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短期留学のメリット・デメリットを解説!意義あるものにするためのポイントもご紹介!

留学について考えたとき、見込まれる効果などから長期留学でないと意味がないのではと思われる方もいますが、短期留学でもさまざまな経験を積むことが可能です。この記事では短期留学のメリット、デメリット、意義ある体験にするためのポイントについてまとめました。 目次 短期留学とは? 短期留学のメリット6つ 1.夏休みなどの休暇期間に留学できる 2.長期に比べて留学費用が安く済む 3.はじめての場合でも挑戦しやすい 4.長期留学前のステップとしても活用できる 5.短期間で活きた英語に触れられる 6.異文化に触れられる 短期留学のデメリット4つ 1.英語を完璧にマスターするのは難しい 2.日本人が多い可能性もある 3.経験できる内容が限られている 4.現地での観光時間が少ない 短期留学を意義あるものにするためのポイント 【ポイント1】留学の目的を明確に設定する 【ポイント2】留学前に細かい計画を立てる 【ポイント3】事前に英語を勉強しておく 【ポイント4】積極的にチャレンジする 【ポイント5】日本人のコミュニテイーに入らない 【期間別】短期留学の特徴 1~2週間留学 3週間~1か月留学 1~2か月留学 まとめ     短期留学とは? 短期留学とは長期留学に対し、比較的短い期間の留学という意味で使われる言葉です。個人差もありますが、観光ビザで滞在可能な3か月程度までの留学を指します。最短の短期留学では、1週間での語学留学も可能です。 多くの国で短期留学はビザが必要ない場合が多いですが、留学する国により条件は異なります。例として、アメリカの場合は週に18時間未満の授業で滞在期間が90日以内、イギリスやカナダの語学留学であれば6か月未満、オーストラリアであれば3か月以内なら観光ビザを発行することで短期留学が可能です。観光ビザ以外の申請が必要かどうかは、エージェントや学校に確認して間違いのないように準備をします。 春休みや夏休みなど、長期休みを利用した留学で日本以外の国の方と国際交流すると、英語力の向上や異文化の体験などができ、人間的に大きく成長が可能です。グローバル化が加速しているこれからの時代、世界でも活躍するためには若いうちから留学することなどで実践的な英語力を身につける必要があります。 また、日本だけではなく世界へ視野を広げ、海外の方とも意思疎通ができるコミュニケーション能力もこれからの時代には必要です。一方で、日本国内ではさまざまな国の文化や交流の機会が整っているとはいえない状況です。グローバルな人材となるためには、留学などの経験をするために自ら動く必要があります。 短期留学のメリット6つ 短期留学には長期留学にはないメリットがあります。これらのメリットについて、ひとつずつ解説します。 1.夏休みなどの休暇期間に留学できる 長期留学をすると、どうしても学校を休学する必要があります。長期間学校を休むと、単位や授業出席日数が足りなくなり、留年の恐れがあります。交換留学などのプログラムを利用することで、長期留学でも留年や休学の心配は減りますが、行きたい国や費用、期間が自由ではないため参加が難しい方もいます。 一方、短期留学の場合はそのような心配はいりません。春休みや夏休み、冬休みといった長期休暇で短期留学が可能なためです。また、最短で1週間から可能であるため、いくつか留学したい候補の国がある方は、1つの国だけではなくさまざまな国への留学ができます。その際の留学の準備も、観光ビザだけで留学が可能な国が多いため、かかる時間も短く済み、迅速に渡航することが可能です。 2.長期に比べて留学費用が安く済む 留学にかかる費用は、主に授業料などの学費、ホームステイや寮などの滞在先にかかる費用と滞在先での生活費、そして渡航費です。学費は、留学期間の長さにより変わります。そのため、短期留学のほうが長期留学に比べて費用を抑えて留学できます。 滞在費を含めた生活費についても、期間が長いほど費用がかかる部分のため、短期留学のほうが安く済みます。航空チケットやパスポート申請費用、健康診断費用といった費用である渡航費に関しては、長期短期といった留学の期間にあまりかかわりません。 航空チケットに関しては、渡航する時期によって異なります。前もって購入することで安く入手できることもあるため、よく調べてから購入します。ビザの申請費用や海外保険の費用は長期留学に必要で、期間が長くなるほど高くなります。これらの費用も、短期留学のほうが安価です。 3.はじめての場合でも挑戦しやすい カリキュラムがあらかじめ決まっている短期留学は、短期留学が初めての方も海外旅行自体がはじめての方にもハードルが低いためおすすめです。はじめての海外旅行では観光は楽しめる一方、現地の方との交流や他国の友人を作って異文化交流をすることは難しいです。 その点、短期留学では授業だけではなく、アクティビティ参加や海外の友人作り、海外の一般的な生活体験が同時にでき、何をしたらいいかと迷うこともなく貴重な体験ができます。長期留学では、現地に馴染めるかという大きな問題がありますが、短期留学ではその心配も少なく、たとえ合わないと感じても別の場所での再挑戦がしやすいです。 4.長期留学前のステップとしても活用できる 短期留学は長期留学に比べて期間が短い留学というだけではなく、将来の長期留学を視野に入れた下見の留学としても活用できます。たとえば、留学先をアメリカとカナダで迷っている場合は、まずは短期留学でその国の雰囲気を感じ取り、国民性や文化などの情報収集をすることが可能です。 ほかにも、ニュージーランドやオーストラリアといった国で長期留学をする前に、短期留学で自分に合う環境かどうか見定められます。将来の海外生活や長期留学などに向けた予行演習ができる短期留学は、海外を知れるよい機会です。 5.短期間で活きた英語に触れられる 旅行では旅行客向けの英語を聞けますが、その国で生活する方の生きた英語に多く触れることは難しいです。一方短期でも留学をすると、海外生活を実際に体験するため、活きた英語に触れられます。たとえ期間が短くても、ホストファミリーとの会話や普段の生活、語学学校での交流などでたくさん英語を聞けて、数日のうちに耳が慣れたことに気がつきます。 6.異文化に触れられる 留学の大きな目的のひとつに、異文化に触れることで世界の広さを知ることがあげられます。日本に住んでいると当たり前のことも、日本を出ると当たり前ではない世界のことや、文化の違いについて理解できます。 留学することでさまざまな国籍の方が形成した文化を感じ取り、多様な価値観に触れられます。日本にいては体験できなかったことを発見したり、経験したりすることも可能です。これらの経験によって、世界の広さを知り、視野が広がります。 また、留学先ではほかの留学生と交流をする機会が増えます。日本では機会の少ない外国の方と話すことも増え、英語で話すことへの抵抗感がなくなるでしょう。たとえ英語力があっても、抵抗感があると外国の方とコミュニケーションがスムーズにいきません。グローバル化が進んだこれからは、外国の方と英語で話す抵抗感をなくすことが必要です。 短期留学のデメリット4つ 短期留学にはデメリットもあります。ここでは、短期留学のデメリットについてもひとつずつ解説します。 1.英語を完璧にマスターするのは難しい 長期留学と比べると、英語に触れる時間が短い短期留学では劇的な英語力の成長を見込むことは難しいです。初心者の方が留学をして、日常会話程度なら困らず話せるようになるまで3か月かかるともいわれています。 時間が限られているため、なぜ留学するのかという目的を常に意識して積極的にコミュニケーションを取り、集中して勉強することが英語力向上のためには必要です。英語力を向上させるには、事前準備をしっかりすることと、アクティビティを含む語学留学ではなく、語学集中留学など、朝から夕方まで英語学習をするようなプログラムを選ぶことも視野に入れます。 2.日本人が多い可能性もある 短期留学は、日本の学校が長期休みの期間に計画する方が多いです。このため、海外留学してさまざまな国の方と交流したいと考えていても、実際語学学校のクラスには日本人ばかりということもあります。 日本人が多い理由は時期もありますが、日本人の英語力によるクラス分けという理由が大きいです。語学学校に入る際は、英語力に応じたレベル分けがされます。このとき、日本人は初中級、中級のクラスに配属されることが多いです。たとえ日本人の総数が少なくても、あるクラスに集められてしまうため日本人が多いという印象を受けます。 また、現在のクラスを完了し、1つ上のクラスに上がるためには3か月程度かかるとされています。このため、3か月までの短期留学では日本人が多いところで生活をする可能性があります。 3.経験できる内容が限られている 長期休暇の際に学校を休学せずに参加できる、費用の安さといった点がメリットの短期留学ですが、期間が短いとどうしても経験できる内容に限りがあります。平日は語学学校に行き、授業についていくだけで精一杯で、週末は友人やホストファミリーと出かける、このような生活をしているとあっという間に留学の期間が終わってしまいます。 行ってみたい場所がある、アルバイトをしてみたい、現地のイベントに参加しいという方は、短期留学では時間の余裕がないことが見込まれるため、長期留学も視野に入れて検討することをおすすめします。 4.現地での観光時間が少ない 滞在期間が短いということは、観光のために割く時間も少ないということです。2週間程度の短期留学であればアクティビティや観光も予定に組み込めますが、何か所も観光するのは難しいでしょう。 1か月程度の期間であれば、時間の余裕もでき、習い事や観光を含むアクティビティに参加も可能です。短期留学には、語学&アクティビティ留学といった語学学校とアクティビティが一緒になったプログラムもあります。このプログラムに参加すると午前は語学の勉強を受け、午後はアクティビティに参加でき、ほかの留学生と交流も可能です。アクティビティには、スポーツ観戦や観光地に行くことも含まれています。 短期留学を意義あるものにするためのポイント 短い期間でも多くの点で成長が見込める短期留学ですが、得られる効果をより大きくするためのポイントがあります。詳しく紹介します。 【ポイント1】留学の目的を明確に設定する 海外に短期留学をするには、お金と時間が必要です。大切なお金と時間を使って留学するからには、目的を明確に設定するために、成し遂げたいと思うことを具体的にイメージすることが大切です。 まずあげられる留学の目的は、英語力の向上です。英語力があることで、進学先や仕事の選択肢が増えるためです。ほかにも、「外資系など英語力が必要な会社に就職したい」、「転職したい」と考えている場合は英語力が必要です。 「海外で生活したい」、「異文化との交流をしたい」といった目的もあります。「将来は海外に住みたいため、海外で就職したい」、「永住権を取得したい」という方や、「留学で同じ目的の方と交流し、将来のために人脈を作りたい」という目的の方もいるでしょう。 目的を明確にしておくことでモチベーションを維持でき、意義のある留学生活が送れることが見込めます。 【ポイント2】留学前に細かい計画を立てる 目的を明確にしたら、その目的を達成するための計画を細かく立てておきます。「英語力向上のためにTOEIC○○○点を目指す」といった目的がある方は、まず留学前に自分がどのくらいの実力なのかTOIEICを受けることが必要です。帰国したあとに、いつTOEICを受けるかも決めておきます。 「英語の日常会話ができるようになりたい」方は、覚えた単語やフレーズを毎日使うといった計画がよいでしょう。 海外生活体験や異文化交流、人脈づくりという目的がある方は、友達を○○人作る、という具体的な数値目標がおすすめです。友達を作るには、文法が間違っていても気にせず話しかけたり、話しかけられやすい雰囲気を作ったり、自己紹介などいくつか話す内容を作ったりするなど細かく準備しておきます。 【ポイント3】事前に英語を勉強しておく 語学学校では、まずレベル分けのテストが行われ、そこで英語力の評価を受けます。日本人は読み書きが得意なものの、面接などのスピーキングが苦手な方が多いため、初中級や中級になることが多いです。 留学前から英語の勉強をしておくことで、最初から上のクラスに入れれば、より実践的なことを学べて実力がつくことが見込めます。このため、留学してからではなく前々から英語の勉強に取り組み、英語力を向上させておくことがおすすめです。 【ポイント4】積極的にチャレンジする せっかく海外まで留学しに来たのですから、遠慮したりせず何にでも積極的にチャレンジしましょう。英語力がなくても挑戦できる短期留学ですが、何もしないとクラスで友人ができず、「授業を受けただけの生活だった」、「ホストファミリーとの会話もできず、生きた英語を学べなかった」と不満が残る留学経験になってしまいます。 わからないことは質問する、積極的に会話の輪に入る、アクティビティに参加するといった挑戦をすることが、短期留学を意義あるものにするためには必要です。 【ポイント5】日本人のコミュニティーに入らない 現地では、できるだけ日本語を使わない環境に身を置きます。留学した当初、先輩の日本人の方に現地のルールや暮らし方を教えてもらうことは、海外生活に慣れるよい方法です。一方で、生活に慣れたあとも日本人の方と常に一緒にいることは、語学力向上の妨げになりかねません。 慣れてきたら語学学校のクラスでも日本人にあえて話しかけない、アクティビティに参加する際も海外の方と積極的にコミュニケーションをとるといった、日本人のコミュニティーに入らず、あえて過酷な環境に身を置くことも大切です。 【期間別】短期留学の特徴 短期留学とは、最短1週間から3か月までの期間の留学を指します。1週間単位で期間を選べるため、学校の長期休暇の長さや予算をもとに決めることが可能です。 一方、それだけでは留学期間によってどれくらいのことができるようになるのかわからない方もいます。期間別でどれくらいのことができるかといった目安について、1〜2週間留学、3週間〜1か月留学、1〜2か月留学と分けてそれぞれ解説します。 1~2週間留学 冬休みなど、短めの休暇でも参加が可能な短期の留学です。夏休みに開かれる「サマースクール」と呼ばれる短期語学研修プログラムに参加し留学する方もいます。予算を抑えて手軽に留学できる反面、語学学校に通う期間が短いです。 このため、語学力の飛躍的な向上を目的とするより、英語を使うことに慣れたい、耳を慣らしてネイティブの英語を聞き取れるようになりたい、海外に友人を10人作る、語学学校とアクティビティ両方楽しむ、ホストファミリーとの異文化交流を行うといった体験が主です。 3週間~1か月留学 夏休みや春休みを利用して留学する方が多い短期留学です。3週間ほど過ごすと、現地の生活にも慣れてきます。週末も挟むため、留学先の周辺を観光するアクティビティに参加も可能です。英語を話すことに抵抗がなくなるため、学んだことをホストファミリーとの会話や、友人、街中で使ってみることで、自分の英語力が上達していることが自覚でき、より充実した留学となることがわかります。 1~2か月留学 短期留学でも、しっかりと英語力を身につけたい方におすすめの期間です。現地の生活や、日常会話に慣れたことが実感できます。英語で物事を考えられるようになるのも、この頃からです。 通っている語学学校では語学力が上がり、クラスが上になる経験をする方もいます。現地の友人やホストファミリーと話すと、簡単な会話だけではなく、人生や政治といったより深い話を英語でできるようになってくるのもこの時期です。 レストランで注文ができたり、歩いている人に道を尋ねたりすることも可能になるため、より深いコミュニケーションができます。異文化を吸収して、自分のものにしているという実感がわき自信がつきます。 まとめ 3か月までの短期留学について、メリットだけではなくデメリット、意義ある留学にするために留学前や留学中に気をつけるべきポイント、期間別の短期留学の特徴などを紹介しました。 英語力向上のためには長期で留学する必要があるわけではなく、短期留学でも自身の過ごし方次第で英語力の向上が可能です。また、異文化体験をすることで視野が広がり、コミュニケーション能力が向上します。 また、短期留学の経験を生かして将来的に長期留学をする方も多いです。留学を検討する際は、高校留学の高い実績があり、担当カウンセラーが生徒一人ひとりにサポート対応可能な高校留学ワールドに相談いただければ、幅広いプログラムを提供できます。公式ホームページやLINEからぜひ、ご相談ください。

カナダの学生ビザ|申請方法・必要書類・費用を詳しく解説

留学するためには「学生ビザ(Study Permit)」の取得が必要になりますが、取得方法は留学先により差異があります。ビザにも取得条件があるため、学生ビザの取りやすい国を留学先として選ぶのもよいでしょう。この記事では、留学先として人気の高いカナダの学生ビザについて、申請方法や必要書類。取得費用などについて詳しく解説します。 目次 カナダ留学に学生ビザが必要なケース 6か月以上滞在する留学の場合 Co-opやインターンの予定がある場合 カナダ学生ビザ申請にかかる費用 カナダの学生ビザ申請の前にやること 入学許可証を発行してもらう オンライン申請しない場合はバイオメトリクスを済ませておく カナダ学生ビザ申請に必要な書類 カナダ学生ビザ申請の流れ【オンライン】 マイアカウント(IRCC secure account)を作成する 学生ビザ申請書に必要事項を入力する 必要書類をアップロードする 申請料金を支払う カナダ学生ビザ発給までの日数 カナダ学生ビザの延長について まとめ   カナダ留学に学生ビザが必要なケース カナダ留学で、学生ビザが必要になるケースについて紹介します。次のいずれかに該当する場合は、学生ビザを取得しなければなりません。 6か月以上滞在する留学の場合 Co-opやインターンの予定がある場合 それぞれの条件について概要を解説します。 6か月以上滞在する留学の場合 教育機関へ通うことを目的にカナダへ6か月以上滞在するときは、学生ビザを取得しなければなりません。次のような学校に通う場合には、学生ビザが必要になるケースが多いです。 大学・短大・専門学校・コミュニティーカレッジなど高等教育機関 ボーディングスクール 語学学校 これらの学校では、基本的に6か月以上のカリキュラムが組まれています。なお、あえて6か月以内のコースを提供している語学学校もあるため、学生ビザの取得を面倒に感じる方はカリキュラム期間を確認してみてください。児童・生徒向けのサマーキャンプなど、1か月〜2か月程度の短期留学であれば、学生ビザではなく観光ビザで滞在できます。 なお、学生ビザを使ってケベック州で就学する方は、ビザに加えてケベック州独自の許可証「Certificate of Acceptance of Quebec(CAQ)」も必要になります。 6か月以内でも必要なケースとは 6か月以内の滞在であっても、以下のいずれかに該当する場合は学生ビザが必要です。 学位授与の資格を有する学校(公立・私立)にフルタイムで就学しつつ、キャンパスで働く場合 参加カリキュラムが6か月以上で設定されている場合 実習プログラム(Co-opやインターンなど)がカリキュラムに含まれる場合 観光ビザであっても6か月までは就学可能ですが、そのあいだの就労は認められていません。一方、学生ビザであれば大学や大学院などへ留学している学生に限り、週20時間までの就労が認められます。(単純な語学留学の場合は学生ビザでの就労不可) Co-opやインターンの予定がある場合 先述したとおり学生の身で就労したい場合は学生ビザが必要になりますが、Co-opやインターンの予定があるカリキュラムは少なくありません。Co-opとは「Cooperative education」の略で、大学側が主体となる就業体験プログラムです。インターンシップは企業側が主体ですが、Co-opは学校側が主体となっているため単位を取得できます。 また、インターンシップは無給のことも多いですが、Co-opは報酬が支払われることも特徴です。Co-opやインターンでは働きながら英語を学べるため、短期間であっても飛躍的に英語力が向上するといわれています。ただし、観光ビザでは就労が認められていないため、一定の範囲内での就労が認められている学生ビザを取得する必要があります。 カナダ学生ビザ申請にかかる費用 カナダの学生ビザ申請にかかる費用は、次の2種類です。 費用種別 費用 (1カナダドル=110円時の目安) 学生ビザ申請料 150カナダドル (16,500円) 個人識別情報 (バイオメトリックス) 登録費用 85カナダドル (9,350円) カナダの通貨は、「カナダドル(CAD|Canadian Dollar)」です。昨今は、対アメリカドルと同じく対カナダドルでも円安傾向にあり、ビザ申請費用の負担感が増しています。 カナダの学生ビザ申請の前にやること カナダ留学は6か月以上のカリキュラムが多く、インターンが伴うことも多いため、基本的にはほとんどの留学生が学生ビザを申請します。学生ビザを申請する前に、次の2点を用意しておきましょう。 入学許可証を発行してもらう オンライン申請しない場合はバイオメトリクスを済ませておく それぞれの手順について解説します。 入学許可証を発行してもらう カナダへ学生ビザを申請するには、留学先の学校から発行される入学許可証が必要です。まず前提として、留学生を受け入れられるのはカナダ政府から認可されているDLI(Designated Learning Institutions)認定校のみとされています。DLI校には学校独自の10桁番号(DLI番号)が付与されており、入学許可証(Letter of Acceptance)にも記載されていることが特徴です。 なお、DLI認定校の一覧はカナダ市民権移民省(Immigration and citizenship)のホームページで公開されているため、これから留学志望校を決める方は参考にしてみてください。 オンライン申請しない場合はバイオメトリクスを済ませておく カナダ大使館などで直接ビザを申請する場合は、あらかじめバイオメトリクス(個人識別情報の登録)を済ませておく必要があります。バイオメトリクスは、カナダ政府から日本国内でのビザ申請手続きサポートを公認されている「VFS Global」が事前予約制で対応しています。登録までは時間がかかるため、余裕をもって行動しましょう。 カナダ学生ビザ申請に必要な書類 カナダの学生ビザ申請に必要な書類としては、次の5つが挙げられます。 学生ビザの申請書 パスポートのコピー 証明写真 留学先からの入学許可書(Letter of Acceptance) 資金証明(英文かつカナダドルでの記載) 学生ビザの申請書については、カナダ政府もホームページで案内が掲載されていますが、すべての項目を自分で埋めることは難しいかもしれません。(参考|Applying for a Study Permit outside Canada)不安な場合は、留学アドバイザーに相談したほうがいいでしょう。 高校留学Worldでは、ビザ申請や銀行口座の準備などもサポートしています。カナダ留学に必要な書類を自分だけで用意するのが難しいと感じた方は、ぜひ高校留学Worldを頼ってください。 カナダ学生ビザ申請の流れ【オンライン】 カナダの学生ビザを取得したい場合は、自宅で対応できるオンライン申請がおすすめです。 マイアカウント(IRCC secure account)を作成する 学生ビザ申請書に必要事項を入力する 必要書類をアップロードする 申請料金を支払う それぞれの手順について詳しく解説します。 マイアカウント(IRCC secure account)を作成する カナダ政府の「IRCC secure account 登録ページ」から、マイアカウントを新規登録します。アカウント登録の種類として「GCKey username and password」、「Canadian Interac® Sign-in Partner」の2つが表示されますが、前者の「GCKey」で作成する手法が一般的です。 登録サイトの規約内容に同意したら、WEBサイトの指示に従ってユーザー名やパスワードなどを登録します。登録情報を忘れないように、どこかにメモしておきましょう。 マイアカウントでログインすると、マイページが表示されます。「Apply to come to Canadaを」からPersonal Check Listに進み、ビザ申請の目的や入学許可証の有無などを入力してください。そのあと、学生ビザの申請書や必要書類一覧をダウンロードします。 学生ビザ申請書に必要事項を入力する 学生ビザ申請書に必要な情報を記載します。記載方法が分からなければ、高校留学Worldのアドバイザーに相談してみてください。 必要書類をアップロードする 証明写真やパスポートのコピー、入学許可証など学生ビザの申請に必要な書類をアップロードします。留学先の州ごとに求められる書類には差異があるため、申請ページに表示される提出リストを確認しましょう。たとえば先述したとおり、ケベック州ではCAQが必要となりますし、留学先の州で未成年と見なされる場合に保護者の宣誓書や後見人の宣誓書なども求められます。 申請料金を支払う 学生ビザ申請代金の150カナダドル、個人識別情報 (バイオメトリックス) 登録費用の85カナダドル、合計235カナダドル(約25,000円)をクレジットカードで支払えば、オンライン申請は完了です。 最初に登録したマイページ(IRCC secure account)にバイオメトリクス登録の予約メール(Biometrics Instruction Letter)が届いたら、VACに予約してバイオメトリクス認証を済ませましょう。 カナダ学生ビザ発給までの日数 カナダの学生ビザが発給されるまでの日数には幅があり、1か月で完了することもあれば、4か月程度、審査が続くこともあります。バイオメトリクスの登録にも時間がかかるため、万が一ビザ申請が長引いても留学スケジュールに支障をきたさないように、最低でも渡航から4か月前には手続きを始めたほうがいいでしょう。 滞りなく手続きが進めば、ビザ申請の書類提出後、4週間程度で「就学許可証の通知書」が届きます。これは学生ビザ(就学許可証)発給のための通知書で、学生ビザではないため注意してください。この通知書をカナダの入国審査で関税官に提示すると、現地の移民担当官の手続きのあと、正式な就学許可証(学生ビザ)を受け取れます。 正式な学生ビザは、カナダ現地で渡されることは覚えておきましょう。なお、学生ビザには有効期限や滞在条件などが記載されているため、念のため間違いがないかを確認してください。また、学生ビザもカナダに滞在する権利を保証する大切な書類のため、パスポートなどと一緒に保管しておきましょう。 カナダ学生ビザの延長について カナダに学生ビザで留学後、留学期間を延長することも可能です。カナダで留学を続けるには、既存の学生ビザ期限が切れる90日前までに延長申請しなければなりません。延長時期になったら、カナダ政府の「Immigration and citizenship」からオンラインで延長申請可能かどうかを確認してみてください。 なお、学生ビザの延長についてはオンライン申請以外に、郵送による申請も用意されています。延長時に必要な書類は新規申請時とほとんど同じですが、一部追加で用意する書類もあることは知っておきましょう。 学生ビザの延長申請書 パスポートのコピー 証明写真 資金証明(英文かつカナダドルでの記載) 現在通っている学校の成績証明書・出席証明書など 延長後に入学する学校からの入学許可書(Letter of Acceptance) 既存の学生ビザのコピー 学生ビザを延長するには、初回ビザ申請時に作成したアカウント情報も必要です。そのため、ログイン情報は忘れないよう注意してください。 まとめ カナダへの留学では、6か月以上の滞在する場合、Co-opやインターンの予定がある場合は学生ビザを取得しなければなりません。6か月未満の短期留学でインターンなどにも参加しないのであれば観光ビザでも留学できますが、学習の幅を広げるためには学生ビザのほうがいいでしょう。 なお2024年1月、カナダ政府は学生ビザの申請数をこれまでより制限すると発表しました。2024年の学生ビザ上限は36万件程度(これまでより約3割減)と見込まれていますが、これまで留学先として人気だった州ではさらなる絞り込みも予想されます。 このように留学に伴う学生ビザ情勢は流動的ですから、確実に留学するためにはプロの留学アドバイザーに相談したほうが安心でしょう。高校留学Worldでは入学手続きやビザ申請のサポートはもちろん、銀行口座や現地でのスマートフォンなど留学に必要なあらゆる要素をサポートしています。もちろんカナダへの留学支援にも対応していますが、それ以外にもアメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどへの留学実績も豊富です。カナダ政府の学生ビザ絞り込み方針に不安を抱えている方は、ぜひ一度高校留学Worldにご相談ください。  

オーストラリアの学生ビザ|申請方法・申請条件・費用を詳しく解説

オーストラリアは南半球にあるため季節が日本と逆になり、カンガルーやコアラが生息するなど独自の自然を有していることから、留学先としても人気が高い国の1つです。そんなオーストラリアへ留学するためには、学生ビザを取得しなければなりません。 この記事ではオーストラリアへの留学で必要な学生ビザについて、申請方法や条件・ビザ申請、各種条件を満たすためにかかる費用を詳しく解説します。オーストラリアへの留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 目次 オーストラリアの学生ビザの概要 3か月以上フルタイムの就学を目的とした場合に申請する 各タームの80%の出席率をクリアする必要がある 週20時間までの就労が可能 有効期限は学校終了日から1~2か月 オーストラリア学生ビザの種類 オーストラリア学生ビザの申請条件 オーストラリア学生ビザの申請費用 オーストラリア学生ビザに必要な書類 オーストラリア学生ビザの申請方法 オーストラリア学生ビザ発給までの日数 オーストラリア学生ビザの延長方法 転校時の学生ビザの切り替えについて まとめ   オーストラリアの学生ビザの概要 まずはオーストラリアの学生ビザ制度について、基本的な情報を紹介します。オーストラリア留学を検討する方は、次の4項目について知っておきましょう。 3か月以上フルタイムの就学を目的とした場合に申請する 現地の教育機関で3か月以上にわたってフルタイム(1週間に25時間以上)で就学する場合、学生ビザを申請しなければなりません。 なお、数週間程度の短期留学であれば、学生ビザではなくETAS(イータス|Subclass601)と呼ばれる電子入国許可登録システムの利用で就学することも可能です。ETASは原則としては観光ビザ・商用ビザとして使用されるものですが、観光目的での語学研修も認められています。 各タームの80%の出席率をクリアする必要がある 学生ビザを取得、さらには継続する条件として、各タームの出席率を80%以上にすることも課せられます。条件を達成していないと、在籍している教育機関からオーストラリア移民局へ通報され、学生ビザが取り消される可能性もあるため注意してください。 なお、留学したカリキュラム終了後に学生ビザの期限を延長し、そのまま留学を続けたい場合もタームごとの出席率が基準を満たしていなければなりません。 週20時間までの就労が可能 学生ビザには「ワークパーミッション(労働許可)」も付与されることから、就学しながら週に20時間までは働けます。学校に通いながら、さらに学費も稼げるということです。なお、短期留学で取得するケースの多いビザ「Subclass601」では就労が認められません。ワークパーミッションが与えられることは、学生ビザならではのメリットといえるでしょう。 有効期限は学校終了日から1~2か月 オーストラリア留学で発給される学生ビザは、教育機関のカリキュラム終了日からさらに1〜2か月後を期限とされることも特徴です。10か月までのカリキュラムで留学する場合は終了日から1か月後、10か月以上のカリキュラムであれば終了日から2か月後が期限です。 なお、留学目的のカリキュラム(コース)の終了日が11月〜12月のあいだであれば、翌年3月15日まで有効の学生ビザが発行されます。日本の学校は4月~翌年3月が教育年度とされていますが、オーストラリアの教育機関では1月末〜2月初旬に新学年へと進級し、さらに12月〜1月には長期の夏休みが設けられることが特徴です。(日本とは季節が逆になるため、12月〜1月が夏季) オーストラリアの教育年度に合わせて留学する場合は、カリキュラム終了後にクラスメートと旅行することも可能なビザ期限になっています。 オーストラリア学生ビザの種類 一口に「オーストラリア留学のために取得する学生ビザ」といっても、申請者の状態によって種類があることも知っておきましょう。従来は留学先の教育機関や進路に応じた学生ビザだけで7種類にも分けられていました。しかし、現在では次の2種類まで統合されています。 Subclass 500(学生ビザ) Subclass 590(学生ガーディアンビザ) 現地の語学学校や高校・大学で3か月以上の就学を希望するときは、「Subclass 500(学生ビザ)」を申請します。18歳に満たない学生ビザ申請者の保護者が、子ども(学生)と一緒にオーストラリアに滞在するためのビザが「Subclass 590(学生ガーディアンビザ)」です。 18歳未満の子どもがオーストラリアへ留学する時は、原則としてガーディアン(保護者)が付かなければなりません。ガーディアンは必ずしも親(日本での保護者)である必要はなく、たとえば、現地在住の親族やガーディアン業者に依頼することも可能です。(留学先の校長がガーディアンになることもあります) 学生ガーディアンビザで滞在中の保護者も、週に20時間まで英語コースで就学できます。ただし、ガーディアンは就労禁止です。また、学生ガーディアンビザの期限は学生ビザを保有している子どもが18歳になるまでなので、変則的なビザであることは覚えておきましょう。 オーストラリア学生ビザの申請条件 さて、オーストラリアで学生ビザを申請するためには、次の条件を満たしていなければなりません。 【条件1】十分な資金がある 留学にあたって十分な資金があるかどうかが判断されます。明確な基準金額があるわけではありませんが、オーストラリア留学中に困窮しない水準が求められると認識しておきましょう。参考としてオーストラリアの高校に正規留学する際の予算を紹介すると、公立高校で年間200万円〜250万円程度、私立高校で年間250万円〜400万円程度が目安です。(学費・滞在費を含んだ予算)アメリカなどと比べると、留学費用としては低水準であるといえます。 【条件2】政府認定校である 留学先がCRICOS登録校である必要もあります。CRICOS(クライコス)登録校はクライコス番号を取得しており、この番号が学生ビザ申請時に必要です。 【条件3】申請時に6歳以上である 学生ビザ申請者本人が、ビザ申請時に6歳以上であることも条件です。日本の中学・高校にあたるセカンダリースクールへ留学するケースが多いため、年齢が問題になることは少ないでしょう。 【条件4】規則を順守する オーストラリア移民法で定められた学生ビザ規則の順守も求められます。先述したタームごとの出席率など、定められた基準を守るよう注意してください。 【条件5】OSHCに加入する 海外留学生向けの健康保険として、OSHC(Oversea Students Health Cover)にも加入しなければなりません。OSHCの加入期間は、学生ビザ期間すべてをカバーしている必要があります。 【条件6】心身共に健康である 申請者の心身の健康も求められます。日本国籍者であれば健康保険・レントゲン診断は免除されていますが、申請内容によっては大使館に指定された病院で健康診断を指示されることもあるため、日ごろから健康には気をつかいましょう。 【条件7】COE(入学許可書)がある 留学先の学校から発行される入学許可証が必要です。入学許可証はCOE(Confirmation of Enrolment)と呼ばれており、CRICOSコード発行済みの教育機関のみが作成できます。 【条件8】扶養家族もビザを所有する 学生ビザ申請者に扶養家族、たとえば配偶者などがいる場合は、扶養家族を自分の学生ビザに含めることも可能です。(高校留学で必要になるケースはないでしょう) 【条件9】Genuine Temporary Entrant(GTE)を提出する オーストラリアで学生ビザを取得するには、GTE(Genuine Temporary Entrant)と呼ばれる英作文を提出しなければなりません。オーストラリア移民局はGTEの内容でビザ申請の正当性を判断するため、学生ビザ申請でもっとも重視するべき要素ともいえます。 オーストラリア学生ビザの申請費用 2024年時点で、学生ビザの申請費用は710豪ドルです。(2024年2月のレートで約69,000円)さらに学生ビザ申請費用とは別にOSHCの加入費用も必要で、こちらは年間55,000円~65,000円程度なので、合計すると初回申請時は10万円以上かかることは覚えておきましょう。 オーストラリア学生ビザに必要な書類 オーストラリアへ学生ビザを申請する際には、以下のものが必須です。 必要なもの 概要 パスポート 有効期限が就学予定期間をカバーしている必要あり カラーコピーも用意 クレジットカード ビザ申請費用の決済に必要 COE(入学許可証) CRICOS登録校が発行する番号が必要 OSHC(海外留学生健康保険) 留学先へ入学申込時に同時加入 メールアドレス オンライン申請および移民局との連絡に使用 オーストラリア学生ビザの申請方法 オーストラリアの学生ビザは、次の手順で申請します。 オーストラリア移民局のホームページからImmiAccountの作成 学生ビザ申請書の作成 必要書類のアップロード 学生ビザ申請料金の支払い ビザ許可通知レター受領 学生ビザステータスを確認 ImmiAccountの作成にはメールアドレスが必要で、その後の手続きにも使用するため、使い勝手のいいアドレスを登録してください。ImmiAccount作成後はマイページにログインし、「New Application」から「Student Visa (500)」を選び学生ビザ申請書を作成します。 パスポートのコピーなど必要書類をアップロードしたら、クレジットカードで申請料金を支払ってください。これで申請作業は完了です。TRN番号(Transaction reference number)が発行されるので、忘れずに控えておきましょう。 ImmiAccountにログインすると、ビザ許可通知レターの発行状況やその他の通知事項を確認できます。また、発給後のビザ情報はオーストラリア内務省のオンラインシステム「VEVO」の「Check your own visa details」ボタンから確認できることも覚えておきましょう。ビザ許可通知レター(Visa Grant Notification Letter)は、VEVOの「Messages」から確認できます。 なお、VEVOへのログインにはTRN番号もしくはビザ許可番号(Visa Grant Number)が必要です。 オーストラリア学生ビザ発給までの日数 オーストラリア学生ビザは、問題がなければ申請から即日発給されるケースも少なくありません。その他の場合も1週間程度で発給されることが一般的ですが、場合によっては1か月程度かかることもあります。健康診断などが求められるとビザ発給までに時間がかかりますから、なるべく余裕をもって申請しましょう。 オーストラリア学生ビザの延長方法 条件を満たしていれば、留学カリキュラム終了後も学生ビザの期限を延長できます。必要な書類は初回申請時とほぼ同様ですが、タームごとの出席率証明書も必要になる点と、延長申請先は現地の移民局になることがポイントです。 また、オーストラリア国内で学生ビザを申請する場合、一度目の申請費用は710豪ドル(日本国内と同様)ですが、二度目の申請からは710豪ドル+700豪ドルと加算されることも覚えておきましょう。 転校時の学生ビザの切り替えについて オーストラリアの学生ビザを取得したあとでも、条件を満たす場合は転校が認められます。オーストラリア国内で転校する条件は次の2つです。 12か月以上のカリキュラムで入学しており、就学期間が12か月を経過している 学校側の都合で予定していたカリキュラムが開講されない、もしくは学校が閉鎖される いずれかの条件を満たしていれば、移民局へ転校を届けたあとは学生ビザに切り替えられます。12か月未満のカリキュラムで留学している場合は、原則として転校は認められないため注意してください。 まとめ オーストラリアは温暖な気候や時差が少ないことから日本人にも過ごしやすい留学先で、とくに公立高校への留学が人気です。オーストラリアでは各州の教育省が教育制度を管理しているため、留学する州によって制度に差異はあるものの、いずれの州への留学でも学生ビザが必要です。 オーストラリアは基本的に中高一貫教育のためセカンダリースクール(日本の中学・高校に該当)へ留学しますが、学校ごとの特色も異なるため、留学先選びは慎重に行いましょう。学生ビザを取得するには、CRICOS登録校である必要もあります。 高校留学Worldでは学生ビザの取得はもちろん、学校選びや入学手続きも丁寧にサポートしていることが特徴です。出発後も到着確認からスカイプでの悩み相談まで、留学生活を充実させるよう取り組んでいます。高校生でオーストラリアへの留学を考えている方は、ぜひ一度高校留学Worldへご相談ください。

ボーディングスクールとは?メリットやデメリット、留学費用を紹介

「ボーディングスクール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ボーディングスクールは、勉強面だけではなく生活面や精神面など人間としても成長できる学校として昨今注目を集めています。 この記事では海外のボーディングスクールへ留学するメリットやデメリット、さらには留学費用について紹介します。ボーディングスクールに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。 目次 近年注目の『ボーディングスクール』とは? ボーディングスクールの目的 ボーディングスクールの種類 ボーディングスクールに通うメリット 英語力が伸びる 親に頼らず生活するため自立心が育つ 異文化を学べる コミュニケーションスキルなど協調性が育める 少人数制のため1人1人の個性が発揮できる 海外の大学進学への指導が手厚く受けられる ボーディングスクールに通うデメリット 学費が高額である 親と離れて暮らす不安がある 英語力がないと入学できない 日本の大学への進学が難しい可能性もある ボーディングスクールにかかる費用 ボーディングスクールの選び方 まずは留学先の国を決定する IB(国際バカロレア)を取得できるかを確認する 過去の受け入れ実績を確認する 全体の生徒数で選ぶ ボーディング生と通学生の比率を確認する 課外活動の内容で選ぶ 奨学金を受けられるかで選ぶ 卒業後の進路を踏まえて選ぶ ボーディングスクールに入学するまでの流れ まとめ   近年注目の『ボーディングスクール』とは? ボーディングスクール(Boarding School)を一言で表すと、「全寮制の学校」です。いわゆる寄宿学校のことで、イギリスやスイスを舞台にした物語に登場するイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 ボーディングスクールは欧米で一般的な存在で、校舎近くの寮で生徒たちが共同生活を送っています。通学時間がなくなるため、勉強や課外活動に取り組みやすいことが特徴です。また、生徒たちが共同生活を送りながら人間としても成長できる場として、今では世界中に広まっています。 日本でもボーディングスクールは各地に設立されていますが、今回の記事では日本国内ではなく海外のボーディングスクールへの留学を前提に各種情報を紹介します。 ボーディングスクールの目的 ボーディングスクールは、人として多角的に成長することを目的としている場合が多いです。一般的な学校では、勉強や部活のどちらかに注力していることが多いです。一方ボーディングスクールでは、文武両道はもちろん、自立心やリーダーシップ、協調性など「次世代を担う人材」を育成することに重きが置かれています。 ボーディングスクールの種類 一口にボーディングスクールといっても、いくつかの種類があることをご存知でしょうか。代表的なボーディングスクールの種類は次のとおりです。 プレップスクール(College Preparatory School) 男子校・女子高(Single Sex School) ジュニアボーディングスクール(Junior Boarding School) プレップスクールは大学進学をメインとしたボーディングスクールで、授業内容も大学受験を主眼においています。アメリカのボーディングスクールは、多くがプレップスクールに該当することが特徴です。プレップスクールの中にも、学力に応じたランクが存在します。 アメリカには男女共学のボーディングスクールが多いですが、一部は男子校や女子校として運営されています。そしてまた、日本でいう中学生(現地では7年生から9年生)までを対象とした学校がジュニアボーディングスクールです。 通常の中学〜高校の授業に加えて、特別な内容に特化したボーディングスクールも存在します。とくに有名なボーディングスクールの形態は次のとおりです。 国際バカロレア認定校(IB Program School) ミリタリースクール(Military School) ミッション系スクール(Church School) 芸術系学校(Art School) 国際バカロレア認定校とは、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格|通称IB:International Baccalaureate )を与えてくれる学校です。ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムで、獲得スコアによっては海外の難関校(アイビーリーグなど)への入学にも有利に働きます。 ミリタリースクールは退役軍人が運営するボーディングスクール、ミッション系スクールはキリスト教系のボーディングスクールです。どちらも規則正しく、規律ある校風として知られています。また、とくに美術や音楽などに力を入れているボーディングスクールは「Art School」として区別されることが特徴です。 ボーディングスクールに通うメリット ボーディングスクールに通うメリットに魅力を感じる方は、ぜひボーディングスクールを活用してみてください。それぞれのメリットについて紹介します。 英語力が伸びる ボーディングスクールでは学校から寮生活まで英語で過ごすため、自然と英語力が向上していくことが特徴です。そもそもボーディングスクールへの入学には英検2級程度の英語力が求められますが、スクール(寮)で暮らす中で英語力がさらに底上げされていくでしょう。 親に頼らず生活するため自立心が育つ ボーディングスクールで寮生活を送ることで、親に頼らず生活するため自立心が育つこともポイントです。ボーディングスクールに留学する場合は、洗濯や掃除など身の回りのことはすべて自分で行う必要があります。また、勉強や課外活動に関連することまで一人で対応しなくてはなりません。このような生活を通じて、社会に出てからも困らない自立心が育まれるのです。 異文化を学べる ボーディングスクールの寮には、さまざまな国からの留学生が集まります。日本以外の国をバックグラウンドとする生徒と同じ部屋になることも少なくありません。寮生活で生徒同士の文化に触れられることも、ボーディングスクールへの留学ならではの経験になるでしょう。 コミュニケーションスキルなど協調性が育める 海外出身の生徒たちが共同生活をするため、ボーディングスクールへ留学することで必然的にコミュニケーションスキルなど協調性が育まれます。価値観や文化の違いから喧嘩をすることもあるかもしれませんが、それすらも生徒たちの力で乗り越えていくのです。 なお、ボーディングスクールには生徒たちを見守ってくれる専門家「ハウスマスター」も常駐しています。生徒たちだけで解決できない問題は、ハウスマスターがプロの視点からアドバイスしてくれるので安心してください。 少人数制のため1人1人の個性が発揮できる ボーディングスクールならではの教育方針として、生徒一人ひとりの個性を伸ばすことが挙げられます。ほとんどのボーディングスクールは1クラスの人数を10人程度としており、得意ジャンルはどんどん伸ばし、苦手ジャンルは丁寧にサポートしてくれることが特徴です。 とくに留学の場合は、言語の壁や文化の違いに不安を感じることも多いでしょう。ボーディングスクールでは、そのような留学ならではの課題もサポートしてもらいやすいです。 海外の大学進学への指導が手厚く受けられる ボーディングスクール(プレップスクール)は基本的に大学進学を前提としているため、留学生であっても、そのまま海外の大学へ進学できるよう始動してもらえます。とくに海外大学の入試では学力や成績だけではなく、ボランティア活動や地域貢献、課外活動など勉強以外の強みもアピールしなくてはなりません。これらの対策も手厚く受けられることは、ボーディングスクールへの留学でしか受けられないメリットです。 ボーディングスクールに通うデメリット ボーディングスクールには数多くのメリットもありますが、少なからずデメリットも存在します。ボーディングスクールへの入学を検討する際は、次のデメリットも考慮しておきましょう。 学費が高額である ボーディングスクールは全寮制であるため、授業料だけでなく寮費もかかります。さらに、少人数制のクラスを採用していることから授業料も高水準で、年間400万円〜700万円程度はかかると想定しておきましょう。 とくに昨今は、円安のため日本円換算の学費が上がる可能性もあります。なお、あまり人気の高くないエリアや郊外にあるボーディングスクールを選ぶことで、学費水準を落とすことは可能です。 親と離れて暮らす不安がある ボーディングスクールへ通うときに、生徒としては親と離れて暮らすことに不安を感じ、ホームシックになることもあるでしょう。また、ボーディングスクールに通うことで、ほかの家庭より早く子離れ、親離れをすることになるかもしれません。不安を抱えたまま留学することのないように、ボーディングスクールへ入学する前に家族でよく話し合っておきましょう。 英語力がないと入学できない ボーディングスクールはほかの留学先と異なり、ある程度高い英語力がない場合は入学できません。英語力の証明として英検やTOEFL、ELTiSなどのスコア提出を求められるため、希望するボーディングスクールが認めている英語試験を確認してみてください。 必要な英語力の目安は? 先述したとおり、ボーディングスクールの入学で求められる英語力の目安の最低ラインは英検2級程度です。英検2級は高校卒業程度の英語力とされており、必要なボキャブラリー数は5,000語とされています。 英検2級をTOEICスコアに換算するとおおよそ550〜600点、TOEFLスコアの場合は61〜68点程度です。高校生であれば難しくありませんが、小学生〜中学生で英検2級レベルの英語力を身につけることは簡単ではないでしょう。ボーディングスクールへの留学を考えている場合は、計画的に英語力を強化していく必要があります。 日本の大学への進学が難しい可能性もある 海外のボーディングスクールは、現地の大学へ進学するためのカリキュラムが組まれていることが多いです。また、授業も英語で行われるため、英語力が伸びる半面、日本語力を伸ばすことは難しいでしょう。 このような背景から、ボーディングスクールへ留学すると日本の大学へ進学しづらくなります。とくに日本の国立大学は受験科目数も多く、試験内容も日本語がメインのため、一般入試で入学することは困難でしょう。ただし、ボーディングスクールでの経験をアピールし、私立大学へ推薦入試やAO入試で入学する道は残されています。 ボーディングスクールにかかる費用 デメリットの項目でも言及しましたが、ここでボーディングスクールにかかる費用を改めて紹介します。先述したとおりボーディングスクールは授業料だけでなく寮費も必要になるため、留学先に支払う学費としては年間400万円〜700万円程度が必要です。 一般的にレベルの高いプレップスクールは学費が高く、反対にミリタリースクールやミッション系スクールの学費は抑えられています。地域やランクによって学費の幅は広いため、ご家庭の経済条件にマッチした学校を探すことからはじめてみましょう。 また、実際に留学するとなると、学費以外の諸経費についても考えなくてはなりません。たとえば、ボーディングスクールは全寮制ですが、休暇中(クリスマスホリデーなど)は退寮しなければならないケースが多いです。 帰国する場合は航空券代が必要ですし、現地に留まるときはホームステイ代が必要になります。また、現地での日常生活を送るために、多少のお小遣いも必要になるでしょう。 これらの予算をすべて含め、さらには為替レートも加味した留学予算を想定しておきましょう。ボーディングスクールにかかる費用についてさらに詳しく知りたい方は、高校留学Worldへお気軽にご相談ください。 ボーディングスクールの選び方 ここまでの記事を読みボーディングスクールへの留学を本格的に検討したいと考えた方は、次の観点から留学先の学校を選んでみてください。 まずは留学先の国を決定する まずは、留学先の国を決めましょう。ボーディングスクールへの留学先として、一般的な国は次のとおりです。 アメリカ カナダ イギリス オーストラリア ニュージーランド ボーディングスクールへの留学を成功させるには、留学先の国の規模や文化、風土も考慮することをおすすめします。たとえば、アメリカ場合はボーディングスクールの数が他国と比べて圧倒的に多いため、広い選択肢の中から学校を選べることが特徴です。ただし物価が高いため、予算が全体的に高水準になることは覚えておきましょう。 費用を抑えて留学したいなら、相対的には物価の低いカナダやニュージーランドを選ぶといいでしょう。ニュージーランドは南半球の国のため日本と季節は反対ですが、時差が少ないこともメリットの1つです。 IB(国際バカロレア)を取得できるかを確認する 大学への進学も考えている場合は、IB(国際バカロレア)を取得できるかどうかもポイントです。先述したとおりIBは国際的に通用する大学入学資格のため、ボーディングスクール卒業後の可能性を広げるためにも、IB取得可否は重要な要素となるでしょう。 もし留学したいボーディングスクールが決まっている場合は、IB取得に対応しているか各校のホームページで探してみてください。高校留学Worldにご相談いただければ、IBを取得できるおすすめの留学先を提案することも可能です。 過去の受け入れ実績を確認する 留学を検討しているボーディングスクールの、日本人の受け入れ状況を確認することも重要です。日本からの留学実績があれば、学校側の受け入れ体制も整っていることが推測できます。また、受け入れている留学生の出身国も確認してみてください。たとえば、オーストラリアのボーディングスクールへ留学するとしても、ヨーロッパからの受け入れが多い場合はそれだけ欧州文化にも触れられるチャンスが広がります。 全体の生徒数で選ぶ 全体の生徒数が少ない場合は、それだけきめ細かな対応が期待できます。一方、生徒数が多いときは、さまざまな文化や風習に触れられる可能性が高いです。ボーディングスクールの生徒数も、留学経験に影響することは覚えておきましょう。 ボーディング生と通学生の比率を確認する 留学先によっては、寮生(ボーディング生)と通学生が混在していることもあります。全寮制のボーディングスクールでなければ、生徒の半数〜8割程度が寮内で生活しているケースが多いです。寮での生活も重視する場合は、ボーディング生と通学生の比率も確認してみてください。 課外活動の内容で選ぶ 課外活動の内容で、留学先を選んでもいいでしょう。各ボーディングスクールによって力を入れている課外活動は異なり、スポーツや芸術はもちろん、リーダーシップ養成などに取り組んでいることもあります。 奨学金を受けられるかで選ぶ ボーディングスクールによっては、奨学金を受け取れる場合もあります。ボーディングスクールには高額な費用が必要になるため、可能であれば奨学金を受けたいと考えている方も多いでしょう。条件付きの奨学金もありますが、留学先の奨学金制度も調べてみてください。 卒業後の進路を踏まえて選ぶ ボーディングスクール卒業後の進路についても、学校ごとに傾向が異なります。現地の名門大学へ進学しやすい学校もあれば、他国の大学への進学実績が豊富なボーディングスクールもあることは覚えておきましょう。たとえば、アメリカのボーディングスクールを卒業後、イギリスの大学へ進学するケースもあります。 ボーディングスクールに入学するまでの流れ ボーディングスクールに入学するまでの流れとしては、次のようなステップを想定しておきましょう。 学校選び 入試対策の開始 必要書類の収集 願書提出 審査・面接・試験 合否通知 学生ビザの取得 入学 海外のボーディングスクールは、基本的に9月から始業です。日本のように、4月始業の国は少数派のため注意してください。9月入学に合わせるとすると、最低でも前年4月(1年半前)には学校選びや入試対策を開始したほうがいいでしょう。 入学一年前の夏休み(7月〜8月)には、実際に志望校を訪れてみてもいいかもしれません。志望校が固まったら、本格的に入試対策を開始します。同時に、必要書類も集めはじめましょう。9月には入学生の募集を開始するボーディングスクールもあり、合否発表は2月〜4月くらいに行われます。ビザの取得などもあるため、早めはやめの行動を心がけましょう。 まとめ この記事で紹介したとおり、ボーディングスクールへの留学には多くのメリットがあります。英語力を底上げしつつ、勉学や課外活動など人としても成長したい方には、ボーディングスクールがおすすめです。 高校留学Worldでは、海外のボーディングスクールへの留学もサポートしています。留学先の国選びや学校選びはもちろん、出発の準備、現地到着後のアフターケアにも専任留学アドバイザーが対応することが特徴です。海外のボーディングスクールへ留学したい方は、ぜひ高校留学Worldへご相談ください。

海外留学中に起こりやすいトラブルを紹介!回避方法・対処方法も

海外留学では文化や治安の違いから、思いがけずトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。しかし、トラブルの種類や傾向、正しい対処方法を知っていれば過度に恐れる必要はありません。 この記事では海外留学中に起こりやすいトラブルを紹介するとともに、トラブル回避方法や対処方法も解説します。これから海外留学へ臨む方は、トラブルに巻き込まれないためにもぜひ最後までご覧ください。 目次 海外留学中に起こりやすいトラブル6つ 【トラブル1】金銭トラブル 【トラブル2】犯罪トラブル 【トラブル3】健康トラブル 【トラブル4】盗難トラブル 【トラブル5】ホームステイ先でのトラブル 【トラブル6】事故に関するトラブル 海外留学出入国時に起こりやすいトラブル 海外留学はトラブルを想定して事前に準備しよう 海外留学中のトラブルの相談先 金銭に関するトラブル 犯罪・盗難・事件・事故に関するトラブル 健康に関するトラブル 空港でのトラブル まとめ   海外留学中に起こりやすいトラブル6つ 海外留学中に起こりやすいトラブルを紹介します。どういったトラブルも原因や避ける方法を知っていれば、恐れる必要はありません。それぞれのトラブルで事例や原因、対処法・回避法をみていきましょう。 【トラブル1】金銭トラブル 海外留学中、あまりにも現地に慣れていない雰囲気を出していると、お店やタクシーなどで「ぼったくり被害」に遭うことがあります。また、観光客だと思われるとスリのターゲットになることもあるため注意してください。ぼったくりやスリは海外だけではなく日本の観光地でも起こりうるトラブルですが、留学時はより一層注意したほうがいいでしょう。 また、現地で出会ったクラスメイトやコミュニティ内の仲間で金銭を貸し借りすると、トラブルに発展することもあります。留学で出会う仲間は、いつ帰国してしまうか分かりません。お金を貸したまま、借りたまま離れ離れになってしまう可能性も考慮しましょう。 回避方法:大金は持ち歩かない、お金は貸さない 留学中の金銭トラブルを防ぐため、基本的に大金は持ち歩かないようにしましょう。お金そのものを持っていなければ、スリやぼったくりに遭うことはありません。また、ステイホーム先の家族がいれば、スリやぼったくりに注意すべき繁華街などを聞いてみてください。 また、友だちと金銭トラブルにならないために、お金の貸し借りは避けましょう。どうしてもお金が必要になったときは、日本にいる家族に相談することをおすすめします。 【トラブル2】犯罪トラブル 留学中は、日本では考えられない犯罪トラブルに巻き込まれることもあります。先述したスリやぼったくりも犯罪ですが、近年とくに注意すべきなのは麻薬や違法ドラッグにまつわるトラブルです。学校や地域の知り合いに誘われることがあるかもしれませんが、日本で暮らしているときと同じく自分の身は自分で守ることを心がけましょう。 また、簡単なアルバイトとして荷物を運んだ結果、中身が違法薬物だったケースもあります。この場合は「運び屋」として自分が犯罪者となり、逮捕されることもあるため要注意です。国によっては、麻薬関連の犯罪が日本とは比較にならないほど重罪とされていることもあるため、常に危機意識を持っておきましょう。 くわえて、人通りの少ない場所を一人で歩いていると、暴行などの被害者になってしまうかもしれません。海外では日本より治安が悪い場所もあることを、常に意識しましょう。 回避方法:危険エリアには行かない 犯罪トラブルに巻き込まれないように、危険エリアには行かないことを前提に生活してください。また、初対面の人やうまい話を持ちかけてくる人は、信頼できる人物か十分に見極めましょう。 仮に犯罪トラブルに巻き込まれそうになった場合は、大声で助けを求めて避難します。安全な場所まで逃げたら、留学先の担当者やステイホーム先の家族、場合によっては日本大使館にも相談しましょう。 【トラブル3】健康トラブル 留学先と日本で気候や環境が異なると、健康を害してしまうかもしれません。留学先の環境に慣れるまでは時間がかかりますし、どうしても体調を崩しやすくなってしまいます。また、食文化が異なると下痢や食欲不振に陥るケースも少なくありません。 精神的な健康トラブルとしては、ホームシックが挙げられます。慣れない環境で暮らしていると、だれでも精神的に落ち込んでしまうものです。 回避方法:海外保険に加入しておく、薬の持ち込みの可否を確認しておく 海外で健康トラブルに遭うと動揺してしまうかもしれませんが、基本的には日本にいるときと同じく、安静にして身体を休めることが重要です。軽い症状なら薬を買ってきて、ホームステイ先でゆっくり寝てみてください。留学先の保健室などに相談してもいいでしょう。 重症の場合は通院や入院が必要になりますが、留学先の国によっては医療費が高額になることも少なくありません。万が一の健康トラブルでも困らないように、留学先の通院でも適用される海外保険に加入しておくと安心です。 常備薬がある場合は、薬の持ち込みの可否を確認しておく必要もあります。日本から薬を持っていく場合、機内持ち込みの場合は原則として問題ありませんが、薬によっては持ち込み不可の場合もあるためです。薬について不安がある場合は、厚生労働省のホームページを確認してみてください。(参考:海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて|厚生労働省)共通事項としては、どのような病気・症状のために医薬品を服用しているか、説明できる文書を用意しておく必要があります。 【トラブル4】盗難トラブル スリによる金銭トラブル以外にも、貴重品を盗まれてしまうトラブルにも注意してください。クレジットカードや財布はもちろん、パスポートやスマートフォンなど盗まれると困るものは多いです。盗難トラブルに遭う留学生は非常に多いので、常に警戒しましょう。 回避方法:貴重品は身体から離さない 盗難トラブルを回避する一番の対処法は、貴重品を身体から離さないことです。たとえば、学校や飲食店、電車内などでトイレに行く際、日本では自席に荷物を置きっぱなしにしている方もいるかもしれません。しかし留学先で荷物を放置すれば、少しの間でも盗まれてしまう可能性が高いです。 また、電車やバスなどで移動中に置き忘れ、そのまま盗まれてしまうというケースもあります。移動するときは、定期的に荷物を失くしていないかチェックする癖をつけましょう。 【トラブル5】ホームステイ先でのトラブル 留学中のホームステイ先で、トラブルになってしまうケースもゼロではありません。留学生の受け入れに慣れているホストファミリー家庭も多いですが、やはり生活習慣や文化の違いからお互い不快に感じることもあります。 たとえば、食文化を例に挙げます。海外では日本のようにしっかりとしたメニューが用意されることは珍しく、一品料理で済ます家庭も少なくありません。また、家庭によって生活リズムも異なるため、整理整頓や洗濯のルールは千差万別です。 さらに、留学先の国によってはさまざまなルーツのホストファミリーがいることも珍しくありません。たとえば、アメリカでのホストファミリーがヒスパニック系や中国系、ドイツ系の家庭である可能性もあります。このような多様な文化に触れられることも留学の醍醐味ですが、文化の違いがトラブルの原因となることも覚えておきましょう。 対処方法:ルールを守る、困った場合はエージェントに相談 ホストファミリーとのトラブルを防ぐために、まずは家庭ごとのルールを守ることを心がけましょう。たとえば、ホストファミリーの生活リズム(起床時刻や夜の過ごし方)を知り、なるべく自分から合わせていくことが重要です。また、バスルームや洗濯など衛生管理に関わるところは、留学の初期段階で認識を合わせておいたほうがいいでしょう。 どうしてもホストファミリーとうまくいかないと感じた場合は、留学を手配してくれたエージェントに相談してみてください。さまざまな留学生の事例を知っているエージェントであれば、適切な解決策を教えてくれるはずです。 【トラブル6】事故に関するトラブル 最後に、留学先での事故トラブルにも注意しましょう。自分が事故被害者や加害者にならないように、留学先の交通ルールは調べておくことをおすすめします。 たとえば、イギリスやアイルランド、オーストラリア、ニュージーランドなど、大英帝国と結びつきが強い国(旧イギリス領)は自動車が左側通行とされていることが多いです。しかし、カナダやアメリカは右側通行です。このように国が違えば交通ルールも異なるため、油断していると交通事故の当事者になりやすいことを覚えておきましょう。 また、国によっては車やバイク以外に、自転車についても厳しいルールが運用されていることがあります。自転車だからと油断せず、ホストファミリーや留学先の学校に注意すべき交通ルールを聞いてみてもいいでしょう。 対処方法:警察や大使館に連絡する 仮に交通事故の当事者となってしまった場合は、警察や大使館に連絡しましょう。とくに留学先の日本大使館は、さまざまなトラブルに対してサポートしてくれます。事故の当事者になってしまった場合、大使館が必要書類の作成・提出、現地弁護士とのやりとり、日本の家族への連絡もしてくれます。留学中の生活エリアを管轄している警察署や日本大使館の連絡先は、いつでも確認できるようスマートフォンに登録しておきましょう。 海外留学出入国時に起こりやすいトラブル 留学中だけではなく、海外留学出入国時に起こりやすいトラブルもあります。それぞれのトラブル原因と対処法について紹介します。 【ケース1】パスポートを忘れた 留学に必要な荷物を準備する過程で、パスポートの存在を忘れてしまうこともあります。勉強に必要な書籍や留学中の生活用品などに意識が向くと、出国に必要なパスポートが記憶から抜けてしまうこともあるのです。 海外へ行くため、当然パスポートがないと出国できません。家に忘れてしまった場合は、時間に余裕があれば取りに帰宅してもいいでしょう。家族のスケジュールが空いていれば、空港まで持ってきてもらうことも選択肢の1つです。 なお、搭乗予定の時間までにパスポートを準備できなかった場合は予定便に乗れません。航空会社のチェックインカウンターで事情を説明し、別便に乗れないか相談しましょう。このような事態を防ぐために出発前に必要な書類をチェックリストで確認し、なおかつパスポートの居場所を常に把握する癖をつけましょう。 イギリスやアメリカへの留学の場合、常日頃からパスポートを携帯する必要はありません。しかし、留学中にパスポートを紛失してしまった場合は大使館や警察で手続きする必要があるため、管理は徹底するべきです。 【ケース2】学生ビザ・入学書類を忘れた パスポート以外に、学生ビザ・入学書類を忘れてしまうケースもあります。ビザ関係書類がないと、留学先の国へ入国することは認められません。また、学生ビザが不要なプログラムで留学する場合は、入学許可証がないと入国できない可能性もあります。(入国審査による) ビザや入学書類も、パスポートと同じくらい重要なものです。留学中もしっかり管理しなくてはならないため、チェックリストなどを用意して対策をしましょう。 【ケース3】航空券を忘れた 航空券(eチケット)を忘れてしまうこともあるでしょう。実は航空券情報は電子的に管理されているため、仮に航空券がなくてもパスポートがあればチェックイン手続きはしてもらえます。 【ケース4】電子渡航認証の登録をし忘れた 電子渡航認証システム(ESTA エスタ|Electronic System for Travel Authorization)とは、ビザなしでアメリカへ入国する際に、電子申請が義務付けられているものです。学生ビザを取得していない場合は、電子渡航認証システムの登録を忘れていると、そもそも空港でチェックインできません。また、電子渡航認証システムとパスポートの登録情報に差異がある場合も、チェックインを認められないため注意してください。 ESTA(エスタ)はインターネットから申請できるため、忘れていた場合はスマートフォンなどから急いで手続きをしましょう。ただし、認証されるまで時間がかかるケースもあります。在日米国大使館によると渡米日の72時間以上前には申請することが推奨されているため、忘れないようにしてください。 【ケース5】搭乗時間に間に合わない・航空便が欠航になった 交通機関の乱れや天候などによって、搭乗時間に間に合わなかったり航空便が欠航になったりするケースもあります。悪天候で公共交通機関が止まっていても、飛行機は安全が確認できれば出発することはご存知でしょうか。搭乗予定者を待つことはなく、乗り遅れはあくまでも自己責任となるため注意してください。 航空便が欠航になった場合は、自動的に搭乗可能便へ振り替えてもらえます。到着空港で出迎えがある場合は、到着予定時刻の変更を連絡しておきましょう。 【ケース6】乗り継ぎができなかった 搭乗便の遅れによって乗継便に乗れなかった場合は、通常は空席のある他の運航便に振り替えてもらえます。乗継空港に着き次第、乗り継ぎカウンターで事情を説明してみてください。なお、この場合も留学受け入れ先の担当者に、到着予定時刻の変更を連絡しておいたほうがいいでしょう。 【ケース7】入国審査で別室に連れていかれた 留学先の国へ到着後、最初の関門が「入国審査」です。入国審査カウンターでパスポートや学生ビザ、入学許可証などを確認され、係官から質問されます。質問内容には留学先の言葉(英語)で答えることが前提のため、不安な場合はあらかじめ想定問答集を作っておきましょう。 なお、係官からの質問が分からず適当な返答をしてしまったり、回答内容を嘘だと判断されたりした場合は、別室に連れていかれることがあります。入国審査で別室に連れていかれると慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて質問に答えましょう。 質問内容が分からなければ聞き返し、可能であれば留学先の担当者と連絡を取らせてもらうことをおすすめします。嘘をつくことだけは絶対に避けてください。 【ケース8】荷物が到着しなかった 空港に到着したものの、預けたスーツケースが見当たらないことがあります。ターンテーブル(スーツケースを受け取る場所)近くに航空会社のカウンターがあるため、荷物の引換証や搭乗券を提示して荷物の行方を確認しましょう。留学中の滞在先住所(ホストファミリー宅)を知らせておけば、発見次第届けてもらえます。 【ケース9】出迎えスタッフと合流できなかった 到着した空港で、留学の出迎えスタッフと合流できないこともあります。出発前に、スタッフや送迎担当者の緊急連絡先は必ず確認しておきましょう。留学先の国へ着いたら、すぐにスマートフォンを使えるよう設定することもおすすめです。 もし連絡が取れない場合は、空港のインフォメーションセンターで呼び出してもらいましょう。待ち合わせ場所を間違えているかもしれません。なお、トラブルに巻き込まれないよう、本当に正しい出迎えスタッフかどうかを確認してください。 海外留学はトラブルを想定して事前に準備しよう ここまで紹介したとおり、海外留学は出発から帰国までそれぞれのフェーズで注意すべきトラブルが数多く存在します。トラブルはどれも起こりやすいものであるため、あらかじめ想定問答集やチェックリストを作り、シミュレーションしておくことが重要です。不安な要素は、日本にいる間に解決しておきましょう。 海外留学中のトラブルの相談先 注意をしていても、トラブルに遭遇してしまうことはあるでしょう。最後に、万が一トラブルに巻き込まれた場合の相談先を紹介します。なおトラブルごとの共通事項として、どうしらたいいのか分からないほど困ってしまった場合は、留学を手配してくれた留学エージェントに相談することをおすすめします。 金銭に関するトラブル お金を盗まれた場合は、警察に相談してください。いきなり警察に相談することが不安な場合は、ホストファミリーや留学エージェントへ相談してからでも大丈夫です。 犯罪・盗難・事件・事故に関するトラブル 犯罪や盗難、事件、事故に関するトラブルは、警察もしくは日本大使館へ相談します。緊急性が高い場合は、まずは警察へ連絡しましょう。 健康に関するトラブル 健康面でのトラブルは、ホストファミリーに相談してみてください。常備薬があればもらえるでしょうし、近くの病院を紹介してもらえるかもしれません。留学先によっては、日本語対応可能な病院もあります。留学前に通院先を調べておいてもいいでしょう。 空港でのトラブル 空港でのトラブルは、インフォメーションセンターや各航空会社のスタッフに相談します。はじめての海外渡航の場合は不安に感じるかもしれませんが、少しでも困ったことがあれば気軽に相談してみてください。 まとめ 海外留学では、大なり小なりトラブルが発生してしまうかもしれません。しかし、今回紹介した回避方法や対処方法を知っていれば恐れる必要はありません。トラブルを乗り越える力を身に着けられることも、海外留学で得られるメリットです。高校留学Worldでは、海外留学に関する相談を幅広く受け付けております。まずはお気軽にお問い合わせください。

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【高校留学で利用できる奨学金リスト】返済不要タイプもご紹介!...

  【高校留学】そもそも奨学金とは? 家庭の事情などにより経済的な問題で進学が難しい学生に向けて、進学に必要な学費の付与や貸与を行う制度を「奨学金制度」といいます。 国や自治体、大学、企業、NPOなどの民間団体がさまざまな奨学金制度を設けています。 国内で最も有名な奨学金制度は、国が支援している「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金です。   【高校留学】奨学金には種類がある 奨学金には、大きく分けて2種類あります。 返済不要の「給付型」と返済が必要な「貸与型」です。   給付型:返済不要 給付型の奨学金は、返済の必要がなく、受け取ったお金を全額もらえる奨学金です。 中には学費だけでなく、留学先での滞在費や生活費などの費用もすべてまかなってくれる奨学金もあります。   返済が不要な給付型の奨学金ですが、受給するためには厳しい条件をクリアする必要があります。 英語などの高い語学能力が必須であり、志望動機書も説得力のあるものを書かなければなりません。 また給付型の奨学金は利用用途が限られている、などの制約もあります。   給付型の奨学金は返済不要というメリットがある一方、受給資格のルールが厳しく、貸与型に比べると採用人数が少ないというデメリットもあります。   貸与型:返済必要 貸与型の奨学金は、返済が必要な奨学金で、留学終了後に奨学金を返済します。 受給した奨学金により、返済期間や期限、利率は異なります。   貸与型の奨学金は、給付型の奨学金に比べると申し込みの条件が低いことが多いです。 また給付型の奨学金と違い、応募期間や利用目的などの制約も少なく、奨学金を獲得しやすい特徴があります。   さらに、貸与型は利子が付く有利子の奨学金もあれば、利子の付かない無利子の奨学金があります。 有利子タイプの奨学金は、借りたお金に利子を足して返済する必要があるため、無利子タイプの奨学金がより好まれる傾向にあります。 しかし、無利子タイプの奨学金は、有利子の奨学金に比べて利用条件などが厳しいことから、多くの方が有利子型の奨学金を利用しています。   貸与型奨学金のメリットは、募集をかけている団体が多く種類が豊富なことです。 利用条件が低くため受給しやすく、在学中は返す必要がないのもメリットです。   一方、貸与型奨学金は就職状況によってはすぐに返済できない可能性があります。 すぐに返済できない場合にどうするかといった不安や、受給には連帯保証人が必要なことも貸与型奨学金のデメリットといえます。   貸与型奨学金を返済できない場合は個人信用情報機関に登録されてしまうため、貸与型の奨学金に応募する際は奨学金の利用方法や、卒業後どのように返済していくかなどを熟考してから応募する必要があります。 返済できる範囲の金額を把握したうえで、借りるのも有効な手立てといえるでしょう。   【高校留学】おすすめの奨学金リスト ここからは、おすすめの奨学金をご紹介します。 高校留学で利用できる奨学金の種類は、私費留学で利用できる「給付型奨学金」、私費留学で利用できる「貸与型奨学金」、交換留学で利用できる「給付型奨学金」、進学留学(大学留学)で利用できる「給付型奨学金」の4つの項目に分けられます。   私費留学で利用できる給付型奨学金 私費留学で利用できる給付型奨学金は、下記の7つです。   ①トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、トビタテ!留学JAPANが提供する奨学金プログラムのひとつです。 トビタテ!留学JAPANは文部科学省が主導の大学生と高校生を対象とした留学支援機関で、2013年10月にスタートしました。   トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、高校生を対象に世界に通用するグローバル人材を育てることを目的に、若者の海外留学をサポートするプログラムです。 高校生コースだけでなく大学コースもあり、短期留学、長期留学など、さまざまな留学プランに対応しています。   日本国籍で、日本での永住を許可されている人が対象の奨学金です。 高校生コースでは、日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校、専修学校高等課程在籍が応募資格となります。   奨学金申し込み時に成績や語学力は求められませんが、留学の前後に研修があります。 海外留学向け奨学金の中でも認知度が高く、応募者も多い一方、高校生コースは大学コースよりも応募者が少ないため狙い目の奨学金プログラムといえます。   ②UWC日本協会「UWC奨学生」 UWC日本協会とは、公益財団法人で、UWCはUnited World Collegeの略です。 本部は、イギリス・ロンドンにあります。   世界各国から優秀な学生を選抜し、留学などの国際教育を通して世界で活躍する豊かな人材育成を目的とした民間教育機関で、日本にも支部があります。 現在までにイギリス、イタリア、オランダ、ノルウェー、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港、インドにUWCの高校が開校しています。   UWC日本協会は、UWCの考え方やプロジェクト賛同して1972年に発足されました。 UWC日本協会では、日本からUWCの高校に派遣される高校生の選抜や、奨学金の支給などを行っています。   奨学金の対象は日本に国籍があり、派遣される時点で満16歳以上になる人です。 そのほかに自身が通っている学校長からの受験の了承、英語検定の成績証明書の写しの提出が必須条件です。   また、ほかの留学選抜への応募歴や応募予定がないこと、日本協会の選抜会に受験歴がないことが条件など、やや厳しい規定が設けられています。 奨学生に選ばれた場合、約2年の留学期間の授業料と寮の費用、食費、教科書代などの留学にかかる費用、渡航費用、ビザ費用のすべてをカバーされます。   ③EILサポーター奨学金 「EILサポーター奨学金」は、日本国際生活体験協会(EIL)が提供している奨学金プログラムです。 日本国際生活体験協会は、異文化交流の促進を目的に発足した団体で、世界で初めてホームステイプログラムをはじめた団体です。   EILは1932年にアメリカで発足し、日本のEILができたのは1956年です。 歴史が長く、各国でさまざまな留学プログラムを実施し、留学生のサポートを行っています。   EILの奨学金制度は、ほかの団体の奨学金に比べて非常に充実しているのが特徴です。 EILの交換留学プログラムは、学業でよい成績を修めているほか、人柄のよい生徒を参加対象にしています。   応募条件は成績や人物重視だけでなく、中学校1年から応募時の現在までで1学年の欠席日数が8日以内、遅刻と早退が8回以内というルールがあります。   ④AFS平和の鳩プロジェクト 「AFS平和の鳩プロジェク」は、AFSが提供している奨学金プログラムです。 AFSは公益財団法人で、「留学や異文化交流を通じてあらゆる年代の人が文化や考え方が共生できるように」をモットーに留学や、国際交流キャンプなどの体験を提供している団体です。   AFSでは複数の留学プログラムを実施しており、高校生だけでなく中学生の留学プログラムもサポートしている数少ない団体です。 さらにAFSの留学プログラムに参加する人向けに、AFS独自の奨学金制度を多く取り揃えています。   奨学金制度の対象は、AFSの留学プログラムに参加する人の中で奨学金がなければ留学が難しい人です。 奨学生として採用された際は、AFSの広報活動に積極的に協力することが条件になっています。   ⑤ICCグローバルリーダー高校留学奨学金 「ICCグローバルリーダー高校留学奨学金」は、ICC高校留学が提供している留学奨学金プログラムです。 ICC高校留学は、10代の海外留学をサポートするグローバル教育コンサルタントです。   ICCグローバルリーダー高校留学奨学金は、個々の成長だけでなく、安全な高校留学の実現を最優先に考えている団体です。 そのため無料の個別相談会などを行い、学生の夢や留学をサポートしています。   またカナダ、ニュージーランド、オーストラリアに支社があり、日本人スタッフも在籍しています。 留学中に何か困ったことがあっても身近に相談できる日本人が現地にいるなど、留学中のサポートが充実しています。 さらにICC高校留学は、留学後のフォローも行っているのが特徴です。   奨学金の対象は、派遣が翌年となるため、応募時で中学3年生、または高校1、2年生の在学生(日本の教育機関に在籍している学生)です。 ICC高校留学プログラムに参加する方が対象で、留学は1年が絶対条件となっています。   選考を受けるには、無料個別相談への参加が必須です。 個別相談の後に、学力試験や作文などの無料の適性判断を受けてから留学プログラムに申し込みます。 奨学金の選考は、留学プログラムに申し込んだあとに始まります。   ⑥広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業(一般留学) 「広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業」は、広島県教育委員会が提供している奨学金プログラムです。 異文化間協働活動を推進している広島県は、これから社会で活躍する若い世代のグローバル教育や実践的なコミュニケーション能力の育成に力を入れ、小学生の段階から異文化間協働活動を実施しています。   その活動のひとつが、奨学金プログラムです。   広島県教育委員会は、奨学金のほかにも留学に役立つプログラムの紹介や、実際に留学した先輩のメッセージ、留学中の悩みなどを載せた冊子の作成、海外姉妹校との交流会なども実施しています。 新型コロナウイルスの影響で渡航ができない時期は、オンラインの交流会も開催していました。   奨学金プログラムでは、留学を目指す高校生を対象に留学に必要な費用の一部を負担しています。 助成金額は最大30万円で、往復の航空券、授業料、ビザの費用などが対象です。   県立高校に在籍していること、3か月以上の留学プログラムに参加する人が対象です。 ほかの奨学金との併給も可能ですが、広島県からの助成金を併せて30万円を超える分については減額されます。 また帰国後は、報告書の提出をはじめ、報告会や留学推進イベントへの積極的な参加が義務づけられています。   ⑦リクルートスカラシップ スポーツ部門 「リクルートスカラシップ スポーツ部門」は、株式会社リクルートが行っている奨学金プログラムです。 1971年の創業10周年の際に、社会貢献を目的としたリーダーシップがあり向学心旺盛な人をサポートするために作られました。   今回紹介するのはスポーツ部門ですが、ほかにも音楽やアート、学術分野でも同様に募集が行われています。 さまざまな部門で、今後世界で活躍しそうな日本の優秀な若者をサポートしています。   リクルートスカラシップ スポーツ部門では、プロ・アマチュアを問わず、スポーツで世界トップを目指し海外の教育機関で学ぶアスリートを対象としています。 海外に拠点をおくため、スポーツの学びにかかる費用や中学・高校からの海外留学を支援しています。   奨学金の支給額は、2種類です。 ひとつは、月額30万円からの海外に拠点を移し、留学する費用のサポートです。 もうひとつは、年間1,000万円上限のアメリカ留学にかかる費用のサポートです。 どちらも支給期間は2年間ですが、再度選考に応募できるため、選考を通過したらさらに2年間の奨学金を受給できます。   応募資格は1998年以降に生まれた人で、自ら応募フォームを提出し、面接で受け答えができる必要があります。 さらに日本国籍があり、海外へ進学予定の方が対象です。 スポーツの実績があることも必須条件であり、奨学金受給者は毎月報告書を提出することが義務づけられています。   私費留学で利用できる貸与型奨学金 私費留学で利用できる貸与型奨学金で主なものは、下記の2つです。 貸与型のため、返却する必要です。   ①日本政策金融公庫(JFC) 日本政策金融公庫は、国民や企業、銀行の資金調達や金融サポートを行い、国民の生活向上を目的としている財務省所管の特殊会社です。 奨学金だけでなく、さまざまな金融サポートや融資を行っています。   日本政策金融公庫は国の教育ローンと称して、海外留学をサポートする貸与型奨学金を行っています。 日本学生支援機構の奨学金と併用でき、3か月の短期留学にも対応しています。最大で450万円を借りられ、金利は年1.95%固定です。   借りた奨学金の用途は自由で、学費、留学中の生活費などに使えます。 年収などが理由で銀行などからお金を借りることが難しい方でも、日本政策金融公庫なら借りられるケースもあります。   オンラインで申請可能なこと、返済期限は最長で18年、金利も固定制で後から返済できることがメリットです。 審査は書類審査のみで、入学資金を借りたい場合は合格を確認できる書類を提出する義務があります。 在学中の学費資金を借りたい場合は、在学を証明できる書類の提出が義務づけられています。   ②日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金 日本学生支援機構は独立行政法人で、文部科学省所管です。 留学だけでなく国内の学校に通う人をサポートする奨学金があります。 日本に在籍している学生だけでなく、海外から日本へ留学する学生のサポートも行っています。   海外留学の奨学金は、給付型、貸与型のどちらもあります。 貸与型の奨学金は長期留学にも短期留学にも対応していて、海外での学位取得、短期留学のサポートを行っています。 高校生が日本学生支援機構の奨学金を利用する場合は、大学に入学したあとに申請できます。   応募条件は、高等学校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.5以上であることなどがあります。 受給額は自身で選べるようになっていて、入学前から申請できます。 受給期間は入学から学位取得までで、利率は奨学金貸与の終了時に決まります。   交換留学で利用できる給付型奨学金 交換留学で利用できる主な給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①海外留学推進協会「アメリカ高校交換留学プログラム」 一般財団法人の海外留学推進協会は、アメリカなど世界各国の海外留学を無料サポートしている団体です。 奨学金サポートだけでなく、留学情報の提供、奨学金情報の提供、留学手続きなどをメインに行っています。   高校や大学留学だけでなく、語学学校などの短期留学もサポートしています。 海外留学推進協会のアメリカ高校交換留学プログラムでは、日本の高校生を対象にアメリカの高校の交換留学を行っています。   アメリカの公立高校に10か月間通えるプログラムで、授業料は海外留学推進協会が負担してくれます。 アメリカへの航空券、ビザ取得費用、生活費などはかかりますが、ボランティアのホストファミリー宅に滞在できるため生活費を抑えられます。   アメリカ高校交換留学プログラムに参加する学生のうち、とくに優秀な学生には25万円が支給されます。 留学生活について毎月レポートの提出すること、帰国後はオリエンテーションへの参加が求められます。   応募条件は、留学出発時に高校や高等専門学校などの教育機関に在籍していることと、過去に米国の学生ビザを取得していないことです。 審査は、中学生からこれまでの成績などをみる書類審査と、英語の能力模擬試験、作文、面接などの適性検査が行われます。   ②オデッセイIT奨学金 オデッセイIT奨学金は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズが高校生対象に行っている奨学金プログラムです。 株式会社オデッセイ コミュニケーションズは、コンピューターやインターネットを使いこなせる知識とスキルを証明するIT資格の試験の実施、運営を行う企業です。   オデッセイIT奨学金は、ITスキルと国際コミュニケーション能力を持つ人材育成を目的としています。 ITの知識がある高校生の留学を支援する奨学金制度で、2006年に設立されました。 選抜された学生に留学費用の一部を負担しています。   オデッセイIT奨学金の対象者は、AFSの年間派遣プログラム内定者です。 オデッセイ コミュニケーションズが実施するIT資格、またはマイクロソフト オフィス スペシャリスト、IC3、VBAエキスパート、アドビ認定プロフェッショナルなどのIT分野における国家資格のいずれかを持っている学生が対象です。   奨学金の審査は、AFS選考試験結果と奨学金申請書類などの書類審査で決定します。 書類審査では、保護者の所得や学校の成績もみられます。 奨学金の受給者は、帰国後の近況報告、AFSへ留学レポート提出、イベントで体験談発表など、広報活動への参加協力が求められます。   進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金 進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①British Council Japan IELTS Award(IELTS奨学金) British Council Japan IELTS Awardは、公益財団法人日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルが主催する奨学金制度です。 毎年、年間4名の学生を選出し、大学への進学支援を行っています。   対象者は応募時に日本に在住しているほか、IELTSのスコアがOverall Score6.0以上で、IELTSのスコアを使用して大学留学する人です。 すべての大学が対象ではなく、IELTSの成績を入学条件にしている大学に限られています。   奨学金の審査は、応募用紙やIELTSのスコアレポートなどの必要書類による書類審査と、面接による審査が行われます。 奨学金の受給者は留学中の体験談や写真の提供、IELTSの広報資料への協力が必須条件となっています。   ②福岡県アンビシャス外国留学奨学金 福岡県アンビシャス外国留学奨学金は、福岡県が提供している奨学金です。 福岡県内の高校生を対象としている海外の大学進学を支援する制度です。   条件は高校在学、もしくは卒業していて福岡県に1年以上継続して住んでいることです。 福岡県に住んでいる方は応募できますが、本人ではなく、両親が福岡県に住んでいる場合でも応募が可能です。 受給額と期間は両親の所得によって変動しますが、最大で200万円を最長4年間受給できます。   奨学金の審査には、願書、成績証明書や推薦状などの書類審査に加えて、小論文と面接審査があります。 奨学金の受給者は、楽器終了後のレポート提出、出発前後には福岡県知事や福岡県アンビシャス外国留学奨学金の支援者に挨拶、成果の報告が必要です。 さらに、青少年アンビシャス運動の活動への参加なども求められます。   【高校留学】奨学金の選ぶ際のポイントは? 奨学金を選ぶ際のポイントは、下記の3つです。   応募条件をチェック 奨学金は多数あり、紹介した制度は一部です。 多数ある奨学金ですが、応募条件が同じものはなくさまざまです。   自身が応募資格に当てはまるかは、応募前に確認する必要があります。 奨学金に応募する予定であれば、早くから準備を始めましょう。   応募要項を読むだけでも時間がかかるため、自身が対象かどうかを早めに確認することをおすすめします。 給付型の奨学金は応募条件が厳しく、認知の高い奨学金は倍率が高いです。 しかし、留学する人だけが対象のため、国内の奨学金よりも応募者数は少なく奨学金取得の確率も高いです。   自治体の奨学金も検討する 奨学金プログラムを行っている都道府県の自治体も多くあります。 広島県や福岡県のほかにも、埼玉県や大阪府、神奈川県などでも実施されています。   留学の目的を明確にする 奨学金プログラムには、アメリカの高校に留学する人、海外に拠点を移しスポーツに励む人向けなど、留学先や留学の目的が限定されていることも多いです。 留学先で何をしたいかを、しっかり考える必要があるでしょう。   留学の目的がはっきりすると、ご自身が得られる奨学金の種類も見つけやすくなるのではないでしょうか。   【高校留学】奨学金応募の際の注意点 奨学金の応募の際の注意点は、下記の3つです。   スケジュールの確認をする 奨学金の申し込みのスケジュールは、奨学金によってさまざまです。 必要書類や条件もまったく異なるため、条件やスケジュールは念入りに確認する必要があります。   締め切りに合わせて、資格の勉強や奨学金の手続きなどを計画的に進めていきましょう。 奨学金は、海外留学前に受給できる場合もあれば、海外留学中に毎月受給される場合もあり、受給方法も異なります。 奨学金をいつ、どのように受け取るのかを事前に確認しておきましょう。   給付型の場合は対策が重要 給付型の奨学金の選考は、条件などが厳しいです。 書類審査に加え、作文や面接などの試験もあります。   給付型の奨学金を受給したい方は、早い段階から試験対策と準備を進める必要があります。 給付型の奨学金を受けられない場合は、教育ローンや貸与型の奨学金プログラムを検討するとよいでしょう。   貸与型の場合は返済目途の計画をする 貸与型の奨学金、あるいは教育ローンを利用する場合は返済が必要です。 留学が目的の場合は低金利で奨学金を借りられるケースが多いですが、利子が付くため借りた以上のお金を返済する必要があります。   いつから返済が始まるのか、返済期限がいつまでなのか、事前に確認しましょう。 返済計画を立てて、借りる金額が無理のない範囲かをよく検討してください。   【高校留学】まとめ 高校生の海外留学を支援している奨学金についてご紹介しました。   留学奨学金は返済が必要のないものや、返済が必要なもの、利子がつくもの、長期留学に対応しているもの、短期留学に対応しているものなどさまざまな種類があります。 ご自身の留学の目的や叶えたい夢、留学の期間などにあわせて見合った留学奨学金を選んでみてください。

3年間高校留学をするメリットは?費用についても解説...

頭が柔らかい高校生の時期は留学に最適なタイミングです。3年間高校留学を経験することで英語力が身につくことはもちろん、考え方や価値観が変わり将来の可能性をグンと広げてくれるでしょう。3年間の高校留学のメリットと留学費用について解説します。 1.【高校留学】ポイント 日本とは全く違う環境での生活で度胸やマインドが育つ 英語を学ぶことで将来の選択肢が増える 留学先の国によっては比較的安く高校留学することも可能 高校留学に使える奨学金もある   2.【高校留学】3年間するのは大変?メリット・デメリットについても 3年間高校留学で得られるメリットとデメリットについてご紹介します。   2-1.環境・言語が全く違う場所での生活 宗教や生活習慣など異文化に戸惑うこともあるでしょう。しかし日本とはまったく違う環境での生活は、考え方や価値観の幅を広げられるとても良い経験になります。   2-2.自立心が伸びる 高校留学では親元を離れてホームステイ先や寮で生活することになります。高校留学中は基本的に身のまわりのことは自分でやるのが基本ですので、自然と自立することができるでしょう。   2-3.多様な体験ができる 海外の高校では数学や理科といった一般的な科目の他にも、ダンスや芸術、フィットネスやアウトドアといった日本には無い科目を学ぶことができます。また留学先で観光をしたりアクティビティを楽しんだり、さまざまな体験ができるでしょう。   2-4.自主性・主体性が確立できる 海外では困ったことがあっても何も言わなければ「問題ない」と思われてしまうので、積極的にコミュニケーションを取らなければなりません。わからないことは聞く、自分の意見を言うようにすると自主性や主体性が確立していくでしょう。   2-5.自分らしさを発揮できる 海外では自分の意見をどんどん表現することがコミュニケーションのカギです。私はこれが好き、あれは嫌いと表現していくうちに、自分らしさをどんどん発揮できるようになります。   2-6.本物の語学力が身につく 留学先では英語漬けの環境に身を置けるので、英語を使う機会が多く英語が身につくスピードはとても速いです。また英語を学ぶモチベーションの高い留学生の仲間もいるので、良い影響を受けられるのもメリットでしょう。   2-7.人生の選択肢が広がる 高校留学後の進路は日本の大学に進学すること以外に、海外の大学に進学することも可能です。さらに大学卒業後の就職についても英語が使えれば、海外での就職や英語を使った仕事に就くなど選択肢は広がるでしょう。   2-8.途中でやめた場合のリスク 基本的に高校留学を途中で辞めた場合、授業が残っていても授業料は返金されません。全ての学校でそうと決まっているわけありませんので、入学手続きの際は返金規定を必ず確認してください。 また途中で高校留学を辞めて帰国し、日本の高校を卒業できなかった場合は最終学歴が「中卒」になってしまいます。中卒が悪いわけではありませんが、就職や進学に不利になってしまうのが現状です。病気や怪我など止むを得ない理由がない限り、くじけずに留学先での卒業を目指しましょう。   3.【高校留学】3年間する場合の費用 高校留学先に人気のある国の、3年間高校留学の費用をご紹介します。   3-1.アメリカ 3年間高校留学の費用:780万円〜1320万円 時差:およそ14時間   アメリカは高校留学の留学先として1番人気があり、世界中から留学生が集まる国です。現地の生徒とだけでなく、さまざまな国の生徒たちとコミュニケーションできるのもメリットの1つでしょう。観光地も多くエンターテイメントも盛んですので、勉強以外の楽しみも多い国です。   3-2.イギリス 3年間高校留学の費用:1350万円〜2100万円 時差:9時間   歴史的なお城や建物が多く、映画「ハリーポッター」の舞台としても有名な国です。 イギリスの高校留学は基本的に私立高校に入学することになり、公立高校への留学はできません。授業は20人ほどの少人数制で、生徒の個性を尊重し才能や能力を伸ばすことを重視した教育を受けることができます。   3-3.オーストラリア 3年間高校留学の費用:公立600万円〜750万円、私立750万円〜1200万円 時差:1時間前後   オーストラリアは広大な自然が魅力の国です。エアーズロックやグレートバリアリーフなど有名な観光地もたくさんあります。オーストラリアへの高校留学は公立高校が人気です。オーストラリアの高校はクラブ活動が盛んで、ラグビーやバスケットボール、水泳などのクラブ活動には留学生も参加することができます。   3-4.カナダ 3年間高校留学の費用:公立570万円〜900万円、私立900万円〜2100万円 時差:17時間   文化・自然の分野で登録されている世界遺産が20ヶ所あるなど、カナダには美しい自然があります。治安が良いことでも有名で、世界の住みやすい都市ランキングの上位にもなっています。留学費用が他の国に比べて安く、留学生をサポートする体制が整っているので留学におすすめの国といえるでしょう。   3-5.ニュージーランド 3年間高校留学の費用:公立690万円〜840万円、私立780万円〜1200万円 時差:4時間   ニュージーランドは日本と同じく火山のある国で、温泉を楽しむ文化があります。山や川、湖など自然も豊かで、のどかな雰囲気が漂う国です。ニュージーランドの高校では必須科目がなく、自由に科目を選択して勉強できるので得意を伸ばすことができます。   3-6.フィリピン 3年間高校留学の費用:375万円〜750万円 時差:1時間   フィリピンは海に囲まれた温暖な国で、リゾート地としても人気があります。英語の勉強のほかにマリンスポーツを体験することもできるでしょう。フィリピンの高校留学費用は他の国と比べて非常に安く、それでいて3食分の食事がついているのは他の留学先にない魅力です。   4.【高校留学】3年間する場合に奨学金は使える? 3年間の高校留学には奨学金を使うことができます。3年間高校留学に使える給付型と貸与型の奨学金についてみていきましょう。   3-1.給付型の奨学金 給付型の奨学金は受け取ったお金を全額もらうことができます。ただし奨学金を受け取るには高い語学力があること、成績が良いなど条件をクリアしなければなりません。   文部科学省が主導している「トビタテ!留学JAPAN」は幅広い留学プランで利用することができ、3年間高校留学も対象になる奨学金です。奨学金を受けられる生徒の人数が限られているため応募倍率はやや高いですが、留学への意欲がある生徒は応募してみましょう。   3-2.貸与型の奨学金 貸与型の奨学金は、留学後に借りたお金を返さないといけない奨学金です。返済期間や利率はそれぞれの奨学金で異なります。貸与型の奨学金は給付型の奨学金ほどお金を借りる条件は厳しくありません。   貸与型の奨学金には「日本政策金融公庫」の教育一般貸付があります。中学卒業以上のお子様の幅広い用途に利用できますので、3年間高校留学の費用として借りることも可能です。   5.【高校留学】3年間する場合どのくらいの英語力が必要? 3年間高校留学に必要な英語力は留学先によって変わりますが、英検3級〜準2級の英語力があるのが望ましいでしょう。英検3級〜準2級の英語力とは、中学校で習う英語レベルです。なかには英語力を問わない留学先もあるので、英語に自信が無くても高校留学を諦める必要はありません。   6.【高校留学】まとめ 3年間高校留学をするメリットは、頭が柔らかい高校生のうちに本場の英語を学べることです。英語を習得するスピードも速いですし、海外の文化や習慣も難なく受け入れられるでしょう。留学先の国によって学べることや体験できることはさまざまです。留学するにあたって何を1番に大切にしたいかを考えて、留学エージェントと相談して留学先を決めていきましょう。

高校留学を1年間するメリット・デメリットは?ベストな学年・渡...

高校留学を経験すると英語力が身につき、将来の選択肢が広がる大きなメリットがあります。しかし留学するタイミングが遅くなってしまうと、大学受験の準備期間が短くなるといったデメリットもあるのです。大学進学のことも考えて留学する学年や渡航月は慎重に決めていきましょう。   1.【高校留学】ポイント 高校留学を経験すると将来の選択肢が広がる 海外の異文化に触れて自己成長できる 渡航時期によっては大学受験の準備期間が短くなるデメリットがある 1年間高校留学に行くベストタイミングは高校1年生〜高校2年生の前期まで 留学先の国によって渡航する時期は異なる   2.【高校留学】1 年間留学とは? 1年間留学とは国際交流を目的にした、1年間限定の留学のことです。1年間高校留学は「交換留学」と「私費留学」の2種類あり、交換留学は留学先の国と「文化や知識」を交換することが主な目的です。ただし交換留学は誰でも参加できるわけではなく、選考を通過しなければ参加できません。   「私費留学」は海外で学びたい目的を達成するための留学です。音楽や芸術を学びたいなど、自分のやりたいことのために留学します。私費留学は交換留学と違い、希望すれば誰でも留学することが可能です。   3.【高校留学】1年間留学のメリット 1年間高校留学に行くメリットをご紹介します。   3-1.将来の選択肢が広がる 高校留学をきっかけに海外の大学に進学したり、将来は英語を使って日本以外で就職をしたりすることもあるかもしれません。英語力が身につくことで、将来の選択肢は大きく広がるでしょう。   3-2.英語力が身につく 頭のやわらかい高校生の時期は、英語を学ぶベストタイミングです。留学先では基本的に英語で会話をしなければならないので、1年間の高校留学でも英語力を飛躍的に伸ばすことができるでしょう。   3-3.自立心が育つ 1年間の高校留学では親元を離れてホストファミリーの家、または学校の寮で生活することになります。どちらであっても留学先では自分のことは自分でしなければならないので、自然と自立心が育っていきます。   3-4.多様な文化を感じられる 留学先では現地の生徒以外にも、さまざまな国から来ている留学生に出会います。考え方や生活習慣の違いにびっくりすることもあると思いますが、多様な文化に触れられるとても良い経験になるでしょう。   4.【高校留学】1年間留学のデメリット 1年間の高校留学には少なからずデメリットもありますが、努力次第でデメリットはカバーすることができます。   4-1.大学受験までの期間が短い 高校留学に行くタイミングにもよりますが1年間高校留学に行くと、大学受験までの準備期間が短くなります。海外と日本では勉強の進み方やスピードが違うため、大学受験の勉強について行くのが大変に感じるかもしれません。   4-2.国語力の低下 留学中は国語の授業から離れてしまうので、古文や漢文など国語力が低下する恐れがあります。大学受験に国語が必要になる場合は、留学先で少しでも国語の教科書を開くのがおすすめです。   5.【高校留学】1年間高校留学をする場合のベストな学年は? 1年間の高校留をするなら高校1年生で行くのがベストタイミングです。大学受験のことを考えると、遅くとも2年生の前期までには留学に行けるとよいでしょう。 また1年間高校留学に行っている期間が「休学扱い」になるか「留学扱い」になるかで、留学するベストな学年は変わります。休学扱いになるか留学扱いになるかは自分で決めることはできず、学校長の判断次第になります。どちらの扱いになるのか留学前に必ず先生に確認しましょう。   【休学扱い】 休学扱いになる場合、帰国後は一つ下の学年に入ることになります。学年はずれてしまいますが、日本の高校の勉強をしっかり受けられるので大学受験にマイナスにならないのがメリットです。高校1年生〜2年生の時期に行けるのが望ましいでしょう。   【留学学扱い】 留学扱いになる場合は海外の学校で取得した単位を認めてもらえると、帰国後は本来の学年に進級することができます。学年がズレてしまう心配はありませんが、大学受験までの期間が短くなるのがデメリットになるでしょう。遅くとも高校1年生の後期までに留学に行かないと、大学受験に不利になってしまう可能性があります。   6.【高校留学】1年間留学にベストな渡航月 留学するタイミングは基本的に留学先の学期制にあわせることになります。留学先として人気のある国のベストな渡航月をみていきましょう。   6-1.アメリカ・イギリス・カナダ アメリカ・イギリス・カナダの高校は9月から新学期が始まり、翌年6月に学期が修了します。教育の制度上、他の月からの選択肢は無く変更することはできません。8月の夏休みの期間に渡航して留学の準備を進めるのがおすすめです。   6-2.オーストラリア・ニュージーランド オーストラリアとニュージーランドでは2月入学か4月入学を選択できます。学期は2月入学なら12月修了、4月入学なら3月修了です。 日本の学期制に合わせるなら4月入学、留学先の学期制に合わせるなら2月入学になります。どちらも渡航は冬休み、春休みの期間がおすすめです。   6-3.フィリピン フィリピンでは1年を通してどのタイミングからでも留学をスタートできます。部活の大会や学校行事などがあれば、その後からでも入学が可能です。ただしフィリピンの語学学校では1週間からの短期留学も人気で、7月〜9月の夏休み期間は混雑が予想されます。閑散期を狙うなら4月中旬〜5月下旬、10月〜12月からの留学スタートがおすすめです。   7.【高校留学】1年間留学にかかる費用 1年間高校留学にかかる費用をご紹介します。留学先の学校やプログラムによって費用は異なりますので、目安としてお考えください。   アメリカ イギリス オーストラリア カナダ ニュージーランド フィリピン 1年間留学費用 約190万円〜 約300万円〜 約178万円〜 約230万円〜 約200万円〜300万円 約125万円〜250万円     1年間の高校留学には上記の費用以外にも留学準備として、パスポート申請代・ビザ取得費用・予防接種費用・留学先の学校でかかる費用、留学先の生活でかかる費用などが必要になります。留学先によってはこの他にも保険料や外国人登録料がかかる場合もありますので、多めに見積っておくと安心です。   ・パスポート申請代 1年間の高校留学であれば、5年間有効旅券(11,000円)で十分でしょう。   ・ビザ取得費用 留学先の国で決められている学生ビザ(就労ビザ)が必要です。申請・取得にかかる費用は国によって異なります。(アメリカ約19,200円、イギリス約30,000円、オーストラリア約56,000円、カナダ約13,700円、ニュージーランド約6,600円、フィリピン約30,000円)   ・予防接種費用 留学先の国によっては、入国前に指定の予防接種を受ける必要があります。(麻しん風しん混合ワクチン、ポリオワクチンなど)   ・留学先の学校でかかる費用 留学先の学校でクラブ活動に参加したり、課外活動に参加したりする場合は別途費用がかかります。また留学先がオーストラリア、ニュージーランドの場合は制服代として約3万円〜5万円が必要です。   ・留学先の生活でかかる費用 留学先でのおこづかいやスマホ代、医療費なども必要になります。1ヶ月15,000円〜20,000円を目安に準備するといいでしょう。   8.【高校留学】まとめ 高校留学を1年間経験するだけでも英語力は格段にアップし、受験に有利になったり将来の選択肢が広がったりとメリットはたくさんあります。ただし留学に行くタイミングによっては、大学受験の準備期間が短くなってしまい逆にデメリットになることもあるのです。1年間高校留学をするなら、遅くとも高校2年生の前期までに出発するのが理想といえます。

高校留学するメリットとデメリット

【重要】あなたが高校生のうちに高校留学するメリット・デメリッ...

    〈高校留学〉ポイント ・中学留学、高校留学と若ければ若いほど英語の上達スピードは速い ・高校留学では世界から色んな国の生徒が集まるので異文化理解や国際コミュニケーション力が上がる ・高校留学では親元を離れて生活するので日本の高校生よりも自立力が上がる ・高校留学中はトラブルに巻き込まれないように自己管理をしっかりする ・高校留学中に日本食などが恋しくならないようにインスタント食の持参がオススメ ・交換留学や短期間の高校留学をする際は学校に単位を引き継げる科目を事前に確認しておこう 【高校留学】レポーター 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で留学中に色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。 【高校留学】高校留学をするべき3つのメリット 高校留学をするべきメリット1.英語の上達。言語の吸収は若いうちほど早い。 外国語の習得は、若いうちほど吸収が早い、というのはよく知られた話です。適切な年齢はいつか、という議論はありますが、物覚えが早い10代の内に英語の環境に身を置くことで、学校の勉強だけでは得られないスピードで語学を吸収していくことは間違いないでしょう。 高校留学では、ホームステイもしくは寮で生活します。学校では英語で授業を受け、友達と英語で会話し、ステイ先でも誰かしらと交流する必要がある、まさに英語漬けの毎日です。日本にいても英語を勉強する機会はあります。最近では、英語学習教材も充実し、インターネットの活用でネイティブスピーカーと交流することも可能になりました。 しかし、24時間すべて英語で聞き発信するというのは、現地に留学したからこその経験です。10代の高校留学で得られるのは、「脳が柔らかいうちに語学を吸収するチャンス」だけでなく、「英語に触れる圧倒的なボリュームと深さ」なのです。 これまでの日本の英語教育は「読む」「聞く」が中心となっていましたが、2021年の1月の大学入試では、センター試験に「話す」「書く」が加わり、4技能試験がスタートします。2018年4月時点で高校1年生になる方は、この新体制のセンター試験を受験することに。4技能試験では、「話す」「書く」は大学入試センターが定めた認定試験を、高校3年生の4月~12月の間に受験し、結果を大学に提供する形式で実施される予定です 。単語や文法を覚えるだけでなく、「相手の言っていることを理解する」「自分の考えていることを発信する」という「使える英語」が高校生に求められる時代を、今まさにむかえているのです。 高校留学をするべきメリット2.多様な価値観。日本を外側から見るよい機会。 日本は島国です。大多数の国民が日本語を話し、共通の価値観を持ち暮らしています。一歩海外に出てみると、「見た目・言葉・考え方」が同じであるというのは、とても珍しいことであると気づくでしょう。 異文化の中では驚きの連続かもしれません。お皿を洗剤で洗っても、その洗剤を水ですすがずに拭くだけの文化もあります。今までの自分の常識が通用しない場面で、どのように相手を受け入れ行動するか。他者の価値観を認め受容することは、自分の懐を広げることでもあります。ネットが発達し誰もが海外とコンタクトをとれるようになったこの時代で、将来的な仕事のフィールドは日本国内だけとは限らないでしょう。自分とは異なるバックグラウンドを持つ人がいると実感した経験が、世界を舞台にした仕事でも役に立つのではないでしょうか。 世界には多様な考えをもつ個人が存在し、それぞれの価値観を尊重しながら生活しています。身をもって体験することは、若者の視野を広げ、将来的に海外に出て活躍するのに物怖じしないマインドを育てることにつながります。 高校留学をするべきメリット3.海外でひとり。積極性と行動力を身に着けるチャンス。 高校留学では、親元を離れ生活することになります。異文化の中で初めて遭遇することに、戸惑いを覚えることも少なくないかもしれません。しかし、これは自立の一歩です。留学中は、ホームステイにせよ寮生活にせよ、自分の身の回りのことはなるべく自分でやる、という姿勢が求められます。 朝・夕はステイ先で用意してくれるのが一般的ですが、ランチのサンドイッチは冷蔵庫の材料を使って自分で作ってね、と言われるかもしれません。日本では夜更かししても、親が起こしてくれたかもしれませんが、留学先では自分で起きられないと「自己管理ができない子」という印象を与えてしまうかも。親元から強制的に離れることで、10代ながらに自分を律し、規則正しく生活する責任感が身につきます。 また、海外では「わからないことはわからない」と発信する力が大切です。普段の生活でも授業中でも、黙っているのは「特に問題がない」と受け取られてしまいます。困ったことや質問があれば、勇気をだして聞くことが肝心。もし英語で何と言ってよいかわからなければ、自分で調べます。こうした小さなことを繰り返して、「自分のことは自分でする」という積極性や、「自分から発信する」という行動力を身に着けることができるのです。 【高校留学】知っておくべき3つのデメリット 続いて、高校留学によるデメリットは何があるでしょう。対策と合わせて学んでいきましょう。 高校留学で知っておくべきデメリット1.困ったときはどうする?トラブルシューティング。 高校留学はよい側面ばかりではありません。親元から離れて海外で生活する以上、何かのトラブルに巻き込まれる可能性はあります。 海外で日本人が巻き込まれやすいトラブルは、「置き引き・スリ」といった軽犯罪 。日本の治安の良さからついつい気が緩みがちですが、レストランなどで席を離れる場合は必ず荷物を持っていく、など危険に備えて注意深く行動する必要があります。また、場所によっては昼間でも治安が悪いところがあります。夜間の外出はもちろん、近くの危険な地域がないかチェックしましょう。 犯罪だけではなく、ホームステイ先や学校の友人とのトラブルも考えられます。学校側を通じて紹介されるホームステイ先は信頼できる家庭ばかりです。しかし稀に中には、まともな食事が提供されない、寒いのに暖房器具を使うなと制限される、など条件と違う対応をされる場合があります。万が一、ステイ先でトラブルに巻き込まれたら、我慢せずに留学エージェントや学校の担当者に相談しましょう。 学校での友人トラブルで耳にするのが、「モノが盗まれる・窃盗」です。留学する地域に限らず、そのようなトラブルが発生する可能性はあります。あまり珍しいものは学校にはもっていかない、貴重品は肌身離さず持ち歩くなど、注意が必要です。 トラブルが発生した時、10代の少年少女だけでは解決の手に余るかもしれません。両親も遠方のため、直接的なヘルプは難しい場合も。そんな時は、留学エージェントに相談したり、現地のサポートサービスを利用しましょう。 高校留学Worldへのご相談はこちら 高校留学で知っておくべきデメリット2.日本の味が恋しい。ホームシックにかかったら。 ホームステイ先の料理がおいしくても、慣れ親しんだ味は恋しくなるものです。ステイ先の料理は家庭により様々。手の込んだ料理を用意してくれるところもあれば、毎日ピザかフィッシュアンドチップス、なんてところも。 日本だと、「ランチはサンドイッチと果物」「夕飯はローストしたお肉と野菜」と聞くと手抜きだと思われるかもしれません。しかし、それぞれの家庭ごとの食文化を尊重する姿勢は大切です。過剰な期待はすれ違いのもと。用意してくれた料理はおいしく頂きましょう。 家庭の味が恋しくなったら、自分で作ってごちそうするのもよい方法です。おすすめは、ちらし寿司の元。ご飯に混ぜて、卵を焼くだけでおいしい日本食が作れます。海外でも、ヘルシーな食文化だと日本食好きが増えています。ホームステイファミリーの好みのものに挑戦してみるのもよいでしょう。 いまは、レトルト食品やインスタントもおいしいものがたくさん売られています。ホームシックになった時のお守りとして、これらをスーツケースに忍ばせておくのもいいですね。 高校留学で知っておくべきデメリット3.留年や大学入試が心配。希望に合わせたコース選択を。 高校留学となると、帰国後に同級生と一緒に進級できるか、また大学入試の受験勉強に不利にならないか心配される方もいます。 従来は海外で履修した単位は30単位を上限として、日本の高校での単位認定が認められていましたが、2009年よりさらに拡大され、現在は36単位を上限として単位認定が行われています 。1年高校を休学して留学したといって、必ずしも留年となるわけではありません。単位認定については、在籍校によって対応が異なるので、早めに確認しておきましょう。 日本での大学受験を考えている場合は、留学時期をよく検討しましょう。 もし、1年の留学の場合、アメリカ・カナダなど9月はじまりの国へは、高校1年の夏からの留学がおすすめです。 高校2年の夏からも留学できますが、大学入試のための受験勉強と時期が重なりますので、自分の得意分野や苦手科目を考えて留学先で授業選択するほうがよいでしょう。南半球の2月から新学期が始まる国へは、高校1年の冬からがよいタイミングとされています。 日本での大学入試を考えて、時期的に1年は難しそうだと思われる場合は、3カ月や6カ月の短期留学という方法もあります。留学期間が短すぎて英語は上達するのか、と心配される方もいますが、柔軟な感性を持った10代での留学は、たとえ数週間だけでも意味があります。新しい文化や価値観に触れ、英語だけでなく考え方も一回り成長して帰ってくることでしょう。 留学すると英語以外の教科の勉強が大変、という声もあります。しかし、英語が他の高校生と比較して各段にレベルアップしたことにより、大学進学先の視野が広がったという人もいます。高校留学の滞在年数や成績次第では、帰国子女枠で国内の有名大学に進学したり、海外の大学を受験することも可能です。 高校留学のその後について 【高校留学】まとめ 英語だけでなく、多様な価値観を身につけるのは、これからの若者にとって国際社会を生きていく大きな武器になるでしょう。10代で海外で生活するという若いうちならではの苦労もありますが、周りのサポートでうまく乗り切れるはず。高校生、一度きりのチャンス。思い切って新しい世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか 高校留学ワールドは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒を交換留学、私費留学、正規留学、短期留学など幅広いプログラムを提供し海外へお送りした高い実績を持っています。また担当のカウンセラーが生徒ひとり一人に質の高いサポートを提供しておりますので、親御様も安心して、お子様を高校留学させることができます。 また高校留学ワールドは評判の良い教育委員会との提携があるので現地でも生徒が充実した留学生活を送ることができます。 ディーサイド留学情報センターでは対面カウンセリングはもちろん、zoomカウンセリングでのリモート対応も可能ですので全国の高校留学したいお客様をサポート致します。 詳細は公式ホームページにてご覧くださいLINE@でも専門カウンセラーとチャットができるので是非、友達追加してください! 高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら

不登校・成績不良でも高校留学でやり直しができる...

日本の高校で何らかの理由やトラブルで不登校になってしまったり、成績不良で中退してしまう方は少なくありません。その場合、通信制の高校に通うのが一般的な流れですが同年代の生徒と学校生活が送れなかったり、授業が通信などとモチベーションが続かないのが現状です。 しかし、日本の高校を不登校や成績不良で退学してしまった生徒でも高校留学であれば海外の高校生活が送ることができるんです。 今回は日本の高校でうまくいかず、海外の高校でやり直したい方に向けの高校留学について紹介していきたいと思います。 〈高校留学〉ポイント ・日本では不登校は転入する際に受け入れが難しいが海外は受け入れてくれる ・日本で通信制高校の卒業資格だと大学入試は厳しいが海外で卒業すれば認定資格が出るので大学進学を狙える ・不登校からでも高校留学することで日本の高校生に差をつけることができる ・海外は日本よりも生徒のサポートケアが手厚いので安心して高校留学できる ≪高校留学≫レポーター 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で留学中に色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。   【高校留学】不登校・成績不良における問題 中学、高校の時期は精神面で一番複雑な時期で人間関係や親子関係、自分自身でさえどう向き合ったらいいか分からなくなります。 これは誰しも経験することですがSNSの導入や時代の変化、教育問題が深刻になっていく中で不登校・成績不良の生徒が年々増えております。 理由は様々ですが、いじめや学校に対する不満、退屈などと生徒の勉強する姿勢に大きな支障が出ています。 一番、大変なのがこういった状況になると立ち直るのが非常に難しいことです。 家族は、なんとか高校まで卒業してもらうように背中を押すことで生徒を立ち直らせようとしますが、生徒にとってこれほど酷なことはありません。 辛い環境に無理して押し詰めることは余計に悪化させてしまいます。 とはいえ、高校を卒業しないと就職やキャリアを築くことは非常に難しくなってしまいます。 【高校留学】海外の高校で卒業資格をとる生徒の増加 しかし、近年中高生の不登校、中退、成績不良の生徒は海外の高校で卒業資格をとられてるケースが非常に増えてきております。 理由はグローバル化の影響もありますが、なにより高校留学は成績不良・不登校の生徒にとって初めからやり直すための新しい環境になります。 従来は通信制の高校に通うことが一般的でしたが通信制は授業のカリキュラムは一般のものと異なり夜間であったりパソコンを使用しての授業になります。 これらの過程を終了すれば高校卒業認定資格を取得できますが、本来の学校生活を通しての主体性や協調性などの大事な経験を通信制は提供することができません。 【高校留学】新たにやり直すことができる しかし高校留学は、日本の環境で成績不良・不登校になってしまった生徒でも新しくやり直して海外の生徒と一緒の高校生活を送ることが出来ます。 入学条件も私立と公立で異なりますが公立であれば英語力がなくても過去2年間の成績で5段階中2~3を取れていれば入学が認められています。 出席率に問題がある不登校の方でも、やる気やしっかり高校留学から学校に参加する意欲が認められれば入学が可能です。 このように海外の公立高校は成績や英語力よりも生徒のやる気や人間性を重視しますし本気で高校留学から頑張る生徒には学校側も本気でサポートしてくれます。 しかし、海外の高校は日本の高校と比べて先生たちが自らサポートしてくれることはありません。 基本、主体的に生徒からアクションを起こさないと先生は何もしてくれません。 また高校留学でも勉強に意欲がない態度や出席率が悪い生徒は容赦なく退学になりますので高校留学で新たにリセットする以上、生徒の覚悟も必要になってきます。 【高校留学】日本の高校生と差をつけることができる 高校留学が成績不良や不登校の生徒に薦められる理由は新たにやる直すための環境や卒業認定の資格だけでなくネイティブレベルの英語力や高校生の内に将来に向けてやりたいことを見つけることができるからです。 過去に中学の成績があまり良くなく3年間の高校留学された方は出席率も高く勉強への意欲も高かったため高校での成績はほとんどがAでビジネス英語を話せるレベルまで成長し卒業後は日本の難関大学に入学することができました。 不登校の生徒でも高校2年生からカナダの公立高校に編入しコミュニケーションが取れる英語レベルを身につけることができ無事、卒業することができました。 このように海外で高校留学をした生徒は卒業資格だけでなく高い英語力や夢、自信を持つことができます。   【高校留学】決断するのは生徒本人 中高生時代に成績不良・不登校の方でも海外で高校留学をすることで新しくやりなおすことは可能です。 しかし、高校留学を最終的に判断するのは生徒本人です。 どんなに親御様が高校留学させるために生徒の背中を押しても、生徒本人が興味を持たなければ留学させても向こうで卒業することは難しいです。 一番大事なことは親御様と生徒がお互いを尊重し合いながらしっかり話し合うことで生徒自身にこれからどうすべきなのか自ら考えさせることです。 生徒自身で決断ができれば、親御様が心配しなくてもしっかり海外の高校でも勉学に励むことができます。 【高校留学】留学中のサポート 留学中は国をまたいで別々で生活をしなければなりませんので親御様からすると生徒がしっかり学校生活を送れているか心配ですし、生徒も日本と全く異なる環境で高校生活を送ることは緊張や戸惑いもあると思います。 しかし、学校には留学生をしっかりサポートしてくれる教育委員会やスタッフがおりますので生徒のお悩みや不安を対応してくれます。 よくあるケースが「授業についていけない」、「ホストファミリーとうまくいかないことが多い」ですが英語で授業についていけないのは当然です。 学校側もしっかり留学生向けのESLや補習を通してしっかり授業についていけるようにサポートを受けられます。 また、ホストファミリー間のトラブルもしっかりホームステイコーディネーターが状況などを伺って対応してくれますので安心して任せることが出来ます。 またディーサイド留学情報センタ-も渡航中の生徒の無料相談や親御様のご相談に対応させていただきますので安心して生徒を高校留学に送りだすことができます。 【高校留学】まとめ 高校留学ワールドは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒を交換留学、私費留学、正規留学、短期留学など幅広いプログラムを提供し海外へお送りした高い実績を持っています。 担当のカウンセラーが生徒ひとり一人に質の高いサポートを提供しておりますので、親御様も安心して、お子様を高校留学させることができます。 また高校留学ワールドは評判の良い教育委員会との提携があるので現地でも生徒が充実した留学生活を送ることができます。 ディーサイド留学情報センターでは対面カウンセリングはもちろん、zoomカウンセリングでのリモート対応も可能なので全国の高校留学したいお客様をサポート致します。 詳細は公式ホームページにてご覧くださいLINE@でも専門カウンセラーとチャットができるので是非、友達追加してください! 高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら

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