カナダ
留学生の受け入れ充実!英語サポートも充実!
カナダ高校留学の魅力とは?
カナダは、住みやすい都市ランキング上位!治安も交通の便も良い高校生の留学に理想的な国。

カナダでは8月下旬~9月上旬が高校のスタートなので日本の高校を3月で終了し、準備期間(日本での準備又はカナダでの英語研修など)を経て高校に留学することができるため、時期的なタイミングも非常にいいです。
日本人留学生にとって、最もポピュラーな留学先
公立高校での卒業留学が可能なカナダでは、入学に際して高いレベルの英語力や高い成績などを求められることがなく、一般的な生徒であれば誰でも留学が可能です。生徒の適性や興味、希望に沿って留学先の高校を選ぶことができるため、生徒の好きな環境で留学することができるというメリットもあります。
また、カナダの教育委員会は留学生をサポートする体制が非常にしっかり整っているため、学力や英語力に多少不安のある生徒でも安心して留学をすることができます。「英語力や学力にそこまで自信のない生徒」や「費用を抑えて卒業留学をしたい生徒」、「安全な国でのびのび生活したい生徒」などにはカナダがお勧めの留学先No1と言っていいでしょう。
カナダ高校留学の特徴

カナダの高校はアメリカと同様、必須科目+選択科目にて構成されており、規定単位を満たすことで卒業をすることができるシステムです。
10年生~12年生(高校1年生~3年生)で卒業のために履修しなければならない単位は決まっていますが、単位を取得する順番は全くの自由。そのため、カナダの公立高校留学では、英語力のまだ上達してない入学直後は、なるべく簡単な科目のみでカリキュラムを構成し、ESLと呼ばれる留学生向けの英語クラスと並行して留学をスタートすることが一般的です。
その後、生徒の英語力の向上に応じて、科目の難易度を徐々に上げて行き、2年生~3年生になるにつれ英語や社会など難易度の高いクラスにチャレンジしていきます。英語や社会などの必須授業はあるため、卒業までにある程度の英語レベルの向上が求められますが、”海外の高校での卒業”というハードルも比較的容易にクリアできる教育制度となっています。
履修授業の時間数と必要な単位数が揃わなければGrade12(つまり高校3年生)を終了しても卒業することはできませんが、逆に早く単位を取得すれば早く卒業ができ、州によって制度が異なりますが最短2年間での卒業が可能な州もあります。 必須科目には、「地域での課外活動(ボランティア)」なども含まれる州があります。科目の履修方法は留学の非常に重要な要素ですので当センターでもしっかりサポートさせて頂きます。

カナダでは全土にたくさんの公立校があり、多くの高校が留学生の受入を行っているため、留学生のほとんどは公立高校に進学します。公立高校は、日本で言う「教育委員会」のような組織が各都市、各地域にあり、留学生の受入を管理しています。カナダ最大のトロント学区では、約70校の高校が1つの学区を構成しており、逆に地方の教育委員会では、高校が学区に1校のみというところもあります。
私立高校も少数ではありますが存在し、ホームステイや学生寮滞在にて学ぶことができます。カナダでは私立高校の割合は少なく、私立高校に進学を希望する生徒の多くは、「学生寮」での滞在を希望する生徒となっています。また一部の私立校では、学校独自のカリキュラムで、短期間で卒業できる学校や、小規模なインターナショナルスクールのような学校もあり、カナダでは多種多様な選択肢があります。

カナダは、自然が非常に美しい国で、世界主要都市の住みやすい都市ランキングの上位に何都市かは必ず選ばれている素晴らしい環境の国です。綺麗なアメリカ英語を話し、地域による訛りもほとんどなく、学業も盛んです。また交通の便も良く、治安もいいため留学生でも公共交通機関を利用して自由に活動ができるため、高校生の留学先としては理想的な国の一つと言っていいでしょう。
8月下旬~9月上旬が高校スタートなので日本の学校を3月で終了した後、4月~8月の準備期間(日本での準備又は事前英語研修など)を経て高校に進学することができるため、時期的なタイミングも非常にGOOD!卒業後の帰国生入試にも対応しやすいスケジュールとなっています。公立高校への留学が一般的なので費用も同じ北米のアメリカと比較しても格段に安く経済的にも安心な国となっています。

カナダでは公立高校での留学が一般的なため、同じ学校の中に勉強のできる生徒とそうでない生徒が混ざります。クラスは自分で選択できますのである程度自分の能力に応じたクラス選択ができますが、不真面目な生徒につられて怠けないように注意が必要です。
先生達も学習意欲の高い生徒には熱心な指導が行われますが、繰り返し注意しても意欲の出ない生徒には留学生でも落第や退学などの厳しい処分が下される場合もあります。成績評価も厳しく、テストの点数はもちろんのこと、出席率や授業への取り組み方、課題の提出などが評価の大きな対象となる為、遅刻や欠席なども厳禁です。

カナダでは多くの授業は生徒参加型で、疑問に思ったことなどは積極的に質問し、発言をするのが一般的です。 カナダは多民族文化の為、個々の考え方や習慣、バックグラウンドは様々です。生徒は自分の考えを分かってもらう為にスクールライフではもちろん、授業内でも自己主張はしっかり行いましょう。
また、グループや個人などで課題についてのプレゼンテーションやディベート、ディズカッションをする機会も多いのでおとなしく授業を聞いているだけではなかなか評価は上がりません。授業にはできるかぎり参加をし、課題の提出はもちろん、意見を言ったり、先生とのコミュニケーションをしっかりとるよう心がけることがポイントです。
留学先の高校選びのポイント
カナダは、公立高校、私立高校ともに正規留学(卒業留学)が可能で短期~3年以上の留学が可能となっています。そのため、生徒のご希望や能力、英語力などによって様々な選択肢があります。
| 公立高校 | 年間280万円〜450万円(学費・滞在費・サポート費含む) |
|---|---|
| 私立高校 | 年間350万円〜1000万円(学費・滞在費・サポート費含む) |
カナダの高校留学先となる公立高校や私立高校は、ほとんどが国や金融機関の教育ローンの対象校となっています。留学資金が少し心配という方はぜひ政策金融公庫の教育ローンもご参考にして下さい。 返済不要の奨学金につきましては、なかなか選択肢は多くなく、トビタテ留学ジャパンや各都道府県が支給している奨学金などがある場合があります。お住いの都道府県や学校にてご確認下さい。
進学先の高校選びは幅広い選択の自由があるため担当カウンセラーとしっかり相談しながら留学先を決めよう! カナダでは公立高校は、地域も様々で選択の自由度が高いので、しっかり情報を把握、比較検討した上で選ぶことになります。州による制度の違い、また学校の学期システム、学校のレベル、卒業の難易度、選択科目の種類など、学校のホームページだけでは得られない情報も非常に多く、表面上の情報だけで選ぶのはリスクが大きいです。学校や教育委員会の事情などもしっかりとカウンセラーと相談しながら進学先選びをするようにしましょう。
カナダの高校留学時に必要な出願書類まとめ
カナダの高校留学を目指す際には、いくつかの重要な出願書類を準備する必要があります。
主に以下のような書類が求められる場合が多いです。
なお、学校によって求められる書類は異なります。
【主な出願書類】
| 書類名 | 内容・注意点 |
|---|---|
| 願書(Application Form) | 学校や教育委員会指定の様式で必要事項を記入 |
| 成績証明書 | 直近2〜3年間の学校成績を英文で用意 |
| パスポート | 身分を証明するのに必要 |
| 申請費用 | 所定の申請料を納付領収証などを添付する場合あり |
| 英語力証明書 | TOEFLやIELTSなどの公式スコア提出 |
| 推薦状 | 担任や校長などからの推薦が必要な場合あり |
| エッセイ(自己PR文) | 留学への意欲や目標などを自分の言葉でまとめる |
以上の書類は、州や学校によって求められる内容が異なる場合があるため、事前に志望校の公式情報をよく確認しておきましょう。
特に英語力証明や推薦状、自己PR文は必要かどうか事前に確認しておくことが大切です。
カナダの高校留学手続きの流れ
カナダの高校留学手続きの流れを見ていきましょう。
カナダの高校留学では、まず留学先となる州、教育委員会、そして学校を決定することから始まります。
希望の留学先が決まったら、いよいよ入学手続きの開始です。
入学手続きは、多くの場合、各学校や教育機関などが提供する専用のオンラインシステムを通じて行われます。
当然全て英語での入力が必要となるためエージェントでは全ての項目を翻訳してご案内いたしますので、日本語でのお手続きが可能となります。
学校による必要書類なども丁寧にご案内し、準備の方法などもご案内いたします。必要書類が全て揃ったら出願が可能となります。
データの入力後、教育委員会へ提出するための書類を準備します。
サポート費用には、入学手続き代行費用、年間サポート費用、学生ビザサポート費用などが含まれます。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 入学手続き代行費用 | 250,000円 |
| 年間サポート費用(10ヶ月分) | 含む |
| 学生ビザサポート費用 | 18,000円 |
| 税・10% | 26,800円 |
| 合計 | 294,800円 |
上記費用に加えて、入学希望の教育委員会への入学金が別途必要となります。
エージェントは、集まった必要書類と入学金、サポート費用を確認後、教育委員会へ入学願書を提出します。
願書の提出後、通常1週間ほどで審査結果が通知されます。入学が許可されたら、学生ビザの申請手続きへと進みます。
よくある質問
ここでは、カナダでの高校留学にあたり、気になる疑問点に対してQ&A形式でお答えしていきます。
気になる箇所からチェックしてみてくださいね。
はい、できます。
カナダの高校留学では、3年間の卒業留学だけでなく、1年留学やサマースクールのような短期留学プログラムも提供されています。
サマースクールは、夏休み期間中に開催される数週間のプログラムで、語学研修に加えて、文化体験やアクティビティなどが含まれています。
現地の学校に通いながら、海外の生活を体験できる貴重な機会です。
また、1年間の留学は、現地の高校に正規留学するプログラムです。卒業を目指す長期留学だけでなく、1年間限定で海外の高校生活を体験することができます。
その他、学期単位や数ヶ月単位の短期留学プログラムも提供している学校もあります。
留学期間やプログラム内容は学校によって異なるため、詳細については弊社にお問い合わせください。
また、留学期間によっても費用は異なります。
| 期間 | プログラム内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 数週間 | サマースクール(語学研修、文化体験、アクティビティ) | 数十万円〜 |
| 1年間 | 交換留学、正規留学 | 数百万円〜 |
| その他 | 学期単位、数ヶ月単位 | 学校による |
短期留学は、長期留学の前に海外生活を体験してみたい方や、夏休みなどのまとまった休暇を利用して海外で学びたい方におすすめです。
カナダの高校を卒業した後の進路は、大きく分けて3つあります。
一つ目はカナダの大学に進学する、二つ目は日本の大学に進学する、三つ目は就職するという選択肢です。
カナダの大学に進学する場合、現地の高校で優秀な成績を修めることで、入学しやすくなります。
卒業後もカナダに滞在したいと考えている場合に適した選択肢です。
日本の大学に進学する場合は、通常の入学試験を突破する方法の他に、帰国子女枠やAO入試を利用する方法があります。
帰国子女枠やAO入試は通常の入学試験より倍率が低い場合が多く、カナダでの高校生活で得た経験や語学力は、選考において有利に働く可能性があるのです。
就職という選択肢を選ぶ場合、カナダで就労ビザを取得し、そのまま働くことも可能です。
ただし、就労ビザの取得には一定の条件を満たす必要があります。また、日本の企業に就職することもできます。
それぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身の希望や適性に合わせて進路を選択することが大切です。
後見人とは、留学中は保護者に代わって、様々なサポートをしてくれる存在です。
カナダへ高校留学する未成年の学生にとって、「後見人」はカナダでの生活を支える重要な存在です。
以下のようなサポートをしてもらえます。
| 役割 | 説明 |
|---|---|
| 生活サポート | 日常生活での困りごとやトラブル発生時の相談役となります。 |
| 学校との連携 | 学校との連絡や面談などを通して、学業のサポートもします。 |
| 緊急時の対応 | 病気や怪我などの緊急時には、保護者に代わって対応します。 |
後見人は通常、留学先の教育委員会もしくはホームステイ会社が手配します。
留学手続きが完了し、教育委員会に受入が決定すると、後見人に関する書類が届きます。
カナダ高校留学の費用は、留学期間やプログラムの種類によって大きく異なります。
主な留学形態とそれぞれの費用は以下の通りです。
| 期間 | 費用 | 内訳 |
|---|---|---|
| サマースクール(1週間) | 10万円〜30万円 | 授業料、滞在費(ホームステイまたは寮)、アクティビティ費用など |
| 1年間(公立) | 約250万円〜400万円 | 授業料、滞在費(ホームステイまたは寮)、保険料、その他生活費など |
| 1年間(私立) | 約350万円〜1000万円 | 授業料、滞在費(ホームステイまたは寮)、保険料、その他生活費など |
| 卒業留学(3年間、公立) | 約750万円〜1200万円 | 授業料、滞在費(ホームステイまたは寮)、保険料、その他生活費など。公立高校の場合の目安です。 |
| 卒業留学(3年、私立) | 約1050万円〜3000万円 | 授業料、滞在費(ホームステイまたは寮)、保険料、その他生活費など。公立高校の場合の目安です。 |
上記はあくまでも目安であり、滞在地域や学校の種類(公立・私立)によっても変動します。
例えば、バンクーバーはホームステイ費用が高額になる傾向がある、私立高校は公立高校よりも学費が高額になる傾向があるなど、地域と学校の種類が費用に影響を与えることを抑えておきましょう。
その他に必要な費用として、往復航空券(約22〜33万円)、お小遣いなども考慮に入れておく必要があります。
より詳細な費用については、弊社にご相談ください。
また、費用について詳しくは。下記の記事でも解説しています。
カナダ留学にかかる1か月あたりの平均的な生活費の目安は以下の通りです。
| 項目 | 目安(1か月) |
|---|---|
| 食費 | 2〜4万円 |
| 交通費 | 0.8〜1.5万円 |
| 通信費 | 0.5〜1万円 |
| 日用品・雑費 | 1〜2万円 |
| 交際費 | 1〜2万円 |
| 合計 | 5.3〜10.5万円 |
また、滞在する都市や生活スタイルによって大きく変わります。一般的に、トロントやバンクーバーなどの大都市では物価が高く、地方都市ではやや低めです。
生活費には、食費や交通費、通信費、日用品費、交際費などが含まれます。
また、学生割引や公共サービス、現地スーパーの利用など、工夫次第で出費をコントロールできる点もおさえておきましょう。
カナダに高校留学する場合、毎月どのくらいのお小遣いが必要か気になる方は多いと思います。
バンクーバーに留学する高校生を対象にした調査では、月2万5千円から3万円程度がお小遣いの平均的な金額という結果が示されていました。
実際のお小遣いは、食費や外出の頻度、趣味や交際費などによっても大きく変わります。
ホームステイの食事が合わず外食が多い場合は出費が増える傾向があり、逆に家で食事が満足できればお小遣いは少なく済みます。
カナダの高校留学では、州によって特色が異なり、自分に合った州を選ぶことが大切です。
以下、おすすめの州を紹介します。
| 州 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| バンクーバー州 | カナダ最大の都市 | 日本からの直行便もありアクセスも便利 学校数が多く選択肢が多い 生活もしやすい |
| ブリティッシュコロンビア州 | 比較的温暖な気候 | 冬でも雪が少なく過ごしやすい 自然豊かでアクティビティも充実 バンクーバーは日本からのアクセスが良い |
| アルバータ州 | 雄大な自然 | 世界遺産のカナディアンロッキーを有する 教育水準が高い 日本人留学生が少ない |
| オンタリオ州 | カナダ最大の都市トロント | 国際色豊かな環境 様々な分野に特化した高校がある 公共交通機関が発達している |
| マニトバ州 | 自然と都市の調和 | 比較的物価が安い 英語環境に浸れる 自然に囲まれた生活ができる |
表のように、各州によって特色が異なるため、自分の希望や学習スタイルに合った州を選びましょう。
州選びに悩んだ方は、弊社にお気軽にご相談ください。
カナダ高校留学では、ホームステイと学生寮のどちらの滞在方法も選択できますが、ホームステイの方が一般的です。
ホームステイでは、カナダの家庭に滞在することで、現地の文化や生活習慣を体験できるというメリットがあります。
また、英語でのコミュニケーション能力向上にも繋がります。費用面では、学生寮に比べて比較的安価な場合が多いです。しかし、家庭環境によっては生活スタイルの違いに戸惑う可能性も少なからずあります。
学生寮は、学校が所有・提携している寮に滞在する方法です。他の留学生や現地の学生と交流する機会が多く、共同生活を通して自立心を育むことができます。
しかし、学生寮を持っている学校自体が少ないため、ホームステイの方が一般的です。
どちらの滞在方法にもメリット・デメリットがありますので、ご自身の性格や希望に合わせて選択することが大切です。
カナダ高校留学でありがちな失敗とその対策をまとめました。
事前にしっかりと準備しておき、充実した留学生活を送りましょう。
| 失敗例 | 対策 |
|---|---|
| 英語力のギャップ | 事前にリスニングとスピーキングを中心とした実践的な英語学習を行う。現地の英語に触れる機会を増やし、語学サポートなどを積極的に利用する |
| 日本人同士で固まる | 現地の学生との交流を深める。クラブ活動やボランティアに参加し、積極的に英語を使う機会を増やす。ホームステイ先での会話も大切にする |
| 学校選びの失敗 | カナダの高校の制度やカリキュラムをよく理解した上で、自分の学習スタイルや進路に合った学校を選ぶ。留学エージェントなどに相談するのも良い |
| 生活環境への不適応 | 現地の文化や習慣を学ぶ。ホームステイ先とコミュニケーションを取り、困ったことがあれば相談する。学校のカウンセリングなども活用する |
留学前にしっかりと情報収集を行い、対策を立てておくことで、失敗を未然に防ぎ、より充実した留学生活を送ることにつながります。
カナダの高校の1日のスケジュールは、日本とは少し異なります。
一般的なタイムスケジュールは下記の通りですが、学校や学年によっても時間割は異なり、選択科目によっても違いがある点はご留意ください。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:30-9:25 | 1時間目 |
| 9:30-10:25 | 2時間目 |
| 10:30-11:25 | 3時間目 |
| 11:30-12:25 | 4時間目 |
| 12:25-13:20 | ランチタイム |
| 13:25-14:20 | 5時間目 |
| 14:25-15:20 | 6時間目 |
また、カナダの高校では、生徒一人ひとりが自分の時間割を作成します。
選択科目や課外活動など、自分の興味関心に基づいて自由にカスタマイズできるため、上記のタイムテーブル通りではない日も多いでしょう。
1年間のカナダ高校留学の場合、取得単位が日本の高校で反映されるかどうかは”ケースバイケース”です。
まず第一に、留学先の高校で取得できる単位は、日本の高校のカリキュラムと異なる場合が多く、単純に単位として換算できないケースがあります。
| 留学先で履修できる科目 | 日本の高校で対応する科目 |
|---|---|
| 哲学 | 対応科目なし |
| 経済 | 対応科目なし |
また、成績評価も日本の高校とは異なる場合があります。例えば、5段階評価ではなく、成績そのものをつけない教育制度の場合、単位をどのように換算するかは高校の判断次第です。
高校によって対応が異なるため、留学前に必ず自分の高校に確認を取りましょう。
単位が反映される場合でも、成績表への記載方法、指定校推薦への影響などを事前に確認しておくことが重要です。
結論、カナダの高校を中退し、日本の高校へ復学することは非常に困難です。
日本の高校は学年制であるため、留学期間中に日本の高校で履修するはずだった内容が未履修となり、復学しても単位が不足し卒業要件を満たせない可能性が高いというのが主な要因です。
| カナダの高校 | 日本の高校 |
|---|---|
| 単位制 | 学年制 |
| 卒業に必要な単位を取得すれば卒業可能 | 各学年で必要な科目を履修し、進級・卒業 |
また、日本の高校に復学できた場合でも、学年が留年となる可能性が高いです。
同学年への復学は、カナダの高校で取得した単位が日本の高校で認められるかどうかによります。
しかし、基本的にはカナダの高校で取得した単位を日本の高校の単位として認定することは難しいため、同学年への復学は難しいでしょう。
中退が選択肢として視野に入る状況となった場合、万が一に備え、日本の高校との連絡を密に取り、復学の可能性や必要な手続きについて事前に確認しておくことが重要です。