「留学に興味はあるけれど、勉強や受験はどうなるの?」
そんな不安を抱えている中高生や保護者の方はいませんか?
先日開催された高校留学説明会では、留学中に見事、難関な海外大学への進学を決定した先輩・サラさん(カナダ高校留学経験者)が、リアルな高校生活と受験の体験談を語ってくれました。
この記事では、留学中の勉強と受験の両立術、そして「自分だけの進路」を決めるまでの道のりについて、説明会の熱気をそのままに詳しくレポートします。
留学の夢を叶えるヒントが満載です。ぜひ最後までご覧ください!
※この記事は9月28日に開催された高校留学説明会の内容となります。説明会の様子は以下の動画をご覧くださいませ。
留学中に受験勉強を両立させる秘訣
高校留学の大きな課題の一つが、「留学中の生活、学校の課題、そして大学受験の準備」をどう両立させるかです。さらさんは、この難題にどのように立ち向かったのでしょうか?

1. スケジュール管理:睡眠時間を削る覚悟
サラさんは、やりたいこと(遊び、勉強、受験準備)を全て両立したいという強い思いから、徹底した時間管理を行っていました。
「いいアドバイスになるか分かりませんが、睡眠時間を少し削っていました」と語る通り、その努力は並々ならぬものでした。
| 早朝 |
SAT(大学進学適性試験)の勉強を1時間半 |
学校へ行く前に集中して受験対策を実施。 |
| 学校 |
授業に集中し、授業時間中に課題を終わらせる |
放課後の時間を確保するための徹底した工夫。 |
| 放課後 |
ボランティア、部活動、委員会の活動 |
留学生活を充実させるための活動時間。 |
| 夜 |
遊び、帰宅、就寝 |
友達との交流も大切に。 |
2. 休日も友達と「一緒に勉強」
休日(土日)も、ただ勉強漬けになるのではなく、友達との交流と勉強を融合させていました。
さらさんの周りには、アメリカの大学受験を目指す友人(SAT勉強仲間)や、カナダ国内の大学受験のためにエッセイを書いている現地学生が多くいました。
・ビーチ(イングリッシュベイなど)でピクニックしながら過ごす
・一緒に時間を使う中で、互いに受験勉強を進める
周りの仲間たちと切磋琢磨することで、厳しい受験期間も乗り越えられたと言います。
自分の未来を決める!大学・専攻の選び方
高校3年生になり、いよいよ本格的に進路を決定する際、さらさんはどのような基準で大学と国を選んだのでしょうか。
留学経験を活かす「英語で学び続ける」選択
高校3年間を英語で学び続けたさらさんは、大学でもその経験を活かし「英語で学び続けたい」という強い希望を持っていました。
また、漠然とビジネス系に興味を持つ中で、最終的に「会計(アカウンティング)と英語」の知識を深めることを目標としました。
しかし、この専門分野を「英語で」学べる大学を日本国内で見つけることは難しいと判断。そこで視野を英語圏の海外大学へと広げました。

なぜオーストラリアを選んだのか?
様々な英語圏の大学を比較検討した結果、さらさんが選んだのはオーストラリアでした。その主な理由は以下の2点です。
1. 学費と期間のメリット
・オーストラリアの多くの大学は3年間で学士号が取得可能。(他国より短い)
・他の英語圏の大学に比べ、費用も比較的安いというメリットがあった。
2. 専門性の高さ
・オーストラリアでは、会計士の国家資格を持つことへの社会的地位が高く、専門的に学べる環境が整っている。
このように、「やりたいこと」→「学べる国」→「大学」という順序で、徹底的にリサーチして進路を決定しました。
誰も教えてくれない!海外大学出願のリアルな壁
国と大学を決めたら、いよいよ出願準備です。しかし、海外大学への出願は、日本の大学受験とは異なる大きな壁がありました。
1. 情報収集は「全て自分」で
特にオーストラリアの大学受験は、周囲に経験者がいなかったため、さらさんは「何が必要で、いつまでに書類を集めればいいのか」を全て自分で1から調べ上げる必要がありました。
・必要な書類のリストアップ
・締め切り期限の把握
・テストスコアの提出準備
「これで本当に合っているのかな」という不安と常に戦いながら、出願準備を進めたそうです。
2. 「自分でやるのが当たり前」という環境
大変な労力が必要でしたが、さらさんの周りの環境も「自分で進めること」が求められていました。
カナダ人や他国からの留学生の友人も、それぞれが自分自身の力で出願準備を進めていました。この環境が、「自分でリサーチし、責任を持って進めていく力」を育んだと言えます。
留学生活を経験することで、高度な科目勉強をこなしながら、同時に出願書類を準備するという、マルチタスクを遂行する力が身についたのです。

まとめ:次はあなたの番!夢への扉を開けよう
先輩のリアルな体験談から、高校留学は単なる語学学習の場ではなく、自己成長と自立心を養う最高のチャレンジであることが伝わってきました。
特に、留学中に受験や進路決定を乗り越えるには、以下の3つの要素が重要です。
・計画性: 遊びも勉強も諦めない徹底したスケジュール管理。
・目的意識: 「なぜ留学するのか」「大学で何を学びたいのか」という明確な目標。
・自立心: 誰も教えてくれなくても自分で情報を集め、行動する力。
高校留学は、あなたの将来の選択肢を大きく広げる貴重な経験になるでしょう。
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