イギリス
パブリックスクールと呼ばれる名門校も!
イギリス留学の魅力とは?
学校は、少人数制。個別のケアを受けることができる!
古き良き伝統と最新のテクノロジーがうまく調和したイギリスのボーディングスクールは、中世のお城や貴族の館などが、そのままキャンパスとして使われれていたり、歴史を感じることの出来る環境となっています。
パブリックスクールと呼ばれる伝統のある一部のボーディングスクールもあり、留学生の受入も行っています。
学校は、少人数制となっており、個別のケアを受けることが出来ます。
イギリスの優秀な大学への道
イギリスへの高校留学は、公立高校への留学はできません。よって、私立高校から選択することになります。私立高校は、ボーディングスクールと呼ばれる寮制の学校が中心で、入学時に英語や数学の試験を課す学校も多く、敷居も費用も高いのが特徴です。教育システムも少し独特で、高校最後の2年間が大学進学に必要な科目を履修する時期となっており、その科目の成績で大学が決定します。イギリスの高校留学を志す生徒は、イギリスの優秀な大学に進学したいという希望を持つ生徒が中心と言っていいでしょう。
イギリス高校留学の特徴
卒業という概念のない、イギリスの教育制度では、学年数をYearで表し、義務教育はYear11(16歳)までとなっています。Year11の学年末に全国統一テスト(GCSE)を受験し、その結果を元に進学や就職などの進路を判断され、その後の2年間は進路に基づき職業専門校と進学準備校に進路が分かれ、就職系の生徒はFuther Educationと呼ばれるキャリアコースに、進学系の生徒は、&th Form(Higher Education)と呼ばれる進学向けコースにそれぞれ進みます。
GCSEの評価方法は、進学希望者は、6th FormにてGCE-ASレベルとGCE-Aレベルという2つの全国統一テストに備えた授業を2年間かけて受け、志望大学での専攻に必要な科目統一テストを受験します。
イギリスでは、両親がイギリスの納税者でない限り、公立高校に進学することはできません。よって留学生は、基本的に私立高校への進学となり、留学生のほとんどはボーディングスクールと呼ばれる寮制の私立校へ入学することになります。留学時期の学年がGCSEの試験課程であるYear10~11にあたる場合は、2年間での試験合格は非常に難しいため、通常は1つ下の学年に入って準備期間を設けます。
また、イギリスではEFL(English as a Foreign Language)プログラムがあり、留学生がはじめからイギリス人と一緒に授業を受けるのは難しいので、まず英語学校でEFLプログラムを受けることになります。中高生を教える経験を積んだ専門職員によるクラスが多く、留学センターがあるところでは英語の研修を行っているところもあります。
イギリスの教育制度は、日本やアメリカ、カナダなどと大きく異なるので、イギリス留学希望の際は、英語力、年齢、進路希望などをしっかりと当センターアドバイザーまでご相談を。
イギリスでは9月にスタートし、翌年の7月に1つの学年が終わる3学期制が主。 1学期は9月から12月、2学期は1月から3月、3学期は4月から7月となっており、それぞれの学期の半ばに1週間ほどのハーフタイム休暇があります。
また学期と学期の合間にはクリスマス休暇やイースター休暇など長い休暇も設けられています。
学校は月曜から土曜の週6日制で、土曜は午前中のみ。
授業は一般的に9時からスタートし、一コマ約40~50分程度となっています。午前中4コマ、午後3コマという方式になっており、午前中にティータイムの休み時間が設けられているのもイギリスならではです。
全国統一カリキュラムに沿っており、学年があがるにつれて選択科目の数が多くなり、さらにメディアスタディや演劇、陶芸、作曲や旅行学といったさまざまなユニークな科目を学ぶことができます。1クラスは多くて20人となり、生徒一人一人の個性を尊重し才能や能力を最大限に伸ばしていくことに重きを置いているのがイギリスの教育。
その為、講義形式の授業だけでなく、生徒が積極的に討論をしたり、意見を述べたり、さらにはリサーチしたレポートをまとめたりと積極性を高める授業形式が採られています。その為、英語に自身のない留学生はなれるまで大変でしょう。しかし、勉強ばかりでなく課外活動も熱心な学生達なので、クラブ活動や地域活動は学校教育の一環となっており、皆積極的に参加しています。
高校選びのポイント
イギリスは私立高校への留学のみ可能
公立高校 | 不可 |
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私立高校 | 年間500万円〜800万円(学費・滞在費含む) |
ハードルが高いため、願書は広く出しましょう!
私立高校が進学先のターゲットとなるため、高校選びは慎重に行いましょう。ただ、受入のハードルが高い高校が多いため、興味のあるところは広く検討をして、希望の順位をつけ、願書を提出していきます。寮制の高校も多いため、学生寮が定員に達すれば受付ができなくなります。
よって、希望の高校がある場合はなるべく早く願書を提出する必要があります。
留学先は私立高校のみ。英語レベルや成績に基づき進学先を選定します! イギリスでは私立高校への留学のみ可能となります。私立高校は学校独自の入学基準を設け、それぞれ独自の審査を行います。英語や数学の試験を実施する学校も多いため、過去の成績はもちろん、現在の英語力などを元に学校選定が必要となります。