や外国人労働者がメインで働いている状況が現実に増えつつあります。 未来が予測しにくく先の見えない現代社会では、単に知識を増やすだけでなくそれを活かす思考力や判断力、柔軟な対応力や表現力を持った人材が世界を担うと考えられています。大学入試でも知識だけを求めるのではなく、問題を発見し協力して解決する力や思考力・発想力を問う出題が必要であるという意見が多くあります。 そのため、大学を受験する高校生に知識や情報を活かして物事を判断する力や、多様なコミュニケーション力を養えるような授業が受けられるように改革が行われています。大学受験の試験を変えていくことで、高校の授業の仕組みも変える動きが盛んになっています。 時代の流れとともに大学入試のあり方を考え直し、知識重視のセンター試験から思考力・判断力、そして表現力に重きをおく大学共通テストへと変わっていきました。今の変化の早い時代を考えると、ただ単に覚えた知識を消去法で答えるのではなく、どの選択肢が正しいのか、正解はひとつでなく複数あるのではないかなど深く考える力が必要となるのは当然の結果かもしれません。 海外の大学と比較した際の問題 イギリスやアメリカの大学が世界の大学ランキングの上位を占めているのに対し、日本はランキング上位に入る大学が少なく、多くの教育関係者から危惧する声があがっていました。そもそも世界の大学入試では、知識を問うペーパーテストは減少している傾向にあり、日本の入試制度はあきらかに世界の潮流とは逆の方向にあります。 アメリカではSATやACTといったテスト形式を使って入試が行われ、大学に提出する書類も高校の成績だけでなく、履修科目の内容や点数、エッセイなど多岐にわたります。それには、今まで学校内外でどのようなことを学んできたか、その人がどういう人物であるかがわかるようにという学校の考えがあります。 日本の教育関係者の中には、アメリカなど諸外国の入試制度を取り入れるべきなのではという意見が多くあります。海外の大学が求めることは、「あなたが何者か」ということであり、自分がどういう人間であるかを自分の言葉で答える必要があります。 海外大学では学力だけでは測れない経験なども含め、多角的に学生を選抜しているといわれており、学校の成績も日本と比べかなり細分化されているようです。このように、点数だけを競って学力で評価するセンター試験のような形式ではなく、受験生の力を多方面から見る必要があるのではないかという声が多く上がり、改革が行われたと考えられています。 実際に、大学入学共通テストでは多くの大学で事前に提出する書類の中に、主体性・多様性・協働性に関する経験について受験生自ら書く項目が追加されています。センター試験を廃止され大学入学共通テストが導入されたのは、単に知識の暗記量で受験生の学力を見るのではなく、多方面から総合的に判断するためといえます。 センター試験廃止後の『大学入試共通テスト』とは 「大学入試共通テスト」とは、長きに渡って行われてきたセンター試験の廃止後、2021年から実施されている試験です。大学入試改革の一環として、何度も比較検討を重ねプレテストを経て導入されました。 主な狙いは、高校生の基礎的な学力を判定し、さらに思考力・判断力・表現力など多面的に評価することです。国公立を推薦ではなく、一般選抜で受ける受験生は往々にして共通テストを受ける必要があります。 また私立大学を志望する場合、共通テストは関係ないと思われるかもしれませんが、実は私立大学でも共通テストを利用して受験できます。すべての学校に当てはまるわけではありませんが、「共通テスト利用方式」という試験を利用すれば、共通テストの成績で私立大学を受験できます。一般選抜を目指す場合は、志望校が国公立、私立に関わらず共通テスト対策が必要です。 大学入試共通テストの特徴 センター試験から共通テストになったことで大きく変更されたのが、出題傾向と受験生が問われるポイントです。これまでは知識を問われる問題が多く出されていましたが、共通テストでは知識技能に加え、思考力・判断力、理解の質に重きをおく評価に変更されました。 また、共通テストの大きな特徴として、読み解くべき文章のボリュームが増えたことがあげられます。暗記すれば解けるシンプルな出題は減少傾向にあり、しっかりと読み込んで理解してから考察する必要があります。 文章や資料の量も増えたため、解答を出すまでに時間がかかることもあるでしょう。それをふまえ、どの問題から解くべきか、解答していく順序や時間配分まで頭に入れておく必要があります。解答方法がマークシート方式であることはセンター試験から変わっていませんが、これまでのような単なる選択問題であるとは考えないほうがよいでしょう。選択肢の文章も考えて工夫されており、問題文のみならず選択肢の文章も長く、理解力が問われるのが最大の特徴といえます。 英語の配点が大きく変更 出題形式以外に大きく変更されたのが、英語の配点です。センター試験では英語の配点はリーディングが200点、リスニングが50点の合計250点満点でした。しかし、共通テストではリーディング100点、リスニング100点の合計200点満点になりました。これはセンター試験に比べリスニング力が重要視され、より実践的な英語力が求められるようになったといえます。配点比率自体は各大学で独自に設定できるため、必ずしも1:1になるとは限りませんが、リスニングに力を入れているのは明らかです。 リーディングでも試験時間は同じ80分のままです。出題内容の変更に加え分量も大幅に増えたことで、多くの英文を正確に読む力が必要となりました。この変更には、単に単語を覚えるだけでなく、コミュニケーションを想定した明確な目的や状況の設定をきちんと理解できているかを重視する狙いがあります。 科目や解答形式に変更はなし 共通テストは5教科30科目、地歴公民は合わせて1教科で構成されており、センター試験と変わりありません。また、解答方法がマークシート方式であることもセンター試験と同様です。出題範囲は高校1年、2年次の学習内容が多く占めており、この点もセンター試験変わっておらず、解答方式や科目には大きな変更点はありません。 1月中旬の2日間で全国一斉実施される 試験日程は、共通テストになっても変更はありません。毎年1月の13日以降の最初の土曜日・日曜日に全国で一斉に実施されます。一校だけでなく、いくつかの国公立を志望する場合は2日間とも受験する必要があります。 グラフや文章などを読み取る資料の分量が増えた 共通テストでは知識技能に加え、思考力・判断力に重きをおいた出題が多くなりました。つまり、より高度な読解力が求められ、多くの資料やデータから考察する力を問われる問題が増えたといえます。 また、日常生活の中から問題を見つけ出し、自ら解決方法を導き出すといった思考力を必要とする問題も教科や科目問わず数多く出題されています。文章や資料の量が多いため、しっかりと読みこまなれければ理解するのは難しく、解答を出すのに時間を要する可能性があるでしょう。 多角的な能力が求められる 共通テストでは、資料の分量が増え初見の資料や日常生活や社会に関連した題材が多く出題される傾向にあります。多くの資料や題材が使用することで、思考力・判断力・表現力が問われ、知識量だけでなく多面的に受験生を評価するのが狙いです。 そのため、全体として出題のボリュームがアップしており、長文を読み込む力が必要となってきます。知識量よりも、概念を理解する力と限られた時間内に考えをまとめて答えを出す必要があります。 難易度に変わりはない これまでのセンター試験に比べて共通テスト難しい印象を受けるかもしれませんが、実際はどうでしょうか。実は、共通テストで出題される問題の難易度はさほど上がっていません。高校の学習指導要領に沿って出題されるため、そこから多く逸脱した範囲が出題されることはありません。 内容にはボリュームがありますが、基礎知識がある受験生にとっては取り組みやすくできているといわれています。資料も比較的読み取りやすく、選択肢の判断もそれほど複雑ではありません。 とはいえ、共通テストで出される問題は思考力や読解力が求められ、ボリュームに厚みがあることは明らかです。共通テストの出題形式に慣れるためにも、事前の対策は必要です。 センター試験が廃止されてメリットはある? ひとつは、英語の配点が大きく変更されたことによりリスニングの得意な学生、またはリスニング対策をきちんと行ってきた人は得点が伸びやすいことが挙げられます。海外経験のある人、帰国子女にとっては有利になるでしょう。 それ以外にも、出願数に制限を設けておらず、共通テスト利用方式を使える大学、学部であれば複数の出願が可能であること、複数の大学の対策を同時に行える点もメリットといえます。共通テストの対策をしっかりしておけば、それだけ合格できる可能性は高くなります。 また併願も可能なため、高得点を得られれば大学自体のテストを受けずに合格することもあり得ます。単独の場合、2次試験を受ける必要がないため、共通テストに集中して対策できる点もメリットといえるでしょう。 さらに、共通テストは一般的に受験料が安く、多くの場合は地元で受験できるため移動時間や費用が抑えられます。体力の消耗も少なくすむのもテストを受けるうえで大切なポイントです。 英語のリスニング対策をして受験に備えましょう! 共通テストの英語に関してはリスニングの配点が増え、音声を流す回数も1回しか流れない問題があったため、大きく変更がありました。センター試験では、リーディングとリスニングの配点比率が4:1となっており、英語の文章や単語を読む力が重要視されてきました。 一方共通テストでは、センター試験のときよりもリスニングの重要性が高くなり、グローバル社会に対応するべく、より実践的な英語力を見る方向にシフトしたことは明らかです。センター試験で出題されていたアクセント問題や、文法の知識を問う並べ替え問題などは廃止されたため、これまでの英語試験対策とはまったく違うアプローチが必要です。 また、センター試験ではすべての問題で音声を2回流していました。しかし、共通テストでは聞き逃しがあってもカバーできない問題があります。1回のみの読み上げで配点は約60%のため、共通テストの英語で高い点数を目指すのであればリスニング対策が非常に重要です。 しかし、リスニングはただ聴き取れればいいわけでなく、聞いた内容からグラフを読み取るものや文法や構文を使って内容を考えるものも出題されます。選択肢の内容も正しく理解する必要があり、多量の英語を聴き続ける集中力とスピーディに理解する処理する能力が大切なポイントです。 試験前に集中してリスニングの練習をすればいいという付け焼き刃のようなやり方では対応できない可能性があるため、日頃から英語のリスニング対策をしておくことが重要です。 まとめ 共通テストでは大学で学ぶための基礎学力となる知識のほかに、思考力・判断力・表現力・読解力が重要視される傾向にあります。共通テストに向けて、まずはしっかりと基礎固めをしていきましょう。それぞれの教科に対して土台となるような基本知識をつけておかないと、単なる丸暗記では太刀打ちできない可能性があります。 その次に、思考力です。普段から「自分の解答は本当に正しいのか、間違っているとしたらどこが違うのか」、「ひとつの事がらから、どのような結果が導かれるのか」など状況を整理して考えるくせをつけておきましょう。常に物事に関心を持ち、単に答えを覚えるのではなく、「なぜ、そういう答えになったのか」と常に疑問を持つことが重要になってきます。 高校1年生、2年生は、まずは基礎学力をしっかりと固めることが次への思考力へのステップにつながります。受験生に関しては、苦手科目を早めに克服して、共通テストの過去問を参考に実践問題に多く触れることで出題と解答方法に慣れておく必要があります。見慣れない出題があっても、焦らずじっくりと状況を整理し、今まで培ってきた自分の知識と結びつけて解答へ導いていく力が重要です。
将来希望する進路やキャリア形成をするために、高校生にとって英語力は欠かせないものです。本記事では、高校生が受けるべき英語資格として選ばれる代表的な7資格を紹介し、それぞれの特徴や勉強方法について紹介します。 高校生におすすめの英語資格7選 英語力を測る資格試験には、日本で開発されたものから海外で有名なものまでさまざまあります。以下では、高校生のうちに取っておきたい英語資格を7つ紹介します。 英検 英検は、公益財団法人日本英語検定協会が運営する「実用英語技能検定」の略で、日本最大級の英語力検定試験として知られています。持っていると受験や就職時に有利になることが多いため、毎年多くの学生や社会人が試験を受けています。 英検のレベルは、7つの級があります。高校生が取っておくべき級は3級からで、2級や準1級レベルまで取れていると受験に有利になります。3級は中学卒業程度、2級は高校卒業程度、準1級は大学中級程度の英語力があることを示します。 試験の実施内容 英検は2024年度第1回検定から3級以上の級において、試験のリニューアルが実施されています。出題形式としては、リーディングの問題数が減った代わりにライティングの問題数が増えたり、3級と準2級試験の試験時間が長くなったりといった点が変更されています。また、検定料も値上がりしているため注意しましょう。 英検の詳細 技能数 4技能 時間 3級:65分 準2級:80分 2級:85分 準1級:90分 1級:100分 回数 年3回 費用 3級:6,900円 準2級:8,500円 2級:9,100円 準1級:10,500円 1級:12,500円 評価 スコアと合否 合格スコア 一次試験/二次試験 3級 :1,103/353 準2級:1,322/406 2級 :1,520/460 準1級:1,792/512 1級 :2,028/602 GTEC GTEC(ジーテック)は、「Global Test of English Communication(英語によるコミュニケーションの世界的なテスト)」の略で、ベネッセコーポレーションが認定する英語検定試験です。 GTECは、受験者のレベルに合わせた3種類のテストがあります。小学生から中学1年生向けのGTEC Junior、中学生や高校生向けの通常のGTEC、大学生や社会人向けのGTECです。このうち大学受験に利用できるのは、中学生や高校生向けのGTECです。 中学生や高校生向けのGTECは、さらに英語の学習状況に合わせて4つのレベルが選べます。階級は簡単なものから順番に、中学1年生から高校1年生までのレベルのCore、中学3年生から高校3年生までのレベルのBasic、高校生レベルのAdvanced、高校2年生と3年生レベルのCBTがあります。大学受験に活用する場合は、AdvancedやCBTを受けるのがおすすめです。 試験の実施内容 GTECの英語力評価は、スコアのみで判断されます。また、スコアはCEFR「Common European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠)」と呼ばれる国際的な尺度によって分類されます。 区分は6段階あり、Pre-A1、A1、A2、B1、B2、C1に分けられます。A2とB1は大学進学を目指す受験生程度、B2やC1は海外大学進学を目指す受験生程度の英語力があることを証明します。それぞれの試験には上限スコアが設定されているため、目指すスコアが測れる試験を選んで受けましょう。 GTECの詳細 技能数 4技能 時間 Core:92分 Basic:110分 Advanced:110分 CBT:150分 回数 年2回 費用 Core、Basic、Advanced:団体申し込みのみ CBT:9,900円 評価 スコア CEFRによるスコア区分 Pre-A1 :〜259 A1:260〜 A2:680〜 B1:930〜 B2:1,180〜 C1:1,350〜1,400 TEAP TEAP(ティープ)は、正式名称を「Test of English for Academic Purposes(アカデミックな目的のための英語能力判定試験)」といいます。英検を実施している日本英語検定協会と、上智大学とで共同開発された英語試験です。 TEAPは英検やGTECとは異なり、大学入試のみを想定してテストが開発されています。試験内容も、大学教育や留学に役立つ問題が多く盛り込まれています。 また、一部の大学ではTEAPのスコアを利用した入試方法が認められています。上智大学、早稲田大学、GMARCHなどの受験を考えている方は、TEAPを受けて大学受験時の負担を減らしましょう。 試験の実施内容 TEAPの試験は、2技能と4技能の32パターンに分かれています。2技能の場合はリーディングとリスニング、4技能の場合はこれら2技能に加えてライティングとスピーキングの試験も行われます。 評価はスコアによって判断され、そのスコアは英検CSEスコアによってA2、B1、B2、C1の4段階に分けられます。英検CSEスコアとは、日本英語検定協会と日本生涯学習総合研究所が共同で開発したユニバーサルなスコア尺度、国際標準規格であるCEFRを参考に作られています。 TEAPの詳細 技能数 2技能/4技能の2パターン 時間 2技能120分/4技能200分 リーディング:70分 リスニング:50分 ライティング:70分 スピーキング:10分 回数 年3回 費用 2技能:6,000円 4技能:15,000円 評価 スコア (2技能は200点満点、4技能は400点満点) CSEに基づくスコア区分 A2:135~ B1:225~ B2:309~ C1:375~400 TOEIC TOEIC(トイック)は、非常に有名な英語試験です。世界最大の非営利テスト開発機関であるETSが作成しており、正式名称は「Test of English for International Communication(国際的なコミュニケーションのための英語テスト)」といいます。 TOEICは大学受験用の英語力というよりも、ビジネスや実生活の場での英語力を測る内容になっています。将来の就職や昇給に役立ちますが、大学受験に活用できる学校もあります。 試験の実施内容 TOEICの技能数は、リスニングとリーディングの2技能とスピーキングとライティングの2技能の、合計4技能があります。TOEICを受けるときはまず、リスニングとリーディングを最初に受けるのがおすすめです。 TOEICの詳細 技能数 2技能/2技能の2パターン 時間 L&R120分/S&W80分 リスニング:45分 リーディング:75分 スピーキング:20分 ライティング:60分 回数 ほぼ毎月実施 費用 L&R:7,810円 S&W:10,450円 評価 スコア(990満点) CEFRによるスコア区分 リスニング(リーディング) A1:60~(60~) A2:110~(115~) B1:275~(275~) B2:400~(385~) C1:490~(455~) スピーキング(ライティング) A1:50~(30~) A2:90~(70~) B1:120~(120~) B2:160~(150~) C1:180~(180~) TOEFL TOEFLは、「第二言語としての英語テスト」を意味する「Test of English as a Foreign Language」の頭文字からつけられた名前です。試験の開発は、TOEICを開発しているETSが同じく行っています。 TOEFLの試験内容は、大学入試を見据えたTEAPや実践的な英語中心のTOEICとは異なり、アメリカへの大学入試が可能な英語力を持っているかを測るために作られています。問題の内容も、アメリカの大学でのやり取りや講義に関するものなどが中心です。アメリカ留学を考えている方におすすめの試験です。 試験の実施内容 一般的なTOEFLの試験は「TOEFL iBT テスト」を指し、コンピューターを使って受験します。評価はスコアで行い、4技能でそれぞれ4段階から5段階に分けられます。 国内の大学を受験するなら、それぞれの技能で中級から中上級を取得し、合計スコアは45点から70点以上を獲得するのが理想です。それ以上の英語力が求められる海外の大学を受験する場合は、それぞれの技能で中上級から上級のレベルに達し、合計スコアは70点から100点以上を獲得する必要があります。 TOEFLの詳細 技能数 4技能 時間 合計120分(時間配分は試験毎に多少前後) リーディング:約35分 リスニング:約36分 スピーキング:約16分 ライティング:約29分 回数 ほぼ毎週実施 費用 245ドル(日本円で約36,000円) 評価 スコア(満点は4技能×30点の120点) スコアレベル リーディング/リスニング 上級 :24~30/22~30 上中級:18~23/17~21 中級 : 4~17/ 9~16 初級 : 0~ 3/ 0~ 8 スピーキング/ライティング 上級 :25~30/24~30 上中級:20~24/17~23 中級 :16~19/13~16 初級 :10~15/ 7~12 基礎 : 0~ 9/ 0~ 6 IELTS IELTS(アイエルツ)は、アメリカをはじめとする、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、英国などの英語圏の国に留学、就労、移住を希望する人の英語力を測る試験です。正式名称を、「International English Language Testing System(国際英語試験体系)」といいます。 日本人にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、IELTSは世界最大級の受験者数を誇る英語試験です。アメリカでは約80%の大学が、受験資格や選考基準のひとつとしてIELTSを活用しています。 試験の実施内容 IELTSにはアカデミックとジェネラル・トレーニングの2種類の試験があり、留学目的の場合はアカデミックを受験します。採点はバンドスコア形式で行われ、4技能と総合のそれぞれにおいて、1から9段階まで0.5刻みで評価がつけられます。 IELTSを利用して海外の大学の受験資格や留学の権利を得るには、最低でもIELTS5.5以上のスコアを取る必要があります。さらに難関大学の場合は、IELTS7.0が求められることもあります。一方で国内の大学でもIELTSが利用できるところがあり、その場合はIELTS4.0から優遇措置が受けられます。 IELTSの詳細 技能数 4技能 時間 合計165分 リーディング:60分 リスニング:30分 ライティング:60分 スピーキング:約10分 回数 年48回 費用 ペーパー試験とPC試験どちらも27,500円 評価 バンドスコア(満点は9.0) バンドスコアと正答率 ※リーディングとリスニング ※それぞれ40問出題 スコア4:10~ スコア5:15~ スコア6:23~ スコア7:30~ スコア8:35~ スコア9:39~ ケンブリッジ英語検定TS ケンブリッジ英語検定TSとは、イギリスの名門校であるケンブリッジ大学の一部門が実施している英語力検定試験です。実生活のさまざまなコミュニケーション場面において、どの程度英語が使えるかを測定します。他の英語試験とは異なり有効期限がないため、取得すれば一生使える英語資格です。 ケンブリッジ英語検定TSは、英語力の国際基準であるCEFRに基づき3段階8種類の試験があります。大学受験に利用するなら、基礎段階より上のB1 Preliminary以上のレベルの試験を受けましょう。B1 Preliminary以上の試験は、IELTSのスコアとの互換性も認められています。 試験の実施内容 ケンブリッジ英語検定TSは、4技能のスキルが測定されます。それぞれの比重はリーディングが40%から50%、その他の技能がそれぞれ20%前後です。試験結果はスコアとして算出され、グレードAからCの3段階に分けたり、CEFRやIELTSと比較対応したりが可能です。 ケンブリッジ英語検定TSの詳細 技能数 4技能 時間 B1 Preliminary:130分 B2 First:210分 C1 Advanced:235分 C2 Proficiency:235分 回数 B1 Preliminary:年3回 B2 First:年6回 C1 Advanced:年4回 C2 Proficiency:年4回 費用(目安) B1 Preliminary:12,100円 B2 First:20,350円 C1 Advanced:22,550円 C2 Proficiency:25,850円 ※受験料は会場や検定機関によって異なる 評価 スコア CEFRとのスコア対応 B1:140~ B2:160~ C1:180~ C2:200+ 高校生が英語の資格を取得するメリット 高校生のうちに英語資格を取得しておけば、その後のさまざまな場面で有利になります。以下では、高校生が英語の資格を取得するメリットを3つ紹介します。 今後の進路に有利になる 英語資格の合否やスコアによっては、大学入試において加点されたり入試科目を免除してもらえたりします。また、入学後の奨学金給付や学費免除、英語科目の単位認定などの措置も受けられることがあります。 英語力の証明になる 英語資格を持っていれば、客観的な英語力の証明にもなります。勉強して英語資格を取得すれば、学んだことが身につき成長しているという実感が目に見える形で得られます。成功体験は、勉強へのモチベーション向上としても効果的です。 就活・転職時にも役立つ 英語資格の取得は大学入試だけでなく、その後の就職や転職時にも役立ちます。近年では外国との取引や人材の流入に伴い、英語力の高い人材を求める企業が増加しています。英語資格によって英語力の高さを証明できれば、希望に沿ったキャリア形成が可能です。 高校生が英語の資格を取得する際の注意点 英語の資格を取得したからといって、英語技能の習得が100%保証されるわけではありません。ここでは、高校生が英語の資格を取得する際の注意点を解説します。 海外では評価に繋がらない資格もある 英語の資格を取るときは、それが海外でも評価されるか調べてから試験を受けましょう。たとえば日本では有名な英検やTOEICは、実は海外ではあまり知名度がありません。留学や海外就職などを見据えて英語資格を取る場合は、TOEFLやIELTSなどがおすすめです。 資格=英会話ができるようになるわけではない 英語資格を取ったからといって、英語が話せるようになるわけではありません。英語のスピーキング力は話すことでしか鍛えられず、リーディングが中心の英語資格試験の勉強だけでは習得できません。スピーキング力を鍛えたい場合は、それに特化した勉強をしましょう。 【目的別】高校生におすすめの英語資格 英語力を証明できる英語資格はさまざまあり、目的シーンごとに取得すべき資格も異なります。以下では、高校生におすすめの英語資格を目的別に紹介します。 大学入試向き 日本国内の大学入試に向いている英語資格には、英検、GTEC、TEAPなどがあります。とくに大学入試の一般選抜における外部検定の採用率をみると、これら3つの資格がTOP3を占めています。 海外大学への進学向き 海外大学への進学を考えている方は、TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英語検定を受験するのがおすすめです。なかでもアメリカやカナダなど北米の大学へ行く場合はTOEFL、ヨーロッパ諸国やオーストラリアやニュージーランドの大学へ行く場合はIELTSやケンブリッジ英語検定を受けましょう。 海外企業就職向き 海外企業への就職を見据えて英語資格を取得しようと考えているなら、IELTSやケンブリッジ英語検定を取得しましょう。とくにケンブリッジ英語検定は、ビジネスシーンで英語力を証明するものとして世界中の企業で活用されています。 日本企業就職向き 日本企業への就職に英語資格を役立てたいなら、英検やTOEICの資格を取得しましょう。英検とTOEICは日本国内での知名度が非常に高く、履歴書に書けば英語力の高さを理解してもらいやすいです。 高校生向け英語資格の勉強方法 英語資格の勉強方法は、資格の種類や問われる技能によって異なります。以下では高校生に向けて、英語資格の勉強方法を解説します。 参考書や問題集を活用する 英語資格の基本的な勉強方法としてはまず、参考書や問題数に沿って学習を進めていくのがおすすめです。自分のレベルに合った参考書を選び、無理のないように英語の学習をしていきましょう。 塾や英会話教室を利用する 参考書などを使った学習だけでは不安な方は、塾や英会話教室に通うのもよい方法です。とくに英語のスピーキング力は、独学で鍛えるのは難しいです。対話形式で実際に英語を話しながら力をつけていきましょう。 オンライン講座を受講する だれかに英語を習いたいけれど忙しくてあまり時間が取れない方は、オンラインで開講している講座を受けてみましょう。オンライン講座なら自宅で受けられるため、移動時間などがかからずに効率よく英語の勉強ができます。 取得するべき資格にあわせた勉強をする 英語資格の勉強をするときは、問われる技能に合わせた勉強をすることも重要です。リーディングやリスニング、ライティング、スピーキングなど、試験によって必要な技能は異なります。テストの傾向をよく調べて、取得する資格に必要な学習をしましょう。 短期留学をする 短期留学の経験も、英語資格の勉強において非常に効果的です。本場で使われているネイティブの英語に触れることで、耳が英語に慣れて話しやすくもなります。 まとめ 高校生が受けるべき英語資格には、英検やTOEICなど国内での認知度が高いものから、IELTSやケンブリッジ英語検定など海外での評価が高いものまであります。英語資格を取る目的を明確にして、自分の将来に役立てられる種類の英語資格を取得しましょう。
【高校留学】ポイント アメリカの高校と日本の高校の違いについて紹介します。 日本の高校は義務教育ではありませんが、アメリカは高校までが義務教育です。 アメリカでは必修科目以外の科目は自分で選択できるため、本人が学びたいという意志を尊重する大学のようなシステムが採用されています。 【高校留学】アメリカの高校留学の特徴とは? アメリカの高校の特徴は世界からさまざまな国の人が集まるため、アメリカの文化だけではなく、他の国に文化に触れられる機会も多いことが挙げられます。 アメリカの高校では、自分で考え、自分の意見を発信するディスカッションやグループ活動などの授業方法が主流です。 プレゼンテーションも多いことから英語能力だけでなく、人前でわかりやすく自分の意見を伝える力、リーダーシップ力など、社会生活で必要な能力を身につけられます。 またアメリカは一人ひとりの積極的な発言や活動への参加が重視されています。 周りに合わせることや間違えたらどうしようと思うことなく、より自信も持って発言をし、チャレンジできる力が身につきやすくなります。 【高校留学】アメリカの高校留学の種類について アメリカの高校留学の種類は、下記の3つです。 短期留学(サマースクール) 夏休みや春休みを利用して、1週間から2か月の短い期間で留学をすることを「短期留学」といいます。 夏休みを利用することが多いため、サマースクールと呼ばれることもあります。 短期留学には、さまざまなプログラムがあります。 たとえば、現地の高校への体験入学を目的としたプログラム、勉強だけでなく現地の学生と交流を図れるプログラムなどもあります。 高校生だけでなく、小学生から受け入れているプログラムも多く、早くから海外留学を体験できます。 正規留学(卒業留学) 海外の高校を卒業することを目指す留学が、「正規留学」です。 現地の高校を卒業するだけでなく、単位取得を目的とした留学も正規留学に認められるため、一般的に留学というと正規留学を指すことが多いです。 正規留学の期間は半年からで、入学から卒業までを海外の高校で過ごしていなくても、日本の高校で得た単位を移行できます。 学年の途中からでも留学は可能ですが、現地の高校の授業についていかなければならないため、高校3年生からの留学は高い英語能力がないと実現が難しいでしょう。 交換留学 海外にある姉妹校などと国際交流を目的とし、生徒を留学させる方法が「交換留学」です。 交換留学の期間は1年で、アメリカだけでなくさまざまな国で実施されています。 正規留学のように私費留学ではないため、学費や滞在費がかからないことが交換留学の特徴のひとつです。 ほかの留学方法よりも留学費用を抑えられますが、選考試験があるほか、応募者が多く、留学資格を勝ち取るには非常にハードルが高いといます。 また交換留学は期間が1年と限定されていることが多いため、留学の延長やアメリカの高校を卒業することはできません。 【高校留学】アメリカの高校留学の費用の目安 アメリカの高校へ留学した場合の留学費用の目安を期間ごとにまとめました。 1か月 30~70万円 3か月 70~100万円 6か月 150~300万円 1年 200~600万円 費用の目安に差がある理由は、留学の種類が異なることや、公立校に行くか私立校に行くか金額が大きく変わるためです。 また海外留学をするうえで、奨学金を利用するかどうかにより費用に大きな差が生じます。 短期留学(サマースクール) 短期留学は、2週間~1か月ほどの短い期間で留学をするため、1ヶ月の留学にかかる必要は30万円~70万円ほどが目安ですが、参加するプログラムによって金額は大きく異なります。 正規留学(卒業留学) 正規留学では、外国人留学生を受け入れている私立の高校に通います。 留学期間や学校により、費用の差が生じます。 留学期間は最短で1学期から通えて、最長で入学から卒業までの3年間通えます。 1学期だけ通う場合は、80万円~100万円ほどの費用がかかります。 1年間留学する場合は200万円以上、3年間留学する場合は600万円以上かかるケースが多いです。 学費の高い学校に留学した場合は、年間で1,000万円以上と高額な費用がかかるケースもあります。 交換留学 交換留学は、1年間で200万円ほどが費用の目安です。 費用の多くは滞在費などの生活費です。 留学期間が長期になるため、ビザを取得する費用も別途かかります。 交換留学は費用を抑えて留学できるのがメリットですが、自分自身で留学先の学校や地域を選べない、留学した地域やホームステイ先の家庭によって良し悪しの差が大きいことがデメリットです。 滞在費 学費以外にかかる費用についてご紹介します。 滞在費は、現地での家賃や寮、ホームステイにかかる費用のことを指します。 滞在費の目安は、1か月3万円~10万円です。ボランティアのホームステイは光熱費と食費込みで10万円ほどです。 私立の学校で設備が整っている寮に滞在する場合は、さらに費用が高くなる可能性があります。 都市部に滞在する場合は、家賃の高い施設が多いため滞在費も高くなる傾向があります。 一方、地方に滞在する場合は家賃が安くなる傾向がありますが、治安があまりよくないケースもあるため滞在先選びは慎重におこなう必要があります。 生活費 アメリカ留学では、生活費が1か月で3万円~10万円ほどかかります。 生活費のメインは食費です。 ホームステイなら滞在費に滞在費に含まれていることが多いため、別途食費代はかかりません。 その他お小遣い 友だちと遊ぶほか、趣味に使う費用として、1か月3万円~5万円ほど用意しておくとよいでしょう。 旅行をする場合は、さらに多く費用を用意する必要があります。 渡航費 往復の航空券は、航空会社や留学する都市によって金額が異なります。 費用の目安は10万円~20万円ほどです。 保険代 半年間の保険契約の場合は、安くても10万円ほどの保険代がかかります。 海外は日本のような保険制度がなく、医療費が高いため、海外保険に加入しておくことをおすすめします。 保険に加入していない場合、万が一病院で治療を受けた場合に高額な医療費を自己負担しなければならないからです。 海外保険では、盗難被害や手荷物の損傷、病院での通訳サポートなど幅広い保証を受けられる場合が多いです。 アメリカに留学に行く際は、必ず保険に加入しましょう。 【高校留学】アメリカの高校留学の公立校・私立校の費用の違いは? 留学の種類ごとの費用をご紹介しましたが、留学する学校によっても費用が大きく異なります。 アメリカの高校も日本の高校と同じく、公立校と私立校があるためです。 ここからは公立校と私立校のアメリカ留学の費用の違いをご紹介します。 公立校の費用 アメリカの公立校に留学する場合の費用相場は、年間で150万円ほどです。 費用の内訳は渡航費や生活費、交際費などがメインです。 アメリカの高校は義務教育のため、学費は無料です。 留学生も例外ではなく、授業料がかかりません。 私立校に留学するよりも安く留学できますし、滞在先もボランティアのホームステイ先を選べば、さらに費用を抑えることが可能になります。 私立校の費用 アメリカの私立校に留学する場合の費用相場は、年間で250万円以上といわれています。 通う高校により学費に大きな差がありますが、校舎がきれいで、勉強の環境が整っている学校が多いことがメリットです。 【高校留学】アメリカの高校留学に奨学金は使える? アメリカの高校留学には、奨学金制度があるプログラムも多いです。 返済しないタイプの奨学金を受給できた場合は、学費や生活費などが無料になります。 ただし、奨学生の人数は限定されているため、奨学金を獲得するには非常にハードルが高いともいえます。 一方貸与型の奨学金は、返済しないタイプの奨学金にくらべて、奨学金を獲得するハードルは低いケースが多いです。 奨学金プログラムが充実しているのは、アメリカの私立校への留学の場合です。 返済しないタイプの奨学金や貸与型の奨学金など、さまざまなタイプがあります。 奨学金の種類により、どの費用をどこまで負担してくれるかなど対象や条件も異なるため、ご自身の留学スタイルや目的に合う奨学金を探してみてください。 奨学金について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 【高校留学で利用できる奨学金リスト】返済不要タイプもご紹介! 国や企業が提供する奨学金 以下は国や企業が提供している奨学金の一例です。 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】 広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業(一般留学) リクルートスカラシップ スポーツ部門 日本政策金融公庫(JFC) オデッセイIT奨学金など 国際的な民間教育機関が提供する奨学金 以下は国際的な民間教育機関が提供している奨学金の例です。 日本学生支援機構(JASSO) UWC日本協会「UWC奨学生」 海外留学推進協会「アメリカ高校交換留学プログラム」 British Council Japan IELTS Award(IELTS奨学金) EILサポーター奨学金など 【高校留学】アメリカの高校留学の費用を抑えるには? アメリカ高校留学の費用を抑えるポイントは、下記の5つです。 奨学金を使う 交換留学制度の利用 都市部を避ける ボランティアホームステイプログラムを使う アメリカ以外の国も検討する 奨学金を使う 留学費用を抑える方法のひとつに、「奨学金を利用すること」があります。 貸与型の奨学金は獲得のためのハードルが低く、奨学金を受給しやすいことが特徴です。 奨学生の人数も決まっていないことが多く、競争率もそれほど高くありません。 一方、返済しないタイプは奨学金を得られる人数が決まっているため競争率が高いです。 奨学金を獲得するには、早いうちから選考試験や面接の対策を実施する必要があります。 交換留学制度の利用 交換留学制度を利用することも、費用を抑える方法のひとつです。 交換留学制度では、現地の学校を卒業することはできませんが、アメリカの公立校に1年間通えます。 留学にかかる費用は約150万円です。 しかしながら交換留学制度に参加するには、英語力が求められるほか、複数の応募者がいた場合は選考試験や面接に向けた準備が必要です。 都市部を避ける 日本でも東京と地方では、家賃や物価は大きく異なります。 アメリカでも同じで、都市部と郊外なら郊外のほうが家賃や物価は安くなります。 留学費用を抑えたいときは、都市部を避けて郊外に留学すると年間で考えたときに費用を安く抑えられるでしょう。 ボランティアホームステイプログラムを使う ボランティアで学生を受け入れているホームステイプログラムを利用すると、アメリカ留学の滞在費を抑えられます。 留学エージェントから、ボランティアでホームステイを受け入れているアメリカ人家庭を紹介してもらえる場合があるため、一度相談してみるのもおすすめです。 アメリカ以外の国も検討する アメリカ以外の国に留学する方法も、留学費用を抑えるポイントのひとつです。 物価が日本よりも安いアジア圏、たとえばフィリピンにも英語を勉強するプログラムがあり、留学費用を大きく節約できます。 英語を学ぶために英語圏に留学したい方は、カナダやオーストラリア、ニュージーランドへの留学も選択肢として知っておくとよいでしょう。 留学先の国によっては、アメリカよりも留学費用を安く抑えられる場合もあります。 【高校留学】アメリカの高校留学に必要なビザの内容と申請料 【ビザ名】 【滞在可能期間】 【申請料】 ビザなし 90日以内 ビザの申請費はなし F-1ビザ 許可証の滞在期間による 510ドル(約6万円) J-1ビザ 交換プログラムの期間による 510ドル(約6万円) ビザなし 授業時間が週18時間未満で期間が90日以内なら、ESTAの申請と帰国便の予約でビザなしで留学できます。 ビザ自体の申請費用はかかりませんが、ESTAの申請に14ドル(約2,000円)と帰国便の飛行機チケット代が必要です。 F-1 ビザ F-1ビザは、一般的な学生ビザです。 アメリカの大学、私立高校、認可された英語プログラムを受ける際に必要です。 3か月未満はビザが必要ありませんが、週18時間以上の授業を受ける際はF-1ビザが必要です。 ビザの申請費用は160ドルで、SEVISの申請費用に350ドルかかります。 SEVISは「Student and Exchange Visitor Information System」の略です。 留学生がどこの学校に通っているかなどの情報をデータベースにまとめ、必要時にチェックできるようにしているシステムです。 アメリカに留学する際はSEVISの申請が必須です。 滞在可能期間は最大で5年ですが、入学許可証に記載している期間を元に滞在可能期間が決まります。 J-1ビザ J-1ビザは、交換留学生やインターンでアメリカに来る学生が取得するビザです。 高校や大学、研究機関に知識や技術を得ることを目的にしている交換留学生が取得するビザです。 交換プログラムの開始前の30日間から、終了後の30日間まで滞在できます。 1年の交換留学の場合は、最大1年2か月まで滞在できます。 ビザの申請費用は160ドル、SEVISの申請費用に350ドルかかります。 現地の学校に通う学生はSEVISの申請が必須ですが、インターンなど学校に行かない場合は必要ありません。 J-1ビザを取得する方は、自身の状況に合わせて申請してください。 【高校留学】アメリカの高校留学に必要な英語力はどのくらい? アメリカの高校留学に必要な英語力の目安についてご紹介します。 公立校 アメリカの公立校は海外から留学生を受け入れていますが、サポート体制や環境が整っているわけではありません。 そのため、ある程度の英語力がないと問題が発生したときに困ります。 現地の学生と同じ授業を受けて、卒業をしたい場合は高い英語力が必要です。 英語両区に明確な基準はありませんが、英検準2級程度、ELTiS200点はあったほうがよいでしょう。 私立校 私立校も英語力は必要ですが、学校やプログラムによっては英語力が高くなくても受け入れている学校もあります。 留学生を受け入れている私立校の場合、サポート体制が整っていることが多いため、留学しながら英語力を身につけられます。 私立校に通う際に持っていたほうがよい英語力の目安は、英検3級~英検1級程度、ELTiSなら180点~ELTiS240点程度あるとよいでしょう。 交換留学 交換留学は、現地の学生や生活を知るための異文化交流を目的としています。 そのため、現地の学生とコミュニケーションを取るには、ある程度の英語力が必要です。 英検であれば2級、ELTiSなら215点ほどが目安です。 【高校留学】まとめ アメリカの高校留学について解説いたしました。 何か疑問や相談したいことがあれば、気軽に無料相談へお申し込みください。 また、アメリカ大使館が運営している情報サイトもありますので、そちらも参考になります。 https://americancenterjapan.com/ ぜひ本記事を参考にアメリカ留学という夢を実現いただければ幸いです。
「高校生のうちに1年間留学してみたいけど、実際どうなんだろう?」 「大学受験への影響が心配…」 そんな悩みや疑問を抱えていませんか? 高校留学を経験すると英語力が身につき、将来の選択肢が広がる大きなメリットがあります。しかし、渡航するタイミングを誤ると、大学受験の準備期間が短くなるデメリットもあるのです。 この記事では、高校留学の専門家が、1年間留学のメリット・デメリット、大学受験に影響しにくいベストな学年や渡航月について詳しく解説します。 大学進学のことも考えて留学する学年や渡航月は慎重に決めていきましょう。 1年間の高校留学とは?「交換留学」と「私費留学」の違い 1年間留学とは、国際交流を目的にした、1年間限定の留学のことです。まずは、基本的な2つの留学形態の違いを理解しておきましょう。 1年間高校留学は「交換留学」と「私費留学」の2種類あり、 ・交換留学: 留学先の国と「文化や知識」を交換することが主な目的です。ただし誰でも参加できるわけではなく、選考を通過しなければ参加できません。 ・私費留学: 海外で学びたい目的を達成するための留学です。「特定の音楽や芸術を学びたい」など、自分のやりたいことのために留学します。交換留学と違い、希望すれば誰でも留学することが可能です。 1年間高校留学で得られる4つの大きなメリット メリット①:将来の選択肢が大きく広がる 高校留学をきっかけに海外の大学に進学したり、将来は英語を使って日本以外で就職をしたりすることもあるかもしれません。英語力が身につくことで、海外の大学への進学や、グローバル企業への就職など、将来の選択肢は大きく広がるでしょう。 メリット②:実践的な英語力が飛躍的に伸びる 吸収力の高い高校生の時期は、英語を学ぶベストタイミングです。留学先では基本的に英語で会話をしなければならないので、1年間の高校留学でも英語力を飛躍的に伸ばすことができるでしょう。 メリット③:親元を離れて生活することで自立心が育つ 1年間の高校留学では親元を離れてホストファミリーの家、または学校の寮で生活することになります。どちらであっても留学先では自分のことは自分でしなければならないので、自然と自立心が育っていきます。 メリット④:多様な価値観や文化に触れ、視野が広がる 留学先では現地の生徒以外にも、さまざまな国から来ている留学生に出会います。宗教や考え方、生活習慣の違いにびっくりすることもあると思いますが、多様な文化に触れられるとても良い経験になるでしょう。 知っておくべき1年間高校留学のデメリットと対策 1年間の高校留学には少なからずデメリットもありますが、努力次第でデメリットはカバーすることができます。 デメリット①:大学受験までの準備期間が短くなる 高校留学に行くタイミングにもよりますが、大学受験までの準備期間が短くなります。海外と日本では、特に理系科目や社会科などは、日本のカリキュラムと勉強の進み方やスピードが違うため、大学受験の勉強について行くのが大変に感じるかもしれません。 デメリット②:国語力(特に古文・漢文)が低下する恐れ 留学中は当然、国語の授業から離れてしまうので、古文や漢文など国語力が低下する恐れがあります。大学受験に国語が必要になる場合は、留学先でオンライン教材を活用したり、週末に時間を見つけて少しでも国語の教科書を開くのがおすすめです。 大学受験への影響は?ベストな留学の学年 結論から言うと、1年間の高校留をするなら高校1年生で行くのがベストタイミングです。大学受験のことを考えると、遅くとも2年生の前期までには留学に行けるとよいでしょう。 また重要なのは、1年間高校留学に行っている期間が「休学扱い」になるか「留学扱い」になるかで、留学するベストな学年は変わります。休学扱いになるか留学扱いになるかは自分で決めることはできず、学校長の判断次第になります。どちらの扱いになるのか留学前に必ず先生に確認しましょう。 休学扱いの場合 休学扱いになる場合、帰国後は一つ下の学年に入ることになります。学年はずれてしまいますが、日本の高校の勉強をしっかり受けられるので大学受験にマイナスにならないのがメリットです。高校1年生〜2年生の時期に行けるのが望ましいでしょう。 高校留学を3年間する場合と比較 留学期間が学業と進路に与える影響 留学期間は、学業への影響と将来の進路に大きな違いをもたらします。 ここでは、3年間の高校留学と比較して1年間の高校留学が学業と進路に与える影響をまとめました。 留学期間 学業への影響 進路への影響 1年間 留学先の高校の修了資格を得られないことが一般的です。帰国後、日本の高校に復学し、留年や単位の調整が必要になる場合があります。 異文化体験や語学力向上に焦点を当てた留学になります。日本の大学入試では、帰国生入試の要件を満たさないことがほとんどです。 3年間 留学先の高校を卒業することが可能です。現地の卒業資格や国際的な資格(例:国際バカロレア)の取得を目指すことができます。 海外の大学進学を視野に入れやすくなります。また、日本の大学の帰国生入試の出願資格を満たす可能性が高くなります。高い語学力と適応能力が身につきます。 費用と準備の負担 次に、3年間の高校留学と比較して1年間の高校留学にかかる費用と準備の負担をまとめました。 留学期間 費用 準備への負担 1年間 比較的負担が少ないですが、プログラムや国によって大きく異なります。学費、滞在費、保険、航空券などで年間200万〜500万円程度が目安です。 短期的な計画で済みますが、復学のための単位認定の調整などが必要です。 3年間 1年間留学の約3倍の費用を見込む必要があります。総額で600万〜1,500万円以上になることも珍しくありません。 長期的なキャリアプランに基づいた慎重な学校選定やビザの手続きが必要です。子どもの精神的な自立と適応力がより強く求められます。 異文化適応と語学力の習得度 期間の長さは、異文化への適応度や語学力の習得スピードに直接影響します。 1年間留学は、異文化への「触れ」と基礎的な語学力向上が主な目的となります。生活に慣れてきた頃に帰国となるため、深い人間関係や学術的な専門用語の習得には限界があるかもしれません。 3年間の留学では、現地の文化や価値観を深く理解し、生活に完全に溶け込むことができるでしょう。ネイティブレベルに近い語学力(バイリンガル)の習得や、異文化間のコミュニケーション能力の真の習得が期待できます。現地での自己確立の経験も得られるはずではずです。 主要各国の1年間留学にベストな渡航月 留学するタイミングは基本的に留学先の学期制にあわせることになります。留学先として人気のある国のベストな渡航月をみていきましょう。 アメリカ・イギリス・カナダ アメリカ・イギリス・カナダの高校は9月から新学期が始まり、翌年6月に学期が修了します。教育の制度上、他の月からの選択肢は無く変更することはできません。8月の夏休みの期間に渡航して留学の準備を進めるのがおすすめです。 オーストラリア・ニュージーランド オーストラリアとニュージーランドでは2月入学か4月入学を選択できます。学期は2月入学なら12月修了、4月入学なら3月修了です。 日本の学期制に合わせるなら4月入学、留学先の学期制に合わせるなら2月入学になります。どちらも渡航は冬休み、春休みの期間がおすすめです。 1年間の高校留学にかかる費用目安 1年間高校留学にかかる費用をご紹介します。留学先の学校やプログラムによって費用は異なりますので、目安としてお考えください。 主要国別 1年間の留学費用 高校留学を計画する上で、最も気になるのが「いくらかかるのか」という費用面ではないでしょうか。1年間の留学にかかる費用は、渡航する国によって大きく異なります。 ここでは、留学先として人気の主要国別に、1年間の留学にかかる費用の目安(学費・滞在費を含む)をまとめました。 ただし、これらの金額はあくまで目安です。通う学校が公立か私立か、滞在方法がホームステイか寮か、また都市部か郊外か、そして為替レートによっても費用は変動しますので、参考としてご覧ください。 アメリカ イギリス オーストラリア カナダ ニュージーランド 1年間留学費用 約190万円〜 約300万円〜 約178万円〜 約230万円〜 約200万円〜300万円 留学費用の主な内訳 1年間の高校留学には上記の費用以外にも留学準備として、パスポート申請代・ビザ取得費用・予防接種費用・留学先の学校でかかる費用、留学先の生活でかかる費用などが必要になります。留学先によってはこの他にも保険料や外国人登録料がかかる場合もありますので、多めに見積っておくと安心です。 ・パスポート申請代 1年間の高校留学であれば、5年間有効旅券(11,000円)で十分でしょう。 ・ビザ取得費用 留学先の国で決められている学生ビザ(就労ビザ)が必要です。申請・取得にかかる費用は国によって異なります。(アメリカ約19,200円、イギリス約30,000円、オーストラリア約56,000円、カナダ約13,700円、ニュージーランド約6,600円、フィリピン約30,000円) ・予防接種費用 留学先の国によっては、入国前に指定の予防接種を受ける必要があります。(麻しん風しん混合ワクチン、ポリオワクチンなど) ・留学先の学校でかかる費用 留学先の学校でクラブ活動に参加したり、課外活動に参加したりする場合は別途費用がかかります。また留学先がオーストラリア、ニュージーランドの場合は制服代として約3万円〜5万円が必要です。 ・留学先の生活でかかる費用 留学先でのおこづかいやスマホ代、医療費なども必要になります。1ヶ月15,000円〜20,000円を目安に準備するといいでしょう。 8.【高校留学】まとめ ベストなタイミングで充実した1年間の高校留学を高校留学を1年間経験するだけでも英語力は格段にアップし、受験に有利になったり将来の選択肢が広がったりとメリットはたくさんあります。 ただし、繰り返しになりますが、留学に行くタイミングによっては、大学受験の準備期間が短くなってしまい、逆にデメリットになることもあるのです。後悔しないためにも、ご自身の目標や大学受験のスケジュールをしっかり見据えた上で、1年間高校留学をするなら、遅くとも高校2年生の前期までに出発するのが理想といえます。