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【留学体験談】好きなことを最大限に伸ばすことができました (前編)

高校留学 植田まりな

【生徒情報】

名前:植田まりなさん


留学先:カナダBC州


留学期間:2年間


留学前の英語力:英検2級を持っていたがスピーキング、リスニング力が全くなかった。

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【高校留学】レポーター

小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。今は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務

【高校留学】ポイント

・自分に合った環境で留学することが大事

・英語力が不安な時は事前に語学学校に通うのがお勧め

・カナダの学校は頑張った分だけ教師がしっかり評価してくれる

・カナダの学校の部活は日本よりも緩いので本格的にやりたい人には向かない

 

【高校留学まで】

まりなさんは、留学をしようと思ったきっかけは何でしたか?

もともと音楽や歌を歌うことが好きで海外の音楽文化に興味を持っていたのがきっかけでした。

次第に留学に興味を持ち始めて、日本の高校1年生の時にアメリカに短期留学をしました。

その時に海外のすばらしさに気づき、本格的な高校留学をしたいと思いました。

 

留学を進路の選択に考えてから、決めるまでの期間はどれくらいですか?

6カ月ほどです。
アメリカでの短期留学後もお母さんと話し合って高校留学することを決めました。

親御さんは留学に賛成でしたか?反対でしたか?

私が留学したい意思を伝えた時に賛成してくれて、すごく応援してくれました。

本当にお母さんには感謝しています。

留学先の国や学校を選ぶ上でのポイントは何でしたか?

治安が良いのと気候のバランスをとにかく重視しました。

カナダは他の英語圏よりも治安が良かったのと、私は暑いのが苦手なのでカナダを選びました(笑)

 

カナダに到着した際に最初に感じた印象などあれば教えて下さい!

懸念や緊張もなく、とにかく新しい環境での生活にワクワクしかしていませんでした。

【高校留学】学校生活

初日の登校はどんな感じでしたか?

語学学校の時の友達もいたため、意外と落ち着いていましたね。

カナダ人や他の国の高校生がたくさんいてワクワクが大きかったです!

現地の授業やクラスの雰囲気で日本と違いはありましたか?

現地はとにかく自由です。

ごはんやお菓子を食べながら授業をうけても問題ありませんでした。

また頑張った分だけ先生が評価してくれるので勉強のモチベーションも保つことができました。

日本では自分の努力に先生が気づいてもらえることがあまりなかったので海外の授業が自分に合っていました。

 

学校生活が始まる前、留学先の授業、学校生活がどんなものか情報を把握できてましたか?

渡航前に事前に調べていたりしていたので、基本的な状況は把握できてました。

 

英語で授業を受けることは大変でしたか?また、どのようにして慣れることができましたか?

数学や理科は日本でやることが一緒だったので大丈夫でした。

ただ英語や歴史は慣れるまでに苦労しましたね…

慣れるために先生に積極的に質問したり、カナダ人の友達に教えてもらうことで徐々に理解することができました。

 

 

 

留学中にトラブルに遭遇しましたか?

ホストファミリーとゴーカートした時に事故に遭い、救急車に運ばれたことくらいですかね。

強いて言うならドイツ人の留学生とケンカしたくらいです(笑)

 

現地で高校留学がスタートした時に日本で準備しておけば良かったことはございますか?

スピーキングとリーディングをもっと勉強しておけば良かったと思います。

授業では当たり前ですが英語の教材を使うので読む能力がないと授業に遅れたり、宿題などに時間がかかってしまうんです……

 

留学生比率はどれくらいでしたか?

・留学生の数(目安)
ラングレーだと120名
カウチンバレー50名

・日本人の数(目安)
ラングレーだと30名  
カウチンバレー3~10名

 

 

ランチはどのように食べていますか?

ラングレーの時は最初、日本人と食べていました….

だけど友達ができるにつれて、現地生徒とも一緒に食べるようになりました。

基本的には昼はホストファミリーが作ったり、自分でサンドイッチを作るようにしていました。

物足りない時はカフェテリアで軽食を購入しましたね。

 

学校で印象に残っているイベントはありますか?

日によって服装を変えるイベントがあり印象的だした。

海外は服装が自由なのでパジャマや、コスプレで学校に行く日もありました。

 

部活動には参加されていましたか?

音楽とドラマ活動に参加してました。

ドラマが本格的でステージで一人ひとりが歌ったりと貴重な経験ができました。

日本と海外の部活動で違いはありましたか?

日本は集団行動だがカナダは個人主義だと感じました。

部活中も基本的に各々とトレーニングしてました。

 

学校で一番困ったこと、又は困ったことはありますか?

特にありませんでした。

【高校留学】まとめ

いかがでしたでしょうか?

後編の記事は別記事にてご紹介してますので、気になる方はそちらもチェックしてくださいね♪

ディーサイド留学情報センターは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒をお送りした高い実績を持っています。

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新着情報記事

【体験談記事】高校卒業留学で得たもの~カナダでの2年半の挑戦~

岡西芭さん カナダ卒業留学 クオリカム・セカンダリースクール 1. 留学を決意した理由 私は、中学3年生の時にアメリカへ1ヶ月半の短期留学を経験しました。 その時に感じた「海外の方が自分らしくいられる」という想いが、高校卒業留学を決意するきっかけになりました。 「日本の高校生活がつまらなそうに感じてしまった」「海外では自分の意見を言える」と思い、もともと憧れていたカナダへの留学を決めました。 ただし、決断のタイミングはかなりギリギリで中高一貫校に通っていましたが、留学を決めたのは中学3年生の2月頃です。両親の協力もあり、急ピッチで留学準備を進めることになりました。 2. 現地での学校生活と苦労 私が通ったのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のクオリカム・セカンダリースクールです。日本の学校とは大きく異なり、「自分から動かなければ何も始まらない」環境でした。 最初の1年目は積極的に行動し、カナダ人の友達もできましたが、2年目は少し疲れてしまい、親しい日本人の友達と過ごすことが増えました。 しかし、最終学年では「思い出を作りたい」という気持ちが強くなり、再び積極的に友達作りをし、先生とも深く関わるように。「自分が変われば、周りも変わる」と実感した1年でした。 また、学校には多くの留学生がいたため、カナダ人との距離を感じる場面もありました。 「どうせ留学生は帰ってしまう」という空気があり、最初はなかなか馴染めなかったのが本音です。 しかし、自分から行動し続けた結果、最終的には多国籍の友達を作ることができました。 3. ホームステイでの生活 私は1年間、60代後半のホストマザーの家で過ごしました。 ホストマザーは私を「娘」として迎え入れ、非常に親身になってくれました。しかし、岡西さん自身は「自立したい」という思いがあり、「ホストマザーの予定に常に合わせるのが窮屈」だと感じるように。結果として、1年目の終わりに自ら交渉し、友達のホストファミリーへ移ることに。 新しいホストファミリーは兄弟のいる家庭で、これまで一人っ子だった私にとっては新鮮な経験でした。 結果的に、この家庭での生活が一番楽しく、自分自身も大きく成長できたと感じています。 4. 日本の学校との違い 私が特に感じたのは、日本とカナダの「個人主義の違い」でした。 ✅ 日本の学校は「グループ意識」が強く、一人で行動すると浮いてしまうことが多い。 ✅ カナダの学校では「個性を尊重」されるため、一人で授業を受けるのも普通。 また、授業の自由度にも大きな違いがありました。 カナダでは自分で履修する科目を選べるため、学力やモチベーションに合わせてスケジュールを組むことが可能です。一方で、勉強に対する自己責任が求められるため、授業中にスマホをいじる生徒や、途中で帰ってこない生徒もいるなど、自由の裏には厳しさもあると感じました。 5. 英語力の変化 最初はボキャブラリーが足りないと実感することが多くありました。特に英語の授業では、毎日エッセイを書かなければならず、最初は苦労しましたね。 ただ2年半の間にエッセイの執筆速度が飛躍的に向上し、TOEFLも1回目の受験で71点を取得することができました。 英語で映画を見る際も、最初は字幕が必要だったのが、最後の半年には「字幕なしの方が見やすい」と感じるまでになりました。 6. 留学で得たもの 最も成長を感じたのは、「自立心」と「柔軟な考え方」です。 カナダでは自分の意見をしっかり伝えなければならず、また異文化の中で過ごすことで、考え方の幅が広がリマした。例えば、「違い=ネガティブ」ではなく、「違い=個性」と受け入れられるようになりました。 7. 今後の進路と目標 高校卒業後は、ドイツの大学進学を目指す予定。まずは1年間の語学学校でドイツ語を学び、その後、大学準備学校を経て正式に大学へ進む計画です。 将来的には、環境問題に関わるビジネスやマーケティング分野で活躍したいと考えており、世界的な課題に取り組みながら、人と関わる仕事をしたいと思っています。 8. これから留学を考えている人へ 最後に、これから留学を検討している人へ向けてのメッセージです。 📌 「絶対に後悔しない」 📌 「英語はもちろん、人としても成長できる」 📌 「この年齢で1人で海外生活を経験することは大きな財産になる」 留学には不安がつきものですが、苦しいこともあるけど、それを乗り越える経験こそが価値になると思います。 まとめ 岡西花さんの留学体験は、「自立」と「成長」がキーワードでした。 日本の学校とは違い、自分の行動次第で道が開けるカナダでの2年半は、岡西さんにとって大きな財産となりました。これから海外留学を考えている方にとって、彼女の体験は大きなヒントになるはずです。

アメリカ高校留学の選び方を紹介!留学方法や注意点するべき点も

高校留学したい場合、日本にとって身近な国であるアメリカは、語学力の向上だけではなく多様な文化に触れられ、自己表現力も身につく魅力的な留学先です。今回は、アメリカの高校へ留学するためにどのようにして高校を選べばよいか、どういった留学方法があるかを解説します。 アメリカ高校留学の選び方!10項目を紹介 アメリカへの高校留学の選択肢はたくさんあります。どのように選べばよいか、ポイントになる10項目をご紹介します。 1.立地や治安など環境面をチェック アメリカは国土も広く、同じ国とは思えないほど州によって雰囲気は異なるため、生活する周辺環境についてよく調べる必要があります。比較的安全な地域もあれば、治安が悪い地域もあります。また、交通手段が不便だと、通学やちょっとした買い物もストレスになるかもしれません。高校生活や勉強に集中するためにも、まずは留学先の立地や治安などをチェックしておきましょう。 2.田舎か都市部かで選ぶ 留学先のエリアが、田舎か都市部かで選ぶ方法もあります。「せっかくアメリカに留学するのだから、日本よりも都心部に住んでみたい」、「自然に囲まれた環境で学業に専念したい」と思う方もいるでしょう。 田舎の場合、都市部に比べると一般的に費用は安い傾向にあるため、コスト的な利点があります。一方で、都市部は最新の情報や技術に触れられる機会が多いです。田舎と都会にそれぞれ特性があるため、どのような環境でどういったことに触れたいかを考えてみるとよいでしょう。 3.滞在方法で選ぶ アメリカ留学での滞在方法は、寮やホームステイです。 ・寮 全寮制の高校であれば、同じ年代の仲間と同じ環境で過ごすことになり、友人や仲間を増やす機会が広がります。親のように面倒を見てくれる人がいないため、自立心が養われるでしょう。一方、長期休暇に入ると寮に滞在できないため、一時帰国するか滞在先を確保する必要があります。 ・ホームステイ アメリカの家庭を体験でき、食事など生活のサポートをしてもらえます。アメリカで、ホストファミリーともうひとつの家族を築けるかもしれません。全寮制とは異なり、長期休暇の場合もホストファミリーの家で過ごせるため、ホームステイのほうが費用は抑えられる傾向にあります。 4.私立か公立かで選ぶ アメリカ留学先の高校が、「私立」か「公立」という点も気になるポイントです。私立か公立かは、留学の種類によって異なります。 ・アメリカの私立高校 1,300校ほどあり、そのほとんどが全寮制となっています。また、アメリカの私立高校は都会よりも郊外にあり、自然に囲まれた環境であることが多いです。学校の規模は、公立高校に比べると小規模です。 芸術やスポーツなど専門性が高い学校や、エリート学校など特徴はさまざまで、良質な教育や細やかなサポートを受けられるのが特徴です。アメリカの高校を卒業したい場合は、アメリカのビザルールにより基本的に私立高校の一択となります。 ・アメリカの公立高校 エリア内に住む高校生であれば、アメリカの公立高校に通えます。ビザが発給されないため留学先としては選べませんが、1年の期限つきの「交換留学」であれば選択は可能です。 5.留学生の比率をチェック 留学生の比率も、チェックすべきポイントです。たとえば、日本人留学生が多いのか、少ないかの違いにより日本語と英語を使用する頻度も変わります。また、日本人以外の留学生の割合が多ければアメリカだけでなく異文化を体験し、学べる機会が多くなるかもしれません。 高校によっては、留学生の比率や国籍の割合なども異なるため、どのような留学生が多いのかを事前にチェックしておきましょう。 6.クラブ活動・課外活動の内容で選ぶ アメリカ高校留学でスポーツや芸術などを本格的に学びたい場合は、クラブ活動や課外活動もチェックポイントのひとつです。 とくにスポーツの成績が大学進学に優位に働くこともあり、文武両道を目指す方は留学先の高校の部活レベルについても調べておきます。一方で学業の成績が優秀でなければ、部活はできないとしている高校もあります。 7.ESL(イーエスエル)制度の有無で選ぶ ESL(イーエスエル)とは、留学生向けに用意された一般的な英語を学べる授業科目です。英語力が乏しい場合は、ESL制度のある高校を選ぶのがおすすめです。ESL制度は、一般的な私立高校であれば用意されていることが多いです。しかし、公立高校では限られているため、交換留学の場合はESL制度のない高校が多です。 ESL制度がなければ、いきなりネイティブな英語で授業が進んでいくため、授業の内容を理解できず、ついていくのは困難となるでしょう。そのため、英語力に自信がない場合はESL制度のある学校を選ぶと安心です。 8.APカリキュラムの有無で選ぶ AP (Advanced Placement)とは、アメリカの高校生を対象に大学初級レベルのカリキュラムが学べるプログラムです。科目ごとに分かれており、生徒が選択できます。 APカリキュラムを受け入れる大学にもよりますが、APによって履修した単位は進学先の大学の単位として振替が認められることがあります。そのため、高校生のうちに単位を多数履修することで大学での履修単位が減り、卒業時期が早まり大学費用を抑えられるメリットもあります。 9.IBカリキュラムの有無で選ぶ IB (International Baccalaureate)は、通常の高校カリキュラムよりも難易度が高く、高校1〜2年生の授業が大学レベルです。総合的に幅広く学ぶため、APのように科目を選択できない点が異なります。しかし、履修単位を大学に振り替えられるなどのメリットはAPと同じようにあります。 APはアメリカ国内の多くの学校で取り入れられていますが、IBは国際的な教育プログラムであるため、アメリカだけなく世界的に知られています。 10.学校の施設の充実さをチェック アメリカの高校の施設についても、チェックしておきましょう。自習室や図書室などの教育環境や、食堂やラウンジなど施設が整っていると留学生活の充実にもつながります。また、全寮制の場合は相部屋か個室かなども気になるポイントです。 アメリカの高校留学の種類 アメリカの高校留学について調べると、短期留学・交換留学・長期留学・編入留学などさまざまな種類が出てきます。ここでは、アメリカ留学の種類についてご紹介します。 ▶︎短期留学 短期留学とは、主に長期休暇を利用した留学のことで、期間が2週間〜1か月程度と短いのが特徴です。アメリカの高校のサマープログラムに参加したり、語学学校に通ったりする留学プランです。 期間:2週間~1か月程度 費用:40万円~60万円(1か月) ビザ:必要なし 【短期留学におすすめの人】 ・海外を体験してみたい ・留学の費用を抑えたい ・高校留学のお試し期間 ・アメリカの大学への進学準備 【短期留学の特徴】 ・語学力に自信がなくても安心 短期留学のプランは初心者コースが充実しており、語学力に自信がない方でも安心です。また、英語力を試してご自身のレベルを確認したい方にもおすすすめです。 ・気軽にアメリカ留学にチャレンジできる 海外旅行のような気分で気軽に留学でき、海外の雰囲気を味わえるほか、現地の人とのふれあいでさまざまな文化や価値観を感じとれるメリットがあります。 ・費用を抑えて留学経験ができる 留学を体験してみたいけれど、費用を抑えたい場合におすすめです。お試しの期間として、短期留学を選ぶ方もいます。アメリカの大学に通うため、大学視察をしたり現地の雰囲気を感じたりするための機会として短期留学する方もいます。 ・英語力の向上はあまり期待できない 期間が短いため、語学力の向上を目的とする場合はあまり期待できません。しかし、ネイティブな英語に触れる機会はたくさんあります。 ▶︎交換留学 交換留学とは、日本政府主催のプログラムで日本とアメリカが協定を結んでいます。費用は安価で、1年の留学ができるといった理由から多くの方に選ばれています。 期間:1年間 費用:200万円 ビザ:必要あり 【交換留学におすすめの人】 ・アメリカで高校生活を過ごし、日本の高校を卒業する ・私立高校よりも費用を抑えたい ・英検2級以上の英語力がある 【交換留学の特徴】 ・交換留学は他の留学方法と比べると費用が安い 交換留学は、留学先の学校やホームステイ先などがボランティアで運営をサポートしているため、1年間の留学費用がかなり安価に抑えられる点がメリットです。学費は基本的に免除され、支援団体によっては奨学金制度が設けられていることもあります。 ・交換留学生として採用される必要がある だれでも気軽に留学できるわけではありません。交換留学の目的は単位の取得ではなく、文化交流や国際交流などを目的として行われます。アメリカの文化や習慣を学びつつ、留学先の学校や地域に日本の文化や習慣を伝える役割も担っています。 そのため、面接や筆記などの試験をクリアして交換留学生として採用される必要があります。とくに英語力は英検2級以上が求められ、交換留学を通して成し遂げたいことやチャレンジ精神なども重視されます。 ・留学先は自由に選べない 留学先の場所は選べないため、どこの州でどのホームステイ先になるかはわかりません。 ・競争率が高い 交換留学は各種団体が運営を行っており、国ごとに参加人員が決められています。アメリカは留学先として人気が高いため、扱っている団体は多い一方で競争率は高めです。 ▶︎長期留学 長期留学とは、3か月〜1年以上の長期間に渡り留学することで、アメリカの高校を卒業するまで通うことも可能です。留学生を受け入れている高校を探して、自費でアメリカの高校に通います。そのため選択の自由度が高く、留学先の環境や高校、期間、寮かホームステイなどもある程度自由に決められます。 期間:1学期間~卒業まで 費用:200万円~400万円程度(年間) ビザ:必要あり 【長期留学におすすめの人】 ・語学力の向上を目指す ・将来、海外と関わりのある仕事に就きたい 【長期留学の特徴】 ・私立の全寮制が一般的 長期留学は交換留学とは異なり、留学生を受け入れている高校は私立高校がほとんどです。また、寮やホームステイなども選べますが、一般的には全寮制が多いです。 ・語学向上のために十分な期間がある 長期留学は、語学力の向上を目指せる点が大きなメリットです。​​英語を理解して会話できるレベルになるまでには、3か月以上は必要とされています。期間も自由に決められるため、十分な期間を設けることが可能です。そのため、ネイティブな英語を身につけたい場合は長期留学がおすすめです。 ・短期留学ではできないことにもチャレンジできる 長期留学には、学業以外にも部活動や専門分野を学ぶカリキュラム、ボランティアなどの課外活動といったプログラムがあります。さまざまなことにチャレンジでき、長期留学でしか得られない経験ができるでしょう。 ・費用面は留学先や期間によって異なる 留学する高校や、期間により必要になる費用は大きく異なります。有名な高校に通う場合は、年間1,000万円を超えるケースもあります。 ▶︎編入留学 編入留学とは、アメリカの高校に編入して卒業を目指す留学です。卒業を目的とする場合、アメリカのビザのルールによって選択肢は私立高校のみとなります。 期間:~卒業まで 費用:200万円~400万円程度(年間) ビザ:必要あり 【編入留学におすすめの人】 ・アメリカの教育課程で学びたい ・アメリカの学校を卒業したい 【編入留学の特徴】 ・英語の習得ではなく英語で何を学ぶかが大切 英語の上達や習得が目的の場合は、各高校が求める英語力があれば留学は可能です。ESL制度がある高校を選べば、レベルにあわせて語学も学べるため安心です。しかし、卒業することを目的とする場合は英語力の習得だけでなく、英語で「なにを勉強するか」という意識も大切になり、相当な覚悟が必要です。アメリカの高校を卒業し、大学進学や就職など長期的なことも考えて計画を立てる必要があります。 ・帰国子女入試制度が利用できる 帰国子女入試とは、日本の大学入試の際に適用される制度です。アメリカの高校に2年以上通って卒業した場合に利用できます。帰国子女入試は一般入試に比べると試験科目が少なく、英語や小論文、面接だけのケースが多いため、一般入試ではハードルの高い難関大学も目指せる留学生だけの特権です。 アメリカの高校留学の注意点 アメリカ高校留学での注意点を3つご紹介します。 1. 日本との教育制度の違いを理解する 日本とアメリカでは教育のシステムが異なるため、事前に理解しておきましょう。 ・義務教育の期間 日本の場合、義務教育は中学校3年生までです。アメリカの義務教育の期間は、16歳・17歳・18歳までと州により異なります。 ・学年の割り振り 日本の場合、小学校6年・中学3年・高校3年に分けられています。アメリカの場合は、「6年・2年・4年制」、「8年・4年制」、「6年・6年制」など、州や学校により分け方が異なります。 ・学期 日本は、3学期制で4月始業〜3月終業が一般的です。一方アメリカは2学期制で、9月始業〜5終業が一般的です。 ・単位制 アメリカの高校は大学のように単位制であることが特徴で、必修科目と選択科目があります。 2. ケガや病気の対応の準備をしておく アメリカへ渡航するまでに、必ず海外旅行保険などに加入しておきます。アメリカを含め、海外の医療費は非常に高額であるため注意が必要です。また、保険によってサポートやサービス内容は異なるため、治療や入院費など内容も確認しておきましょう。 病院にかかった場合は、治療費を立て替え払いして後日請求するケースもあれば、キャッシュレスで利用できる病院を紹介してくれる保険サービスなどもあります。 現地でホストファミリーや寮の先生に伝えれば、病院に連れて行ってくれるなど適切な対応をしてくれるため、無理せずに体調を伝えましょう。 3. 自分の意見を言えるようにしておく アメリカでは、自分の意見をしっかり伝えることが大切です。アメリカには自立性を重んじる文化や価値観があり、自ら行動しない人に関心がなく意見を発しなければ聞くこともありません。移民も多く、他民族国家である背景から、留学生だからといって特別視されることはなく、友達作りも簡単ではないので注意が必要です。 困っても黙っていては助けてもらえないため、自ら発信することが必要です。そして、友達作りも待つのではなく、積極的に行動することが大切です。 まとめ アメリカ高校留学と一言でいっても留学の種類はさまざまあり、選択肢は多岐に渡ります。今回ご紹介した留学先の選び方や、留学の種類をぜひ参考にしてみてください。

高校留学のメリット・デメリットを紹介!成功させるためのポイントも紹介

10代の時期に留学を経験することで、社会で必要とされるスキルが柔軟に身につき将来の選択肢が広がるなど、語学の習得以外にも多くのメリットがあります。今回は高校留学のメリットやデメリット、成功させるためのポイントを紹介します。 高校留学のメリット6つ 留学は大学生や社会人になってからも可能ですが、高校生のうちに留学すると以下のような多くのメリットが得られます。 1.早い段階で英語習得ができる 高校留学をすると、早いスピードで英語習得ができる点が大きなメリットです。語学の習得は若いうちほど吸収が早いといわれており、反対に外国語に触れる年齢が遅くなるほど、習得までに相当な時間と労力を使います。大学生や社会人になってからでも留学のチャンスはありますが、語学の習得に関してはなるべく早い段階で取り組んだほうが苦労は少ないといえます。 また、英語の環境で過ごすことで「使える英語」を習得しやすくなります。高校留学の生活は、主にホームステイや寮です。ホームステイは現地のホストファミリーの家で暮らし、寮の場合は同じ高校の仲間と共同で生活します。学校の授業は英語で行われ、まさに英語の環境に囲まれる毎日です。 高校生のうちに英語を習得できれば、大学入試にも有利になります。2020年度からの大学入学共通テストは、従来の「読む」「聞く」の2技能に、「話す」「書く」が加わった4技能が評価されるようになりました。 社会のグローバル化が急速に進んでいることにより、「相手が話す内容を理解」して「自分の意見を伝える」という、使える英語が社会で必要とされています。そのため、日本の高校教育でも単語や文法を覚える従来の教育方法ではなく、英語でのコミュニケーション能力を高められることが求められています。 高校留学は、脳に柔軟性があり物覚えが早い10代のうちに英語の環境に身を置くことになり、日本の授業や勉強だけでは得られないスピードで吸収できるようになるでしょう。   2.進路の選択肢の幅が広がる 高校留学は、進路の選択肢が広がる点も大きなメリットです。留学先を自分でしっかりと選択することは、将来やりたいことを考え、目標を持つきっかけにもなります。また、科目を選んで授業を受けられるため、好きなことややりたいことが見つけやすくなります。 大学生は、専門的でより高度な知識を学ぶことが目的であるため学業がメインです。しかし、高校生は自分の興味のあることや、将来やりたいことを見つける人格形成の時期でもあります。この時期に親元を離れ異文化の環境で生活し、日本では得られない経験をすることで、視野が大きく広がり将来の選択肢は広がるでしょう。 もちろん留学によって語学力がアップすれば、将来的に海外で働いたりグローバルな企業に勤めたりといった、活躍する場も大きく広がります。 3.コミュニケーションスキルがアップする 高校留学で海外の授業を受けると、コミュニケーションスキルが養われます。日本の高校は、先生の授業を聞いてノートに書くというスタイルが中心です。しかし、海外の授業はディスカッションが中心で生徒も積極的に発言しています。 ディスカッションでは「自分はこう思う」というような自分の考えを持ち、意見をしっかりと伝えることが重要視されます。「英語が間違っている」ということよりも、積極的に発言することが評価につながるため、失敗することを恐れずどんどん発言することが大切です。 たくさん発言することで、やる気のある生徒だと先生が見てくれるようになり、周りからサポートしてもらいやすくなるでしょう。 あまり発言する経験が少ないまま社会人になると、人前でのプレゼンテーションはとても緊張してしまうものです。高校生のうちから自分の意見をしっかりと伝えられるコミュニケーションスキルが身につくと、社会人になってもさまざまなシーンで役立てられるでしょう。   4.自立心、積極的な行動力が育つ 高校留学の滞在方法は、ホームステイか寮生活です。親元を離れて生活することになるため、自立心や行動力が育まれます。親が食事やお弁当の準備をしてくれることも、朝起こしてくれることもありません。 ステイ先で朝食や夕食を用意してくれるのが一般的ですが、ランチは用意された具材を使って自分でサンドイッチを作るケースもあります。また、寮生活で朝寝坊して食堂の時間に間に合わなかったということも起こるかもしれません。親元から離れて暮らすことで、強制的に身の回りのことは自分でやらなければいけないため、自然と自立心が育ちます。 また、「困っている」「わからない」ときは、しっかりと自分で発信することが求められます。「黙っている」=「とくに問題がない」と相手に受け取られるため、普段の生活や授業では、困ったことや質問があれば、勇気を出して聞くことが大切です。 このとき、「英語でどのように質問すればよいか調べる」、「相手に質問する」ということを繰り返し行うことで、自分で解決する力が育っていきます。留学は、困っていたら黙っていても親が助けてくれる状況を抜け出し、積極的な行動力を育てる場でもあります。 5.多様な価値観・文化に触れられる 日本に暮らしている人のほとんどが日本語を話し、比較的共通した価値観を持っています。しかし、海外に出てみると「見た目・言葉・価値観」が同じであることが珍しいことに気づかされます。 世界にはさまざまな価値観を持つ人が存在し、日本では当たり前なことが海外では当たり前ではなくなり、驚く体験をたくさんするでしょう。海外留学は、相手の価値観を理解して認める力が養われ、自分自身の許容と可能性を広げることにつながります。 インターネットなどが発達し、簡単に海外とつながれる現代では、将来的に海外の人達とも仕事をする機会が増える可能性があります。高校留学で多様な価値観、文化に触れて身をもって体験したことは、きっと役に立つはずです。視野や考え方が柔軟になり、グローバルなフィールドでも物怖じしないマインドが育つでしょう。   6.自分自身を客観的に捉えられるようになる 高校生のうちは、まだまだ多感で悩み事も多い時期です。この時期に海外留学する経験は、自分自身や抱えている悩みを客観的に捉えられる機会です。 日本に住んでいると海外と比べることはなく、良し悪しを気にすることはありません。しかし留学経験によって日本の良い点や悪い点を発見し、海外から比べると日本は独特な文化だと気づかされます。 日本が独特な文化だと実感した経験、多様な価値観や文化を受け入れるマインド形成によって、広い視野で物事を捉えられるようになります。「もっとこうしたほうがいいのでは?」と解決策につながり、「悩んでいたことはたいしたことじゃなかった」と思えるようになるかもしれません。   高校留学のデメリット6つ 高校留学は多くのメリットが見込めますが、高校生ならではのデメリットもあります。 1.留学費用が掛かる 高校留学は国内の高校に通うよりも、費用がかかる点がデメリットです。高校留学の費用は、留学の種類や国によって大きく異なります。 【高校留学の種類別、1年間留学費用】 高校留学は以下の2つに大別できます。 交換留学:約100~200万円 交換留学は費用を抑えられる留学方法です。国の機関や高校が実施している留学プログラムで、それぞれの国同士や高校同士で高校生を交換するシステムです。そのため、留学先での学費や滞在費は基本的にかかりません。   私費留学:約300~500万円 留学先の国や学校を自由に決められる留学方法ですが、学費や滞在費などを自己負担するため交換留学よりも費用はかさみます。期間を自由に決められるため、長期休みを利用する短期留学や、卒業するまで現地の高校に通う留学もあります。   【国別(英語圏)、1年間の留学費用】 英語圏の留学先の一例です。国により大きく異なりますが、名門や有名な学校の場合はさらに高額になることもあります。 ・イギリス:約300~600万円 ・アメリカ:約200~600万円 ・オーストラリア:約200~600万円 ・カナダ:約200~450万円 一方、国内の高校(全日制)の年間にかかる教育費は、公立高校で約50万円、私立高校で約105万円ほどです。費用を抑えられる留学方法や国を選んでも、国内の高校と比べると大きな差があることがわかります。大学進学の費用も備えるとなると、留学資金は計画をもって蓄えておく必要があります。   2.言語の壁にぶつかりやすい 留学して言語がまだまだわからないうちは、ちゃんと語学を習得できるのか、このまま留学生活を続けられるか不安になるでしょう。 語学力がなければ、生活面で不便なことや困ったことがあってもうまく伝えられずストレスにつながります。周囲とうまくコミュニケーションをとれないことで、自分だけ会話の内容がわからないという孤独感が生まれ、友達もなかなかできず相談もできないという状況に陥るかもしれません。 言語の壁にぶつかったときには、積極的に話しかけることが一番の解決策です。わからない言葉を調べ、意志を伝えようとする積極的な行動が、次第に自分を助け成長させてくれるでしょう。   3.ホームシックにかかる可能性がある 留学先での生活が刺激的で楽しいものだったとしても、日本での生活や家族が恋しくなりホームシックになることがあります。文化の異なる海外では食事のメニューや食事方法も全く異なるため、日々の食事が辛くなるかもしれません。ステイ先の料理やその国の食文化を大切にし、用意してくれた食事をありがたく美味しくいただく姿勢が大切です。 しかし、「肉料理や揚げ物が多くてつらい」、「ラインナップが同じで飽きた」ということがよく起こってしまうことも事実です。そのようなときには、自分で料理にチャレンジしてみるのがよい解消法です。とくに日本食は海外でも人気が高まっているため、みんなに料理を振る舞うと喜んでもらえるかもしれませんし、よいコミュニケーションにもなるでしょう。 日本から、インスタントやレトルト食品を持って行くのもおすすめです。ホームシックにかかったときにホッと一息つかせてくれるだけでなく、ステイ先にお土産でプレゼントすると話のタネにもなります。   4.国語力が低下する場合がある 高校生の時期に留学すると、国語力の低下が懸念点として挙げられます。留学で視野が広がり、言語を含めたさまざまなスキルを習得できますが、国語力の低下を防ぐ対策が必要です。 留学先では国語を習うこともなければ、日本語を使用する環境も少なく、漢字を読み書きする機会もほとんどなくなります。そのため、高校生の国語力からレベルアップせず、漢字を忘れていたり単語が出なかったりと低下につながることがあります。 帰国後に大学受験を控えている場合は、留学先で国語のテキストを開くことをおすすめします。   5.日本の大学に進学する場合は時間が足りない 高校生で海外留学すると、帰国後に同級生と同じように進級や卒業できるか、大学入試の受験勉強に遅れが出るのではないかと心配される方もいるでしょう。高校留学は留学先での履修単位や留学時期について、よく考えることが大切です。 まず単位についてですが、休学して海外留学したからといて、必ず留年したり卒業が遅れたりするわけではありません。留学先で履修した単位は、36単位までの移行が認められています。ただし、留学の種類や日本の在籍校によって対応が異なるため、留学を考える場合は早めに確認する必要があります。 日本の大学に進学するときは、留学時期と期間がポイントです。1年間の留学を希望する場合、アメリカやカナダなど9月スタートの国は「高校1年生の夏」、オーストラリアやニュージーランドなど2月スタートの国は「高校生1年生の冬」に留学を始めるのがよいとされています。 高校2年生の留学からでも留学は可能ですが、大学入試の受験勉強の時期と重なってしまい、時間が足りないという事態になりかねません。そのため、高校2年生のタイミングで留学する場合は大学受験も視野に入れ、留学先での選択科目は得意な科目や苦手な科目を考えて選ぶとよいでしょう。 1年の留学が難しいと感じる場合は、6か月や数週間の留学も選択肢のひとつです。留学期間が短いと語学の習得率が下がると心配されるかもしれないですが、高校生の時期に海外に触れる経験は語学の習得以上に得られるものもあり、大きな価値や意味があるはずです。 語学以外の科目は、受験勉強が大変になるかもしれません。しかし、留学経験を活かした自己推薦入試や、2年以上の留学の場合は帰国子女入試の制度も利用できるため、一般入試では難しい大学進学の可能性も広がります。   6.トラブルに巻き込まれる可能性がある 高校留学で考えられるトラブルは、「置き引き・スリ・盗難」の軽犯罪や「ホームステイ先」でのトラブルです。 置き引きやスリなどの被害は、海外旅行でも注意しなければなりません。日本は治安がいいため、貴重品から目を離して手荷物をテーブルに置いたままにすることがありますが、海外では絶対にNGです。学校で「モノが盗まれる」というケースもあるため、学校でも貴重品は肌身離さず持ち歩き、不要なものは持って行かないことが対策になります。 また、トラブルに巻き込まれないように夜間の外出はしないこと、昼間でも治安の悪いエリアには近づかないことが大切です。ホームステイ先の周囲の環境や、危険な場所がないかをチェックしておき、トラブルがあった場合は、ホームステイ先や学校の担当者などに相談しましょう。 トラブルは、ホームステイ先でも起こる可能性があります。基本的にホームステイ先は信頼できる家庭ばかりですが、ごく稀に自分だけ食事が提供されないなどの対応をされるケースがあります。このようなトラブルが発生した場合は、留学エージェントに相談してください。   高校留学を成功させるためのポイント4つ 高校生は大学受験を控えていたり、進路を考えたりする大切な時期です。実りある留学にするためのポイントを4つご紹介します。 1.どのような自分になりたいか目標を定める 高校留学を経てどのような自分になりたいか、目標を定めることが成功させるポイントです。「語学をマスターする」、「海外体験してグローバルな思考を手に入れる」、「コミュニケーションスキルの向上」など目標を明確に持つことで、現地でどのように過ごせばよいかが見えてきます。 留学での経験は成長につながりますが、目標があいまいだとせっかくの成長の機会が伸び悩んでしまう恐れがあります。とくに目標がない、なんとなく行ってみたいという場合は、まずは短期留学をしてから考えてみてもよいでしょう。   2.事前の準備をしっかり行う 留学の前に、最低限のコミュニケーションがとれるように語学勉強をすることが非常に重要な事前準備です。高校留学で語学を学ぼうと考えていると、失敗するリスクが高まります。授業が外国語で進められるためついていけず、先生や同級生に質問したくてもできない状況が起こります。学校生活やホームステイ先でもなかなか溶け込めず、モチベーションの低下につながることも考えられます。 そのため、語学の勉強はできるだけ磨いておくのがベストです。ギリギリの日常会話レベルさえあれば、周囲との交流ができてモチベーションにもつながるでしょう。   3.将来像を描いておく 高校留学では、「大学はどうするか」、「どのような仕事に就きたいか」といった将来像を描いておくことも大切です。たとえば、「日本の大学と海外の大学のどちらに進学するか」によって、留学期間や時期を考慮する必要があります。 また、「将来どのような仕事をやってみたいのか、そのためには何が必要か」ということがわかると、学校選びのポイントになります。高校留学でどのように成長し、将来にどのように役立てたいか、将来像を描けているかが大切です。   4.本人のレベルや目標にあわせた学校を選ぶ 留学先の学校選びは、非常に重要です。「ハイレベルな学校に入って成長したい」、「有名な学校だから安心」という理由だけで選んでしまうと、相当の苦労をすることになるでしょう。 レベルが高いというだけで実力の合っていない学校を選ぶと、授業についていけず置いてきぼりになります。理解度に差がありすぎて授業では質問しにくくなり、正確に理解できないまま留学を終えてしまう失敗しやすいパターンです。学校がハイレベルという理由だけで、自分自身がレベルアップできるわけではないため注意が必要です。 たとえば、留学生向けに語学を習得できるコースを設けている学校や、大学生レベルの授業を行う学校もあるため、レベルに合わせた学校を選ぶことが大切です。また、高校により専門分野も大きく異なるため、自分の目標にあったプログラムが用意されているかも確認しながら選びましょう。   まとめ 高校生は、柔軟性があり語学を吸収しやすい年齢です。大学進学など将来の進路を考える大切な時期でもあるため、高校留学の経験が活かされ選択肢の幅が広がります。高校留学を成功させるポイントを押さえれば、最大限のメリットを実感できるでしょう。

カナダの留学はなぜ人気?おすすめの理由を7つ紹介

カナダは高校留学先としてとても人気があり、毎年アジア圏のみならず北欧や南米など多くの地域から留学生が渡航しています。なぜカナダは、これほどまでに高校留学先として選ばれるのでしょうか。今回はカナダ留学がおすすめの理由を7つ紹介します。 なぜカナダの高校留学は人気?おすすめの理由も カナダはほかの先進国と比較しても治安がよく、過ごしやすい気候から世界中の国から留学先として選ばれてきました。移民が多くさまざまな文化が入り混じっているため、留学生が馴染みやすい国といわれています。 また、カナダは英語以外の公用語としてフランス語が使われています。フランス語も学べることが、ほかの国にはないカナダ留学の特徴です。 理由1:治安が良い 留学先を決める際、やはり治安の良し悪しはだれもが気になるところではないでしょうか。カナダはほかの先進国と比べて治安がよい国として知られており、凶悪犯罪や重大な事件などは少ないでしょう。 アメリカや諸外国によっては、高校生に公共交通手段での移動はあまり勧められませんが、カナダでは問題ありません。もちろん、気をつけるべき点はありますが、未成年である高校生でも比較的安全に行動できます。 留学生の受け入れ窓口である各都市の教育委員会は、平日は午後8時、週末になると午後11時ごろ門限を設定しています。少し遅いのではと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、夜も安心して外出できることの表れでもあります。 もちろん、海外であることに変わりはないため、日本よりも安全への意識を持って気をつけながらの行動が求められます。とはいえ、学校を管理する教育委員会のルールを鑑みても安全に過ごせる国であるといえます。   理由2:留学生の受け入れのハードルが低い 海外の高校に留学するとなると「高い英語力や成績が優秀ではないと審査に通らない」といったイメージがあるかもしれませんが、カナダの高校留学ではほとんど気にする必要はありません。カナダでは、ほとんどの国民が公立高校に進学します。 また、多くの公立高校が海外留学生を受け入れているため、日本から留学する場合も公立高校を選択することがほとんどです。どこの国でもいえることですが、公立学校は地域の子供たちのための学校であり、学区内で生活するナダ人であれば誰でも入学できます。 成績の良し悪しに関わらずだれでも入学できるため、留学生においても成績優秀者のみを受け入れるようなルールはありません。なかには教育熱心な地域の教育委員会が独自のルールを設けている場合がありますがごく稀で、多くがある程度の成績をとっていれば留学できます。 もちろん、明らかに生活態度が乱れていて遅刻欠席などが多い場合は、意欲がないとみなされ受け入れてもらえない可能性もあります。しかし、それはあくまでも極端な例で、大抵の場合は問題ないでしょう。 続いて英語力ですが、ほとんどの公立高校ではまったくの不問です。ほとんどがESL(English Second Language)という英語を第二言語とする学生向けのクラスを設けています。そのため、英語初心者の人でも安心して留学できます。学校によってはそういったクラスがないところや、英語のフォローがない場合もありますが、だからといって教育委員会が試験や審査のルールを設けることはありません。   理由3:費用が比較的安い 留学するにあたり、費用面も大切なポイントです。英語圏への留学となれば資金が高額となるため、その国の留学費用や物価、生活費も検討する材料になるでしょう。カナダでは公立高校への留学が一般的なため、アメリカやイギリスなどと比べると費用を抑えられます。アメリカでも公立高校の留学もできますが1年までと期間が設けられており、高校卒業を目的とした場合、私立高校を選ばざるを得ません。 カナダは公立学校の教育水準が高く、地元の学生のほとんどが公立高校に通います。公立の高校に3年間、卒業まで留学が可能なのは世界的に見ても珍しく、公立高校の人気がうかがえます。ニュージーランドやオーストラリアも卒業まで留学できる公立高校がありますが、カナダのほうが比較的物価が安いため費用は抑えられます。教育レベル高さ、費用面、治安など、総合的に考えるとカナダは留学先として優れているといえます。 カナダ留学の費用相場 高校留学で必要な費用は、公立高校で年間およそ200〜260万円、私立高校では250万円〜450万円ほどです。カナダでは公立高校に留学することが一般的なため、アメリカやイギリスに比べるとかなり費用は抑えられます。 教育費用以外には、食事代やアクティビティの参加費用、生活用品や滞在費など細かく生活に関わる費用がかかります。留学中の滞在先が寮であるか、ホームステイであるかでまた金額は変わってきます。一般的には、寮よりもホームステイのほうが滞在費用は抑えられる傾向にあります。 気をつけたいのはホームステイ先が学校から離れた場所にあった場合、公共交通手段を使って1時間かかるというケースも多い点です。その場合は、学校までの交通費もかかります。滞在先を決めるときは、学校までの距離も考慮して決定しましょう。   理由4:9月開始のスクールイヤー制度のため カナダでは学年の始まりが9月、修了が6月というスクールイヤーが一般的です。日本人の場合、中学校卒業は3月になるため、9月のカナダの高校生活までに約5か月の期間があります。この5か月間は、留学生にとって非常に大切な準備期間です。 はじめての留学の場合、多くの方が英語力に不安を感じるかもしれません。「今のままで授業についていけるのか」、「友達はできるのか」など心配はつきないことでしょう。カナダでは、高校入学前の5か月間で英語を勉強できる語学学校が大小さまざまなあるため、この期間を留学準備にあてて少しでも不安が解消できれば留学生活も有意義に過ごせるでしょう。 また、先の進学を見据えて卒業後のタイミングも非常に大切です。カナダは一般的に、6月末に卒業となります。仮に海外での進学を希望する場合、英語圏の大学のほとんどが9月入学のため、そこに向けて集中して準備ができます。 日本の大学を志望する場合は、帰国生入試といった海外留学から帰ってきた生徒を対象とした試験を受けるのが一般的です。帰国生入試は概ね7月末から始まり、11月ごろには終了するため、6月に卒業して日本に本帰国してから入試の準備ができます。   理由5:帰国生入試の制度の活用ができる 帰国生向けの入試は、難関私立大学に入りやすいと聞いたことがあるかもしれません。これはカナダに限ったことではなくどの国でもいえることですが、留学生にとって帰国生入試は非常に有利なシステムであることは間違いありません。 帰国生入試は、偏差値を重視するものではなく、海外留学をいかに充実して過ごしていたかが大きな審査のポイントになります。留学生活が有意義なものであったか、を判断するのに大きく関わってくるのが英語力です。充実した留学生活を過ごせた生徒はその分英語力も伸びていると考えられ、進学するにあたり非常に重視されます。 英語力以外では、面接や小論文などその人の人間力や自己PR力がみられます。親元を離れ自立した海外生活の中でどのような経験をし、その体験によっていかに成長できたかなどが審査されます。 留学中の成績ももちろん大切ですが、大学によっては成績がほとんど影響しないといった場合もあります。逆に、試験は簡易的なものだけで、留学中の成績をしっかりみて審査する大学もあります。 英語力や海外生活で培った人間力、そして実体験で得た経験は大学進学だけでなくこれから生きていくうえで大きなプラスになることは明らかです。海外留学という経験を通じて英語力の向上、人間的な成長を目指して努力することは大きな意義であり、その経験が進学に直結するでしょう。   理由6:発音が綺麗な英語を学べる カナダは。ほかの先進国の中でも語学を学習する環境が非常に整っている国です。とくに英語に関しては、公用語としている国の中でもクセのない綺麗な発音で聞き取りやすいといわれています。 隣接国であるアメリカの影響を受けているカナダ英語は、アメリカンイングリッシュに近い発音ですが、ゆっくりとわかりやすく話す人が多いため聞き取りやすいといわれています。日本の中学高校大学と学ぶ英語のアクセントとほぼ同じなため、日本人にも馴染みやすいでしょう。 また、カナダはアメリカ英語の影響を受けていると同時に、長くイギリスやフランスの植民地であった歴史があり、移民が来ては定住する時代の波を乗り越えてきました。そのため、発音や単語はアメリカ英語寄りですが、スペリングはイギリス英語の影響を残しています。フランスの影響を強く受けている都市では、フランス語アクセントの強い英語を話す人がいて、多様な発音が入り混じっている特徴があります。 また、フランス語を公用語と認めており、英語ではなくフランス語、または他言語を第一言語とする人が4割強といるといわれています。このような多種多様な環境では、先生は全員にわかりやすく聞こえやすい英語を話す必要があり、クラスメイトも英語が第二言語である可能性があるため、必然的に休み時間の会話も正しい綺麗な言葉を使うようになります。こういったカナダ特有の歴史的背景が、綺麗なアクセントの英語を話す土壌を作っているのです。   理由7:教育水準が高い カナダの教育システムは、世界でもトップレベルだといわれています。学習到達度をみる調査がOECD(経済協力開発機構)で進められており、その結果によると英語を話す国の中でもカナダは「数学」・「科学」そして「読解力」と3つの分野においてトップになっています。日本と比較しても「科学」ではほぼ同等、「読解力」では日本を大きく上回っており、ここからもカナダの教育水準の高さがうかがえます。 ある教育ランキングによるとイギリス、アメリカについで優れた教育水準であるという結果も出ています。なぜ、これほどまでに高い水準の教育システムを維持できているのでしょう。その理由は、カナダの徹底した教育管理にあります。 カナダの公立学校は、各州の教育省により管理され、公立学校の質を保てるようなシステムが整っています。教育のクオリティには定評があり、現地の人の約90%以上が公立学校に行くといわれています。その数字にも、公立学校への信頼度の高さがあらわれています。カナダでは私立校の数が少なく、留学する場合もほとんどが公立校への留学できる数少ない国です。 また、幅広い選択科目があるのもユニークな特徴です。ロボット工学やプログラミング、起業ビジネスなど、生徒の興味を深掘りした授業もあります。音楽の授業ではより細かく作曲やギター、ブラスバンドというように具体的に分かれており、カナダの教育の中でも人気のシステムです。こういった工夫された授業も、カナダの教育の評判を上げるひとつの理由になっています。   カナダの高校留学でおすすめの都市は? カナダは非常に広い国土を持ち、大都市から小さな地方都市までさまざまな特徴を持った街がいくつもあります。留学先として適している都市もあれば、あまり向いていない都市もあるため、それぞれの街の特徴を理解してから決定しましょう。 留学してから後悔しないためにも、事前のリサーチが必要です。気候や文化もそれぞれ特徴があり、文化的な街がいいのか自然溢れる環境がいいのか、まずはご自身の留学のイメージを明確にしましょう。自分の希望と合致する都市を探すと、留学してからのギャップが少なくすみます。 バンクーバー 温暖な気候と住みやすさが人気のバンクーバーは、カナダ留学でおすすめの都市のひとつです。カナダで3番目に大きく、街の中心は大都市らしく近代的な高層ビルが立ち並びますが、中心地から少し外れると自然豊かな環境が広がっています。 また、バンクーバーは北海道よりも北に位置しているのにも関わらず、暖流の影響で冬は暖かく、夏はそこまで暑くないという年間を通して過ごしやすい気候が続きます。それだけでなく、バンクーバーはアジア系やヨーロッパ系などさまざまなルーツを持った移民が生活している多文化都市でもあるため、多様な文化、芸術、音楽などに触れられます。そして、ほかの都市と比べてアクティビティや観光スポットが多く、休日も思い切り生活が楽しめます。   トロント オンタリオ湖北岸にあるトロントは、カナダでもっとも人口の多い大都市です。カナダ経済の中心でもあるため、将来大企業で働きたい、起業してみたいなどビジネスに興味がある人におすすめです。トロントには日系企業はもちろんアジア系の企業、世界的に展開している多くのグローバルオフィスが点在しています。 また、移民を多く受け入れていることもあり、多文化かつ多様な人種で構成された国際色豊かな環境です。周辺には有名なナイアガラの滝をはじめとした人気スポットが数多くあり、充実した留学生活を送れるでしょう。 しかし、トロントは冬になると厳しい寒さに襲われ氷点下30度を下回る日もあることから、心構えと準備は必要です。トロントはその気候から地下街が発達しており、寒い日は多くの人で賑わうため、カナダの冬の雰囲気を楽しみたい方は思い切って味わってみるのもいいかもしれません。   ビクトリア ビクトリアはバンクーバー島の南にあるコンパクトな都市で、のんびりとした留学生活を過ごしたい方におすすめです。イギリスの植民地だった歴史があり、その影響を色濃く残した建造物が立ち並ぶ、英国情緒あふれる落ち着いた雰囲気の街です。 また、別名ガーデンシティと呼ばれており、あちこちに植えられたたくさんの花々が街を彩っています。年間をとおして穏やかな気候で、街全体にゆったりとどこかのんびりとした空気をまとっています。治安がいいカナダにおいてビクトリアはとくに安全といわれており、街の中ほどには人気の観光スポットでもある州議事堂があり政治の中心地でもあります。 さらに、ビクトリアは学園としても知られています。ビクトリア大学をはじめとした大学や語学学校が多く、世界各国から留学生を毎年受け入れています。環境が整った場所で、落ち着いてゆっくり英語を学びたい人にとって魅力的な都市です。   モントリオール トロントに次ぐカナダ第2の都市であるモントリオールは、フランスの植民地だったこともあり、住民の約7割が第一言語としてフランス語を話すバイリンガル都市です。それだけでなく、さまざまな文化が共存する多文化都市でもあります。英語はもちろんスペイン語やアラビア語、中国語など、さまざまな言語を話す移民が多く暮らしており、都市の食文化、音楽やお祭りなどに影響を与えています。 モントリオールは歴史的な建造物も多く、旧市街はヨーロッパの雰囲気を漂わせる石畳の街並みが続き、「北米のパリ」とも呼ばれています。また、他の都市と比べてヨーロッパからの留学生が多く、日本人留学生は少ない傾向があるのもモントリオールの特徴です。日本語を使わず英語力をしっかり上げたい人や、多文化に触れ他国の留学生と交流を深めたい人にはモントリオールの環境がおすすめです。   カルガリー カルガリーは経済発展著しい国際都市であり、カナダ第2のビジネス街といわれています。一方で、雄大なカナディアンロッキー山脈の麓に位置し、カナダの大自然を満喫できる都市でもあります。 オイル産業で繁栄した歴史があり、外国人は少なく現地のカナダ人が多く暮らすため地元の人とのコミュニケーションを大切にしたい人におすすめです。バンクーバーやトロントと比較しても日本人留学生は少ない傾向にあり、現地のカナダ人と交流しながらしっかり英語力を上げられる環境です。 また、カルガリーは豊かな自然を活かしたアクティビティやリゾートホテルも多く、天然資源にも恵まれている経済的に豊かな街です。そのため、税金が低く先進国の中では物価も安いため、ほかの都市よりも生活費を抑えて過ごせる穴場の街ともいえます。せっかくカナダに留学するのだからカナダ人との交流を大切にしたい、生活費を抑えたい人にカルガリーがおすすめです。   まとめ 中学卒業後、高校進学とともに留学を選ぶ日本人は以前に比べると確実に増えています。10代のうちから世界の共通語である英語を習得させたいと考えるご家庭が増え、英語を学ぶメリットを考えると当然かもしれません。 一方で、親元を離れひとりで海外生活を送ることは保護者にとっても生徒にとっても非常に勇気がいることでしょう。カナダは教育委員会が積極的に留学生を受け入れているため、留学のための環境が整っています。治安にも大きな心配はなく、都市にもよりますが基本的には日本人が過ごしやすい気候なため、はじめての高校留学でも安心して過ごせます。 また、都市によってはフランスやイギリスの影響が色濃く残りさまざまな人種、文化に触れられるのがカナダの大きな魅力でもあります。移民も多く、留学生や外国人に寛容な土壌がカナダにはあります。ぜひカナダで充実した留学生活を過ごしてみてください。

【高校留学体験談】カナダアボッツフォード州での留学生活

【高校留学】レポーター 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。 高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。今は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。  【高校留学】ポイント ・高校留学することで語学力以外に自立面や精神面も鍛えることができる ・高校留学を成功させる上で大事なことに共通するのが「時間」を大事にすること ・帰国子女枠で難関大学に進学したいのであれば、1年生の内から高い成績維持、SATやTOEFL対策を行う ・高校留学の最大の魅力や色んな国籍を持つ学生と友達になれること 【高校留学】生徒情報 名前:稲月 慎太郎 留学した国:カナダ 留学期間:1年(後2年の在学期間) 高校留学した学校はYale secondly school 渡航前の英語力:英検準二級 【高校留学】高校留学したきっかけ 最初は家族での一斉移住を考えており、マレーシアなども検討していましたが、あんまり条件などが合わず、僕は高校に進学するまでに時間がなかったため、僕だけ単身でカナダに留学することになりました。 アボッツフォールド州は大学への進学率が高く、その中でもYale secondly schoolは野球に力を入れているので、僕にぴったりだと思って、この学校に留学することに決まりました。 【高校留学】高校留学する前と比べてどんな変化がありましたか? 留学する前はあんまり自信がないというか、緊張しいな成長でした。 ですが、留学先のカナダでは自尊心が高くて自信家の人が多くてその人たちの影響か、ネガティブなことをポジティブに捉えるという力がすごく身についたと思います。   例えば、野球の話になるのですが僕は日本ではバッターボックスに立つのが怖くて打順を待っているときにも足が震えていたりしたのですが、今では自信がついて、まだそれこそ緊張はするものの、その緊張や不安を楽しめています。   その他にも自分の英語の発音について友達に積極的に聞けたり、授業が難しくても友達や先生に聞いたりして関係構築もうまく行っています。 【高校留学】高校留学がもたらした影響 日本ではまだ夢が決まっていないという人がほとんどだと思うんですけど、カナダでは友達のほとんどが自分の夢や目標を持っていて、それに向かって勉強やトレーニングを進めている中、僕は目標などを持たずに渡航したので、最初は焦りがありました。   ですが、最近になって自分の長所や短所、やりたいことや自分に向いていることなどについて考える時間が増えて、自分なりに今の目標も作ることができました。将来はメジャーリーグでチームを支えるようなスポーツトレーナーになろうと考えています。その中でも通訳やデータアナリストの仕事もこなしてチームに唯一無二の存在になりたいと考えています。 【高校留学】高校留学して良かったこと カナダでの生活がもたらしたものはたくさんありますが、特に学校のスタイルが自分に合っていて留学して良かったなと感じることが多いです。 例えば、前述している通り僕はスポーツトレーナーになるという目標があるのですが、カナダの学校では50以上の選択科目の中から自分の学びたい科目を選択して受けることができるので、僕は「栄養学」や「スポーツ学」というような選択授業をとっています。 それが日本だと「美術」や「家庭科」「音楽」などの学びたいわけではない、少ない科目の中から選ぶことになると思うので、夢や目標が定まった僕に取ってはぴったりな環境だなと思います。   最初は授業中にみんなお菓子を食べていたり、スタバで飲み物を買ってきていたり、先生もお菓子を食べたり、、など日本では考えられないスタイルで圧倒されたんですけど、今になってはそっちの方がストレスフリーで楽しいなって思っています(笑) 【高校留学】友達を作るために意識していること とにかく話しかける、質問することだと思います。 カナダでは本当に優しい人が多くて、自分が100質問すると120で返ってくるので、わからないことや質問したいことがあれば先生や友達にすぐに聞くようにしています。   僕はそれで野球チームや学校の友達といい関係が作れていると思います。向こうから話しかけられるのを待っているもの退屈だし、時間ももったいないと思うので、わからないことはわからない、聞きたいことがあれば質問するようにしているのが僕が友達作りで意識していることです。 【高校留学】高校留学ワールドのサポートについて 高校留学ワールドさんには特に渡航前にお世話になりました。 僕は渡航前にドキドキとワクワクで胸がいっぱいだったんですが、航空券の準備や保険の準備などは全てエージェントさんがやってくれたので、そのワクワクを持ち続けたまま渡航できたのが良かったと思います。 紹介してくれた語学学校でもたくさん友達ができていい経験をさせてもらいました! 【高校留学】高校留学をご検討されてる方へ 日本で留学というと「不」の要素が増えると考える方がいらっしゃると思います。 例えば英語ができないから「不」自由なことが起こるとか、自分からしたら非常識な人が多いから「不」安要素があるとか。   僕はそれを経験しに行っているというマインドで留学しているから留学生活がうまく行っているんだと思います。人は失敗や嫌な経験から学ぶことの方が多いと思うので、ネガティブなこともポジティブに変換できるマインドセットを身につけることができたら僕は無敵だと思います!   僕はあと二年間あるのでこれから自分がどのように変化してくのかとか、二年間安全に高校生活を送ることができるかというような不安な要素はありますけど、2年後どのように成長しているかが楽しみです。ぜひカナダに留学してみてください。

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【体験談記事】高校卒業留学で得たもの~カナダでの2年半の挑戦...

岡西芭さん カナダ卒業留学 クオリカム・セカンダリースクール 1. 留学を決意した理由 私は、中学3年生の時にアメリカへ1ヶ月半の短期留学を経験しました。 その時に感じた「海外の方が自分らしくいられる」という想いが、高校卒業留学を決意するきっかけになりました。 「日本の高校生活がつまらなそうに感じてしまった」「海外では自分の意見を言える」と思い、もともと憧れていたカナダへの留学を決めました。 ただし、決断のタイミングはかなりギリギリで中高一貫校に通っていましたが、留学を決めたのは中学3年生の2月頃です。両親の協力もあり、急ピッチで留学準備を進めることになりました。 2. 現地での学校生活と苦労 私が通ったのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のクオリカム・セカンダリースクールです。日本の学校とは大きく異なり、「自分から動かなければ何も始まらない」環境でした。 最初の1年目は積極的に行動し、カナダ人の友達もできましたが、2年目は少し疲れてしまい、親しい日本人の友達と過ごすことが増えました。 しかし、最終学年では「思い出を作りたい」という気持ちが強くなり、再び積極的に友達作りをし、先生とも深く関わるように。「自分が変われば、周りも変わる」と実感した1年でした。 また、学校には多くの留学生がいたため、カナダ人との距離を感じる場面もありました。 「どうせ留学生は帰ってしまう」という空気があり、最初はなかなか馴染めなかったのが本音です。 しかし、自分から行動し続けた結果、最終的には多国籍の友達を作ることができました。 3. ホームステイでの生活 私は1年間、60代後半のホストマザーの家で過ごしました。 ホストマザーは私を「娘」として迎え入れ、非常に親身になってくれました。しかし、岡西さん自身は「自立したい」という思いがあり、「ホストマザーの予定に常に合わせるのが窮屈」だと感じるように。結果として、1年目の終わりに自ら交渉し、友達のホストファミリーへ移ることに。 新しいホストファミリーは兄弟のいる家庭で、これまで一人っ子だった私にとっては新鮮な経験でした。 結果的に、この家庭での生活が一番楽しく、自分自身も大きく成長できたと感じています。 4. 日本の学校との違い 私が特に感じたのは、日本とカナダの「個人主義の違い」でした。 ✅ 日本の学校は「グループ意識」が強く、一人で行動すると浮いてしまうことが多い。 ✅ カナダの学校では「個性を尊重」されるため、一人で授業を受けるのも普通。 また、授業の自由度にも大きな違いがありました。 カナダでは自分で履修する科目を選べるため、学力やモチベーションに合わせてスケジュールを組むことが可能です。一方で、勉強に対する自己責任が求められるため、授業中にスマホをいじる生徒や、途中で帰ってこない生徒もいるなど、自由の裏には厳しさもあると感じました。 5. 英語力の変化 最初はボキャブラリーが足りないと実感することが多くありました。特に英語の授業では、毎日エッセイを書かなければならず、最初は苦労しましたね。 ただ2年半の間にエッセイの執筆速度が飛躍的に向上し、TOEFLも1回目の受験で71点を取得することができました。 英語で映画を見る際も、最初は字幕が必要だったのが、最後の半年には「字幕なしの方が見やすい」と感じるまでになりました。 6. 留学で得たもの 最も成長を感じたのは、「自立心」と「柔軟な考え方」です。 カナダでは自分の意見をしっかり伝えなければならず、また異文化の中で過ごすことで、考え方の幅が広がリマした。例えば、「違い=ネガティブ」ではなく、「違い=個性」と受け入れられるようになりました。 7. 今後の進路と目標 高校卒業後は、ドイツの大学進学を目指す予定。まずは1年間の語学学校でドイツ語を学び、その後、大学準備学校を経て正式に大学へ進む計画です。 将来的には、環境問題に関わるビジネスやマーケティング分野で活躍したいと考えており、世界的な課題に取り組みながら、人と関わる仕事をしたいと思っています。 8. これから留学を考えている人へ 最後に、これから留学を検討している人へ向けてのメッセージです。 📌 「絶対に後悔しない」 📌 「英語はもちろん、人としても成長できる」 📌 「この年齢で1人で海外生活を経験することは大きな財産になる」 留学には不安がつきものですが、苦しいこともあるけど、それを乗り越える経験こそが価値になると思います。 まとめ 岡西花さんの留学体験は、「自立」と「成長」がキーワードでした。 日本の学校とは違い、自分の行動次第で道が開けるカナダでの2年半は、岡西さんにとって大きな財産となりました。これから海外留学を考えている方にとって、彼女の体験は大きなヒントになるはずです。

【高校留学で利用できる奨学金リスト】返済不要タイプもご紹介!...

【高校留学】そもそも奨学金とは? 家庭の事情などにより経済的な問題で進学が難しい学生に向けて、進学に必要な学費の付与や貸与を行う制度を「奨学金制度」といいます。 国や自治体、大学、企業、NPOなどの民間団体がさまざまな奨学金制度を設けています。 国内で最も有名な奨学金制度は、国が支援している「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金です。   【高校留学】奨学金には種類がある 奨学金には、大きく分けて2種類あります。 返済不要の「給付型」と返済が必要な「貸与型」です。 給付型:返済不要 給付型の奨学金は、返済の必要がなく、受け取ったお金を全額もらえる奨学金です。 中には学費だけでなく、留学先での滞在費や生活費などの費用もすべてまかなってくれる奨学金もあります。   返済が不要な給付型の奨学金ですが、受給するためには厳しい条件をクリアする必要があります。 英語などの高い語学能力が必須であり、志望動機書も説得力のあるものを書かなければなりません。 また給付型の奨学金は利用用途が限られている、などの制約もあります。   給付型の奨学金は返済不要というメリットがある一方、受給資格のルールが厳しく、貸与型に比べると採用人数が少ないというデメリットもあります。   貸与型:返済必要 貸与型の奨学金は、返済が必要な奨学金で、留学終了後に奨学金を返済します。 受給した奨学金により、返済期間や期限、利率は異なります。   貸与型の奨学金は、給付型の奨学金に比べると申し込みの条件が低いことが多いです。 また給付型の奨学金と違い、応募期間や利用目的などの制約も少なく、奨学金を獲得しやすい特徴があります。   さらに、貸与型は利子が付く有利子の奨学金もあれば、利子の付かない無利子の奨学金があります。 有利子タイプの奨学金は、借りたお金に利子を足して返済する必要があるため、無利子タイプの奨学金がより好まれる傾向にあります。 しかし、無利子タイプの奨学金は、有利子の奨学金に比べて利用条件などが厳しいことから、多くの方が有利子型の奨学金を利用しています。   貸与型奨学金のメリットは、募集をかけている団体が多く種類が豊富なことです。 利用条件が低くため受給しやすく、在学中は返す必要がないのもメリットです。   一方、貸与型奨学金は就職状況によってはすぐに返済できない可能性があります。 すぐに返済できない場合にどうするかといった不安や、受給には連帯保証人が必要なことも貸与型奨学金のデメリットといえます。   貸与型奨学金を返済できない場合は個人信用情報機関に登録されてしまうため、貸与型の奨学金に応募する際は奨学金の利用方法や、卒業後どのように返済していくかなどを熟考してから応募する必要があります。 返済できる範囲の金額を把握したうえで、借りるのも有効な手立てといえるでしょう。   【高校留学】おすすめの奨学金リスト ここからは、おすすめの奨学金をご紹介します。 高校留学で利用できる奨学金の種類は、私費留学で利用できる「給付型奨学金」、私費留学で利用できる「貸与型奨学金」、交換留学で利用できる「給付型奨学金」、進学留学(大学留学)で利用できる「給付型奨学金」の4つの項目に分けられます。   私費留学で利用できる給付型奨学金 私費留学で利用できる給付型奨学金は、下記の7つです。   ①トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、トビタテ!留学JAPANが提供する奨学金プログラムのひとつです。 トビタテ!留学JAPANは文部科学省が主導の大学生と高校生を対象とした留学支援機関で、2013年10月にスタートしました。   トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、高校生を対象に世界に通用するグローバル人材を育てることを目的に、若者の海外留学をサポートするプログラムです。 高校生コースだけでなく大学コースもあり、短期留学、長期留学など、さまざまな留学プランに対応しています。   日本国籍で、日本での永住を許可されている人が対象の奨学金です。 高校生コースでは、日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校、専修学校高等課程在籍が応募資格となります。   奨学金申し込み時に成績や語学力は求められませんが、留学の前後に研修があります。 海外留学向け奨学金の中でも認知度が高く、応募者も多い一方、高校生コースは大学コースよりも応募者が少ないため狙い目の奨学金プログラムといえます。   ②UWC日本協会「UWC奨学生」 UWC日本協会とは、公益財団法人で、UWCはUnited World Collegeの略です。 本部は、イギリス・ロンドンにあります。   世界各国から優秀な学生を選抜し、留学などの国際教育を通して世界で活躍する豊かな人材育成を目的とした民間教育機関で、日本にも支部があります。 現在までにイギリス、イタリア、オランダ、ノルウェー、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港、インドにUWCの高校が開校しています。   UWC日本協会は、UWCの考え方やプロジェクト賛同して1972年に発足されました。 UWC日本協会では、日本からUWCの高校に派遣される高校生の選抜や、奨学金の支給などを行っています。   奨学金の対象は日本に国籍があり、派遣される時点で満16歳以上になる人です。 そのほかに自身が通っている学校長からの受験の了承、英語検定の成績証明書の写しの提出が必須条件です。   また、ほかの留学選抜への応募歴や応募予定がないこと、日本協会の選抜会に受験歴がないことが条件など、やや厳しい規定が設けられています。 奨学生に選ばれた場合、約2年の留学期間の授業料と寮の費用、食費、教科書代などの留学にかかる費用、渡航費用、ビザ費用のすべてをカバーされます。   ③EILサポーター奨学金 「EILサポーター奨学金」は、日本国際生活体験協会(EIL)が提供している奨学金プログラムです。 日本国際生活体験協会は、異文化交流の促進を目的に発足した団体で、世界で初めてホームステイプログラムをはじめた団体です。   EILは1932年にアメリカで発足し、日本のEILができたのは1956年です。 歴史が長く、各国でさまざまな留学プログラムを実施し、留学生のサポートを行っています。   EILの奨学金制度は、ほかの団体の奨学金に比べて非常に充実しているのが特徴です。 EILの交換留学プログラムは、学業でよい成績を修めているほか、人柄のよい生徒を参加対象にしています。   応募条件は成績や人物重視だけでなく、中学校1年から応募時の現在までで1学年の欠席日数が8日以内、遅刻と早退が8回以内というルールがあります。   ④AFS平和の鳩プロジェクト 「AFS平和の鳩プロジェク」は、AFSが提供している奨学金プログラムです。 AFSは公益財団法人で、「留学や異文化交流を通じてあらゆる年代の人が文化や考え方が共生できるように」をモットーに留学や、国際交流キャンプなどの体験を提供している団体です。   AFSでは複数の留学プログラムを実施しており、高校生だけでなく中学生の留学プログラムもサポートしている数少ない団体です。 さらにAFSの留学プログラムに参加する人向けに、AFS独自の奨学金制度を多く取り揃えています。   奨学金制度の対象は、AFSの留学プログラムに参加する人の中で奨学金がなければ留学が難しい人です。 奨学生として採用された際は、AFSの広報活動に積極的に協力することが条件になっています。   ⑤ICCグローバルリーダー高校留学奨学金 「ICCグローバルリーダー高校留学奨学金」は、ICC高校留学が提供している留学奨学金プログラムです。 ICC高校留学は、10代の海外留学をサポートするグローバル教育コンサルタントです。   ICCグローバルリーダー高校留学奨学金は、個々の成長だけでなく、安全な高校留学の実現を最優先に考えている団体です。 そのため無料の個別相談会などを行い、学生の夢や留学をサポートしています。   またカナダ、ニュージーランド、オーストラリアに支社があり、日本人スタッフも在籍しています。 留学中に何か困ったことがあっても身近に相談できる日本人が現地にいるなど、留学中のサポートが充実しています。 さらにICC高校留学は、留学後のフォローも行っているのが特徴です。   奨学金の対象は、派遣が翌年となるため、応募時で中学3年生、または高校1、2年生の在学生(日本の教育機関に在籍している学生)です。 ICC高校留学プログラムに参加する方が対象で、留学は1年が絶対条件となっています。   選考を受けるには、無料個別相談への参加が必須です。 個別相談の後に、学力試験や作文などの無料の適性判断を受けてから留学プログラムに申し込みます。 奨学金の選考は、留学プログラムに申し込んだあとに始まります。   ⑥広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業(一般留学) 「広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業」は、広島県教育委員会が提供している奨学金プログラムです。 異文化間協働活動を推進している広島県は、これから社会で活躍する若い世代のグローバル教育や実践的なコミュニケーション能力の育成に力を入れ、小学生の段階から異文化間協働活動を実施しています。   その活動のひとつが、奨学金プログラムです。   広島県教育委員会は、奨学金のほかにも留学に役立つプログラムの紹介や、実際に留学した先輩のメッセージ、留学中の悩みなどを載せた冊子の作成、海外姉妹校との交流会なども実施しています。 新型コロナウイルスの影響で渡航ができない時期は、オンラインの交流会も開催していました。   奨学金プログラムでは、留学を目指す高校生を対象に留学に必要な費用の一部を負担しています。 助成金額は最大30万円で、往復の航空券、授業料、ビザの費用などが対象です。   県立高校に在籍していること、3か月以上の留学プログラムに参加する人が対象です。 ほかの奨学金との併給も可能ですが、広島県からの助成金を併せて30万円を超える分については減額されます。 また帰国後は、報告書の提出をはじめ、報告会や留学推進イベントへの積極的な参加が義務づけられています。   ⑦リクルートスカラシップ スポーツ部門 「リクルートスカラシップ スポーツ部門」は、株式会社リクルートが行っている奨学金プログラムです。 1971年の創業10周年の際に、社会貢献を目的としたリーダーシップがあり向学心旺盛な人をサポートするために作られました。   今回紹介するのはスポーツ部門ですが、ほかにも音楽やアート、学術分野でも同様に募集が行われています。 さまざまな部門で、今後世界で活躍しそうな日本の優秀な若者をサポートしています。   リクルートスカラシップ スポーツ部門では、プロ・アマチュアを問わず、スポーツで世界トップを目指し海外の教育機関で学ぶアスリートを対象としています。 海外に拠点をおくため、スポーツの学びにかかる費用や中学・高校からの海外留学を支援しています。   奨学金の支給額は、2種類です。 ひとつは、月額30万円からの海外に拠点を移し、留学する費用のサポートです。 もうひとつは、年間1,000万円上限のアメリカ留学にかかる費用のサポートです。 どちらも支給期間は2年間ですが、再度選考に応募できるため、選考を通過したらさらに2年間の奨学金を受給できます。   応募資格は1998年以降に生まれた人で、自ら応募フォームを提出し、面接で受け答えができる必要があります。 さらに日本国籍があり、海外へ進学予定の方が対象です。 スポーツの実績があることも必須条件であり、奨学金受給者は毎月報告書を提出することが義務づけられています。   私費留学で利用できる貸与型奨学金 私費留学で利用できる貸与型奨学金で主なものは、下記の2つです。 貸与型のため、返却する必要です。   ①日本政策金融公庫(JFC) 日本政策金融公庫は、国民や企業、銀行の資金調達や金融サポートを行い、国民の生活向上を目的としている財務省所管の特殊会社です。 奨学金だけでなく、さまざまな金融サポートや融資を行っています。   日本政策金融公庫は国の教育ローンと称して、海外留学をサポートする貸与型奨学金を行っています。 日本学生支援機構の奨学金と併用でき、3か月の短期留学にも対応しています。最大で450万円を借りられ、金利は年1.95%固定です。   借りた奨学金の用途は自由で、学費、留学中の生活費などに使えます。 年収などが理由で銀行などからお金を借りることが難しい方でも、日本政策金融公庫なら借りられるケースもあります。   オンラインで申請可能なこと、返済期限は最長で18年、金利も固定制で後から返済できることがメリットです。 審査は書類審査のみで、入学資金を借りたい場合は合格を確認できる書類を提出する義務があります。 在学中の学費資金を借りたい場合は、在学を証明できる書類の提出が義務づけられています。   ②日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金 日本学生支援機構は独立行政法人で、文部科学省所管です。 留学だけでなく国内の学校に通う人をサポートする奨学金があります。 日本に在籍している学生だけでなく、海外から日本へ留学する学生のサポートも行っています。   海外留学の奨学金は、給付型、貸与型のどちらもあります。 貸与型の奨学金は長期留学にも短期留学にも対応していて、海外での学位取得、短期留学のサポートを行っています。 高校生が日本学生支援機構の奨学金を利用する場合は、大学に入学したあとに申請できます。   応募条件は、高等学校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.5以上であることなどがあります。 受給額は自身で選べるようになっていて、入学前から申請できます。 受給期間は入学から学位取得までで、利率は奨学金貸与の終了時に決まります。   交換留学で利用できる給付型奨学金 交換留学で利用できる主な給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①海外留学推進協会「アメリカ高校交換留学プログラム」 一般財団法人の海外留学推進協会は、アメリカなど世界各国の海外留学を無料サポートしている団体です。 奨学金サポートだけでなく、留学情報の提供、奨学金情報の提供、留学手続きなどをメインに行っています。   高校や大学留学だけでなく、語学学校などの短期留学もサポートしています。 海外留学推進協会のアメリカ高校交換留学プログラムでは、日本の高校生を対象にアメリカの高校の交換留学を行っています。   アメリカの公立高校に10か月間通えるプログラムで、授業料は海外留学推進協会が負担してくれます。 アメリカへの航空券、ビザ取得費用、生活費などはかかりますが、ボランティアのホストファミリー宅に滞在できるため生活費を抑えられます。   アメリカ高校交換留学プログラムに参加する学生のうち、とくに優秀な学生には25万円が支給されます。 留学生活について毎月レポートの提出すること、帰国後はオリエンテーションへの参加が求められます。   応募条件は、留学出発時に高校や高等専門学校などの教育機関に在籍していることと、過去に米国の学生ビザを取得していないことです。 審査は、中学生からこれまでの成績などをみる書類審査と、英語の能力模擬試験、作文、面接などの適性検査が行われます。   ②オデッセイIT奨学金 オデッセイIT奨学金は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズが高校生対象に行っている奨学金プログラムです。 株式会社オデッセイ コミュニケーションズは、コンピューターやインターネットを使いこなせる知識とスキルを証明するIT資格の試験の実施、運営を行う企業です。   オデッセイIT奨学金は、ITスキルと国際コミュニケーション能力を持つ人材育成を目的としています。 ITの知識がある高校生の留学を支援する奨学金制度で、2006年に設立されました。 選抜された学生に留学費用の一部を負担しています。   オデッセイIT奨学金の対象者は、AFSの年間派遣プログラム内定者です。 オデッセイ コミュニケーションズが実施するIT資格、またはマイクロソフト オフィス スペシャリスト、IC3、VBAエキスパート、アドビ認定プロフェッショナルなどのIT分野における国家資格のいずれかを持っている学生が対象です。   奨学金の審査は、AFS選考試験結果と奨学金申請書類などの書類審査で決定します。 書類審査では、保護者の所得や学校の成績もみられます。 奨学金の受給者は、帰国後の近況報告、AFSへ留学レポート提出、イベントで体験談発表など、広報活動への参加協力が求められます。   進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金 進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①British Council Japan IELTS Award(IELTS奨学金) British Council Japan IELTS Awardは、公益財団法人日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルが主催する奨学金制度です。 毎年、年間4名の学生を選出し、大学への進学支援を行っています。   対象者は応募時に日本に在住しているほか、IELTSのスコアがOverall Score6.0以上で、IELTSのスコアを使用して大学留学する人です。 すべての大学が対象ではなく、IELTSの成績を入学条件にしている大学に限られています。   奨学金の審査は、応募用紙やIELTSのスコアレポートなどの必要書類による書類審査と、面接による審査が行われます。 奨学金の受給者は留学中の体験談や写真の提供、IELTSの広報資料への協力が必須条件となっています。   ②福岡県アンビシャス外国留学奨学金 福岡県アンビシャス外国留学奨学金は、福岡県が提供している奨学金です。 福岡県内の高校生を対象としている海外の大学進学を支援する制度です。   条件は高校在学、もしくは卒業していて福岡県に1年以上継続して住んでいることです。 福岡県に住んでいる方は応募できますが、本人ではなく、両親が福岡県に住んでいる場合でも応募が可能です。 受給額と期間は両親の所得によって変動しますが、最大で200万円を最長4年間受給できます。   奨学金の審査には、願書、成績証明書や推薦状などの書類審査に加えて、小論文と面接審査があります。 奨学金の受給者は、楽器終了後のレポート提出、出発前後には福岡県知事や福岡県アンビシャス外国留学奨学金の支援者に挨拶、成果の報告が必要です。 さらに、青少年アンビシャス運動の活動への参加なども求められます。   【高校留学】奨学金の選ぶ際のポイントは? 奨学金を選ぶ際のポイントは、下記の3つです。   応募条件をチェック 奨学金は多数あり、紹介した制度は一部です。 多数ある奨学金ですが、応募条件が同じものはなくさまざまです。   自身が応募資格に当てはまるかは、応募前に確認する必要があります。 奨学金に応募する予定であれば、早くから準備を始めましょう。   応募要項を読むだけでも時間がかかるため、自身が対象かどうかを早めに確認することをおすすめします。 給付型の奨学金は応募条件が厳しく、認知の高い奨学金は倍率が高いです。 しかし、留学する人だけが対象のため、国内の奨学金よりも応募者数は少なく奨学金取得の確率も高いです。   自治体の奨学金も検討する 奨学金プログラムを行っている都道府県の自治体も多くあります。 広島県や福岡県のほかにも、埼玉県や大阪府、神奈川県などでも実施されています。   留学の目的を明確にする 奨学金プログラムには、アメリカの高校に留学する人、海外に拠点を移しスポーツに励む人向けなど、留学先や留学の目的が限定されていることも多いです。 留学先で何をしたいかを、しっかり考える必要があるでしょう。   留学の目的がはっきりすると、ご自身が得られる奨学金の種類も見つけやすくなるのではないでしょうか。   【高校留学】奨学金応募の際の注意点 奨学金の応募の際の注意点は、下記の3つです。   スケジュールの確認をする 奨学金の申し込みのスケジュールは、奨学金によってさまざまです。 必要書類や条件もまったく異なるため、条件やスケジュールは念入りに確認する必要があります。   締め切りに合わせて、資格の勉強や奨学金の手続きなどを計画的に進めていきましょう。 奨学金は、海外留学前に受給できる場合もあれば、海外留学中に毎月受給される場合もあり、受給方法も異なります。 奨学金をいつ、どのように受け取るのかを事前に確認しておきましょう。   給付型の場合は対策が重要 給付型の奨学金の選考は、条件などが厳しいです。 書類審査に加え、作文や面接などの試験もあります。   給付型の奨学金を受給したい方は、早い段階から試験対策と準備を進める必要があります。 給付型の奨学金を受けられない場合は、教育ローンや貸与型の奨学金プログラムを検討するとよいでしょう。   貸与型の場合は返済目途の計画をする 貸与型の奨学金、あるいは教育ローンを利用する場合は返済が必要です。 留学が目的の場合は低金利で奨学金を借りられるケースが多いですが、利子が付くため借りた以上のお金を返済する必要があります。   いつから返済が始まるのか、返済期限がいつまでなのか、事前に確認しましょう。 返済計画を立てて、借りる金額が無理のない範囲かをよく検討してください。   【高校留学】まとめ 高校生の海外留学を支援している奨学金についてご紹介しました。   留学奨学金は返済が必要のないものや、返済が必要なもの、利子がつくもの、長期留学に対応しているもの、短期留学に対応しているものなどさまざまな種類があります。 ご自身の留学の目的や叶えたい夢、留学の期間などにあわせて見合った留学奨学金を選んでみてください。

【高校留学】ホームステイする上で知っておきたい大事なこと...

【高校留学】レポーター 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。 高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。今は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。   【高校留学】ポイント ・生徒はゲストではなくファミリーの一員ということを自覚する ・3食、ホストファミリーがご飯を作らない ・なんでもかんでもホストファミリーに合わせない ・適度なコミュニケーションを心掛ける  【高校留学】ファミリーの一員ということを自覚して生活する 高校留学する生徒はホームステイをしますが、ゲストではなく家族の一員としてこれから生活していくことを自覚しなければなりません。 よく洗い物や掃除など全てホストファミリー任せとゲスト感覚でホームステイされる生徒さんがいますがこれは大きな間違いです。ホームステイする以上、家族の一員としてホストファミリーを尊重し、ルールに沿って一緒に生活していなければなりません。 ゲスト感覚でホームステイするとホストファミリーと良好な関係を築くことはできませんし、何よりも生徒さん自身が成長することができません。   ホームステイ先での生活を通して自立力、適応力、協調性などが身につくので、ゲスト感覚でホームステイ生活をしないようにしましょう。 【高校留学】基本的に料理は自分で作る これもよく、誤解されている方が多いですがホームステイではホストファミリーは毎晩3食作りません。 先ほどもお伝えしたように、ゲストではないのでホストファミリーが毎回ごはんを作ってくれる考えは捨てましょう。   夜ごはんであれば、ほとんどのホームステイ先で作ってくれますが朝昼は自分で冷蔵庫の食材を活用して準備しなければなりません。 なので自炊経験がない方や苦手な方は留学前に自炊の練習されるのをオススメします。 難しい料理スキルは必要ないのでサンドイッチやパスタ、サラダなど作れるとよいでしょう。 自炊経験がない状態で留学すると外食任せになる生徒さんが多いですがその場合、食費が多くかかり ホストファミリーとの交流する機会が減るのでなるべく自炊し夜ごはんは外食せずホストファミリーと過ごしますようにしましょう。   【高校留学】自分の意見はしっかり伝える ホームステイされる日本人生徒は、ホストファミリーのルールを守り環境にしっかり適応しようとする反面、自分の考えや意見を押し殺してしまう方も少なくありません。   例えば、食事に関して苦手な食材があるとして、それをホストファミリーに「食べられない」と伝えない限り毎回、その食材が出てきます。 また自分が理解、納得できないことに妥協して合わせていてはストレスが溜まり留学生活に支障がでます。 海外では「空気を読む」という文化がないので思っていることをしっかり伝えなければ何も変わりません。   日本人は遠慮したり、空気を読むなどの風習がありますが海外でその行為は自分の首をしめるだけなので日本の固定概念は捨てて自分の意見をしっかり伝えられるようにしましょう。   過去の生徒さんで自分の意見を我慢してホームステイ先で過ごした結果、学業や日常生活に支障が出てしまい何度も転校された方がいました。 こうなると余計な費用がかかったり、ホームステイを通して成長することができませんので注意しましょう。 【高校留学】ホームステイに当たりはずれはある よくホームステイに関して質の高いホストファミリーを希望される方がたまにいますが、 残念ながらホストファミリーを選ぶことはできませんし、ホストファミリーによって当たりはずれがあります。   海外は多文化ということもあり、南米からフィリピンなどと様々な国籍を持つホストファミリーがいます。 もちろん国籍やホストファミリーによって、食事やルール、文化が異なります。 ホストによっては食事が毎回ファストフードのとこがあれば、ルールが細かかったり厳しいとこがあります。 あまりにも食事内容が酷い場合は道徳的に問題がある場合はホストファミリーを変えることはできますが、コミュニケーションできない、ご飯が美味しくないなどの理由で簡単にホストファミリーを変えることはできません。 したがって、ホームステイの手配先は運も多少は関係してきますので生徒さん自身が適応するか変化する能力が求められてきます。   【高校留学】適度のコミュニケーションを心掛ける ホームステイする上でホストファミリーも人間なので、あいさつであったり積極的にコミュニケーションを取ってくれる生徒に好感を持ちます。プライベートの時間を部屋で過ごすことも大事ですが適度にホストファミリーと話す機会を自ら作ったり、週末などにホストファミリーから外出を誘われたりしたら積極的に参加して 親睦度を上げていきましょう。ホストファミリーと仲良くなることで生徒さんの留学生活はより充実しますし、融通が効くこともあります。 過去の生徒さんではホストファミリーと積極的に交流したり外出することで仲良くなり、卒業後の今でも結婚式やイベントに呼ばれることがあるそうです。 ホームステイする経験はなかなかないので、この一期一会の機会を大事にしてホストファミリーとのコミュニケーションを心掛けましょう。 【高校留学】まとめ ディーサイド留学情報センターは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒をお送りした高い実績を持っています。 また担当のカウンセラーが生徒ひとり一人に質の高いサポートを提供しておりますので、親御様も安心して、お子様を留学させることができます。 また、ディーサイドは評判の良い教育委員会との提携があるので現地でも生徒が充実した留学生活を送ることができます。 ディーサイド留学情報センターでは対面カウンセリングはもちろん、zoomカウンセリングでのリモート対応も可能なので全国の高校留学したいお客様をサポート致します。 詳細は公式ホームページにてご覧ください LINE@でも専門カウンセラーとチャットができるので是非、友達追加してください! 高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら YouTubeはこちら

人気なのには理由がある!高校生の留学先としておすすめの国4選...

  留学先を選ぶとき、いったいどこの国がよいのか迷いますよね。アメリカ・カナダといった昔から人気の国や、最近では自然が豊かで環境の良さから、オーストラリアやニュージーランドといった南半球へも高校留学人気は高まっています。 留学には、行き先の高校の授業内容や特色を理解することも大切ですが、同じくらい「どの国に留学するか」を吟味することも重要です。おなじ英語圏といっても、国が変われば気候も生活スタイルも異なります。 アメリカのロサンゼルスに留学すれば、1年を通じて温暖な気候で過ごしやすく快適ですが、カナダのカルガリーで学ぶ場合、冬場は氷点下20度以下の環境で通学しなければいけないかもしれません。高校留学で人気の4カ国をピックアップし、それぞれの留学事情とおすすめポイントを紹介します。 〈ポイント〉 ・アメリカは交換留学、私費留学、公立留学などと留学種類が多く人気ナンバーワンの留学先 ・アメリカは他の国よりも学費が高いが授業の質も高く進路の視野が広くなる ・カナダは世界で住みやすい国ランキングに上位に入り治安も良い ・オーストラリアは公立でも授業の質が良く4学期制なので入学時期を抑えられやすい ・ニュージーランドは自然に満ちており成績不良や不登校の生徒でも入学しやすい ≪留学レポーター≫ 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。 おすすめ留学先1  高校入学の一番人気は、やっぱりあの国 一般社団法人海外留学協議会(JAOS)が2017年に発表した、留学業者40社に実施したアンケートによれば、中高あわせた交換・私費留学の渡航先として人気の国 は、アメリカが第1位(4,998人)でした。 2位にランクインしたのは、従来からの人気国であるカナダを抜いてオーストラリア(3,662人)。続いて3位にカナダ(2,455人)。4位にニュージーランド(2,405人)。5位にイギリス(1,528人)という結果になっています。 大学進学も見据えた層には、アメリカが圧倒的な人気を誇ります。いっぽうで、近年は海外情勢の不安定さから、オーストラリアやニュージーランドの人気も高まっています。このオセアニア地域の2カ国は、古くから移民を受け入れていた国であり、留学生へのサポートも充実しています。英語圏の留学であれば北半球で、と限定されるのではなく、より留学先の選択肢が広がったといえるでしょう。 [1]一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査 2017  おすすめ留学先2  人気の国の特徴をまとめてみました。 2.1  アメリカ 留学人気NO.1。学費は高くても将来を視野にいれた留学が人気 自由の国アメリカ。マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学をはじめとする世界有名大学ランキング に名を連ねる大学への進学を視野に入れたアカデミックな留学から、短期の語学留学まで、幅広い層に人気です。 ・人気の都市 東海岸なら、アメリカ最大の都市ニューヨーク。アート・ファッションからグルメまで世界の最先端を発信するエキサイティングな都市です。また、マサチューセッツ州のボストンも学術都市として留学生に人気です。歴史も古く、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など名門大学が多いことでも有名です。 温暖な気候や、おおらかな雰囲気を楽しみたい方には、西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコもおすすめです。平均気温は年間を通じて高低差が少なく、ロサンゼルスにはディズニーランドやユニバーサルスタジオ。サンフランシスコはゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズ・ワーフなど、人気の観光スポットが目白押しです。   ・高校の教育事情 アメリカの教育行政は各州にゆだねられています。ビザの関係から、公立校へ留学できるのは、基本的には交換留学のみですが、一部で私費留学を受け入れている学校もあります。高校卒業の正規留学を目指す人は、私立校に留学するのが一般的です。 公立・私立ともに、学校独自のカリキュラムを用意しています。授業は日本の学校のようなクラス制ではなく、自分の履修科目を選択し、授業を行う教室へ移動します。自由と自己責任の国、アメリカ。高校生活でも他人の意見に耳を傾け、自分の考えを発信する場面がたくさんあります。 アメリカ留学の選択肢のひとつに、ボーディングスクールへの入学があります。私立校の寄宿舎で生活する高校です。ほかの高校とは違い、生徒の人間的な成長と優秀な大学への入学を目指しています。留学には、厳しい英語条件をクリアする必要があり、学費も平均的に500万円~600万円と高額になります。 ・留学費用 公立校への交換留学プログラムの場合は、年間約150万円。私費留学の際は、約250万円から高ければ400万円以上と学校によって大きく異なります。 ・メリット&デメリット 世界各地から留学生が集うアメリカ。現地の学生だけでなく、世界中に友達を作るチャンスです。アメリカの大学進学を目指す学生もおり、互いによい刺激を受けられます。公立校の受け入れは基本交換留学のみと限定されているため、他国への留学と比較して、私費留学の場合費用が高くなる傾向があります。 [1] 出典QS World University Rankings  2.2  カナダ リスペクトを重んじる多文化社会。自然と安全な環境が魅力 安心して留学できる国、カナダ。英語や成績に関係なく、留学生を受け入れている高校も多く、学費や治安の面でも留学生にとっては魅力的な国です。 ・人気都市 きれいなアメリカ英語を学べる、という点でも人気のカナダ。留学先として注目の都市は、「世界一住みやすい街ランキング」で常連のバンクーバーや、カナダ最大の都市で国際的な美術館や演劇が楽しめるトロントがあります。 国土面積はロシアに続いて世界2位と、広大な土地を有するカナダ。気候条件も州によって異なります。カルガリーなど、場所によっては冬場は氷点下20度近くまで下がるところもあります。公用語に英語とフランス語を採用しており、モントリオールのあるケベック州では、英語とフランス語の2か国を学べる学校もあります。 ・高校の教育事情 アメリカと同様に、教育システムは州の管轄で運営されています。カナダには公立・私立と合わせて約5500の学校があり、ほとんどのカナダ人が公立校へ進学しています 。私立校の多くはカトリック系の学校で、宗教系の学校が大半を占めます。 授業は科目を選択し、卒業に必要な単位を取得する形式です。移民を受け入れ、多国籍文化に慣れていることから、留学生にもフレンドリーな環境が特徴的です。現地の生徒でも、英語が母国語でない割合も多いことから、ESOL(非ネイティブのための英語授業)など英語学習のサポート体制が充実している学校も多いです。 ・留学費用 公立校への留学が一般的なので、正規留学ではアメリカと比較して学費を安くおさえることができます。公立校の場合は、年間200万円~250万円。私立校の場合は、年間250万円~600万円となっています。 ・メリット&デメリット カナダ西海岸の最大の都市でありながら、緑豊かなバンクーバーのように、自然の多さを楽しむことができる環境が魅力的です。学校以外に、少し街から離れてハイキングや山登りを楽しむチャンスもあります。場所によっては、冬場に雪が大量に降ったり、氷点下まで気温が下がることもあります。寒さに弱い人は、同じカナダでも留学する都市をじっくり吟味したほうがよいでしょう。 おすすめ留学先2.3  オーストラリア 青い空と海。陽気でフレンドリーなオージーライフ 青い空と、おおらかな国民性のオーストラリア。広大な大地のように広い懐で他者を受け入れる国民性はフレンドリーなことで知られています。学期制度が日本の高校と異なるため、夏休みを利用した短期留学も人気です。 ・人気都市 高層ビルと緑あふれる自然が融合した都市が多いのが、オーストラリアの特徴です。国内最大の都市であるシドニーでも、緑豊かな公園や、街を横断する入り江を行きかうフェリーなど、人と自然が美しく融合しています。また、世界最大のコアラ保護区など多くの観光スポットを有し、温暖な気候なブリスベン。リゾートライフとシティライフを両方楽しみたい、という方におすすめです。 そのほかに、ビクトリア朝の歴史ある美しい建物や、移民文化により成熟した食文化が楽しめるのがメルボルン。トロピカルな雰囲気や青いサンゴ礁を見てみたいならケアンズ。サーファーのメッカである美しいビーチのあるゴールドコーストなど、多くの留学生に人気の都市を有しています。 ・高校の教育事情 オーストラリアでは、公立校でも盛んに留学生を受け入れてます。新年度は2月からスタートしますが、4学期制のため希望があれば年に4回、留学生を受け入れるチャンスがあります。 他国と同様に、授業は選択制で自分の興味や進路にそった授業を選択します。公立校によっては、入学前に一定の英語力を要求する学校もあります。その場合は、高校入学前に、英語教育機関で留学生向けの「高校進学準備コース」を受講してから留学します。 留学生もクラブ活動に参加でき、国民的な人気種目であるラグビーやソフトボールを楽しむこともできます。 ・留学費用 公立校・私立校ともに、卒業をめざした正規留学が可能です。公立校の場合は年間230万円~280万円。私立校の場合は年間400万円~600万円となっています。 ・メリット&デメリット 豊かな自然やフレンドリーな人々。留学生にとっては最高の環境が整っている国です。一方、現地の人の話す英語は「オージー訛り」と呼ばれ、最初は聞き取るのに苦労するかもしれません。 おすすめ留学先2.4  ニュージーランド 大自然とのどかな環境。フレキシブルな留学体制 神々の箱庭、と呼ばれるほど美しく荘厳な自然を有する国ニュージーランド。最大の都市であるオークランドは、移民の増加とともに多国籍文化を形成しています。島国ということから、フレンドリーながら少しシャイな国民性は、日本人と似通ったところがあります。 ・人気都市 国内最大の都市であるオークランド。帆の街ともよばれ、小さくまとまった都市ながら、海沿いの経済中心地として発展を続けています。世界各国からの移住者を受け入れており、都市の成長速度は留まることを知りません。海外にいながら、日本をはじめとするアジア各国の料理を楽しむこともできます。 雄大な大自然を楽しみたいという方には、ハミルトン・ネイピアといった北島の地方都市や、南島への留学がおすすめです。美しい湖畔の小さな街クイーンズタウンは、世界有数のリゾート地として、スキーをはじめとするウインタースポーツが楽しめます。どの都市でも、キャンプ・フィッシング・カヤックといったアウトドアスポーツが盛んです。 ・高校の教育事情 オーストラリアと同様、新年度は2月からで4学期制を導入しています。私立校でも公立校でも積極的に留学生を受け入れており、2週間だけという短期の受け入れから、卒業を目指した正規留学まで希望にそった留学プランが可能です。 ニュージーランド教育資格認定機関(NZQA)が高校の教育レベルを管理しており、高校の教育水準は一定に保たれています。他国のように教育委員会がなく、留学の受け入れは各高校と直接やり取りするため、高校と留学生の距離が近いといえます。留学生担当のカウンセラーを常任させている高校も多くあります。 少人数制を導入しており、1クラスの人数が20人以下が一般的。先生が個別に生徒の状況を把握しやすいため、授業でわからないことがあれば積極的に質問しやすい環境になっています。 ・留学費用 公立高校では、年間220万円~280万円。私立高校では年間300万円~500万円となっています。 ・メリット&デメリット 留学費用も比較的安く、治安も安定しているニュージーランド。人口が少ないので、緑の中でのんびりと過ごしたい人におすすめです。しかし、自然がいっぱい過ぎてやることがなく退屈になってしまう人もいるので、場所選びには要注意。アウトドアスポーツやラグビーを楽しみたい人には最適です。 3  まとめ おすすめの国もよいけど、「好き!」の直感も大切に 人口の多さや構成する人種の割合、大都市か自然に囲まれた田舎かなど、留学先の環境は選択した国・都市によってまったく異なった様相をみせます。 好きなスポーツがあれば、その種目が本場の国を選んでみてもよいでしょう。あこがれの大学がある都市に留学すれば、学内を一足先に見学できるチャンスがあるかも。 「英語を上達させたい」「海外の高校を卒業したい」という留学の目的とは別に、自分の好きなものを思い浮かべると、あなたにぴったりの留学先がみつかります。   高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら

高校留学を1年間するメリット・デメリットは?ベストな学年・渡...

高校留学を経験すると英語力が身につき、将来の選択肢が広がる大きなメリットがあります。しかし留学するタイミングが遅くなってしまうと、大学受験の準備期間が短くなるといったデメリットもあるのです。大学進学のことも考えて留学する学年や渡航月は慎重に決めていきましょう。   1.【高校留学】ポイント 高校留学を経験すると将来の選択肢が広がる 海外の異文化に触れて自己成長できる 渡航時期によっては大学受験の準備期間が短くなるデメリットがある 1年間高校留学に行くベストタイミングは高校1年生〜高校2年生の前期まで 留学先の国によって渡航する時期は異なる   2.【高校留学】1 年間留学とは? 1年間留学とは国際交流を目的にした、1年間限定の留学のことです。1年間高校留学は「交換留学」と「私費留学」の2種類あり、交換留学は留学先の国と「文化や知識」を交換することが主な目的です。ただし交換留学は誰でも参加できるわけではなく、選考を通過しなければ参加できません。   「私費留学」は海外で学びたい目的を達成するための留学です。音楽や芸術を学びたいなど、自分のやりたいことのために留学します。私費留学は交換留学と違い、希望すれば誰でも留学することが可能です。   3.【高校留学】1年間留学のメリット 1年間高校留学に行くメリットをご紹介します。   3-1.将来の選択肢が広がる 高校留学をきっかけに海外の大学に進学したり、将来は英語を使って日本以外で就職をしたりすることもあるかもしれません。英語力が身につくことで、将来の選択肢は大きく広がるでしょう。   3-2.英語力が身につく 頭のやわらかい高校生の時期は、英語を学ぶベストタイミングです。留学先では基本的に英語で会話をしなければならないので、1年間の高校留学でも英語力を飛躍的に伸ばすことができるでしょう。   3-3.自立心が育つ 1年間の高校留学では親元を離れてホストファミリーの家、または学校の寮で生活することになります。どちらであっても留学先では自分のことは自分でしなければならないので、自然と自立心が育っていきます。   3-4.多様な文化を感じられる 留学先では現地の生徒以外にも、さまざまな国から来ている留学生に出会います。考え方や生活習慣の違いにびっくりすることもあると思いますが、多様な文化に触れられるとても良い経験になるでしょう。   4.【高校留学】1年間留学のデメリット 1年間の高校留学には少なからずデメリットもありますが、努力次第でデメリットはカバーすることができます。 4-1.大学受験までの期間が短い 高校留学に行くタイミングにもよりますが1年間高校留学に行くと、大学受験までの準備期間が短くなります。海外と日本では勉強の進み方やスピードが違うため、大学受験の勉強について行くのが大変に感じるかもしれません。   4-2.国語力の低下 留学中は国語の授業から離れてしまうので、古文や漢文など国語力が低下する恐れがあります。大学受験に国語が必要になる場合は、留学先で少しでも国語の教科書を開くのがおすすめです。   5.【高校留学】1年間高校留学をする場合のベストな学年は? 1年間の高校留をするなら高校1年生で行くのがベストタイミングです。大学受験のことを考えると、遅くとも2年生の前期までには留学に行けるとよいでしょう。 また1年間高校留学に行っている期間が「休学扱い」になるか「留学扱い」になるかで、留学するベストな学年は変わります。休学扱いになるか留学扱いになるかは自分で決めることはできず、学校長の判断次第になります。どちらの扱いになるのか留学前に必ず先生に確認しましょう。 【休学扱い】 休学扱いになる場合、帰国後は一つ下の学年に入ることになります。学年はずれてしまいますが、日本の高校の勉強をしっかり受けられるので大学受験にマイナスにならないのがメリットです。高校1年生〜2年生の時期に行けるのが望ましいでしょう。   【留学学扱い】 留学扱いになる場合は海外の学校で取得した単位を認めてもらえると、帰国後は本来の学年に進級することができます。学年がズレてしまう心配はありませんが、大学受験までの期間が短くなるのがデメリットになるでしょう。遅くとも高校1年生の後期までに留学に行かないと、大学受験に不利になってしまう可能性があります。   6.【高校留学】1年間留学にベストな渡航月 留学するタイミングは基本的に留学先の学期制にあわせることになります。留学先として人気のある国のベストな渡航月をみていきましょう。 6-1.アメリカ・イギリス・カナダ アメリカ・イギリス・カナダの高校は9月から新学期が始まり、翌年6月に学期が修了します。教育の制度上、他の月からの選択肢は無く変更することはできません。8月の夏休みの期間に渡航して留学の準備を進めるのがおすすめです。   6-2.オーストラリア・ニュージーランド オーストラリアとニュージーランドでは2月入学か4月入学を選択できます。学期は2月入学なら12月修了、4月入学なら3月修了です。 日本の学期制に合わせるなら4月入学、留学先の学期制に合わせるなら2月入学になります。どちらも渡航は冬休み、春休みの期間がおすすめです。   6-3.フィリピン フィリピンでは1年を通してどのタイミングからでも留学をスタートできます。部活の大会や学校行事などがあれば、その後からでも入学が可能です。ただしフィリピンの語学学校では1週間からの短期留学も人気で、7月〜9月の夏休み期間は混雑が予想されます。閑散期を狙うなら4月中旬〜5月下旬、10月〜12月からの留学スタートがおすすめです。   7.【高校留学】1年間留学にかかる費用 1年間高校留学にかかる費用をご紹介します。留学先の学校やプログラムによって費用は異なりますので、目安としてお考えください。   アメリカ イギリス オーストラリア カナダ ニュージーランド フィリピン 1年間留学費用 約190万円〜 約300万円〜 約178万円〜 約230万円〜 約200万円〜300万円 約125万円〜250万円     1年間の高校留学には上記の費用以外にも留学準備として、パスポート申請代・ビザ取得費用・予防接種費用・留学先の学校でかかる費用、留学先の生活でかかる費用などが必要になります。留学先によってはこの他にも保険料や外国人登録料がかかる場合もありますので、多めに見積っておくと安心です。   ・パスポート申請代 1年間の高校留学であれば、5年間有効旅券(11,000円)で十分でしょう。   ・ビザ取得費用 留学先の国で決められている学生ビザ(就労ビザ)が必要です。申請・取得にかかる費用は国によって異なります。(アメリカ約19,200円、イギリス約30,000円、オーストラリア約56,000円、カナダ約13,700円、ニュージーランド約6,600円、フィリピン約30,000円)   ・予防接種費用 留学先の国によっては、入国前に指定の予防接種を受ける必要があります。(麻しん風しん混合ワクチン、ポリオワクチンなど)   ・留学先の学校でかかる費用 留学先の学校でクラブ活動に参加したり、課外活動に参加したりする場合は別途費用がかかります。また留学先がオーストラリア、ニュージーランドの場合は制服代として約3万円〜5万円が必要です。   ・留学先の生活でかかる費用 留学先でのおこづかいやスマホ代、医療費なども必要になります。1ヶ月15,000円〜20,000円を目安に準備するといいでしょう。   8.【高校留学】まとめ 高校留学を1年間経験するだけでも英語力は格段にアップし、受験に有利になったり将来の選択肢が広がったりとメリットはたくさんあります。ただし留学に行くタイミングによっては、大学受験の準備期間が短くなってしまい逆にデメリットになることもあるのです。1年間高校留学をするなら、遅くとも高校2年生の前期までに出発するのが理想といえます。

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