TOP > 高校留学World情報通信 > 【2025年最新】カナダ学生ビザ申請の完全ガイド|必要書類・費用・日数を徹底解説
目次
留学するためには「学生ビザ(Study Permit)」の取得が必要になりますが、取得方法は留学先により差異があります。ビザにも取得条件があるため、学生ビザの取りやすい国を留学先として選ぶのもよいでしょう。この記事では、留学先として人気の高いカナダの学生ビザについて、申請方法や必要書類。取得費用などについて詳しく解説します。
カナダ留学で、学生ビザが必要になるケースについて紹介します。次のいずれかに該当する場合は、学生ビザを取得しなければなりません。
・6か月以上滞在する留学の場合
・Co-opやインターンの予定がある場合
それぞれの条件について概要を解説します。
教育機関へ通うことを目的にカナダへ6か月以上滞在するときは、学生ビザを取得しなければなりません。次のような学校に通う場合には、学生ビザが必要になるケースが多いです。
・大学・短大・専門学校・コミュニティーカレッジなど高等教育機関
・ボーディングスクール
・語学学校
これらの学校では、基本的に6か月以上のカリキュラムが組まれています。なお、あえて6か月以内のコースを提供している語学学校もあるため、学生ビザの取得を面倒に感じる方はカリキュラム期間を確認してみてください。児童・生徒向けのサマーキャンプなど、1か月〜2か月程度の短期留学であれば、学生ビザではなく観光ビザで滞在できます。
なお、学生ビザを使ってケベック州で就学する方は、ビザに加えてケベック州独自の許可証「Certificate of Acceptance of Quebec(CAQ)」も必要になります。
6か月以内の滞在であっても、以下のいずれかに該当する場合は学生ビザが必要です。
・学位授与の資格を有する学校(公立・私立)にフルタイムで就学しつつ、キャンパスで働く場合
・参加カリキュラムが6か月以上で設定されている場合
・実習プログラム(Co-opやインターンなど)がカリキュラムに含まれる場合
観光ビザであっても6か月までは就学可能ですが、そのあいだの就労は認められていません。一方、学生ビザであれば大学や大学院などへ留学している学生に限り、週20時間までの就労が認められます。(単純な語学留学の場合は学生ビザでの就労不可)
先述したとおり学生の身で就労したい場合は学生ビザが必要になりますが、Co-opやインターンの予定があるカリキュラムは少なくありません。Co-opとは「Cooperative education」の略で、大学側が主体となる就業体験プログラムです。インターンシップは企業側が主体ですが、Co-opは学校側が主体となっているため単位を取得できます。
また、インターンシップは無給のことも多いですが、Co-opは報酬が支払われることも特徴です。Co-opやインターンでは働きながら英語を学べるため、短期間であっても飛躍的に英語力が向上するといわれています。ただし、観光ビザでは就労が認められていないため、一定の範囲内での就労が認められている学生ビザを取得する必要があります。
カナダの学生ビザ申請にかかる費用は、次の2種類です。
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費用種別 |
費用 (1カナダドル=110円時の目安) |
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学生ビザ申請料 |
150カナダドル (16,500円) |
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個人識別情報 (バイオメトリックス) 登録費用 |
85カナダドル (9,350円) |
カナダの通貨は、「カナダドル(CAD|Canadian Dollar)」です。昨今は、対アメリカドルと同じく対カナダドルでも円安傾向にあり、ビザ申請費用の負担感が増しています。

カナダ留学時の学生ビザ申請をスムーズに進めるためには、事前に準備することが大切です。
以下の2つの「やること」を事前に確認し、必要な手続きを進めましょう。
・必要書類の準備
・健康診断の受診義務の確認
カナダの学生ビザ申請では、特定の条件下で健康診断の受診が義務付けられています。
具体的には、過去1年間で6ヶ月以上健康診断が必要になる国に滞在していた場合などです。
健康診断の受診が必要な国については、IRCC公式サイトで確認可能です。
健康診断が必要な場合、受診から結果がIRCCに送られるまでに時間がかかることがあります。
申請スケジュールに余裕を持って、早めに受診を検討しましょう。
なおカナダの学生ビザ申請時に必要な書類については、次の項目で解説します。

カナダへ学生ビザを申請するには、留学先の学校から発行される入学許可証が必要です。まず前提として、留学生を受け入れられるのはカナダ政府から認可されているDLI(Designated Learning Institutions)認定校のみとされています。DLI校には学校独自の10桁番号(DLI番号)が付与されており、入学許可証(Letter of Acceptance)にも記載されていることが特徴です。
なお、DLI認定校の一覧はカナダ市民権移民省(Immigration and citizenship)のホームページで公開されているため、これから留学志望校を決める方は参考にしてみてください。
カナダ大使館などで直接ビザを申請する場合は、あらかじめバイオメトリクス(個人識別情報の登録)を済ませておく必要があります。バイオメトリクスは、カナダ政府から日本国内でのビザ申請手続きサポートを公認されている「VFS Global」が事前予約制で対応しています。登録までは時間がかかるため、余裕をもって行動しましょう。
カナダの学生ビザ申請に必要な書類としては、次の5つが挙げられます。
・学生ビザの申請書
・パスポートのコピー
・証明写真
・留学先からの入学許可書(Letter of Acceptance)
・資金証明(英文かつカナダドルでの記載)
・PAL(Provincial Attestation Letter)
・後見人宣誓書
・その他、必要に応じて求められる書類
学生ビザの申請書については、カナダ政府もホームページで案内が掲載されていますが、すべての項目を自分で埋めることは難しいかもしれません。(参考|Applying for a Study Permit outside Canada)不安な場合は、留学アドバイザーに相談したほうがいいでしょう。
高校留学Worldでは、ビザ申請や銀行口座の準備などもサポートしています。カナダ留学に必要な書類を自分だけで用意するのが難しいと感じた方は、ぜひ高校留学Worldを頼ってください。
次の項目からは、上記の必要書類の中でも特に注意が必要な入学許可証・PAL・資金証明・後見人宣誓書について解説していきます。

入学許可証(Letter of Acceptance: LOA)は、カナダ政府が指定する学習機関(Designated Learning Institution: DLI)から発行される、あなたがその学校に入学を許可されたことを証明する書類です。
学生ビザ申請の根幹となる書類であり、基本的に提出が必要です。
PAL(Provincial Attestation Letter:州政府発行の証明書)は、2024年1月22日以降にカナダ国外から学生ビザを申請するほとんどの留学生に新たに必須となった書類です。
これは、カナダの各州・準州が、自らの管轄区域で受け入れる留学生の数を制限するために導入されました。
PALは州ごとに発行されるため、留学先の州によって申請プロセスや必要書類が異なる場合があります。
また、PALは学生ビザ申請の「前提」となる書類であり、PALの取得自体がビザの発行を保証するものではありません。
PALの導入により、学生ビザの申請プロセスに時間と手間が加わったため、早めの準備がより一層重要です。
資金証明(Proof of Funds)は、カナダでの留学期間中に必要な費用を十分に賄える経済力があることを証明するための書類で、年間最低20,635 CADが必要です。
資金証明書の具体例は銀行の残高証明書(英文)、学費の支払証明、奨学金証明などです。
これによりカナダ滞在中に財政的に困窮せず、公的資金に頼ることがないことをカナダ政府に示します。
カナダの学生ビザを申請する際、17歳未満は後見人(カストディアン)が必須となり、後見人宣誓書が必要です。
また19歳成人の州などでは18歳以上でも後見人が必要になることがあります。
学校が提供するカストディアンサービスを利用する場合は、学校が指定する形式に従って書類を準備しましょう。
カナダの学生ビザを取得したい場合は、自宅で対応できるオンライン申請がおすすめです。
それぞれの手順について詳しく解説します。

カナダ政府の「IRCC secure account 登録ページ」から、マイアカウントを新規登録します。アカウント登録の種類として「GCKey username and password」、「Canadian Interac® Sign-in Partner」の2つが表示されますが、前者の「GCKey」で作成する手法が一般的です。
登録サイトの規約内容に同意したら、WEBサイトの指示に従ってユーザー名やパスワードなどを登録します。登録情報を忘れないように、どこかにメモしておきましょう。
マイアカウントでログインすると、マイページが表示されます。「Apply to come to Canadaを」からPersonal Check Listに進み、ビザ申請の目的や入学許可証の有無などを入力してください。そのあと、学生ビザの申請書や必要書類一覧をダウンロードします。
学生ビザ申請書に必要な情報を記載します。記載方法が分からなければ、高校留学Worldのアドバイザーに相談してみてください。
証明写真やパスポートのコピー、入学許可証など学生ビザの申請に必要な書類をアップロードします。留学先の州ごとに求められる書類には差異があるため、申請ページに表示される提出リストを確認しましょう。たとえば先述したとおり、ケベック州ではCAQが必要となりますし、留学先の州で未成年と見なされる場合に保護者の宣誓書や後見人の宣誓書なども求められます。
学生ビザ申請代金の150カナダドル、個人識別情報 (バイオメトリックス) 登録費用の85カナダドル、合計235カナダドル(約25,000円)をクレジットカードで支払えば、オンライン申請は完了です。
最初に登録したマイページ(IRCC secure account)にバイオメトリクス登録の予約メール(Biometrics Instruction Letter)が届いたら、VACに予約してバイオメトリクス認証を済ませましょう。
バイオメトリクス(Biometrics:生体認証情報、主に指紋と顔写真)の登録は、日本を含むアジアなどの国民に対し、学生ビザ申請時の要件として求められます。
この登録は、申請料金の支払い後にIRCCから送付される指示書(Biometric Instruction Letter: BIL)に基づいて行われます。
バイオメトリクス(指紋採取)の手順は以下の通りです。
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手順 |
内容 |
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1. BILの受領 |
申請料金支払い後、IRCC Secure Accountに届くBiometric Instruction Letter (BIL) を確認・印刷します。 |
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2. VAC訪問準備 |
パスポートと印刷したBILを持参。 訪問前に最寄りのVAC(日本では東京・大阪)のウェブサイトで予約が必要か確認し、予約します。 |
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3. バイオメトリクス登録 |
VACにて、指紋のスキャンと顔写真の撮影を行います。 手続きは通常数十分で完了します。 |
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4. 登録完了 |
VACから受領書が発行されます。 登録された生体認証情報は通常10年間有効です。 |
カナダの学生ビザ申請にかかる費用は、次の3種類です。
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費用種別 |
費用 (1カナダドル=110円時の目安) |
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学生ビザ申請料 |
150カナダドル (16,500円) |
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個人識別情報 (バイオメトリックス) 登録費用 |
85カナダドル (9,350円) |
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資金証明で用意すべき金額 |
年間最低20,635 CAD ※同伴家族がいる場合は別途費用が発生 |
カナダの通貨は、「カナダドル(CAD|Canadian Dollar)」です。
昨今は、対アメリカドルと同じく対カナダドルでも円安傾向にあり、ビザ申請費用の負担感が増しています。
カナダの学生ビザが発給されるまでの日数には幅があり、1か月で完了することもあれば、4か月程度、審査が続くこともあります。バイオメトリクスの登録にも時間がかかるため、万が一ビザ申請が長引いても留学スケジュールに支障をきたさないように、最低でも渡航から4か月前には手続きを始めたほうがいいでしょう。
滞りなく手続きが進めば、ビザ申請の書類提出後、4週間程度で「就学許可証の通知書」が届きます。これは学生ビザ(就学許可証)発給のための通知書で、学生ビザではないため注意してください。この通知書をカナダの入国審査で関税官に提示すると、現地の移民担当官の手続きのあと、正式な就学許可証(学生ビザ)を受け取れます。
正式な学生ビザは、カナダ現地で渡されることは覚えておきましょう。なお、学生ビザには有効期限や滞在条件などが記載されているため、念のため間違いがないかを確認してください。また、学生ビザもカナダに滞在する権利を保証する大切な書類のため、パスポートなどと一緒に保管しておきましょう。
なおカナダ学生ビザの発給にどのくらいかかるのかについては、IRCCの公式ページで最新の目安を確認することができます。

カナダに学生ビザで留学後、留学期間を延長することも可能です。カナダで留学を続けるには、既存の学生ビザ期限が切れる90日前までに延長申請しなければなりません。延長時期になったら、カナダ政府の「Immigration and citizenship」からオンラインで延長申請可能かどうかを確認してみてください。
なお、学生ビザの延長についてはオンライン申請以外に、郵送による申請も用意されています。延長時に必要な書類は新規申請時とほとんど同じですが、一部追加で用意する書類もあることは知っておきましょう。
学生ビザを延長するには、初回ビザ申請時に作成したアカウント情報も必要です。そのため、ログイン情報は忘れないよう注意してください。

カナダ学生ビザの申請に関して、多くの人が疑問に思う点をQ&A形式で解説します。
これにより、申請前の不安を解消し、スムーズな手続きをサポートします。
・Post-Graduation Work Permit (PGWP) とは?
・ビザの発行が間に合わないときはどうすればいい?
・ビザの申請が却下されるのはどんなとき?
・就労許可証がなくてもカナダの学生ビザでバイトはできる?
・自分で学生ビザを申請できないときはどうすればいい?
次の項目から上記5点について、順に解説していきます。
Post-Graduation Work Permit(PGWP:ポスグラ)は、カナダの指定学習機関(DLI)を卒業した留学生が、カナダ国内で就労経験を積むために申請できる就労許可証です。
これは、カナダでのキャリア形成や、将来の永住権申請への道を開くことに繋がります。
PGWPの主な申請条件は、「プログラムの期間が8ヶ月以上であること」「有効な学生ビザを保持していること」などです。
ただし状況によってはPGWPの対象外となる場合があるため、留学開始前に学校とIRCCの情報を確認することが重要です。
学生ビザの発行は、申請時期やIRCCの処理状況によって時間がかかることがあります。
もし、入学日までにビザの発行が間に合わないと判断される場合の、主な対策は以下をご覧ください。
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項目 |
内容 |
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学校への連絡 |
まず第一に、留学先の学校の担当者(留学生オフィスなど)に速やかに連絡し、状況を説明しましょう。 多くの学校は、ビザの遅延に対する対応策(入学日の変更、オンラインでのコース開始許可、入学延期など)を用意しています。 学校からの公式な指示や新しい入学許可証が必要になる場合があります。 |
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渡航時期の調整 |
ビザが発給されるまで、カナダへの渡航を延期することが最も安全な選択肢です。 ビザなしで入国しようとすると、入国拒否されるリスクがあります。 学校と相談し、入学日をずらすか、次の学期への延期を検討しましょう。 |
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IRCCへの問い合わせ |
IRCCのウェブサイトで処理時間の目安を確認し、もしあなたの申請が目安よりも大幅に遅れている場合は、IRCCのウェブフォームを通じて問い合わせることも可能です。 ただし、これは緊急の場合に限られ、一般的な問い合わせでは審査が早まることは稀です。 |
いずれの対策も、まずは学校と密に連絡を取り、状況を共有することが重要です。
カナダの学生ビザ申請が却下される理由はいくつかありますが、主なものとしては以下の点が挙げられます。
・資金証明の不足または不信
・母国に戻る根拠が不十分(帰国意思の欠如)
・提出書類の不備・不足
・就学目的の信憑性への疑問
・健康上の問題または犯罪歴
これらの点を理解し、申請時に十分な対策を講じることが重要です。
ビザ申請が却下された場合、その理由がIRCCから通知されます。
理由を理解し、不足していた点を補強できれば、再申請することも可能です。
カナダの学生ビザ(Study Permit)を持っている場合でも、原則として就労許可証(Work Permit)がなければアルバイトはできません。
ただし、特定の条件を満たす場合は、学生ビザのみで就労が許可されることがあります。
例えば大学やカレッジへの進学・留学: カナダ政府指定の学習機関(DLI)にフルタイムで登録しており、かつプログラムが職業訓練を目的とするものでない場合(語学学校の語学コースのみは原則不可)、原則週24時間までのオンキャンパスまたはオフキャンパスでのアルバイトが許可されます。
なお学生ビザでバイトができるかどうかについては、在籍校の担当部署やIRCCで確認できます。
カナダの学生ビザ申請は、多くの書類準備や手続きが必要で、特に初めての方にとっては複雑に感じられるかもしれません。
もしご自身での申請に不安を感じる場合や、時間がない場合は、留学エージェント「高校留学World」のサポート利用がおすすめです。
「高校留学World」はカナダ留学に特化した実績豊富なエージェントで、学生ビザ申請のサポートはもちろん、学校選びから渡航準備、現地でのサポートまで一貫して行っています。
まずは無料資料請求フォームから相談してみることをお勧めします。
専門家のアドバイスを受けることで、安心して留学準備を進めることができるでしょう。
カナダへの留学では、6か月以上の滞在する場合、Co-opやインターンの予定がある場合は学生ビザを取得しなければなりません。
6か月未満の短期留学でインターンなどにも参加しないのであれば観光ビザでも留学できますが、学習の幅を広げるためには学生ビザのほうがいいでしょう。
なお2024年1月、カナダ政府は学生ビザの申請数をこれまでより制限すると発表しました。2024年の学生ビザ上限は36万件程度(これまでより約3割減)と見込まれていますが、これまで留学先として人気だった州ではさらなる絞り込みも予想されます。
このように留学に伴う学生ビザ情勢は流動的ですから、確実に留学するためにはプロの留学アドバイザーに相談したほうが安心でしょう。
高校留学Worldでは入学手続きやビザ申請のサポートはもちろん、銀行口座や現地でのスマートフォンなど留学に必要なあらゆる要素をサポートしています。
もちろんカナダへの留学支援にも対応していますが、それ以外にもアメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどへの留学実績も豊富です。
カナダ政府の学生ビザ絞り込み方針に不安を抱えている方は、ぜひ一度高校留学Worldにご相談ください。