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【留学体験談】好きなことを最大限に伸ばすことができました (前編)

高校留学 植田まりな

【生徒情報】

名前:植田まりなさん


留学先:カナダBC州


留学期間:2年間


留学前の英語力:英検2級を持っていたがスピーキング、リスニング力が全くなかった。

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【高校留学】レポーター

小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。今は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務

【高校留学】ポイント

・自分に合った環境で留学することが大事

・英語力が不安な時は事前に語学学校に通うのがお勧め

・カナダの学校は頑張った分だけ教師がしっかり評価してくれる

・カナダの学校の部活は日本よりも緩いので本格的にやりたい人には向かない

 

【高校留学まで】

まりなさんは、留学をしようと思ったきっかけは何でしたか?

もともと音楽や歌を歌うことが好きで海外の音楽文化に興味を持っていたのがきっかけでした。

次第に留学に興味を持ち始めて、日本の高校1年生の時にアメリカに短期留学をしました。

その時に海外のすばらしさに気づき、本格的な高校留学をしたいと思いました。

 

留学を進路の選択に考えてから、決めるまでの期間はどれくらいですか?

6カ月ほどです。
アメリカでの短期留学後もお母さんと話し合って高校留学することを決めました。

親御さんは留学に賛成でしたか?反対でしたか?

私が留学したい意思を伝えた時に賛成してくれて、すごく応援してくれました。

本当にお母さんには感謝しています。

留学先の国や学校を選ぶ上でのポイントは何でしたか?

治安が良いのと気候のバランスをとにかく重視しました。

カナダは他の英語圏よりも治安が良かったのと、私は暑いのが苦手なのでカナダを選びました(笑)

 

カナダに到着した際に最初に感じた印象などあれば教えて下さい!

懸念や緊張もなく、とにかく新しい環境での生活にワクワクしかしていませんでした。

【高校留学】学校生活

初日の登校はどんな感じでしたか?

語学学校の時の友達もいたため、意外と落ち着いていましたね。

カナダ人や他の国の高校生がたくさんいてワクワクが大きかったです!

現地の授業やクラスの雰囲気で日本と違いはありましたか?

現地はとにかく自由です。

ごはんやお菓子を食べながら授業をうけても問題ありませんでした。

また頑張った分だけ先生が評価してくれるので勉強のモチベーションも保つことができました。

日本では自分の努力に先生が気づいてもらえることがあまりなかったので海外の授業が自分に合っていました。

 

学校生活が始まる前、留学先の授業、学校生活がどんなものか情報を把握できてましたか?

渡航前に事前に調べていたりしていたので、基本的な状況は把握できてました。

 

英語で授業を受けることは大変でしたか?また、どのようにして慣れることができましたか?

数学や理科は日本でやることが一緒だったので大丈夫でした。

ただ英語や歴史は慣れるまでに苦労しましたね…

慣れるために先生に積極的に質問したり、カナダ人の友達に教えてもらうことで徐々に理解することができました。

 

 

 

留学中にトラブルに遭遇しましたか?

ホストファミリーとゴーカートした時に事故に遭い、救急車に運ばれたことくらいですかね。

強いて言うならドイツ人の留学生とケンカしたくらいです(笑)

 

現地で高校留学がスタートした時に日本で準備しておけば良かったことはございますか?

スピーキングとリーディングをもっと勉強しておけば良かったと思います。

授業では当たり前ですが英語の教材を使うので読む能力がないと授業に遅れたり、宿題などに時間がかかってしまうんです……

 

留学生比率はどれくらいでしたか?

・留学生の数(目安)
ラングレーだと120名
カウチンバレー50名

・日本人の数(目安)
ラングレーだと30名  
カウチンバレー3~10名

 

 

ランチはどのように食べていますか?

ラングレーの時は最初、日本人と食べていました….

だけど友達ができるにつれて、現地生徒とも一緒に食べるようになりました。

基本的には昼はホストファミリーが作ったり、自分でサンドイッチを作るようにしていました。

物足りない時はカフェテリアで軽食を購入しましたね。

 

学校で印象に残っているイベントはありますか?

日によって服装を変えるイベントがあり印象的だした。

海外は服装が自由なのでパジャマや、コスプレで学校に行く日もありました。

 

部活動には参加されていましたか?

音楽とドラマ活動に参加してました。

ドラマが本格的でステージで一人ひとりが歌ったりと貴重な経験ができました。

日本と海外の部活動で違いはありましたか?

日本は集団行動だがカナダは個人主義だと感じました。

部活中も基本的に各々とトレーニングしてました。

 

学校で一番困ったこと、又は困ったことはありますか?

特にありませんでした。

【高校留学】まとめ

いかがでしたでしょうか?

後編の記事は別記事にてご紹介してますので、気になる方はそちらもチェックしてくださいね♪

ディーサイド留学情報センターは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒をお送りした高い実績を持っています。

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新着情報記事

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オーストラリアは南半球にあるため季節が日本と逆になり、カンガルーやコアラが生息するなど独自の自然を有していることから、留学先としても人気が高い国の1つです。そんなオーストラリアへ留学するためには、学生ビザを取得しなければなりません。 この記事ではオーストラリアへの留学で必要な学生ビザについて、申請方法や条件・ビザ申請、各種条件を満たすためにかかる費用を詳しく解説します。オーストラリアへの留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 目次 オーストラリアの学生ビザの概要 3か月以上フルタイムの就学を目的とした場合に申請する 各タームの80%の出席率をクリアする必要がある 週20時間までの就労が可能 有効期限は学校終了日から1~2か月 オーストラリア学生ビザの種類 オーストラリア学生ビザの申請条件 オーストラリア学生ビザの申請費用 オーストラリア学生ビザに必要な書類 オーストラリア学生ビザの申請方法 オーストラリア学生ビザ発給までの日数 オーストラリア学生ビザの延長方法 転校時の学生ビザの切り替えについて まとめ   オーストラリアの学生ビザの概要 まずはオーストラリアの学生ビザ制度について、基本的な情報を紹介します。オーストラリア留学を検討する方は、次の4項目について知っておきましょう。 3か月以上フルタイムの就学を目的とした場合に申請する 現地の教育機関で3か月以上にわたってフルタイム(1週間に25時間以上)で就学する場合、学生ビザを申請しなければなりません。 なお、数週間程度の短期留学であれば、学生ビザではなくETAS(イータス|Subclass601)と呼ばれる電子入国許可登録システムの利用で就学することも可能です。ETASは原則としては観光ビザ・商用ビザとして使用されるものですが、観光目的での語学研修も認められています。 各タームの80%の出席率をクリアする必要がある 学生ビザを取得、さらには継続する条件として、各タームの出席率を80%以上にすることも課せられます。条件を達成していないと、在籍している教育機関からオーストラリア移民局へ通報され、学生ビザが取り消される可能性もあるため注意してください。 なお、留学したカリキュラム終了後に学生ビザの期限を延長し、そのまま留学を続けたい場合もタームごとの出席率が基準を満たしていなければなりません。 週20時間までの就労が可能 学生ビザには「ワークパーミッション(労働許可)」も付与されることから、就学しながら週に20時間までは働けます。学校に通いながら、さらに学費も稼げるということです。なお、短期留学で取得するケースの多いビザ「Subclass601」では就労が認められません。ワークパーミッションが与えられることは、学生ビザならではのメリットといえるでしょう。 有効期限は学校終了日から1~2か月 オーストラリア留学で発給される学生ビザは、教育機関のカリキュラム終了日からさらに1〜2か月後を期限とされることも特徴です。10か月までのカリキュラムで留学する場合は終了日から1か月後、10か月以上のカリキュラムであれば終了日から2か月後が期限です。 なお、留学目的のカリキュラム(コース)の終了日が11月〜12月のあいだであれば、翌年3月15日まで有効の学生ビザが発行されます。日本の学校は4月~翌年3月が教育年度とされていますが、オーストラリアの教育機関では1月末〜2月初旬に新学年へと進級し、さらに12月〜1月には長期の夏休みが設けられることが特徴です。(日本とは季節が逆になるため、12月〜1月が夏季) オーストラリアの教育年度に合わせて留学する場合は、カリキュラム終了後にクラスメートと旅行することも可能なビザ期限になっています。 オーストラリア学生ビザの種類 一口に「オーストラリア留学のために取得する学生ビザ」といっても、申請者の状態によって種類があることも知っておきましょう。従来は留学先の教育機関や進路に応じた学生ビザだけで7種類にも分けられていました。しかし、現在では次の2種類まで統合されています。 Subclass 500(学生ビザ) Subclass 590(学生ガーディアンビザ) 現地の語学学校や高校・大学で3か月以上の就学を希望するときは、「Subclass 500(学生ビザ)」を申請します。18歳に満たない学生ビザ申請者の保護者が、子ども(学生)と一緒にオーストラリアに滞在するためのビザが「Subclass 590(学生ガーディアンビザ)」です。 18歳未満の子どもがオーストラリアへ留学する時は、原則としてガーディアン(保護者)が付かなければなりません。ガーディアンは必ずしも親(日本での保護者)である必要はなく、たとえば、現地在住の親族やガーディアン業者に依頼することも可能です。(留学先の校長がガーディアンになることもあります) 学生ガーディアンビザで滞在中の保護者も、週に20時間まで英語コースで就学できます。ただし、ガーディアンは就労禁止です。また、学生ガーディアンビザの期限は学生ビザを保有している子どもが18歳になるまでなので、変則的なビザであることは覚えておきましょう。 オーストラリア学生ビザの申請条件 さて、オーストラリアで学生ビザを申請するためには、次の条件を満たしていなければなりません。 【条件1】十分な資金がある 留学にあたって十分な資金があるかどうかが判断されます。明確な基準金額があるわけではありませんが、オーストラリア留学中に困窮しない水準が求められると認識しておきましょう。参考としてオーストラリアの高校に正規留学する際の予算を紹介すると、公立高校で年間200万円〜250万円程度、私立高校で年間250万円〜400万円程度が目安です。(学費・滞在費を含んだ予算)アメリカなどと比べると、留学費用としては低水準であるといえます。 【条件2】政府認定校である 留学先がCRICOS登録校である必要もあります。CRICOS(クライコス)登録校はクライコス番号を取得しており、この番号が学生ビザ申請時に必要です。 【条件3】申請時に6歳以上である 学生ビザ申請者本人が、ビザ申請時に6歳以上であることも条件です。日本の中学・高校にあたるセカンダリースクールへ留学するケースが多いため、年齢が問題になることは少ないでしょう。 【条件4】規則を順守する オーストラリア移民法で定められた学生ビザ規則の順守も求められます。先述したタームごとの出席率など、定められた基準を守るよう注意してください。 【条件5】OSHCに加入する 海外留学生向けの健康保険として、OSHC(Oversea Students Health Cover)にも加入しなければなりません。OSHCの加入期間は、学生ビザ期間すべてをカバーしている必要があります。 【条件6】心身共に健康である 申請者の心身の健康も求められます。日本国籍者であれば健康保険・レントゲン診断は免除されていますが、申請内容によっては大使館に指定された病院で健康診断を指示されることもあるため、日ごろから健康には気をつかいましょう。 【条件7】COE(入学許可書)がある 留学先の学校から発行される入学許可証が必要です。入学許可証はCOE(Confirmation of Enrolment)と呼ばれており、CRICOSコード発行済みの教育機関のみが作成できます。 【条件8】扶養家族もビザを所有する 学生ビザ申請者に扶養家族、たとえば配偶者などがいる場合は、扶養家族を自分の学生ビザに含めることも可能です。(高校留学で必要になるケースはないでしょう) 【条件9】Genuine Temporary Entrant(GTE)を提出する オーストラリアで学生ビザを取得するには、GTE(Genuine Temporary Entrant)と呼ばれる英作文を提出しなければなりません。オーストラリア移民局はGTEの内容でビザ申請の正当性を判断するため、学生ビザ申請でもっとも重視するべき要素ともいえます。 オーストラリア学生ビザの申請費用 2024年時点で、学生ビザの申請費用は710豪ドルです。(2024年2月のレートで約69,000円)さらに学生ビザ申請費用とは別にOSHCの加入費用も必要で、こちらは年間55,000円~65,000円程度なので、合計すると初回申請時は10万円以上かかることは覚えておきましょう。 オーストラリア学生ビザに必要な書類 オーストラリアへ学生ビザを申請する際には、以下のものが必須です。 必要なもの 概要 パスポート 有効期限が就学予定期間をカバーしている必要あり カラーコピーも用意 クレジットカード ビザ申請費用の決済に必要 COE(入学許可証) CRICOS登録校が発行する番号が必要 OSHC(海外留学生健康保険) 留学先へ入学申込時に同時加入 メールアドレス オンライン申請および移民局との連絡に使用 オーストラリア学生ビザの申請方法 オーストラリアの学生ビザは、次の手順で申請します。 オーストラリア移民局のホームページからImmiAccountの作成 学生ビザ申請書の作成 必要書類のアップロード 学生ビザ申請料金の支払い ビザ許可通知レター受領 学生ビザステータスを確認 ImmiAccountの作成にはメールアドレスが必要で、その後の手続きにも使用するため、使い勝手のいいアドレスを登録してください。ImmiAccount作成後はマイページにログインし、「New Application」から「Student Visa (500)」を選び学生ビザ申請書を作成します。 パスポートのコピーなど必要書類をアップロードしたら、クレジットカードで申請料金を支払ってください。これで申請作業は完了です。TRN番号(Transaction reference number)が発行されるので、忘れずに控えておきましょう。 ImmiAccountにログインすると、ビザ許可通知レターの発行状況やその他の通知事項を確認できます。また、発給後のビザ情報はオーストラリア内務省のオンラインシステム「VEVO」の「Check your own visa details」ボタンから確認できることも覚えておきましょう。ビザ許可通知レター(Visa Grant Notification Letter)は、VEVOの「Messages」から確認できます。 なお、VEVOへのログインにはTRN番号もしくはビザ許可番号(Visa Grant Number)が必要です。 オーストラリア学生ビザ発給までの日数 オーストラリア学生ビザは、問題がなければ申請から即日発給されるケースも少なくありません。その他の場合も1週間程度で発給されることが一般的ですが、場合によっては1か月程度かかることもあります。健康診断などが求められるとビザ発給までに時間がかかりますから、なるべく余裕をもって申請しましょう。 オーストラリア学生ビザの延長方法 条件を満たしていれば、留学カリキュラム終了後も学生ビザの期限を延長できます。必要な書類は初回申請時とほぼ同様ですが、タームごとの出席率証明書も必要になる点と、延長申請先は現地の移民局になることがポイントです。 また、オーストラリア国内で学生ビザを申請する場合、一度目の申請費用は710豪ドル(日本国内と同様)ですが、二度目の申請からは710豪ドル+700豪ドルと加算されることも覚えておきましょう。 転校時の学生ビザの切り替えについて オーストラリアの学生ビザを取得したあとでも、条件を満たす場合は転校が認められます。オーストラリア国内で転校する条件は次の2つです。 12か月以上のカリキュラムで入学しており、就学期間が12か月を経過している 学校側の都合で予定していたカリキュラムが開講されない、もしくは学校が閉鎖される いずれかの条件を満たしていれば、移民局へ転校を届けたあとは学生ビザに切り替えられます。12か月未満のカリキュラムで留学している場合は、原則として転校は認められないため注意してください。 まとめ オーストラリアは温暖な気候や時差が少ないことから日本人にも過ごしやすい留学先で、とくに公立高校への留学が人気です。オーストラリアでは各州の教育省が教育制度を管理しているため、留学する州によって制度に差異はあるものの、いずれの州への留学でも学生ビザが必要です。 オーストラリアは基本的に中高一貫教育のためセカンダリースクール(日本の中学・高校に該当)へ留学しますが、学校ごとの特色も異なるため、留学先選びは慎重に行いましょう。学生ビザを取得するには、CRICOS登録校である必要もあります。 高校留学Worldでは学生ビザの取得はもちろん、学校選びや入学手続きも丁寧にサポートしていることが特徴です。出発後も到着確認からスカイプでの悩み相談まで、留学生活を充実させるよう取り組んでいます。高校生でオーストラリアへの留学を考えている方は、ぜひ一度高校留学Worldへご相談ください。

ボーディングスクールとは?メリットやデメリット、留学費用を紹介

「ボーディングスクール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ボーディングスクールは、勉強面だけではなく生活面や精神面など人間としても成長できる学校として昨今注目を集めています。 この記事では海外のボーディングスクールへ留学するメリットやデメリット、さらには留学費用について紹介します。ボーディングスクールに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。 目次 近年注目の『ボーディングスクール』とは? ボーディングスクールの目的 ボーディングスクールの種類 ボーディングスクールに通うメリット 英語力が伸びる 親に頼らず生活するため自立心が育つ 異文化を学べる コミュニケーションスキルなど協調性が育める 少人数制のため1人1人の個性が発揮できる 海外の大学進学への指導が手厚く受けられる ボーディングスクールに通うデメリット 学費が高額である 親と離れて暮らす不安がある 英語力がないと入学できない 日本の大学への進学が難しい可能性もある ボーディングスクールにかかる費用 ボーディングスクールの選び方 まずは留学先の国を決定する IB(国際バカロレア)を取得できるかを確認する 過去の受け入れ実績を確認する 全体の生徒数で選ぶ ボーディング生と通学生の比率を確認する 課外活動の内容で選ぶ 奨学金を受けられるかで選ぶ 卒業後の進路を踏まえて選ぶ ボーディングスクールに入学するまでの流れ まとめ   近年注目の『ボーディングスクール』とは? ボーディングスクール(Boarding School)を一言で表すと、「全寮制の学校」です。いわゆる寄宿学校のことで、イギリスやスイスを舞台にした物語に登場するイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 ボーディングスクールは欧米で一般的な存在で、校舎近くの寮で生徒たちが共同生活を送っています。通学時間がなくなるため、勉強や課外活動に取り組みやすいことが特徴です。また、生徒たちが共同生活を送りながら人間としても成長できる場として、今では世界中に広まっています。 日本でもボーディングスクールは各地に設立されていますが、今回の記事では日本国内ではなく海外のボーディングスクールへの留学を前提に各種情報を紹介します。 ボーディングスクールの目的 ボーディングスクールは、人として多角的に成長することを目的としている場合が多いです。一般的な学校では、勉強や部活のどちらかに注力していることが多いです。一方ボーディングスクールでは、文武両道はもちろん、自立心やリーダーシップ、協調性など「次世代を担う人材」を育成することに重きが置かれています。 ボーディングスクールの種類 一口にボーディングスクールといっても、いくつかの種類があることをご存知でしょうか。代表的なボーディングスクールの種類は次のとおりです。 プレップスクール(College Preparatory School) 男子校・女子高(Single Sex School) ジュニアボーディングスクール(Junior Boarding School) プレップスクールは大学進学をメインとしたボーディングスクールで、授業内容も大学受験を主眼においています。アメリカのボーディングスクールは、多くがプレップスクールに該当することが特徴です。プレップスクールの中にも、学力に応じたランクが存在します。 アメリカには男女共学のボーディングスクールが多いですが、一部は男子校や女子校として運営されています。そしてまた、日本でいう中学生(現地では7年生から9年生)までを対象とした学校がジュニアボーディングスクールです。 通常の中学〜高校の授業に加えて、特別な内容に特化したボーディングスクールも存在します。とくに有名なボーディングスクールの形態は次のとおりです。 国際バカロレア認定校(IB Program School) ミリタリースクール(Military School) ミッション系スクール(Church School) 芸術系学校(Art School) 国際バカロレア認定校とは、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格|通称IB:International Baccalaureate )を与えてくれる学校です。ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムで、獲得スコアによっては海外の難関校(アイビーリーグなど)への入学にも有利に働きます。 ミリタリースクールは退役軍人が運営するボーディングスクール、ミッション系スクールはキリスト教系のボーディングスクールです。どちらも規則正しく、規律ある校風として知られています。また、とくに美術や音楽などに力を入れているボーディングスクールは「Art School」として区別されることが特徴です。 ボーディングスクールに通うメリット ボーディングスクールに通うメリットに魅力を感じる方は、ぜひボーディングスクールを活用してみてください。それぞれのメリットについて紹介します。 英語力が伸びる ボーディングスクールでは学校から寮生活まで英語で過ごすため、自然と英語力が向上していくことが特徴です。そもそもボーディングスクールへの入学には英検2級程度の英語力が求められますが、スクール(寮)で暮らす中で英語力がさらに底上げされていくでしょう。 親に頼らず生活するため自立心が育つ ボーディングスクールで寮生活を送ることで、親に頼らず生活するため自立心が育つこともポイントです。ボーディングスクールに留学する場合は、洗濯や掃除など身の回りのことはすべて自分で行う必要があります。また、勉強や課外活動に関連することまで一人で対応しなくてはなりません。このような生活を通じて、社会に出てからも困らない自立心が育まれるのです。 異文化を学べる ボーディングスクールの寮には、さまざまな国からの留学生が集まります。日本以外の国をバックグラウンドとする生徒と同じ部屋になることも少なくありません。寮生活で生徒同士の文化に触れられることも、ボーディングスクールへの留学ならではの経験になるでしょう。 コミュニケーションスキルなど協調性が育める 海外出身の生徒たちが共同生活をするため、ボーディングスクールへ留学することで必然的にコミュニケーションスキルなど協調性が育まれます。価値観や文化の違いから喧嘩をすることもあるかもしれませんが、それすらも生徒たちの力で乗り越えていくのです。 なお、ボーディングスクールには生徒たちを見守ってくれる専門家「ハウスマスター」も常駐しています。生徒たちだけで解決できない問題は、ハウスマスターがプロの視点からアドバイスしてくれるので安心してください。 少人数制のため1人1人の個性が発揮できる ボーディングスクールならではの教育方針として、生徒一人ひとりの個性を伸ばすことが挙げられます。ほとんどのボーディングスクールは1クラスの人数を10人程度としており、得意ジャンルはどんどん伸ばし、苦手ジャンルは丁寧にサポートしてくれることが特徴です。 とくに留学の場合は、言語の壁や文化の違いに不安を感じることも多いでしょう。ボーディングスクールでは、そのような留学ならではの課題もサポートしてもらいやすいです。 海外の大学進学への指導が手厚く受けられる ボーディングスクール(プレップスクール)は基本的に大学進学を前提としているため、留学生であっても、そのまま海外の大学へ進学できるよう始動してもらえます。とくに海外大学の入試では学力や成績だけではなく、ボランティア活動や地域貢献、課外活動など勉強以外の強みもアピールしなくてはなりません。これらの対策も手厚く受けられることは、ボーディングスクールへの留学でしか受けられないメリットです。 ボーディングスクールに通うデメリット ボーディングスクールには数多くのメリットもありますが、少なからずデメリットも存在します。ボーディングスクールへの入学を検討する際は、次のデメリットも考慮しておきましょう。 学費が高額である ボーディングスクールは全寮制であるため、授業料だけでなく寮費もかかります。さらに、少人数制のクラスを採用していることから授業料も高水準で、年間400万円〜700万円程度はかかると想定しておきましょう。 とくに昨今は、円安のため日本円換算の学費が上がる可能性もあります。なお、あまり人気の高くないエリアや郊外にあるボーディングスクールを選ぶことで、学費水準を落とすことは可能です。 親と離れて暮らす不安がある ボーディングスクールへ通うときに、生徒としては親と離れて暮らすことに不安を感じ、ホームシックになることもあるでしょう。また、ボーディングスクールに通うことで、ほかの家庭より早く子離れ、親離れをすることになるかもしれません。不安を抱えたまま留学することのないように、ボーディングスクールへ入学する前に家族でよく話し合っておきましょう。 英語力がないと入学できない ボーディングスクールはほかの留学先と異なり、ある程度高い英語力がない場合は入学できません。英語力の証明として英検やTOEFL、ELTiSなどのスコア提出を求められるため、希望するボーディングスクールが認めている英語試験を確認してみてください。 必要な英語力の目安は? 先述したとおり、ボーディングスクールの入学で求められる英語力の目安の最低ラインは英検2級程度です。英検2級は高校卒業程度の英語力とされており、必要なボキャブラリー数は5,000語とされています。 英検2級をTOEICスコアに換算するとおおよそ550〜600点、TOEFLスコアの場合は61〜68点程度です。高校生であれば難しくありませんが、小学生〜中学生で英検2級レベルの英語力を身につけることは簡単ではないでしょう。ボーディングスクールへの留学を考えている場合は、計画的に英語力を強化していく必要があります。 日本の大学への進学が難しい可能性もある 海外のボーディングスクールは、現地の大学へ進学するためのカリキュラムが組まれていることが多いです。また、授業も英語で行われるため、英語力が伸びる半面、日本語力を伸ばすことは難しいでしょう。 このような背景から、ボーディングスクールへ留学すると日本の大学へ進学しづらくなります。とくに日本の国立大学は受験科目数も多く、試験内容も日本語がメインのため、一般入試で入学することは困難でしょう。ただし、ボーディングスクールでの経験をアピールし、私立大学へ推薦入試やAO入試で入学する道は残されています。 ボーディングスクールにかかる費用 デメリットの項目でも言及しましたが、ここでボーディングスクールにかかる費用を改めて紹介します。先述したとおりボーディングスクールは授業料だけでなく寮費も必要になるため、留学先に支払う学費としては年間400万円〜700万円程度が必要です。 一般的にレベルの高いプレップスクールは学費が高く、反対にミリタリースクールやミッション系スクールの学費は抑えられています。地域やランクによって学費の幅は広いため、ご家庭の経済条件にマッチした学校を探すことからはじめてみましょう。 また、実際に留学するとなると、学費以外の諸経費についても考えなくてはなりません。たとえば、ボーディングスクールは全寮制ですが、休暇中(クリスマスホリデーなど)は退寮しなければならないケースが多いです。 帰国する場合は航空券代が必要ですし、現地に留まるときはホームステイ代が必要になります。また、現地での日常生活を送るために、多少のお小遣いも必要になるでしょう。 これらの予算をすべて含め、さらには為替レートも加味した留学予算を想定しておきましょう。ボーディングスクールにかかる費用についてさらに詳しく知りたい方は、高校留学Worldへお気軽にご相談ください。 ボーディングスクールの選び方 ここまでの記事を読みボーディングスクールへの留学を本格的に検討したいと考えた方は、次の観点から留学先の学校を選んでみてください。 まずは留学先の国を決定する まずは、留学先の国を決めましょう。ボーディングスクールへの留学先として、一般的な国は次のとおりです。 アメリカ カナダ イギリス オーストラリア ニュージーランド ボーディングスクールへの留学を成功させるには、留学先の国の規模や文化、風土も考慮することをおすすめします。たとえば、アメリカ場合はボーディングスクールの数が他国と比べて圧倒的に多いため、広い選択肢の中から学校を選べることが特徴です。ただし物価が高いため、予算が全体的に高水準になることは覚えておきましょう。 費用を抑えて留学したいなら、相対的には物価の低いカナダやニュージーランドを選ぶといいでしょう。ニュージーランドは南半球の国のため日本と季節は反対ですが、時差が少ないこともメリットの1つです。 IB(国際バカロレア)を取得できるかを確認する 大学への進学も考えている場合は、IB(国際バカロレア)を取得できるかどうかもポイントです。先述したとおりIBは国際的に通用する大学入学資格のため、ボーディングスクール卒業後の可能性を広げるためにも、IB取得可否は重要な要素となるでしょう。 もし留学したいボーディングスクールが決まっている場合は、IB取得に対応しているか各校のホームページで探してみてください。高校留学Worldにご相談いただければ、IBを取得できるおすすめの留学先を提案することも可能です。 過去の受け入れ実績を確認する 留学を検討しているボーディングスクールの、日本人の受け入れ状況を確認することも重要です。日本からの留学実績があれば、学校側の受け入れ体制も整っていることが推測できます。また、受け入れている留学生の出身国も確認してみてください。たとえば、オーストラリアのボーディングスクールへ留学するとしても、ヨーロッパからの受け入れが多い場合はそれだけ欧州文化にも触れられるチャンスが広がります。 全体の生徒数で選ぶ 全体の生徒数が少ない場合は、それだけきめ細かな対応が期待できます。一方、生徒数が多いときは、さまざまな文化や風習に触れられる可能性が高いです。ボーディングスクールの生徒数も、留学経験に影響することは覚えておきましょう。 ボーディング生と通学生の比率を確認する 留学先によっては、寮生(ボーディング生)と通学生が混在していることもあります。全寮制のボーディングスクールでなければ、生徒の半数〜8割程度が寮内で生活しているケースが多いです。寮での生活も重視する場合は、ボーディング生と通学生の比率も確認してみてください。 課外活動の内容で選ぶ 課外活動の内容で、留学先を選んでもいいでしょう。各ボーディングスクールによって力を入れている課外活動は異なり、スポーツや芸術はもちろん、リーダーシップ養成などに取り組んでいることもあります。 奨学金を受けられるかで選ぶ ボーディングスクールによっては、奨学金を受け取れる場合もあります。ボーディングスクールには高額な費用が必要になるため、可能であれば奨学金を受けたいと考えている方も多いでしょう。条件付きの奨学金もありますが、留学先の奨学金制度も調べてみてください。 卒業後の進路を踏まえて選ぶ ボーディングスクール卒業後の進路についても、学校ごとに傾向が異なります。現地の名門大学へ進学しやすい学校もあれば、他国の大学への進学実績が豊富なボーディングスクールもあることは覚えておきましょう。たとえば、アメリカのボーディングスクールを卒業後、イギリスの大学へ進学するケースもあります。 ボーディングスクールに入学するまでの流れ ボーディングスクールに入学するまでの流れとしては、次のようなステップを想定しておきましょう。 学校選び 入試対策の開始 必要書類の収集 願書提出 審査・面接・試験 合否通知 学生ビザの取得 入学 海外のボーディングスクールは、基本的に9月から始業です。日本のように、4月始業の国は少数派のため注意してください。9月入学に合わせるとすると、最低でも前年4月(1年半前)には学校選びや入試対策を開始したほうがいいでしょう。 入学一年前の夏休み(7月〜8月)には、実際に志望校を訪れてみてもいいかもしれません。志望校が固まったら、本格的に入試対策を開始します。同時に、必要書類も集めはじめましょう。9月には入学生の募集を開始するボーディングスクールもあり、合否発表は2月〜4月くらいに行われます。ビザの取得などもあるため、早めはやめの行動を心がけましょう。 まとめ この記事で紹介したとおり、ボーディングスクールへの留学には多くのメリットがあります。英語力を底上げしつつ、勉学や課外活動など人としても成長したい方には、ボーディングスクールがおすすめです。 高校留学Worldでは、海外のボーディングスクールへの留学もサポートしています。留学先の国選びや学校選びはもちろん、出発の準備、現地到着後のアフターケアにも専任留学アドバイザーが対応することが特徴です。海外のボーディングスクールへ留学したい方は、ぜひ高校留学Worldへご相談ください。

海外留学中に起こりやすいトラブルを紹介!回避方法・対処方法も

海外留学では文化や治安の違いから、思いがけずトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。しかし、トラブルの種類や傾向、正しい対処方法を知っていれば過度に恐れる必要はありません。 この記事では海外留学中に起こりやすいトラブルを紹介するとともに、トラブル回避方法や対処方法も解説します。これから海外留学へ臨む方は、トラブルに巻き込まれないためにもぜひ最後までご覧ください。 目次 海外留学中に起こりやすいトラブル6つ 【トラブル1】金銭トラブル 【トラブル2】犯罪トラブル 【トラブル3】健康トラブル 【トラブル4】盗難トラブル 【トラブル5】ホームステイ先でのトラブル 【トラブル6】事故に関するトラブル 海外留学出入国時に起こりやすいトラブル 海外留学はトラブルを想定して事前に準備しよう 海外留学中のトラブルの相談先 金銭に関するトラブル 犯罪・盗難・事件・事故に関するトラブル 健康に関するトラブル 空港でのトラブル まとめ   海外留学中に起こりやすいトラブル6つ 海外留学中に起こりやすいトラブルを紹介します。どういったトラブルも原因や避ける方法を知っていれば、恐れる必要はありません。それぞれのトラブルで事例や原因、対処法・回避法をみていきましょう。 【トラブル1】金銭トラブル 海外留学中、あまりにも現地に慣れていない雰囲気を出していると、お店やタクシーなどで「ぼったくり被害」に遭うことがあります。また、観光客だと思われるとスリのターゲットになることもあるため注意してください。ぼったくりやスリは海外だけではなく日本の観光地でも起こりうるトラブルですが、留学時はより一層注意したほうがいいでしょう。 また、現地で出会ったクラスメイトやコミュニティ内の仲間で金銭を貸し借りすると、トラブルに発展することもあります。留学で出会う仲間は、いつ帰国してしまうか分かりません。お金を貸したまま、借りたまま離れ離れになってしまう可能性も考慮しましょう。 回避方法:大金は持ち歩かない、お金は貸さない 留学中の金銭トラブルを防ぐため、基本的に大金は持ち歩かないようにしましょう。お金そのものを持っていなければ、スリやぼったくりに遭うことはありません。また、ステイホーム先の家族がいれば、スリやぼったくりに注意すべき繁華街などを聞いてみてください。 また、友だちと金銭トラブルにならないために、お金の貸し借りは避けましょう。どうしてもお金が必要になったときは、日本にいる家族に相談することをおすすめします。 【トラブル2】犯罪トラブル 留学中は、日本では考えられない犯罪トラブルに巻き込まれることもあります。先述したスリやぼったくりも犯罪ですが、近年とくに注意すべきなのは麻薬や違法ドラッグにまつわるトラブルです。学校や地域の知り合いに誘われることがあるかもしれませんが、日本で暮らしているときと同じく自分の身は自分で守ることを心がけましょう。 また、簡単なアルバイトとして荷物を運んだ結果、中身が違法薬物だったケースもあります。この場合は「運び屋」として自分が犯罪者となり、逮捕されることもあるため要注意です。国によっては、麻薬関連の犯罪が日本とは比較にならないほど重罪とされていることもあるため、常に危機意識を持っておきましょう。 くわえて、人通りの少ない場所を一人で歩いていると、暴行などの被害者になってしまうかもしれません。海外では日本より治安が悪い場所もあることを、常に意識しましょう。 回避方法:危険エリアには行かない 犯罪トラブルに巻き込まれないように、危険エリアには行かないことを前提に生活してください。また、初対面の人やうまい話を持ちかけてくる人は、信頼できる人物か十分に見極めましょう。 仮に犯罪トラブルに巻き込まれそうになった場合は、大声で助けを求めて避難します。安全な場所まで逃げたら、留学先の担当者やステイホーム先の家族、場合によっては日本大使館にも相談しましょう。 【トラブル3】健康トラブル 留学先と日本で気候や環境が異なると、健康を害してしまうかもしれません。留学先の環境に慣れるまでは時間がかかりますし、どうしても体調を崩しやすくなってしまいます。また、食文化が異なると下痢や食欲不振に陥るケースも少なくありません。 精神的な健康トラブルとしては、ホームシックが挙げられます。慣れない環境で暮らしていると、だれでも精神的に落ち込んでしまうものです。 回避方法:海外保険に加入しておく、薬の持ち込みの可否を確認しておく 海外で健康トラブルに遭うと動揺してしまうかもしれませんが、基本的には日本にいるときと同じく、安静にして身体を休めることが重要です。軽い症状なら薬を買ってきて、ホームステイ先でゆっくり寝てみてください。留学先の保健室などに相談してもいいでしょう。 重症の場合は通院や入院が必要になりますが、留学先の国によっては医療費が高額になることも少なくありません。万が一の健康トラブルでも困らないように、留学先の通院でも適用される海外保険に加入しておくと安心です。 常備薬がある場合は、薬の持ち込みの可否を確認しておく必要もあります。日本から薬を持っていく場合、機内持ち込みの場合は原則として問題ありませんが、薬によっては持ち込み不可の場合もあるためです。薬について不安がある場合は、厚生労働省のホームページを確認してみてください。(参考:海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて|厚生労働省)共通事項としては、どのような病気・症状のために医薬品を服用しているか、説明できる文書を用意しておく必要があります。 【トラブル4】盗難トラブル スリによる金銭トラブル以外にも、貴重品を盗まれてしまうトラブルにも注意してください。クレジットカードや財布はもちろん、パスポートやスマートフォンなど盗まれると困るものは多いです。盗難トラブルに遭う留学生は非常に多いので、常に警戒しましょう。 回避方法:貴重品は身体から離さない 盗難トラブルを回避する一番の対処法は、貴重品を身体から離さないことです。たとえば、学校や飲食店、電車内などでトイレに行く際、日本では自席に荷物を置きっぱなしにしている方もいるかもしれません。しかし留学先で荷物を放置すれば、少しの間でも盗まれてしまう可能性が高いです。 また、電車やバスなどで移動中に置き忘れ、そのまま盗まれてしまうというケースもあります。移動するときは、定期的に荷物を失くしていないかチェックする癖をつけましょう。 【トラブル5】ホームステイ先でのトラブル 留学中のホームステイ先で、トラブルになってしまうケースもゼロではありません。留学生の受け入れに慣れているホストファミリー家庭も多いですが、やはり生活習慣や文化の違いからお互い不快に感じることもあります。 たとえば、食文化を例に挙げます。海外では日本のようにしっかりとしたメニューが用意されることは珍しく、一品料理で済ます家庭も少なくありません。また、家庭によって生活リズムも異なるため、整理整頓や洗濯のルールは千差万別です。 さらに、留学先の国によってはさまざまなルーツのホストファミリーがいることも珍しくありません。たとえば、アメリカでのホストファミリーがヒスパニック系や中国系、ドイツ系の家庭である可能性もあります。このような多様な文化に触れられることも留学の醍醐味ですが、文化の違いがトラブルの原因となることも覚えておきましょう。 対処方法:ルールを守る、困った場合はエージェントに相談 ホストファミリーとのトラブルを防ぐために、まずは家庭ごとのルールを守ることを心がけましょう。たとえば、ホストファミリーの生活リズム(起床時刻や夜の過ごし方)を知り、なるべく自分から合わせていくことが重要です。また、バスルームや洗濯など衛生管理に関わるところは、留学の初期段階で認識を合わせておいたほうがいいでしょう。 どうしてもホストファミリーとうまくいかないと感じた場合は、留学を手配してくれたエージェントに相談してみてください。さまざまな留学生の事例を知っているエージェントであれば、適切な解決策を教えてくれるはずです。 【トラブル6】事故に関するトラブル 最後に、留学先での事故トラブルにも注意しましょう。自分が事故被害者や加害者にならないように、留学先の交通ルールは調べておくことをおすすめします。 たとえば、イギリスやアイルランド、オーストラリア、ニュージーランドなど、大英帝国と結びつきが強い国(旧イギリス領)は自動車が左側通行とされていることが多いです。しかし、カナダやアメリカは右側通行です。このように国が違えば交通ルールも異なるため、油断していると交通事故の当事者になりやすいことを覚えておきましょう。 また、国によっては車やバイク以外に、自転車についても厳しいルールが運用されていることがあります。自転車だからと油断せず、ホストファミリーや留学先の学校に注意すべき交通ルールを聞いてみてもいいでしょう。 対処方法:警察や大使館に連絡する 仮に交通事故の当事者となってしまった場合は、警察や大使館に連絡しましょう。とくに留学先の日本大使館は、さまざまなトラブルに対してサポートしてくれます。事故の当事者になってしまった場合、大使館が必要書類の作成・提出、現地弁護士とのやりとり、日本の家族への連絡もしてくれます。留学中の生活エリアを管轄している警察署や日本大使館の連絡先は、いつでも確認できるようスマートフォンに登録しておきましょう。 海外留学出入国時に起こりやすいトラブル 留学中だけではなく、海外留学出入国時に起こりやすいトラブルもあります。それぞれのトラブル原因と対処法について紹介します。 【ケース1】パスポートを忘れた 留学に必要な荷物を準備する過程で、パスポートの存在を忘れてしまうこともあります。勉強に必要な書籍や留学中の生活用品などに意識が向くと、出国に必要なパスポートが記憶から抜けてしまうこともあるのです。 海外へ行くため、当然パスポートがないと出国できません。家に忘れてしまった場合は、時間に余裕があれば取りに帰宅してもいいでしょう。家族のスケジュールが空いていれば、空港まで持ってきてもらうことも選択肢の1つです。 なお、搭乗予定の時間までにパスポートを準備できなかった場合は予定便に乗れません。航空会社のチェックインカウンターで事情を説明し、別便に乗れないか相談しましょう。このような事態を防ぐために出発前に必要な書類をチェックリストで確認し、なおかつパスポートの居場所を常に把握する癖をつけましょう。 イギリスやアメリカへの留学の場合、常日頃からパスポートを携帯する必要はありません。しかし、留学中にパスポートを紛失してしまった場合は大使館や警察で手続きする必要があるため、管理は徹底するべきです。 【ケース2】学生ビザ・入学書類を忘れた パスポート以外に、学生ビザ・入学書類を忘れてしまうケースもあります。ビザ関係書類がないと、留学先の国へ入国することは認められません。また、学生ビザが不要なプログラムで留学する場合は、入学許可証がないと入国できない可能性もあります。(入国審査による) ビザや入学書類も、パスポートと同じくらい重要なものです。留学中もしっかり管理しなくてはならないため、チェックリストなどを用意して対策をしましょう。 【ケース3】航空券を忘れた 航空券(eチケット)を忘れてしまうこともあるでしょう。実は航空券情報は電子的に管理されているため、仮に航空券がなくてもパスポートがあればチェックイン手続きはしてもらえます。 【ケース4】電子渡航認証の登録をし忘れた 電子渡航認証システム(ESTA エスタ|Electronic System for Travel Authorization)とは、ビザなしでアメリカへ入国する際に、電子申請が義務付けられているものです。学生ビザを取得していない場合は、電子渡航認証システムの登録を忘れていると、そもそも空港でチェックインできません。また、電子渡航認証システムとパスポートの登録情報に差異がある場合も、チェックインを認められないため注意してください。 ESTA(エスタ)はインターネットから申請できるため、忘れていた場合はスマートフォンなどから急いで手続きをしましょう。ただし、認証されるまで時間がかかるケースもあります。在日米国大使館によると渡米日の72時間以上前には申請することが推奨されているため、忘れないようにしてください。 【ケース5】搭乗時間に間に合わない・航空便が欠航になった 交通機関の乱れや天候などによって、搭乗時間に間に合わなかったり航空便が欠航になったりするケースもあります。悪天候で公共交通機関が止まっていても、飛行機は安全が確認できれば出発することはご存知でしょうか。搭乗予定者を待つことはなく、乗り遅れはあくまでも自己責任となるため注意してください。 航空便が欠航になった場合は、自動的に搭乗可能便へ振り替えてもらえます。到着空港で出迎えがある場合は、到着予定時刻の変更を連絡しておきましょう。 【ケース6】乗り継ぎができなかった 搭乗便の遅れによって乗継便に乗れなかった場合は、通常は空席のある他の運航便に振り替えてもらえます。乗継空港に着き次第、乗り継ぎカウンターで事情を説明してみてください。なお、この場合も留学受け入れ先の担当者に、到着予定時刻の変更を連絡しておいたほうがいいでしょう。 【ケース7】入国審査で別室に連れていかれた 留学先の国へ到着後、最初の関門が「入国審査」です。入国審査カウンターでパスポートや学生ビザ、入学許可証などを確認され、係官から質問されます。質問内容には留学先の言葉(英語)で答えることが前提のため、不安な場合はあらかじめ想定問答集を作っておきましょう。 なお、係官からの質問が分からず適当な返答をしてしまったり、回答内容を嘘だと判断されたりした場合は、別室に連れていかれることがあります。入国審査で別室に連れていかれると慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて質問に答えましょう。 質問内容が分からなければ聞き返し、可能であれば留学先の担当者と連絡を取らせてもらうことをおすすめします。嘘をつくことだけは絶対に避けてください。 【ケース8】荷物が到着しなかった 空港に到着したものの、預けたスーツケースが見当たらないことがあります。ターンテーブル(スーツケースを受け取る場所)近くに航空会社のカウンターがあるため、荷物の引換証や搭乗券を提示して荷物の行方を確認しましょう。留学中の滞在先住所(ホストファミリー宅)を知らせておけば、発見次第届けてもらえます。 【ケース9】出迎えスタッフと合流できなかった 到着した空港で、留学の出迎えスタッフと合流できないこともあります。出発前に、スタッフや送迎担当者の緊急連絡先は必ず確認しておきましょう。留学先の国へ着いたら、すぐにスマートフォンを使えるよう設定することもおすすめです。 もし連絡が取れない場合は、空港のインフォメーションセンターで呼び出してもらいましょう。待ち合わせ場所を間違えているかもしれません。なお、トラブルに巻き込まれないよう、本当に正しい出迎えスタッフかどうかを確認してください。 海外留学はトラブルを想定して事前に準備しよう ここまで紹介したとおり、海外留学は出発から帰国までそれぞれのフェーズで注意すべきトラブルが数多く存在します。トラブルはどれも起こりやすいものであるため、あらかじめ想定問答集やチェックリストを作り、シミュレーションしておくことが重要です。不安な要素は、日本にいる間に解決しておきましょう。 海外留学中のトラブルの相談先 注意をしていても、トラブルに遭遇してしまうことはあるでしょう。最後に、万が一トラブルに巻き込まれた場合の相談先を紹介します。なおトラブルごとの共通事項として、どうしらたいいのか分からないほど困ってしまった場合は、留学を手配してくれた留学エージェントに相談することをおすすめします。 金銭に関するトラブル お金を盗まれた場合は、警察に相談してください。いきなり警察に相談することが不安な場合は、ホストファミリーや留学エージェントへ相談してからでも大丈夫です。 犯罪・盗難・事件・事故に関するトラブル 犯罪や盗難、事件、事故に関するトラブルは、警察もしくは日本大使館へ相談します。緊急性が高い場合は、まずは警察へ連絡しましょう。 健康に関するトラブル 健康面でのトラブルは、ホストファミリーに相談してみてください。常備薬があればもらえるでしょうし、近くの病院を紹介してもらえるかもしれません。留学先によっては、日本語対応可能な病院もあります。留学前に通院先を調べておいてもいいでしょう。 空港でのトラブル 空港でのトラブルは、インフォメーションセンターや各航空会社のスタッフに相談します。はじめての海外渡航の場合は不安に感じるかもしれませんが、少しでも困ったことがあれば気軽に相談してみてください。 まとめ 海外留学では、大なり小なりトラブルが発生してしまうかもしれません。しかし、今回紹介した回避方法や対処方法を知っていれば恐れる必要はありません。トラブルを乗り越える力を身に着けられることも、海外留学で得られるメリットです。高校留学Worldでは、海外留学に関する相談を幅広く受け付けております。まずはお気軽にお問い合わせください。

留学経験はどう活かす?就活時のアピール方法・活かせる業界も紹介!

英語力を伸ばすためや異文化への理解を深めるために、留学したいと考えている方も多いのではないでしょうか。留学することで間違いなく成長できますし、自信を持つきっかけにもなるでしょう。しかし留学したとしても、進学時や就活時に留学経験をうまくアピールできないかもしれないと悩んでいる方もいるかもしれません。 これから高校受験を控える学生であっても、長期的なキャリアプランを持っていることは重要です。この記事では就活で留学経験を活かす方法やアピールポイント、留学経験を活かしやすい企業について紹介します。具体的なアピール文章も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 目次 留学の経験を進路にどう活かせばいい? 留学経験で得られるものとは 自主性を育める 柔軟な思考力や適応力が習得できる さまざまな国の文化・習慣に触れられる 多様な価値観を学べる コミュニケーションスキルが向上する 逆境に強くなれる 留学経験者が活かせる3つの強み その1:英語力 その2:国際感覚 その3:バイタリティ 留学経験を活かせる企業・キャリア 外資系企業 スタートアップ・ベンチャー企業 日系グローバル企業 翻訳・通訳 留学経験を就活に活かすためのアピール方法 なぜ留学したのかを明確にアピールする 留学経験による自身の成長をアピールする 逆境や困難時の乗り越えた経験をアピールする 留学中もっとも努力したことをアピールする まとめ   留学の経験を進路にどう活かせばいい? 「留学した経験を進路やキャリアにどのように活かせば良いのか」と悩むこともあるでしょう。何となく「留学経験があります」とアピールしても、採用担当者や面接官から「留学経験をどのように活かせますか」と改まって聞かれると、返答に困ってしまうかもしれません。 まずは、留学経験の活かし方を考えるために、留学をすることで得られるスキルやメリットを洗い出しましょう。 留学経験で得られるものとは 留学経験で得られるものを考えると、「英語力」を思い浮かべるかもしれません。しかし、英語力はもちろんのこと、そのほかのスキルも向上できるのが留学です。ここで紹介するスキルは高校や大学生活はもちろん、社会に出てからも求められるスキルです。それぞれのスキルの活用方法を紹介します。 自主性を育める 海外留学によって、自主性が育まれるケースは珍しくありません。まず、自らの意思で留学を決意する過程でも自主性が成長します。さらに、異なる文化や環境で生活することで自己管理スキルや、自立心が養われることもポイントです。 海外では自分の意見を持ち、それを表現する機会が多く与えられることから、日本で生活するより自主性が育まれやすいことも覚えておきましょう。 柔軟な思考力や適応力が習得できる 異なる文化で生活することは、柔軟な思考力や適応力の習得にもつながります。留学中は新しい環境や未知の状況に適応する必要があるため、日本で暮らすよりも応用力を鍛えやすいともいえるでしょう。 さまざまな国の文化・習慣に触れられる 留学先では、さまざまな国の文化や習慣に触れられます。単に留学先の文化だけでなく、留学生同士の交流から他国の文化にも触れる機会を得られることもポイントです。言葉の壁や文化的な違いを乗り越える力は、進学や就活でもアピールしやすいでしょう。 多様な価値観を学べる 異なる背景を持つ人々との交流を通じ多様な価値観を学ぶことで、グローバル社会に求められる広い視野を身につけられることもポイントです。また、さまざまな価値観に触れることで、自分の人生観や世界観も広げられるでしょう。多様な価値観に裏付けされたイノベーティブな思考により、日本の常識に囚われない発想ができることもアピールポイントになります。 コミュニケーションスキルが向上する 異なる言語や文化背景を持つ人々と生活することで、必然的にコミュニケーションスキルが向上することも留学ならではのメリットです。言語能力はもちろんですが、非言語的な表現や共感力も高められるでしょう。リーダーシップを発揮することはもちろん、多様な人が存在するコミュニティ内でフォロワーシップを発揮できることもアピールしやすいポイントです。 逆境に強くなれる 留学では楽しいことだけではなく、外国ならではの困難な状況に直面することもあるかもしれません。そのような逆境を乗り越える力を身につけられることも、留学で得られるスキルの1つです。ストレス耐性を重視する企業も多いため、留学を乗り越えたという事実そのものがアピールポイントになるでしょう。 留学経験者が活かせる3つの強み 留学経験で得られるものも加味すると、留学経験者が進学や就活でとくに活かしやすい強みは3つです。ここで紹介する強みをキャリアプランに活かしたい方は、積極的に留学することをおすすめします。 その1:英語力 英語圏へ留学した場合は、授業や日常生活は基本的にすべて英語で対応しなくてはなりません。友人とのコミュニケーションでは英語のヒアリング力やスピーキング力を高められますし、授業では資料を読むリーディング、レポートを書くライティングが必要になるなど、英語の基本スキルである「聞く・話す・読む・書く」のすべての力を底上げできることがポイントです。 このように留学中は英語漬けになるため、日本で勉強する学生や社会人よりも圧倒的に高い英語スキルを身につけられます。英語力を高めることを最優先の目的として留学してもいいでしょう。 なお、留学先として一般的な英語圏の国はアメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランドです。留学先に悩んでいる方は、この6か国を候補に検討してみてください。 その2:国際感覚 留学では、多様なバックグラウンドを持つ人々と交流する機会を持てます。そのため、国際感覚を養いやすく、これはグローバルにビジネスを展開する企業にとってアピールしやすい強みです。 たとえば、世界の国々はそれぞれ価値観が異なり、ルールやマナーも違います。そのため訪日外国人をもてなす際に、ふとしたことで不快にさせてしまうかもしれません。そのような事態を防ぐためにも、訪日外国人をお客様とする企業にとって国際感覚を身につけた人材は喉から手が出るほど欲しい人材なのです。 昨今ではインバウンド対策として、各国から訪れる旅行客に対応するスタッフを求める企業も少なくありません。そのため、都会のみならず地方で就活する際も、留学経験で養った国際感覚が強みとなります。 その3:バイタリティ バイタリティ(活力や積極性)が優れている点も、留学経験者が活かしやすい強みです。そもそも留学するだけで、一般的な学生と比べるとバイタリティが豊富であるといえるでしょう。しかも留学先の国では、日本よりも積極的に自分の意見を主張することが求められます。このような背景から、留学経験を根拠としてバイタリティの豊富さを強みとする方も少なくありません。 留学経験を活かせる企業・キャリア ここまで紹介した留学によって得られる経験や強みをふまえ、留学経験を活かせる企業やキャリアを紹介します。それぞれの職種でどのように留学経験が活かせるか紹介するため、ぜひ参考にしてください。 外資系企業 英語でのコミュニケーション能力や逆境へ立ち向かう精神力を活かせる職場としては、外資系企業が挙げられます。外資系企業ではクライアントやパートナー企業との交渉や関係構築で異文化コミュニケーション能力が求められますし、日本企業にはない価値観に適応しなくてはなりません。 また、外資系企業は日本企業よりも成果に厳しく、困難な状況でも売上や利益を追及されることも多いです。しかしその分、日本企業より報酬条件が良いことも外資系企業ならではの特徴といえます。 このように高い報酬が見込める反面、国際的なコミュニケーションやストイックな姿勢が求められる外資系企業は、留学経験を活かしつつ成功を収めたい方には最適な職場だといえるでしょう。 スタートアップ・ベンチャー企業 留学中に培ったバイタリティと柔軟な思考は、変化の激しいスタートアップ・ベンチャー企業との相性がよいでしょう。スタートアップ・ベンチャー企業では常識に囚われず、新しい環境や文化に適応する力が求められます。また、グローバル市場への拡大を目指す際は国際的な知見も欠かせません。 外資系企業のように既に成功した会社で働くのではなく、小さな会社を自分の力で大きくできることもスタートアップ・ベンチャー企業で働く醍醐味です。留学するときのように、未知の環境で自分の力を試したいと考えている方にも向いています。 日系グローバル企業 日系グローバル企業も、留学経験を活かしてキャリアを築ける選択肢です。海外市場への展開や国際的なプロジェクト管理では、留学で培った異文化への理解が欠かせません。また、日本本社と現地法人をつなぐ英語力やコミュニケーション能力も求められます。 だれもが知る有名な日本企業に入社しつつ、留学した経験を活かしたい場合は、ぜひ日系グローバル企業で活躍してみてください。自動車産業や半導体産業など、日本の技術で世界と戦うこともやりがいがあるでしょう。 翻訳・通訳 英語力はもちろん、日本と海外の文化の違いへの知識を活かしたい場合は、翻訳・通訳もおすすめです。とくに日本と海外それぞれの文化的ニュアンスを理解していることは、優秀な翻訳・通訳には欠かせません。 たとえば、「People will talk.」という慣用句がありますが、これを日本語にすると「人の口に戸は立てられない(人のうわさや批判は防げない)」という諺です。助動詞「will」には習性を表す意味もあるため、直訳すると「人は話してしまうものだ。」となります。しかし、そこから「人は黙っていられない」という意味を捉え、日本語ならではの諺に変換しているのです。 このように日本と英語圏の文化をつなぐ表現は、翻訳・通訳ならではの醍醐味といえるでしょう。大きな組織でマネジメントするよりも、自分の実力や技術をメインにキャリアを築いていきたいと考えている方は、ぜひ翻訳・通訳の仕事を選んでみてください。 留学経験を就活に活かすためのアピール方法 最後に、留学経験を就活に活かすためのアピール方法をケース別に紹介します。それぞれ例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 なぜ留学したのかを明確にアピールする まずは、「なぜ留学したのか」を明確にアピールしましょう。自分の行動にしっかりと理由付けすることで、ロジカルな思考があることも伝えられます。また、自分のキャリアビジョンや価値観を伝えてもいいでしょう。このとき「親や先生に勧められた」、「友だちが留学していた」などの受け身の理由ではなく、あくまで主体的な行動であったことを伝えた方が好印象です。 【例文】 中学生の頃に読んだ小説の主人公がグローバルに活躍する姿に憧れており、私も国際的なビジネスに貢献したいと考え高校留学を決意しました。異文化を理解し、多様な価値観を取り入れることで、将来は国際ビジネスの現場で架け橋となることを目指しています。 留学経験による自身の成長をアピールする 留学中に身につけたスキルや経験を具体的に示し、個人的な成長もアピールしましょう。この成長したスキルをどのように活用しているかも紹介できるとベストです。なお、留学経験による成長というと、英語力をアピールすることが多いかもしれません。 しかし、留学によって英語力が向上することは当たり前といえば当たり前です。留学した経験によって、人間としてどのように成長したかをアピールしてもいいでしょう。 【例文】 留学中、私は自分の意見を伝える大切さを知りました。海外で暮らしていると自分の気持ちを察してくれる人はいないため、伝えるべきことは怖気づかずに伝えるようにしています。しかしその反面、さまざまな背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて、異なる主張同士をまとめて皆が納得する解決策を提示する大切さも学びました。 このような留学で培った経験を活かし、今ではサークルのリーダーとしてチームメイトそれぞれの意見を取りまとめています。 逆境や困難時の乗り越えた経験をアピールする たとえ留学中にトラブルがあったとしても、その逆境や困難を乗り越えた経験をアピールできます。失敗したことよりも、その失敗をどのように克服したかを重視する学校や企業も多いです。論理的に失敗原因や課題を究明し、その結果としてどのような教訓を得たのかもアピールしてみてください。 【例文】 留学中に言語の壁や文化的な違いに直面しました。最初は意思疎通がうまくいかず、スムーズにコミュニケーションできない場面も多かったです。しかしそのような壁を乗り越えるために、積極的に現地のコミュニティに参加しコミュニケーションスキルを磨くことに注力しました。この経験から、困難な状況であっても解決するためには自分から積極的に行動することが大切だと実感しています。 留学中もっとも努力したことをアピールする 留学中もっとも努力したことは、とくにアピールするべき要素です。なにをもっとも努力したかによって、人間性を表すことにもつながります。このとき、留学した理由との関連を意識することで、意思を貫徹する能力があることもアピールできるでしょう。 【例文】 国際ビジネスの現場で活躍する能力を身につけるために留学したので、とくに力を入れていたのは言語習得に関わる行動です。毎日の語学学習はもちろん、現地のボランティア活動にも参加し、実践的な言語スキルを高めました。最終的にはボランティア活動の中心メンバーにもなり、英語での組織運営能力を身につけることもできました。 まとめ 留学すると英語力はもちろん、自主性や柔軟な思考力、異文化コミュニケーションスキル、逆境にもめげない心など、さまざまな力を身につけられます。これらの能力は間違いなく就活にも役立ちますが、真に役立てるためには適切にアピールすることも必要です。 外資系やスタートアップ・ベンチャー企業、日系グローバル企業などいずれへ就活するにしても、自分の力で物事を切り開く力は重視されます。主体的に留学を志し、留学先で身につけたスキルや価値観を積極的にアピールしてみてください。 高校留学Worldでは1999年から、高校生の留学支援を行っています。正規留学はもちろん、ボーディング留学や短期留学、交換留学にも対応していることが特徴です。アメリカやイギリスなど6つの英語圏から留学先を選べるため、留学先に悩んでいる方もお気軽にご相談ください。一人ひとりに合った留学プランを提供します。

カナダ留学おすすめ都市top11!各都市の魅力を紹介

カナダはその広大な自然や多様な文化で知られており、留学生にピッタリな環境のひとつです。本記事では、カナダ留学におすすめの都市を厳選してその魅力を紹介します。 目次 カナダ留学のおすすめ11都市 バンクーバー ビクトリア トロント カルガリー オタワ モントリオール ハリファクス ウィニペグ ウィスラー ケロウナ バーナビー カナダ留学のメリット・デメリット メリット デメリット カナダ留学の費用目安 カナダ留学が向いている人 まとめ   カナダ留学のおすすめ11都市 以下では、カナダ留学のおすすめ都市として11箇所をピックアップしました。それぞれの地域の特徴や留学するうえでのメリットをまとめています。ぜひ都市選びの参考にしてください。 バンクーバー バンクーバーは、トロントやモントリオールに次ぐカナダ第3の都市です。世界でもっとも住みやすい街ランキングにおいて、毎年上位に選ばれています。バンクーバー市のみの人口は約68万人ですが、周囲の都市圏人口を含めると200万人以上が暮らしています。大都市でありながら、緑豊かな自然も感じられるバランスのよい街です。 バンクーバーは、カナダ最西部にあるブリティッシュコロンビア州に属しています。アメリカの国境近くに位置しており、最短2時間半でシアトルまで行ける距離にあります。気候としてはカナダの中では温暖で、年間を通して東京よりも気温がやや低いです。夏の最低気温と最高気温は東京よりも10℃程度下がりますが、冬の気温にあまり変化はありません。 留学先としてのバンクーバーのポイントは、アジア系の移民が多く日本のものが手に入れやすい点が挙げられます。バンクーバーは英語を使う人が人口の約半数しかいないなど、移民が多い街です。日本のスーパーや雑貨屋、レストランなども充実しており、便利な生活が送りやすいため、初めて留学する方におすすめです。 バンクーバーについて 人口 68万人 平均気温 1月:最高気温8℃/最低気温0℃ 7月:最高気温22℃/最低気温11℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約8.5時間 交通手段 電車・市バス・シーバス(フェリー)など ※定期は共通で月1万5千円~ 観光地 ギャスタウン・スタンレーパーク・クイーンエリザベスパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:  8万円~15万円 合計費用:35万円~65万円 ビクトリア ビクトリアは別名「ガーデンシティ」とも呼ばれ、街中に花があふれる穏やかな都市です。歴史的な背景から街には英国風の建物が立ち並び、また、庭園や公園が多く整備されています。優雅な雰囲気と明光風靡な景色から、留学生や旅行客に人気の都市です。 ビクトリアは、ブリティッシュコロンビア州の州都です。同州南西部にあるバンクーバー島の最南端に位置しており、カナダでも特に温暖な気候に恵まれています。基本的に東京よりも寒くはありますが、ハッキリとした寒暖差はなく気温の変化も穏やかです。 カナダ留学でビクトリアを選ぶメリットには、あたたかな雰囲気で治安もよいことが挙げられます。ビクトリアはカナダの人にとって、仕事のリタイヤ後に住みたい憧れの土地です。そのため、老後をゆったり暮らしたいシニアが多く住んでいます。穏やかな人々が暮らし、治安も安定しているビクトリアは、街に咲く花々を楽しみながら勉強したい人におすすめの留学先です。 ビクトリアについて 人口 37万人 平均気温 1月:最高気温8℃/最低気温0℃ 7月:最高気温22℃/最低気温9℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約12時間 交通手段 市バスなど 観光地 ブリティッシュコロンビア州議事堂・ブッチャートガーデン・マーケットスクエアなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:13万円~15万円 合計費用:55万円 トロント トロントはカナダ最大の都市で、経済の中心地です。金融街には超高層ビル郡や500m以上の高さを持つCNタワーがそびえ立ち、都会らしい摩天楼を築いています。人口も多く移民の受け入れも行っているため、多様な国籍の人々や文化が共存しているトロントでは国際色豊かな環境で勉強ができます。 トロントは、カナダの中東部に位置するオンタリオ州にあります。近くには五大湖のひとつであるオンタリオ湖があり、気候もその影響を受けます。気温の変化は東京と似ていますが、トロントのほうが年間を通して気温が低いです。特に冬場は最高気温でも氷点下に達するため、徹底した寒さ対策を行いましょう。 トロント留学のメリットのひとつは、ハイレベルな教育が受けられることです。OECD(経済協力開発機構)が2022年に発表した世界教育水準ランキングによると、カナダは日本よりも高い順位を誇っています。 また、トロントにあるトロント大学などは世界的に評価が高く、世界の大学ランキングでは常に上位に入っています。トロントなら日本よりも高水準の教育が受けられることは間違いないでしょう。 トロントについて 人口 273万人 平均気温 1月:最高気温-2℃/最低気温-9℃ 7月:最高気温27℃/最低気温16℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約12時間 交通手段 地下鉄・市バス・ストリートカー(路面電車)など ※料金は一律、定期は月2万3千円~ 観光地 CNタワー・セントローレンスマーケット・ネイサンフィリップ広場など 1か月あたりの留学費用 語学学校:  8万円~15万円 合計費用:35万円~65万円 カルガリー カルガリーは、カナディアン・ロッキーの麓にある自然が豊かな街です。市内には川や公園が整備されており、カナダらしい自然や緑が感じられます。カルガリーは天然資源が豊富で、オイル産業が栄えています。今現在も経済的な発展を続け、自然と人の暮らしが融合した近代都市です。 カルガリーはカナダ西部にあるアルバータ州の都市で、北米有数の世界都市でもあります。気候は日本と似ていて、夏場は雨が多く冬場は乾燥します。ただし、冬の冷え込みはカルガリーのほうが一層厳しく、最低気温が-20℃や-30℃まで下がる日もあります。 留学先にカルガリーを選ぶメリットは、日本人が少なく英語能力の向上が見込めること、治安がよく過ごしやすいこと、物価が安く生活費がかからないことなどが挙げられます。日本からカルガリーに留学に行く人は少ないため、その分英語を使う機会が多くなり語学力の向上が期待できます。 また、カルガリーは天然資源が豊富なため街の経済が潤っています。税金や物価が安いため、留学先の生活にあまりお金をかけたくない方にもおすすめです。また治安もよく、一人でも安全に生活ができます。 カルガリーについて 人口 134万人 平均気温 1月:最高気温-4℃/最低気温-16℃ 7月:最高気温23℃/最低気温10℃ 時差 -16時間(夏時間は-15時間) 日本からのアクセス 東京から約9.5時間 交通手段 路面電車・バスなど ※定期代は共通で月112万円。市内の中心部を走る電車には無料区間もあり。 観光地 カルガリータワー・オリンピックパーク・フォートカルガリーなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:10万円~15万円 合計費用:50万円 オタワ オタワはカナダの首都であり、行政を根幹として発展してきた歴史ある都市です。パーラメント・ヒルと呼ばれるカナダ初の国会議事堂や、オタワ最古の教会であるノートルダム聖堂などが建てられています。また、質の高い美術館や博物館も集まっており、観光しながら学べる機会も多く得られるスポットです。 オタワは、カナダの中東部に位置するオンタリオ州の東部にあります。気温の変化は東京と似ており、夏は30℃を超える真夏日になることもあります。一方で冬の寒さは非常に厳しく、1月の平均気温は-10℃くらいです。さらに北極寒波に覆われると、日中でも気温が-20℃までしか上がらないことも珍しくありません。 オタワ留学のおすすめポイントは、綺麗な景色を眺めながら勉強ができるところです。オタワはイギリスとフランス領だった背景から、街全体にヨーロッパの文化が色濃く残っています。「世界一美しい首都」と呼ばれている庭園のような美しい町並みの中なら、落ち着いて勉学に励めるでしょう。 オタワについて 人口 99万人 平均気温 1月:最高気温-6℃/最低気温-14℃ 7月:最高気温27℃/最低気温16℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約14.5時間 交通手段 電車・バスなど 観光地 カナダ国会議事堂・ノートルダム聖堂・カナダ国立美術館など 1か月あたりの留学費用 語学学校:12万円~18万円 合計費用:55万円 モントリオール モントリオールは、トロントに次ぐカナダ第2の都市です。フランスのパリに次いで大きなフランス語圏の都市でもあるため、「北米のパリ」とも呼ばれています。フランス文化は言語だけでなく街の景観にも現れており、石造りの住宅街や数多く建てられた教会、ヨーロッパ調の石畳の旧市街などが美しいです。 モントリオールはカナダ東部のケベック州に属しており、モントリオール島と周辺にある小さな島を中心に構成されています。気候の特徴としては、夏と冬の寒暖差が激しいのがポイントです。夏は気温が30℃に達し、湿度も高いため蒸し暑く、反対に冬は-30℃前後まで冷え込みます。このような冬の寒さ対策としてモントリオール地下街が発達し、世界屈指の規模を誇っています。 留学先にモントリオールを選ぶメリットは、英語と一緒にフランス語も学べることです。先述したようにモントリオールは世界的に有名なフランス語圏の都市で、住民の約90%が英語だけでなくフランス語も話せるといわれています。語学学校やホームステイ先も、英語とフランス語の両方から選べるところが多いです。モントリオールは、英語がある程度話せる方やフランス語もかじっておきたい方にピッタリの留学先です。 モントリオールについて 人口 178万人 平均気温 1月:最高気温-1℃/最低気温-15℃ 7月:最高気温29℃/最低気温15℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約14.5時間 交通手段 地下鉄・市バスなど ※定期は共通で月1万3千円。 観光地 旧市街・聖ジョゼフ礼拝堂・モントリオール地下街など 1か月あたりの留学費用 語学学校:13万円~18万円 合計費用:50万円~55万円 ハリファクス ハリファクスはカナダ西海岸の最大の都市であり、ハリファクス港を中心に栄える港町です。市の中心部は、カナダ第3の都市であるバンクーバーに次いで人口が密集しています。港には豪華客船が入港したり、大道芸人が集まりパフォーマンスをしたりと、大勢の人々で賑わっています。 ハリファクスがあるノバスコシア州は、カナダ東部にあります。大西洋に面しているため、内陸部に比べると気候は比較的温暖です。東京と比べると通年を通して10℃ほど気温が低くはありますが、時期ごとの寒暖差は小さいです。カナダの都市は、同じ月でも最高気温と最低気温の差が20℃近く開くこともあります。その点ハリファクスは、カナダの中では穏やかで過ごしやすい気候といえます。 ハリファクス留学のおすすめポイントは、街がコンパクトながら生活しやすい点です。ハリファクスは海に囲まれた小さな港町ですが、ショッピングモールやレストランなどがあり生活には困りません。街の中心地も徒歩で回れるほどまとまっており、移動手段が限られている留学生でも住みやすいです。 ハリファクスについて 人口 43万人 平均気温 1月:最高気温0℃/最低気温-9℃ 7月:最高気温23℃/最低気温13℃ 時差 -13時間(夏時間は-12時間) 日本からのアクセス 東京からロンドン経由で約14時間 ※直行便なし 交通手段 電車・市バスなど ※定期は月1万2千円で、身分証明書の提示が必要。 観光地 ウォーターフロント・ハリファックスパブリックガーデン・など 1か月あたりの留学費用 語学学校:14万円~20万円 合計費用:50万円 ウィニペグ ウィニペグは、カナダの中央部に位置する都市です。州の人口の半分以上が集まるほどの賑わいをみせており、カナダにおける小麦生産や農産物流通の中核を担っている街でもあります。また、ウィニペグはクマのプーさんの発祥地でもあり、アートが楽しめる一面も魅力的です。ウィニペグ美術館やカナダ人権博物館など、30以上の美術館や博物館があります。 ウィニペグの気候の特徴としては、夏と冬の気温差が激しいことが挙げられます。ウィニペグは北米でもっとも寒い都市であり、とくに寒い日は最低気温が-40℃まで下がることもあります。一方、夏場は蒸し暑く気温が30℃を超えることが多いです。ウィニペグの夏と冬の気温差は70℃以上になるため、体調管理に気をつけましょう。 ウィニペグに留学するメリットは、日本人が少なく英語環境が作りやすいことや物価が安く生活費があまりかからないこと、自然豊かで勉強に集中しやすいことなどがあります。美術館や博物館も多いため、息抜きをしながらウィニペグの文化にも触れられます。 ウィニペグについて 人口 75万人 平均気温 1月:最高気温-13℃/最低気温-24℃ 7月:最高気温26℃/最低気温13℃ 時差 -15時間(夏時間は-14時間) 日本からのアクセス 東京からバンクーバー経由で約13時間 交通手段 バスなど ※定期は月1万5千円 観光地 ウィニペグ美術館・カナダ人権博物館・聖ボニファティウス司教座聖堂など 1か月あたりの留学費用 語学学校:  7万円~12万円 合計費用:30万円~40万円 ウィスラー ウィスラーは、山岳地帯に位置している世界有数のスキーリゾート地です。2010年冬のバンクーバーオリンピックでは、山岳競技の主要会場になりました。街の中心地にはホテルやレストラン、バーなどがあり、街全体がリゾート地の形をしています。 ウィスラーのあるブリティッシュコロンビア州は、太平洋に面しておりカナダの最西部に位置しています。気候は東京と似ていて、夏場は雨が多く冬場は乾燥しますが、気温は年間を通してウィスラーのほうが10℃ほど低いです。 ウィスラー留学は、観光業に興味がある方におすすめです。ウィスラーはスキーリゾート地であり、雪山やリゾートホテルなどの仕事が多くあります。生活費用を調達したり、学んだ英語力を実生活で試したりしたい場合は、観光地でアルバイトしながら勉強ができます。 ウィスラーについて 人口 1.2万人 平均気温 1月:最高気温1℃/最低気温-5℃ 7月:最高気温24℃/最低気温9℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約11時間 ※直行便なし (東京からバンクーバーまで8時間50分、 バンクーバーからバスで2時間。) 交通手段 路線バスなど 観光地 ウィスラーブラッコム・ウィスラーオリンピックプラザなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:16万円~23万円 合計費用:60万円 ケロウナ ケロウナはカナダに住む人から、「老後に一番住みたい街」に選ばれるほど人気の都市です。バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の内陸部に位置していて、ゆったりとしたスローライフが楽しめます。オカナガン湖という湖に面しており気候が穏やかな点も、住みやすさのひとつです。 ケロウナの気候は、東京と比べると年間を通して10℃ほど低いです。しかし、カナダのほかの地域と比べると、冬の最低気温はそこまで下がりません。また、ケロウナはカナダで唯一砂漠地域があるほど降水量が少ないのが特徴です。このことからも、ケロウナは冬でも比較的穏やかに過ごせます。 ケロウナ留学のメリットは、ネイティブの英語に触れられる機会が多いところです。カナダは移民の多い国ですが、なかでもケロウナは例外です。ケロウナの人口の約97%は英語を第一言語とする人々であり、これほどネイティブの割合が高い地域はカナダ国内において他にありません。街を歩けばみんながネイティブを話している環境のため、移民が多い地域に比べてより速い英語の上達が期待できます。 ケロウナについて 人口 13万人 平均気温 1月:最高気温1℃/最低気温-6℃ 7月:最高気温28℃/最低気温11℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京からトロントを経由して約13時間 交通手段 路線バスなど 観光地 オカナガン湖・ウォーターフロントパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:14万円~20万円 合計費用:55万円 バーナビー バーナビーは、カナダ第3の都市であるバンクーバーの隣に位置する街です。州内第3位の人口規模を誇り、鉄道に15分程度乗ればバンクーバーの中心部へ着くほどアクセスも良好です。また、市内にも州最大のショッピングセンターであるメトロタウンがあり、リフレッシュにも困りません。 バーナビーの気候は夏が短く快適ですが、冬は長く曇ることが多いです。また、降雪量も多いため隣町のバンクーバーの2倍以上の雪が降ります。一方、市内の標高が低い場所は比較的温暖で、雨が降っても雪は降らないところもあります。 バーナビー留学をするメリットは、希望の勉強や生活スタイルに合わせて環境が選べるところです。都会的かつ人が多い場所で勉強したい場合は市内中央から西部、自然に囲まれながら落ち着いた環境で勉強したい場合は市内東部から北部など、自分に合った環境を見つけやすいでしょう。 バーナビーについて 人口 23万人 平均気温 1月:最高気温7℃/最低気温1℃ 7月:最高気温24℃/最低気温13℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約10.5時間 交通手段 鉄道など 観光地 メトロタウン・ディアーレイクパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:15万円~20万円 合計費用:50万円 カナダ留学のメリット・デメリット カナダ留学のメリットとデメリットを紹介します。 メリット 留学先にカナダを選ぶメリットのひとつは、移民が多く馴染みやすいことです。カナダに住む4分の1の人は移民で、なおかつその過半数はアジア出身です。移民を多く受け入れているカナダはさまざまな人種や国籍の人に寛容で、日本人留学生も差別されることなく馴染める雰囲気があります。 また、カナダ留学は治安がよいことでも知られています。2023年度の「世界平和度指数ランキング」によると、日本は9位でカナダは11位と、平和度はほぼ同スコアとされています。「世界で最も住みやすい街ランキング2023」では10位の大阪を抑え、バンクーバーやカルガリー、トロントなどカナダの都市がランクインしています。 デメリット カナダ留学のデメリットは、寒さが厳しい点です。とくにトロントやカルガリーなどのカナダ東部にある地域は、日中でも最高気温が氷点下になることがあります。寒さに弱い方や体調を崩しやすい方は、比較的温かい南西部のバンクーバーやビクトリアなどの都市を留学先に選びましょう。 カナダ留学の費用目安 カナダ留学にかかる費用の目安は、半年間で約210万円です。費用の内訳は、往復航空費用が約25万円、海外旅行保険費用が約15万円、学校関連費用が約100万円、ホームステイ費用が約70万円です。 カナダ留学では、学校に通う期間が6か月以内なら学生ビザを取得する必要がないため、申請費用もかかりません。また現地に慣れるとホームステイからシェアハウスに移る方が多く、さらに留学費用を安く抑えられます。 カナダ留学が向いている人 カナダ留学に向いている人の特徴のひとつは、いろんな国の人や文化に関心があることです。カナダには移民が多いため、カナダ人だけでなく中国やインド、フィリピンなどの人と話す機会も訪れます。 また、勉強熱心な方もカナダ留学に向いています。カナダはOECD(経済協力開発機構)が発表する「世界教育水準ランキング」において、常にトップクラスの教育水準を誇っています。勉強意欲がある方なら、カナダでよりご自身を成長させられるでしょう。 まとめ 本記事では、カナダ留学におすすめの11都市の魅力を紹介しました。カナダ留学でおすすめの都市は、トロントやモントリオール、バンクーバーなどの有名都市から、ビクトリアやハリファクス、ウィスラーなど小さいながら自然豊かな街までさまざまあります。 地域ごとの気候や日本人の割合、生活スタイル、物価などを参考にして、自分の希望にピッタリ合う都市を選んでください。

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【高校留学で利用できる奨学金リスト】返済不要タイプもご紹介!...

  【高校留学】そもそも奨学金とは? 家庭の事情などにより経済的な問題で進学が難しい学生に向けて、進学に必要な学費の付与や貸与を行う制度を「奨学金制度」といいます。 国や自治体、大学、企業、NPOなどの民間団体がさまざまな奨学金制度を設けています。 国内で最も有名な奨学金制度は、国が支援している「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金です。   【高校留学】奨学金には種類がある 奨学金には、大きく分けて2種類あります。 返済不要の「給付型」と返済が必要な「貸与型」です。   給付型:返済不要 給付型の奨学金は、返済の必要がなく、受け取ったお金を全額もらえる奨学金です。 中には学費だけでなく、留学先での滞在費や生活費などの費用もすべてまかなってくれる奨学金もあります。   返済が不要な給付型の奨学金ですが、受給するためには厳しい条件をクリアする必要があります。 英語などの高い語学能力が必須であり、志望動機書も説得力のあるものを書かなければなりません。 また給付型の奨学金は利用用途が限られている、などの制約もあります。   給付型の奨学金は返済不要というメリットがある一方、受給資格のルールが厳しく、貸与型に比べると採用人数が少ないというデメリットもあります。   貸与型:返済必要 貸与型の奨学金は、返済が必要な奨学金で、留学終了後に奨学金を返済します。 受給した奨学金により、返済期間や期限、利率は異なります。   貸与型の奨学金は、給付型の奨学金に比べると申し込みの条件が低いことが多いです。 また給付型の奨学金と違い、応募期間や利用目的などの制約も少なく、奨学金を獲得しやすい特徴があります。   さらに、貸与型は利子が付く有利子の奨学金もあれば、利子の付かない無利子の奨学金があります。 有利子タイプの奨学金は、借りたお金に利子を足して返済する必要があるため、無利子タイプの奨学金がより好まれる傾向にあります。 しかし、無利子タイプの奨学金は、有利子の奨学金に比べて利用条件などが厳しいことから、多くの方が有利子型の奨学金を利用しています。   貸与型奨学金のメリットは、募集をかけている団体が多く種類が豊富なことです。 利用条件が低くため受給しやすく、在学中は返す必要がないのもメリットです。   一方、貸与型奨学金は就職状況によってはすぐに返済できない可能性があります。 すぐに返済できない場合にどうするかといった不安や、受給には連帯保証人が必要なことも貸与型奨学金のデメリットといえます。   貸与型奨学金を返済できない場合は個人信用情報機関に登録されてしまうため、貸与型の奨学金に応募する際は奨学金の利用方法や、卒業後どのように返済していくかなどを熟考してから応募する必要があります。 返済できる範囲の金額を把握したうえで、借りるのも有効な手立てといえるでしょう。   【高校留学】おすすめの奨学金リスト ここからは、おすすめの奨学金をご紹介します。 高校留学で利用できる奨学金の種類は、私費留学で利用できる「給付型奨学金」、私費留学で利用できる「貸与型奨学金」、交換留学で利用できる「給付型奨学金」、進学留学(大学留学)で利用できる「給付型奨学金」の4つの項目に分けられます。   私費留学で利用できる給付型奨学金 私費留学で利用できる給付型奨学金は、下記の7つです。   ①トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、トビタテ!留学JAPANが提供する奨学金プログラムのひとつです。 トビタテ!留学JAPANは文部科学省が主導の大学生と高校生を対象とした留学支援機関で、2013年10月にスタートしました。   トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、高校生を対象に世界に通用するグローバル人材を育てることを目的に、若者の海外留学をサポートするプログラムです。 高校生コースだけでなく大学コースもあり、短期留学、長期留学など、さまざまな留学プランに対応しています。   日本国籍で、日本での永住を許可されている人が対象の奨学金です。 高校生コースでは、日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校、専修学校高等課程在籍が応募資格となります。   奨学金申し込み時に成績や語学力は求められませんが、留学の前後に研修があります。 海外留学向け奨学金の中でも認知度が高く、応募者も多い一方、高校生コースは大学コースよりも応募者が少ないため狙い目の奨学金プログラムといえます。   ②UWC日本協会「UWC奨学生」 UWC日本協会とは、公益財団法人で、UWCはUnited World Collegeの略です。 本部は、イギリス・ロンドンにあります。   世界各国から優秀な学生を選抜し、留学などの国際教育を通して世界で活躍する豊かな人材育成を目的とした民間教育機関で、日本にも支部があります。 現在までにイギリス、イタリア、オランダ、ノルウェー、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港、インドにUWCの高校が開校しています。   UWC日本協会は、UWCの考え方やプロジェクト賛同して1972年に発足されました。 UWC日本協会では、日本からUWCの高校に派遣される高校生の選抜や、奨学金の支給などを行っています。   奨学金の対象は日本に国籍があり、派遣される時点で満16歳以上になる人です。 そのほかに自身が通っている学校長からの受験の了承、英語検定の成績証明書の写しの提出が必須条件です。   また、ほかの留学選抜への応募歴や応募予定がないこと、日本協会の選抜会に受験歴がないことが条件など、やや厳しい規定が設けられています。 奨学生に選ばれた場合、約2年の留学期間の授業料と寮の費用、食費、教科書代などの留学にかかる費用、渡航費用、ビザ費用のすべてをカバーされます。   ③EILサポーター奨学金 「EILサポーター奨学金」は、日本国際生活体験協会(EIL)が提供している奨学金プログラムです。 日本国際生活体験協会は、異文化交流の促進を目的に発足した団体で、世界で初めてホームステイプログラムをはじめた団体です。   EILは1932年にアメリカで発足し、日本のEILができたのは1956年です。 歴史が長く、各国でさまざまな留学プログラムを実施し、留学生のサポートを行っています。   EILの奨学金制度は、ほかの団体の奨学金に比べて非常に充実しているのが特徴です。 EILの交換留学プログラムは、学業でよい成績を修めているほか、人柄のよい生徒を参加対象にしています。   応募条件は成績や人物重視だけでなく、中学校1年から応募時の現在までで1学年の欠席日数が8日以内、遅刻と早退が8回以内というルールがあります。   ④AFS平和の鳩プロジェクト 「AFS平和の鳩プロジェク」は、AFSが提供している奨学金プログラムです。 AFSは公益財団法人で、「留学や異文化交流を通じてあらゆる年代の人が文化や考え方が共生できるように」をモットーに留学や、国際交流キャンプなどの体験を提供している団体です。   AFSでは複数の留学プログラムを実施しており、高校生だけでなく中学生の留学プログラムもサポートしている数少ない団体です。 さらにAFSの留学プログラムに参加する人向けに、AFS独自の奨学金制度を多く取り揃えています。   奨学金制度の対象は、AFSの留学プログラムに参加する人の中で奨学金がなければ留学が難しい人です。 奨学生として採用された際は、AFSの広報活動に積極的に協力することが条件になっています。   ⑤ICCグローバルリーダー高校留学奨学金 「ICCグローバルリーダー高校留学奨学金」は、ICC高校留学が提供している留学奨学金プログラムです。 ICC高校留学は、10代の海外留学をサポートするグローバル教育コンサルタントです。   ICCグローバルリーダー高校留学奨学金は、個々の成長だけでなく、安全な高校留学の実現を最優先に考えている団体です。 そのため無料の個別相談会などを行い、学生の夢や留学をサポートしています。   またカナダ、ニュージーランド、オーストラリアに支社があり、日本人スタッフも在籍しています。 留学中に何か困ったことがあっても身近に相談できる日本人が現地にいるなど、留学中のサポートが充実しています。 さらにICC高校留学は、留学後のフォローも行っているのが特徴です。   奨学金の対象は、派遣が翌年となるため、応募時で中学3年生、または高校1、2年生の在学生(日本の教育機関に在籍している学生)です。 ICC高校留学プログラムに参加する方が対象で、留学は1年が絶対条件となっています。   選考を受けるには、無料個別相談への参加が必須です。 個別相談の後に、学力試験や作文などの無料の適性判断を受けてから留学プログラムに申し込みます。 奨学金の選考は、留学プログラムに申し込んだあとに始まります。   ⑥広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業(一般留学) 「広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業」は、広島県教育委員会が提供している奨学金プログラムです。 異文化間協働活動を推進している広島県は、これから社会で活躍する若い世代のグローバル教育や実践的なコミュニケーション能力の育成に力を入れ、小学生の段階から異文化間協働活動を実施しています。   その活動のひとつが、奨学金プログラムです。   広島県教育委員会は、奨学金のほかにも留学に役立つプログラムの紹介や、実際に留学した先輩のメッセージ、留学中の悩みなどを載せた冊子の作成、海外姉妹校との交流会なども実施しています。 新型コロナウイルスの影響で渡航ができない時期は、オンラインの交流会も開催していました。   奨学金プログラムでは、留学を目指す高校生を対象に留学に必要な費用の一部を負担しています。 助成金額は最大30万円で、往復の航空券、授業料、ビザの費用などが対象です。   県立高校に在籍していること、3か月以上の留学プログラムに参加する人が対象です。 ほかの奨学金との併給も可能ですが、広島県からの助成金を併せて30万円を超える分については減額されます。 また帰国後は、報告書の提出をはじめ、報告会や留学推進イベントへの積極的な参加が義務づけられています。   ⑦リクルートスカラシップ スポーツ部門 「リクルートスカラシップ スポーツ部門」は、株式会社リクルートが行っている奨学金プログラムです。 1971年の創業10周年の際に、社会貢献を目的としたリーダーシップがあり向学心旺盛な人をサポートするために作られました。   今回紹介するのはスポーツ部門ですが、ほかにも音楽やアート、学術分野でも同様に募集が行われています。 さまざまな部門で、今後世界で活躍しそうな日本の優秀な若者をサポートしています。   リクルートスカラシップ スポーツ部門では、プロ・アマチュアを問わず、スポーツで世界トップを目指し海外の教育機関で学ぶアスリートを対象としています。 海外に拠点をおくため、スポーツの学びにかかる費用や中学・高校からの海外留学を支援しています。   奨学金の支給額は、2種類です。 ひとつは、月額30万円からの海外に拠点を移し、留学する費用のサポートです。 もうひとつは、年間1,000万円上限のアメリカ留学にかかる費用のサポートです。 どちらも支給期間は2年間ですが、再度選考に応募できるため、選考を通過したらさらに2年間の奨学金を受給できます。   応募資格は1998年以降に生まれた人で、自ら応募フォームを提出し、面接で受け答えができる必要があります。 さらに日本国籍があり、海外へ進学予定の方が対象です。 スポーツの実績があることも必須条件であり、奨学金受給者は毎月報告書を提出することが義務づけられています。   私費留学で利用できる貸与型奨学金 私費留学で利用できる貸与型奨学金で主なものは、下記の2つです。 貸与型のため、返却する必要です。   ①日本政策金融公庫(JFC) 日本政策金融公庫は、国民や企業、銀行の資金調達や金融サポートを行い、国民の生活向上を目的としている財務省所管の特殊会社です。 奨学金だけでなく、さまざまな金融サポートや融資を行っています。   日本政策金融公庫は国の教育ローンと称して、海外留学をサポートする貸与型奨学金を行っています。 日本学生支援機構の奨学金と併用でき、3か月の短期留学にも対応しています。最大で450万円を借りられ、金利は年1.95%固定です。   借りた奨学金の用途は自由で、学費、留学中の生活費などに使えます。 年収などが理由で銀行などからお金を借りることが難しい方でも、日本政策金融公庫なら借りられるケースもあります。   オンラインで申請可能なこと、返済期限は最長で18年、金利も固定制で後から返済できることがメリットです。 審査は書類審査のみで、入学資金を借りたい場合は合格を確認できる書類を提出する義務があります。 在学中の学費資金を借りたい場合は、在学を証明できる書類の提出が義務づけられています。   ②日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金 日本学生支援機構は独立行政法人で、文部科学省所管です。 留学だけでなく国内の学校に通う人をサポートする奨学金があります。 日本に在籍している学生だけでなく、海外から日本へ留学する学生のサポートも行っています。   海外留学の奨学金は、給付型、貸与型のどちらもあります。 貸与型の奨学金は長期留学にも短期留学にも対応していて、海外での学位取得、短期留学のサポートを行っています。 高校生が日本学生支援機構の奨学金を利用する場合は、大学に入学したあとに申請できます。   応募条件は、高等学校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.5以上であることなどがあります。 受給額は自身で選べるようになっていて、入学前から申請できます。 受給期間は入学から学位取得までで、利率は奨学金貸与の終了時に決まります。   交換留学で利用できる給付型奨学金 交換留学で利用できる主な給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①海外留学推進協会「アメリカ高校交換留学プログラム」 一般財団法人の海外留学推進協会は、アメリカなど世界各国の海外留学を無料サポートしている団体です。 奨学金サポートだけでなく、留学情報の提供、奨学金情報の提供、留学手続きなどをメインに行っています。   高校や大学留学だけでなく、語学学校などの短期留学もサポートしています。 海外留学推進協会のアメリカ高校交換留学プログラムでは、日本の高校生を対象にアメリカの高校の交換留学を行っています。   アメリカの公立高校に10か月間通えるプログラムで、授業料は海外留学推進協会が負担してくれます。 アメリカへの航空券、ビザ取得費用、生活費などはかかりますが、ボランティアのホストファミリー宅に滞在できるため生活費を抑えられます。   アメリカ高校交換留学プログラムに参加する学生のうち、とくに優秀な学生には25万円が支給されます。 留学生活について毎月レポートの提出すること、帰国後はオリエンテーションへの参加が求められます。   応募条件は、留学出発時に高校や高等専門学校などの教育機関に在籍していることと、過去に米国の学生ビザを取得していないことです。 審査は、中学生からこれまでの成績などをみる書類審査と、英語の能力模擬試験、作文、面接などの適性検査が行われます。   ②オデッセイIT奨学金 オデッセイIT奨学金は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズが高校生対象に行っている奨学金プログラムです。 株式会社オデッセイ コミュニケーションズは、コンピューターやインターネットを使いこなせる知識とスキルを証明するIT資格の試験の実施、運営を行う企業です。   オデッセイIT奨学金は、ITスキルと国際コミュニケーション能力を持つ人材育成を目的としています。 ITの知識がある高校生の留学を支援する奨学金制度で、2006年に設立されました。 選抜された学生に留学費用の一部を負担しています。   オデッセイIT奨学金の対象者は、AFSの年間派遣プログラム内定者です。 オデッセイ コミュニケーションズが実施するIT資格、またはマイクロソフト オフィス スペシャリスト、IC3、VBAエキスパート、アドビ認定プロフェッショナルなどのIT分野における国家資格のいずれかを持っている学生が対象です。   奨学金の審査は、AFS選考試験結果と奨学金申請書類などの書類審査で決定します。 書類審査では、保護者の所得や学校の成績もみられます。 奨学金の受給者は、帰国後の近況報告、AFSへ留学レポート提出、イベントで体験談発表など、広報活動への参加協力が求められます。   進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金 進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①British Council Japan IELTS Award(IELTS奨学金) British Council Japan IELTS Awardは、公益財団法人日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルが主催する奨学金制度です。 毎年、年間4名の学生を選出し、大学への進学支援を行っています。   対象者は応募時に日本に在住しているほか、IELTSのスコアがOverall Score6.0以上で、IELTSのスコアを使用して大学留学する人です。 すべての大学が対象ではなく、IELTSの成績を入学条件にしている大学に限られています。   奨学金の審査は、応募用紙やIELTSのスコアレポートなどの必要書類による書類審査と、面接による審査が行われます。 奨学金の受給者は留学中の体験談や写真の提供、IELTSの広報資料への協力が必須条件となっています。   ②福岡県アンビシャス外国留学奨学金 福岡県アンビシャス外国留学奨学金は、福岡県が提供している奨学金です。 福岡県内の高校生を対象としている海外の大学進学を支援する制度です。   条件は高校在学、もしくは卒業していて福岡県に1年以上継続して住んでいることです。 福岡県に住んでいる方は応募できますが、本人ではなく、両親が福岡県に住んでいる場合でも応募が可能です。 受給額と期間は両親の所得によって変動しますが、最大で200万円を最長4年間受給できます。   奨学金の審査には、願書、成績証明書や推薦状などの書類審査に加えて、小論文と面接審査があります。 奨学金の受給者は、楽器終了後のレポート提出、出発前後には福岡県知事や福岡県アンビシャス外国留学奨学金の支援者に挨拶、成果の報告が必要です。 さらに、青少年アンビシャス運動の活動への参加なども求められます。   【高校留学】奨学金の選ぶ際のポイントは? 奨学金を選ぶ際のポイントは、下記の3つです。   応募条件をチェック 奨学金は多数あり、紹介した制度は一部です。 多数ある奨学金ですが、応募条件が同じものはなくさまざまです。   自身が応募資格に当てはまるかは、応募前に確認する必要があります。 奨学金に応募する予定であれば、早くから準備を始めましょう。   応募要項を読むだけでも時間がかかるため、自身が対象かどうかを早めに確認することをおすすめします。 給付型の奨学金は応募条件が厳しく、認知の高い奨学金は倍率が高いです。 しかし、留学する人だけが対象のため、国内の奨学金よりも応募者数は少なく奨学金取得の確率も高いです。   自治体の奨学金も検討する 奨学金プログラムを行っている都道府県の自治体も多くあります。 広島県や福岡県のほかにも、埼玉県や大阪府、神奈川県などでも実施されています。   留学の目的を明確にする 奨学金プログラムには、アメリカの高校に留学する人、海外に拠点を移しスポーツに励む人向けなど、留学先や留学の目的が限定されていることも多いです。 留学先で何をしたいかを、しっかり考える必要があるでしょう。   留学の目的がはっきりすると、ご自身が得られる奨学金の種類も見つけやすくなるのではないでしょうか。   【高校留学】奨学金応募の際の注意点 奨学金の応募の際の注意点は、下記の3つです。   スケジュールの確認をする 奨学金の申し込みのスケジュールは、奨学金によってさまざまです。 必要書類や条件もまったく異なるため、条件やスケジュールは念入りに確認する必要があります。   締め切りに合わせて、資格の勉強や奨学金の手続きなどを計画的に進めていきましょう。 奨学金は、海外留学前に受給できる場合もあれば、海外留学中に毎月受給される場合もあり、受給方法も異なります。 奨学金をいつ、どのように受け取るのかを事前に確認しておきましょう。   給付型の場合は対策が重要 給付型の奨学金の選考は、条件などが厳しいです。 書類審査に加え、作文や面接などの試験もあります。   給付型の奨学金を受給したい方は、早い段階から試験対策と準備を進める必要があります。 給付型の奨学金を受けられない場合は、教育ローンや貸与型の奨学金プログラムを検討するとよいでしょう。   貸与型の場合は返済目途の計画をする 貸与型の奨学金、あるいは教育ローンを利用する場合は返済が必要です。 留学が目的の場合は低金利で奨学金を借りられるケースが多いですが、利子が付くため借りた以上のお金を返済する必要があります。   いつから返済が始まるのか、返済期限がいつまでなのか、事前に確認しましょう。 返済計画を立てて、借りる金額が無理のない範囲かをよく検討してください。   【高校留学】まとめ 高校生の海外留学を支援している奨学金についてご紹介しました。   留学奨学金は返済が必要のないものや、返済が必要なもの、利子がつくもの、長期留学に対応しているもの、短期留学に対応しているものなどさまざまな種類があります。 ご自身の留学の目的や叶えたい夢、留学の期間などにあわせて見合った留学奨学金を選んでみてください。

3年間高校留学をするメリットは?費用についても解説...

頭が柔らかい高校生の時期は留学に最適なタイミングです。3年間高校留学を経験することで英語力が身につくことはもちろん、考え方や価値観が変わり将来の可能性をグンと広げてくれるでしょう。3年間の高校留学のメリットと留学費用について解説します。 1.【高校留学】ポイント 日本とは全く違う環境での生活で度胸やマインドが育つ 英語を学ぶことで将来の選択肢が増える 留学先の国によっては比較的安く高校留学することも可能 高校留学に使える奨学金もある   2.【高校留学】3年間するのは大変?メリット・デメリットについても 3年間高校留学で得られるメリットとデメリットについてご紹介します。   2-1.環境・言語が全く違う場所での生活 宗教や生活習慣など異文化に戸惑うこともあるでしょう。しかし日本とはまったく違う環境での生活は、考え方や価値観の幅を広げられるとても良い経験になります。   2-2.自立心が伸びる 高校留学では親元を離れてホームステイ先や寮で生活することになります。高校留学中は基本的に身のまわりのことは自分でやるのが基本ですので、自然と自立することができるでしょう。   2-3.多様な体験ができる 海外の高校では数学や理科といった一般的な科目の他にも、ダンスや芸術、フィットネスやアウトドアといった日本には無い科目を学ぶことができます。また留学先で観光をしたりアクティビティを楽しんだり、さまざまな体験ができるでしょう。   2-4.自主性・主体性が確立できる 海外では困ったことがあっても何も言わなければ「問題ない」と思われてしまうので、積極的にコミュニケーションを取らなければなりません。わからないことは聞く、自分の意見を言うようにすると自主性や主体性が確立していくでしょう。   2-5.自分らしさを発揮できる 海外では自分の意見をどんどん表現することがコミュニケーションのカギです。私はこれが好き、あれは嫌いと表現していくうちに、自分らしさをどんどん発揮できるようになります。   2-6.本物の語学力が身につく 留学先では英語漬けの環境に身を置けるので、英語を使う機会が多く英語が身につくスピードはとても速いです。また英語を学ぶモチベーションの高い留学生の仲間もいるので、良い影響を受けられるのもメリットでしょう。   2-7.人生の選択肢が広がる 高校留学後の進路は日本の大学に進学すること以外に、海外の大学に進学することも可能です。さらに大学卒業後の就職についても英語が使えれば、海外での就職や英語を使った仕事に就くなど選択肢は広がるでしょう。   2-8.途中でやめた場合のリスク 基本的に高校留学を途中で辞めた場合、授業が残っていても授業料は返金されません。全ての学校でそうと決まっているわけありませんので、入学手続きの際は返金規定を必ず確認してください。 また途中で高校留学を辞めて帰国し、日本の高校を卒業できなかった場合は最終学歴が「中卒」になってしまいます。中卒が悪いわけではありませんが、就職や進学に不利になってしまうのが現状です。病気や怪我など止むを得ない理由がない限り、くじけずに留学先での卒業を目指しましょう。   3.【高校留学】3年間する場合の費用 高校留学先に人気のある国の、3年間高校留学の費用をご紹介します。   3-1.アメリカ 3年間高校留学の費用:780万円〜1320万円 時差:およそ14時間   アメリカは高校留学の留学先として1番人気があり、世界中から留学生が集まる国です。現地の生徒とだけでなく、さまざまな国の生徒たちとコミュニケーションできるのもメリットの1つでしょう。観光地も多くエンターテイメントも盛んですので、勉強以外の楽しみも多い国です。   3-2.イギリス 3年間高校留学の費用:1350万円〜2100万円 時差:9時間   歴史的なお城や建物が多く、映画「ハリーポッター」の舞台としても有名な国です。 イギリスの高校留学は基本的に私立高校に入学することになり、公立高校への留学はできません。授業は20人ほどの少人数制で、生徒の個性を尊重し才能や能力を伸ばすことを重視した教育を受けることができます。   3-3.オーストラリア 3年間高校留学の費用:公立600万円〜750万円、私立750万円〜1200万円 時差:1時間前後   オーストラリアは広大な自然が魅力の国です。エアーズロックやグレートバリアリーフなど有名な観光地もたくさんあります。オーストラリアへの高校留学は公立高校が人気です。オーストラリアの高校はクラブ活動が盛んで、ラグビーやバスケットボール、水泳などのクラブ活動には留学生も参加することができます。   3-4.カナダ 3年間高校留学の費用:公立570万円〜900万円、私立900万円〜2100万円 時差:17時間   文化・自然の分野で登録されている世界遺産が20ヶ所あるなど、カナダには美しい自然があります。治安が良いことでも有名で、世界の住みやすい都市ランキングの上位にもなっています。留学費用が他の国に比べて安く、留学生をサポートする体制が整っているので留学におすすめの国といえるでしょう。   3-5.ニュージーランド 3年間高校留学の費用:公立690万円〜840万円、私立780万円〜1200万円 時差:4時間   ニュージーランドは日本と同じく火山のある国で、温泉を楽しむ文化があります。山や川、湖など自然も豊かで、のどかな雰囲気が漂う国です。ニュージーランドの高校では必須科目がなく、自由に科目を選択して勉強できるので得意を伸ばすことができます。   3-6.フィリピン 3年間高校留学の費用:375万円〜750万円 時差:1時間   フィリピンは海に囲まれた温暖な国で、リゾート地としても人気があります。英語の勉強のほかにマリンスポーツを体験することもできるでしょう。フィリピンの高校留学費用は他の国と比べて非常に安く、それでいて3食分の食事がついているのは他の留学先にない魅力です。   4.【高校留学】3年間する場合に奨学金は使える? 3年間の高校留学には奨学金を使うことができます。3年間高校留学に使える給付型と貸与型の奨学金についてみていきましょう。   3-1.給付型の奨学金 給付型の奨学金は受け取ったお金を全額もらうことができます。ただし奨学金を受け取るには高い語学力があること、成績が良いなど条件をクリアしなければなりません。   文部科学省が主導している「トビタテ!留学JAPAN」は幅広い留学プランで利用することができ、3年間高校留学も対象になる奨学金です。奨学金を受けられる生徒の人数が限られているため応募倍率はやや高いですが、留学への意欲がある生徒は応募してみましょう。   3-2.貸与型の奨学金 貸与型の奨学金は、留学後に借りたお金を返さないといけない奨学金です。返済期間や利率はそれぞれの奨学金で異なります。貸与型の奨学金は給付型の奨学金ほどお金を借りる条件は厳しくありません。   貸与型の奨学金には「日本政策金融公庫」の教育一般貸付があります。中学卒業以上のお子様の幅広い用途に利用できますので、3年間高校留学の費用として借りることも可能です。   5.【高校留学】3年間する場合どのくらいの英語力が必要? 3年間高校留学に必要な英語力は留学先によって変わりますが、英検3級〜準2級の英語力があるのが望ましいでしょう。英検3級〜準2級の英語力とは、中学校で習う英語レベルです。なかには英語力を問わない留学先もあるので、英語に自信が無くても高校留学を諦める必要はありません。   6.【高校留学】まとめ 3年間高校留学をするメリットは、頭が柔らかい高校生のうちに本場の英語を学べることです。英語を習得するスピードも速いですし、海外の文化や習慣も難なく受け入れられるでしょう。留学先の国によって学べることや体験できることはさまざまです。留学するにあたって何を1番に大切にしたいかを考えて、留学エージェントと相談して留学先を決めていきましょう。

高校留学に必要な持ち物は?あると便利な持ち物リストもご紹介...

1.【高校留学】ポイント 貴重品は必ず機内に持ち込む手荷物に入れる! パスポートやビザはコピーを取って控えを用意しておくと安心 海外ではキャッシュレスが一般的!キャッシュレス対応カードを用意しましょう 海外に持っていく荷物は最低限にして足りないものは現地調達でOK 生活用品は普段使い慣れたものを持っていきましょう 2.まずはスーツケース&機内手持ちバッグを準備しよう! 高校留学にはどれくらい荷物を持っていったらいいのか、どれくらいの大きさのスーツケースに入れたら良いのでしょうか?留学先にいろいろ持ち物を持っていきたいところですが、荷物が多すぎると現地での移動が大変です。留学期間に関わらず、1週間分の荷物を目安に荷物をまとめるのが良いでしょう。 留学先に持っていく荷物は「航空会社に預ける荷物」と「機内に持ち込む手荷物」の2つに分けられます。「航空会社に預ける荷物」とは機内に持ち込めないスーツケースなどの大きな荷物のことです。 「機内に持ち込む手荷物」はリュックなど飛行機の荷物棚や席の下における荷物を指します。手荷物の大きさは各航空会社で規定が決められていて、規定の大きさを超えてしまうと超過料金がかかったり荷物を預けられなかったりするので注意しましょう。 航空会社に預けるスーツケースは3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内のものが理想的です。荷物を入れた状態で重量は20キロ前後に収めるようにしてください。機内に持ち込む手荷物は機内の荷物収納棚もしくは客席の下に収納できる大きさの物で、3辺の合計が115cm以内の物を1個までです。重量は合計で10キロ以下になるようにしましょう。 航空会社に預ける荷物 スーツケース:3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内。 重量は荷物を含めて20キロ前後 機内に持ち込む手荷物 機内の荷物収納棚もしくは客席の下に収納できる大きさの物。 スーツケース:3辺の合計が115cm以内の物1個/合計重量10キロ以下   3.【高校留学】必要なものリスト【機内手持ちバッグに入れる貴重品】 出国や入国の際に必要なパスポートや書類、お財布、パソコンなどの貴重品は機内手持ちバッグに入れましょう。特に何度も使うパスポートなどはすぐに取り出せる場所に入れておくのがおすすめです。 3-1.パスポート パスポートは出国審査や入国審査の際に何度も使います。すぐに取り出せる場所に入れておくのがおすすめです。パスポートを万が一紛失した時のために、顔写真のページをコピーしてスーツケースの中にも入れておきましょう。 3-2.航空券 航空券は保安検査や出国の際に使います。航空券がEチケットの場合はケータイにデータとして保存し、念のためにコピーして機内手持ちバッグに入れておくと安心です。留学先によっては入国審査に往復の航空券が必要な国もあります。 3-3.ビザ 留学先の国やビザの種類によっては、入国審査の時にビザを求められることがあります。 3-4.入国に必要な書類一式 留学先の国やビザの種類のよって、入国審査の時に残高証明書や航空券などを見せる必要があります。入国に必要な書類は一式にまとめて、すぐに取り出せるようにしておきましょう。入国審査に必要な書類はビザ、入学許可証、パスポートなどです。 3-5.現金 海外ではキャッシュレス化が進んでいるので、たくさん現金を持っていく必要はありません。3〜5万円程度を留学先の通貨に替えて持っていきましょう。 3-6.クレジットカード 海外では現金よりもクレジットカードなどキャッシュレスで支払うのが一般的です。クレジットカードを持っていない方は、渡航前に作っておきましょう。高校生でも海外留学が目的なら、審査なしで家族カードを作ることができます。 3-7.国際キャッシュレスカード 高校生でも持てる国際キャッシュレスカードにはクレジットカードとデビットカード、海外プリペイドカードの3種類があります。クレジットカードを作るのが難しい方は、デビットカードか海外プリペイドカードがおすすめです。   デビットカード デビットカードは預金口座と紐付けて、カードを使用すると同時に預金口座から即座に代金が引き落とされるカードです。デビットカード作成に収入の審査はなく、15歳以上もしくは16歳以上であればデビットカードを持つことができます。   海外プリペイドカード 海外プリペイドカードは事前にカードに日本円をチャージしておけば、キャッシュレスカードとして使うことができます。また海外のATMから現地の通貨で引き落とすことも可能です。ただし海外プリペイドカードへのチャージは本人しかできません。留学中の保護者の方が送金する際に使う場合は、入金委任状を提出する必要があります。   3-8.海外留学保険・保険証書 海外留学保険・保険証書は留学中の保険証代わりとして使うものです。留学先で病院にかかる時に使いますので、紛失しないよう機内手持ちバッグに入れておきましょう。海外留学保険・保険証書は大切な書類ですのでコピーを取って控えをスーツケースにも1部入れておくと安心です。   3-9.筆記用具 飛行機の中で入国審査カードを記入するときに使います。ボールペンを1本手荷物に入れておきましょう。   3-10. 携帯電話(充電機器) 留学エージェントやホストファミリーと連絡が取れるようにしておきます。携帯電話の充電器も忘れずに機内手持ちバッグに入れておきましょう。   3-11.ノートPC(充電器機器等) ノートパソコンを留学先に持っていくなら、必ず機内手持ちバッグに入れて持っていきましょう。間違ってもノートパソコンをスーツケースには入れてはいけません。スーツケースは空港で放り投げられることもあり、ノートパソコンが壊れてしまう可能性があります。   3-12ホストファミリーの連絡先 入国審査の時に滞在先を聞かれることがあります。すぐに答えられるようメモを持っておくか、携帯電話に連絡先を登録しておきましょう。   4.【高校留学】必要なものリスト【スーツケースに入れる生活用品】 留学先で着る洋服や衛生用品などの生活用品は、1週間分を目安に持っていきましょう。 4-1.衣類・下着・靴下・パジャマ 下着や洋服、パジャマなどの衣類は1週間分を目安に持っていきましょう。海外では日本ほど頻繁に洗濯をする習慣がなく、洗濯は1週間に1回程度のご家庭もあります。1週間着回しができる洋服と、1週間分の下着や靴下があれば問題なく過ごせるでしょう。   4-2.靴 靴は歩きやすいものを1〜2足持っていくのがおすすめです。パーティーなどに参加する機会のある方は、フォーマルな靴も1足あると良いでしょう。   4-3.タオル タオルはホストファミリーが用意してくれることもありますが、到着初日は英語で説明されてどこにあるかわからないかもしれません。バスタオルとフェイスタオルを2組ほど持っていくのがおすすめです。   4-4.アメニティグッズ シャンプーやリンス、歯ブラシなどは到着初日から使えるよう、2〜3日分持っていくと安心です。ホストファミリーが用意してくれるかもしれませんが、日本から少量持っていき足りなくなったら現地調達するのが良いでしょう。   4-5.衛生用品 女性の場合は日本から使い慣れている生理用品を1〜2ヶ月分、さまざまなタイプを持っていきましょう。海外でも生理用品を購入することはできますが、日本製よりもサイズが大きかったり形状が違ったりすることもあります。 またコンタクトレンズを使用する方は、日本から多めに持っていくようにしてください。海外でコンタクトレンズを購入するには、医師の英語の処方箋が必要です。   4-6.スキンケア用品 スキンケア用品は留学先の国でも購入できますが肌に合うかわかりません。肌荒れを起こしてしまうかもしれませんので、使い慣れたスキンケア用品を持っていきましょう。   4-7.常備薬・処方薬 留学先の国でも痛み止めや風邪薬は売っていますが、普段飲み慣れている常備薬を持っていくのがおすすめです。持っていく際は未開封の状態で持って行ってください。 処方薬を持っていく場合は、医師に英文の薬剤証明書を書いてもらう必要があります。処方薬を持っていく量が多いと、税関で説明を求められることもあります。   4-8.変換プラグ・変圧器・延長コード 留学先の国によってコンセントプラグの形が違ったり、電圧が違ったりすることがあります。最近の家電製品は海外で使うことを想定して作られており、海外の電圧でも使えることが多いです。変圧器は必ず持っていく必要はありませんが、コンセントプラグは形が違うと電源を繋げられませんので、変換プラグは必ず持っていきましょう。また延長コードがあると同時に電源を使用できるので便利です。   5.【高校留学】必要なものリスト【あると便利なプラスα用品】 必ずしも持っていく必要はありませんが、留学先にあると便利なプラスα用品をご紹介します。   5-1.ドライヤー・ヘアアイロン ホームステイ先や学生寮には備え付けのドライヤーがあると思いますが、風力が弱かったり使いづらかったりするとストレスになるかもしれません。特に女性はお気に入りのドライヤーやヘアアイロンを持っていけば、いつものようにヘアセットができます。   5-2.雨具 海外では日本のようにコンビニで雨具がすぐに買えるとは限りません。折り畳み傘などかさばらない雨具を1つ持っておくと、いざという時に便利です。   5-3.辞書 辞書を引かずとも携帯電話で調べることはできますが、ついついSNSを見て勉強から脱線してしまうこともあるでしょう。海外では日本語の辞書はなかなか手に入りません。   5-4.ピンチハンガー 意外かもしれませんが、洗濯物を干す時に使うピンチハンガーは海外で入手しづらい物です。乾燥機で乾かせない洋服や、部屋でタオルや靴下を干す時に重宝するでしょう。   5-5.ホストファミリーへのお土産 お世話になるホストファミリーにお土産を持っていくと、英語でうまく話せなかったとしてもコミュニケーションのきっかけになります。日本のお菓子などが喜ばれるのでおすすめです。   5-6.ゴミ袋・ビニール袋 ゴミ袋・ビニール袋があればゴミを捨てるときはもちろん、汚れた衣類を入れたり持ち物を仕分けしたりなど何かと便利です。かさばらない程度に数枚バッグの中に入れておきましょう。   6.【高校留学】持っていかなくてもよいものは? 意外と必要無いものや、あえて持っていく必要のない持ち物をご紹介します。   6-1.冬物衣類 冬物の衣類はかさばってしまうため、冬出発以外は持っていく必要はありません。ファストファッションを利用すれば海外で安く購入できますので、冬物衣類は現地調達するのがおすすめです。   6-2.日本食 お味噌汁やご飯など恋しくなると思って持っていっても、意外と海外でも購入することができます。食品は意外とかさばりますので、現地のスーパーなどで購入しましょう。   6-3.ゲーム機 留学先でゲームをしてしまうのは時間のムダですし、勉強の妨げになる可能性があります。留学生同士でゲームをするのも楽しいですが、留学中は留学先でしかできないことに集中しましょう。 6-4.日本でしか使わない貴重品 マイナンバーカードや学生証、保険証などは海外で使うことはできません。あえて持っていって失くしてしまうと大変ですので、日本でしか使わない貴重品は置いていきましょう。   7.【高校留学】まとめ 高校留学に持っていく荷物は、多すぎると現地での移動のときに大変です。留学期間に関わらず1週間分を目安に荷物を準備しましょう。高校留学に必要な準備や手配は1人で行うと意外と大変なものです。高校留学ワールドでは無地に高校留学に出発できるよう、渡航に必要な書類の準備などもサポートいたします。初めての海外で不安な方や、何から準備をしたら良いかわからない方はお気軽にお問い合わせください。

人気なのには理由がある!高校生の留学先としておすすめの国4選...

留学先を選ぶとき、いったいどこの国がよいのか迷いますよね。アメリカ・カナダといった昔から人気の国や、最近では自然が豊かで環境の良さから、オーストラリアやニュージーランドといった南半球へも高校留学人気は高まっています。 留学には、行き先の高校の授業内容や特色を理解することも大切ですが、同じくらい「どの国に留学するか」を吟味することも重要です。おなじ英語圏といっても、国が変われば気候も生活スタイルも異なります。 アメリカのロサンゼルスに留学すれば、1年を通じて温暖な気候で過ごしやすく快適ですが、カナダのカルガリーで学ぶ場合、冬場は氷点下20度以下の環境で通学しなければいけないかもしれません。高校留学で人気の4カ国をピックアップし、それぞれの留学事情とおすすめポイントを紹介します。 〈ポイント〉 ・アメリカは交換留学、私費留学、公立留学などと留学種類が多く人気ナンバーワンの留学先 ・アメリカは他の国よりも学費が高いが授業の質も高く進路の視野が広くなる ・カナダは世界で住みやすい国ランキングに上位に入り治安も良い ・オーストラリアは公立でも授業の質が良く4学期制なので入学時期を抑えられやすい ・ニュージーランドは自然に満ちており成績不良や不登校の生徒でも入学しやすい ≪留学レポーター≫ 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。 おすすめ留学先1  高校入学の一番人気は、やっぱりあの国 一般社団法人海外留学協議会(JAOS)が2017年に発表した、留学業者40社に実施したアンケートによれば、中高あわせた交換・私費留学の渡航先として人気の国 は、アメリカが第1位(4,998人)でした。 2位にランクインしたのは、従来からの人気国であるカナダを抜いてオーストラリア(3,662人)。続いて3位にカナダ(2,455人)。4位にニュージーランド(2,405人)。5位にイギリス(1,528人)という結果になっています。 大学進学も見据えた層には、アメリカが圧倒的な人気を誇ります。いっぽうで、近年は海外情勢の不安定さから、オーストラリアやニュージーランドの人気も高まっています。このオセアニア地域の2カ国は、古くから移民を受け入れていた国であり、留学生へのサポートも充実しています。英語圏の留学であれば北半球で、と限定されるのではなく、より留学先の選択肢が広がったといえるでしょう。 [1]一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査 2017  おすすめ留学先2  人気の国の特徴をまとめてみました。 2.1  アメリカ 留学人気NO.1。学費は高くても将来を視野にいれた留学が人気 自由の国アメリカ。マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学をはじめとする世界有名大学ランキング に名を連ねる大学への進学を視野に入れたアカデミックな留学から、短期の語学留学まで、幅広い層に人気です。 ・人気の都市 東海岸なら、アメリカ最大の都市ニューヨーク。アート・ファッションからグルメまで世界の最先端を発信するエキサイティングな都市です。また、マサチューセッツ州のボストンも学術都市として留学生に人気です。歴史も古く、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など名門大学が多いことでも有名です。 温暖な気候や、おおらかな雰囲気を楽しみたい方には、西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコもおすすめです。平均気温は年間を通じて高低差が少なく、ロサンゼルスにはディズニーランドやユニバーサルスタジオ。サンフランシスコはゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズ・ワーフなど、人気の観光スポットが目白押しです。 ・高校の教育事情 アメリカの教育行政は各州にゆだねられています。ビザの関係から、公立校へ留学できるのは、基本的には交換留学のみですが、一部で私費留学を受け入れている学校もあります。高校卒業の正規留学を目指す人は、私立校に留学するのが一般的です。 公立・私立ともに、学校独自のカリキュラムを用意しています。授業は日本の学校のようなクラス制ではなく、自分の履修科目を選択し、授業を行う教室へ移動します。自由と自己責任の国、アメリカ。高校生活でも他人の意見に耳を傾け、自分の考えを発信する場面がたくさんあります。 アメリカ留学の選択肢のひとつに、ボーディングスクールへの入学があります。私立校の寄宿舎で生活する高校です。ほかの高校とは違い、生徒の人間的な成長と優秀な大学への入学を目指しています。留学には、厳しい英語条件をクリアする必要があり、学費も平均的に500万円~600万円と高額になります。 ・留学費用 公立校への交換留学プログラムの場合は、年間約150万円。私費留学の際は、約250万円から高ければ400万円以上と学校によって大きく異なります。 ・メリット&デメリット 世界各地から留学生が集うアメリカ。現地の学生だけでなく、世界中に友達を作るチャンスです。アメリカの大学進学を目指す学生もおり、互いによい刺激を受けられます。公立校の受け入れは基本交換留学のみと限定されているため、他国への留学と比較して、私費留学の場合費用が高くなる傾向があります。 [1] 出典QS World University Rankings  2.2  カナダ リスペクトを重んじる多文化社会。自然と安全な環境が魅力 安心して留学できる国、カナダ。英語や成績に関係なく、留学生を受け入れている高校も多く、学費や治安の面でも留学生にとっては魅力的な国です。 ・人気都市 きれいなアメリカ英語を学べる、という点でも人気のカナダ。留学先として注目の都市は、「世界一住みやすい街ランキング」で常連のバンクーバーや、カナダ最大の都市で国際的な美術館や演劇が楽しめるトロントがあります。 国土面積はロシアに続いて世界2位と、広大な土地を有するカナダ。気候条件も州によって異なります。カルガリーなど、場所によっては冬場は氷点下20度近くまで下がるところもあります。公用語に英語とフランス語を採用しており、モントリオールのあるケベック州では、英語とフランス語の2か国を学べる学校もあります。 ・高校の教育事情 アメリカと同様に、教育システムは州の管轄で運営されています。カナダには公立・私立と合わせて約5500の学校があり、ほとんどのカナダ人が公立校へ進学しています 。私立校の多くはカトリック系の学校で、宗教系の学校が大半を占めます。 授業は科目を選択し、卒業に必要な単位を取得する形式です。移民を受け入れ、多国籍文化に慣れていることから、留学生にもフレンドリーな環境が特徴的です。現地の生徒でも、英語が母国語でない割合も多いことから、ESOL(非ネイティブのための英語授業)など英語学習のサポート体制が充実している学校も多いです。 ・留学費用 公立校への留学が一般的なので、正規留学ではアメリカと比較して学費を安くおさえることができます。公立校の場合は、年間200万円~250万円。私立校の場合は、年間250万円~600万円となっています。 ・メリット&デメリット カナダ西海岸の最大の都市でありながら、緑豊かなバンクーバーのように、自然の多さを楽しむことができる環境が魅力的です。学校以外に、少し街から離れてハイキングや山登りを楽しむチャンスもあります。場所によっては、冬場に雪が大量に降ったり、氷点下まで気温が下がることもあります。寒さに弱い人は、同じカナダでも留学する都市をじっくり吟味したほうがよいでしょう。 おすすめ留学先2.3  オーストラリア 青い空と海。陽気でフレンドリーなオージーライフ 青い空と、おおらかな国民性のオーストラリア。広大な大地のように広い懐で他者を受け入れる国民性はフレンドリーなことで知られています。学期制度が日本の高校と異なるため、夏休みを利用した短期留学も人気です。 ・人気都市 高層ビルと緑あふれる自然が融合した都市が多いのが、オーストラリアの特徴です。国内最大の都市であるシドニーでも、緑豊かな公園や、街を横断する入り江を行きかうフェリーなど、人と自然が美しく融合しています。また、世界最大のコアラ保護区など多くの観光スポットを有し、温暖な気候なブリスベン。リゾートライフとシティライフを両方楽しみたい、という方におすすめです。 そのほかに、ビクトリア朝の歴史ある美しい建物や、移民文化により成熟した食文化が楽しめるのがメルボルン。トロピカルな雰囲気や青いサンゴ礁を見てみたいならケアンズ。サーファーのメッカである美しいビーチのあるゴールドコーストなど、多くの留学生に人気の都市を有しています。 ・高校の教育事情 オーストラリアでは、公立校でも盛んに留学生を受け入れてます。新年度は2月からスタートしますが、4学期制のため希望があれば年に4回、留学生を受け入れるチャンスがあります。 他国と同様に、授業は選択制で自分の興味や進路にそった授業を選択します。公立校によっては、入学前に一定の英語力を要求する学校もあります。その場合は、高校入学前に、英語教育機関で留学生向けの「高校進学準備コース」を受講してから留学します。 留学生もクラブ活動に参加でき、国民的な人気種目であるラグビーやソフトボールを楽しむこともできます。 ・留学費用 公立校・私立校ともに、卒業をめざした正規留学が可能です。公立校の場合は年間230万円~280万円。私立校の場合は年間400万円~600万円となっています。 ・メリット&デメリット 豊かな自然やフレンドリーな人々。留学生にとっては最高の環境が整っている国です。一方、現地の人の話す英語は「オージー訛り」と呼ばれ、最初は聞き取るのに苦労するかもしれません。 おすすめ留学先2.4  ニュージーランド 大自然とのどかな環境。フレキシブルな留学体制 神々の箱庭、と呼ばれるほど美しく荘厳な自然を有する国ニュージーランド。最大の都市であるオークランドは、移民の増加とともに多国籍文化を形成しています。島国ということから、フレンドリーながら少しシャイな国民性は、日本人と似通ったところがあります。 ・人気都市 国内最大の都市であるオークランド。帆の街ともよばれ、小さくまとまった都市ながら、海沿いの経済中心地として発展を続けています。世界各国からの移住者を受け入れており、都市の成長速度は留まることを知りません。海外にいながら、日本をはじめとするアジア各国の料理を楽しむこともできます。 雄大な大自然を楽しみたいという方には、ハミルトン・ネイピアといった北島の地方都市や、南島への留学がおすすめです。美しい湖畔の小さな街クイーンズタウンは、世界有数のリゾート地として、スキーをはじめとするウインタースポーツが楽しめます。どの都市でも、キャンプ・フィッシング・カヤックといったアウトドアスポーツが盛んです。 ・高校の教育事情 オーストラリアと同様、新年度は2月からで4学期制を導入しています。私立校でも公立校でも積極的に留学生を受け入れており、2週間だけという短期の受け入れから、卒業を目指した正規留学まで希望にそった留学プランが可能です。 ニュージーランド教育資格認定機関(NZQA)が高校の教育レベルを管理しており、高校の教育水準は一定に保たれています。他国のように教育委員会がなく、留学の受け入れは各高校と直接やり取りするため、高校と留学生の距離が近いといえます。留学生担当のカウンセラーを常任させている高校も多くあります。 少人数制を導入しており、1クラスの人数が20人以下が一般的。先生が個別に生徒の状況を把握しやすいため、授業でわからないことがあれば積極的に質問しやすい環境になっています。 ・留学費用 公立高校では、年間220万円~280万円。私立高校では年間300万円~500万円となっています。 ・メリット&デメリット 留学費用も比較的安く、治安も安定しているニュージーランド。人口が少ないので、緑の中でのんびりと過ごしたい人におすすめです。しかし、自然がいっぱい過ぎてやることがなく退屈になってしまう人もいるので、場所選びには要注意。アウトドアスポーツやラグビーを楽しみたい人には最適です。 3  まとめ おすすめの国もよいけど、「好き!」の直感も大切に 人口の多さや構成する人種の割合、大都市か自然に囲まれた田舎かなど、留学先の環境は選択した国・都市によってまったく異なった様相をみせます。 好きなスポーツがあれば、その種目が本場の国を選んでみてもよいでしょう。あこがれの大学がある都市に留学すれば、学内を一足先に見学できるチャンスがあるかも。「英語を上達させたい」「海外の高校を卒業したい」という留学の目的とは別に、自分の好きなものを思い浮かべると、あなたにぴったりの留学先がみつかります。 高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら

【高校留学】スイスで高校留学するメリット...

日本ではあまり知られていないスイス高校留学ですが高い教育水準と治安が良いことから近年、注目を集めている留学先の1つです。 留学タイプはボーディングスクール学費は他の英語圏と比べると高いですが、学校や学生寮の設備も他国とは比べ物にならないほど充実しており生徒が快適に勉強できる環境が整っています。 〈高校留学〉ポイント ・スイスは世界トップクラスの教育水準の高さを誇る ・私立高校がメインなので生活は学生寮が一般的 ・スイスの高校を卒業すると海外進学が容易になる ・治安がよく、人ものんびりしてるので留学しやすい環境 ・物価は日本よりも高い   ≪高校留学≫レポーター 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で留学中に色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。   【高校留学】スイスについて スイスはヨーロッパの中央部に位置する内陸国です。首都は近代的な都市で有名なベルンですが、国際連合の事務局があるジュネーブ、スイス最大の都市チューリッヒも有名です。 人口は約842万人(2017年、スイス連邦統計庁)であり、民族は主にゲルマン民族で、住民の25%は外国人です。宗教としては、外務省によると、カトリックが38%、プロテスタントが26%、その他キリスト教が5%で、イスラム教を信仰する人が約5%ほど存在します。 スイスの通過はスイスフラン(CHF)になります。スイス内ではさまざまな民族が住んでいるため公用語がドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と4つもある多言語社会です。 多くの方がバイリンガル、トリリンガルなので英語力も非常に高いです。   【高校留学】スイス高校の特徴 ・スイスの高校 スイスは非常に教育水準が高い国なので多くの留学生はスイスか世界各国の難易度の高い大学を視野にいれてる方が多いです。 カナダなどの公立であれば英語力がなくても入学できますが、スイスでは高校生から留学を始めるためには、多少の会話力、学力が求められるのでスイスで高校留学前は日本の中学校で高い学力と基礎的な英会話力を取得していくことをお勧めします。 学校は全寮制の共学が多く3~4人部屋での共同生活になります。 授業は1コマ50分のクラスが7~8個が時間割に組まれています。これらの授業は全て英語で行われるので英語力は授業を通して自然と身につけることができます。 放課後のアクティビティは週に2~3回あり冬はスキー、冬以外はサッカーやアウトドアアクティビティ等があります。スイスは年間で雪のシーズンが多いためウインタースポーツが非常に人気です。スキーやスノボーが好きな方にとっては楽園です。 【高校留学】日本の高校との違い ・英語以外の言語やグローバルな視野を身につけることができる クラスメイトはアメリカ人やイギリス人、ヨーロッパ諸国、アジアなのさまざまな国から集まる留学生ばかりです。それぞれ言語や文化が異なる人たちと同じ環境で生活することで英語以外の言語の習得や視野を広げることができます。   ・イベントが多い スイスの高校はイベントの数がとても多いです。祝日毎に学校でパーティがひらかれたり、地域と合同でユニークなお祭りなどを楽しむことができます。また前日に雪がたくさん降った日は当日の授業がスノボデイになることもあります。   ・幅広い部活に参加できる スイスの高校では、様々な部活に入部することができます。本来、日本では1つの部活にしか入部ができませんがスイスの高校では高校生の内にいろんな経験をすることができるので多趣味になったり、いろんな部活を経験することで多様性を身につけることができます。   ・制服がない スイスは個性が尊重される社会なのでスイスの高校では日本の高校のように制服がなく、服装や髪形が自由です。なので周りにはピアスを開けたり髪を染めてる生徒はたくさんいます。 【高校留学】治安が非常に良い スイスは日本と同じくらい治安が良いです。他のヨーロッパ諸国ではひったくりや、物乞いなどが頻繁に起こりますがスイスは他の国よりも生活水準が高い国なので犯罪が少なくご両親も安心してお子さんを留学させることができます。 電車に財布を置き忘れてもその財布が戻ってくるのですから、非常に治安は良いですよね。 高校生にはあまり関係ないですが夜、一人でチューリッヒを歩いていても何も起きないくらいなので犯罪に巻き込まれる確率は非常に低いと認識していただいて大丈夫です。 【高校留学】将来でも役立つ スイスは世界でも教育水準が高い国なのでスイスの高校はエリートな生徒が多いです。 多くのスイスの高校生は卒業後、世界各国の難関大学に進学し有名な企業に就職したり企業している方がほとんどです。そんな方たちと高校時代に一緒に生活し交流することは今後の人生にプラスにになります。将来、彼らとビジネスパートナーになるなんてこともあるかもしれません。 また、スイスの高校を卒業すると日本の難関大学進学が有利でなく世界各国の大学への進学が目指せるので幅広い選択肢を持つことができます。教育水準の高いスイスで3年間留学に費やすことは高い英語力はもちろん、論理的思考や高い専門性の知識を身につけることができるので同世代の高校生に差をつけることができます。 【高校留学】生活の豊かさを知ることができる スイスの人たちは、いい意味でマイペースです。彼らは休みの日などは家族や友人との時間を大切にするので山登りやホームパーティ、みんなで映画を見て過ごししたりとリラックスした時間を過ぎします。 また日本のように過度な携帯社会ではないのでコミュニケーションを大事にし一人ひとりが思いやりの心を持った行動をしています。スイスが幸福水準が高い国なのは、こういった理由からきているのかも知れません。スイスの高校留学をすることで自分の幸福概念を見直したり変えることができるので貴重な経験になると思います。 【高校留学】まとめ スイスでの高校留学は日本ではあまり認識されてきませんでしたが、非常に治安が良く教育水準が高い環境で留学することができます。英語圏の公立高校では高校生の内にさまざまな国籍の留学生と交流できないのでスイスで高校留学中にトリリンガル、グローバルな視野を広げてみてはいかがでしょうか。ただし、スイス高校留学の費用は非常に高額となります。ご予算も含めて検討が必要となりますのでどうぞご注意ください。 高校留学ワールドは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒を交換留学、私費留学、正規留学、短期留学など幅広いプログラムを提供し海外へお送りした高い実績を持っています。 担当のカウンセラーが生徒ひとり一人に質の高いサポートを提供しておりますので、親御様も安心して、お子様を高校留学させることができます。 また高校留学ワールドは評判の良い教育委員会との提携があるので現地でも生徒が充実した留学生活を送ることができます。 ディーサイド留学情報センターでは対面カウンセリングはもちろん、zoomカウンセリングでのリモート対応も可能なので全国の高校留学したいお客様をサポート致します。 詳細は公式ホームページにてご覧くださいLINE@でも専門カウンセラーとチャットができるので是非、友達追加してください! 高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら

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