TOP > 高校留学World情報通信 > 「留学は遠い世界のこと」から一転!中学2年生がカナダ高校留学を決めた理由と積極的な自分への変化
こんにちは、カナダのブリティッシュコロンビア州に高校留学をしているディーサイド高校留学アンバサダーのナナです!
今回は私が高校留学をきめたきっかけと、現在高校留学中の私が思うことについて書いていこうと思います。
中学一年生のころまで、留学なんて自分には関係のない言葉だと思っていました。親元を離れて生活するなんて想像したこともなく、まったく現実味がありませんでした。
そんな私が変わり始めたのは、中学二年生の途中でした。仲の良いお姉さんがカナダに高校留学をしていて、その体験をとても楽しそうに話してくれました。その話を聞いて初めて、留学は遠い世界のことではなく、自分にも選べる道なのだと気づきました。
私の通っている日本の学校には帰国子女が多く、自然と英語を耳にする環境がありました。そして次第に自分も英語を話せるようになりたいと思うようになり、日本で高校生活を送ることにも魅力を感じつつ、短い人生の中で一度は大きな挑戦をしてみたいという気持ちが強まりました。
この留学でまず達成したいのは英語の習得です。好きなアーティストや俳優の言葉を字幕なしで理解してみたいし、英語で友達と自然に会話できるようになってみたいです。また、異文化交流も大切にしたいと思っています。今まで知らなかった価値観や考え方に出会えることは、何よりも刺激的で、自分を広げてくれる学びになると信じています。カナダを選んだ理由も、多国籍国家という点に魅力を感じたからです。

留学を本気で決めたのは中学二年生の三月ごろ、三年生に上がる少し前でした。それまでは行けたらいいな、くらいの気持ちで調べていたのですが、知れば知るほど面白そうだと感じ、やってみたいという思いがどんどん強くなりました。
費用の面などで両親がどう思うか心配でした。しかし両親は奈々が行きたいなら全然いいよとすぐに言ってくれました。思った以上にあっさり受け入れてくれたことに驚きつつも、そのおかげですぐに準備を始められました。
とはいえ、不安がなくなったわけではありません。日本語の通じない環境で暮らすこと、親元を離れることなど、考えれば考えるほど心配になりました。それでも最後には、やってみたいという気持ちの方が大きくなりました。特にYouTubeやTikTokで同年代の子が留学生活を楽しんでいる様子を見たのも大きな後押しになり、自分も挑戦したいと強く思うようになりました。
そして今、実際にカナダでの生活が始まり、一か月が経ちました。想像と違っていたことや、新しく気づいたことがいくつもあります。
一番は友達作りについてです。
出発前は、もし友達ができなかったらどうしようとずっと不安でした。学校生活を考えると、友達がいないのは一番つらいと思っていたからです。だからこそ、絶対に一人にならないようにと決めて、日本ではあまり出したことのないくらいのテンションで積極的に話しかけるようにしました。すると、思ったより多くの人が私のことを覚えてくれて、気づけば友達もできていました。今では人間関係の悩みはほとんどありません。

友達作りに悩む人は多いと思います。でも、海外では恥ずかしがって黙っていると、あまり話さない人なのだと受け取られてしまい、相手からも積極的に話しかけてもらえないことが多いです。留学先では誰も自分の過去を知らないのだから、思い切ってさらけ出すくらいの気持ちで行動した方がいいと実感しています。
まだ一か月しか経っていない留学ですが、少しずつ積極的な自分に変わってきていると感じます。これからどんな出会いや経験が待っているのかはまだ分かりませんが、自分の可能性を広げるチャンスがあることにわくわくしています。
これから留学を考えている人に伝えたいのは、勇気を出して飛び込めば意外となんとかなるということです。不安はあって当然ですが、その先には自分でも想像できなかった人との出会いが待っていると思います。留学は英語を学ぶためだけではなく、自分自身を大きく成長させてくれる経験になると考えています。