TOP > 高校留学World情報通信 > 高校生からホームステイすることのメリット
高校生が海外留学をする場合、学生寮付きのプログラムに申し込みをしない限り、基本的にはホームステイと呼ばれる滞在形態を選択することになります。
他人と一つ屋根の下で暮らすホームステイ。様々なメリットやデメリットなどイメージされると思いますが、ホームステイの特徴をしっかりつかんで充実した留学ライフを送って下さい。
目次
高校留学する時は基本的には公立高校の場合、ホームステイで生活することになります。
ホームステイでは家族の一員として生活するので身の回りのことは自分でしなければなりませんが高校生の内に自立力を身につけることができます。
・ホストファミリーはお客でなく家族として受け入れられるので基本的に自分のことは自分でしなければならない
・食事は朝昼と基本的に自分で作るのが基本
・シャワーは基本的に10分以内に済まさなければならない
・ホームステイではホストとのコミュニケーションがとても重要になる
・留学中のトラブルはホームステイ関連が一番多いので気をつける
・ホームステイでの生活は身の回りのことを自分でやるので自立力が身に付く
小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で留学中に色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。
ホームステイとは、一般家庭の中に入り海外での生活体験を行う滞在方法となります。ホストファミリーと日々の生活の中で交流をすることで、生活文化や異文化を学び、英語を学ぶことができます。
ホストファミリーは留学生をわが家に迎え入れてくれるので、わからないことも丁寧に教えてくれますが、滞在期間中はホストファミリーのルールに従って生活しなければなりません。海外の一般家庭では高校生以上になると自分のことは自分でするというのが当たり前の文化となっていますので、身の回りのことも全部、自分でしなければならないでしょう。
ホームステイをする家のファミリー、ホストファミリーとはどんな人たちなのか?とよく聞かれますが、答えはホストファミリーに決まった形はありません。
ファミリーと呼ばれても一人暮らしのご家庭もありますし、逆におじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんも含めた3世代の大家族なんてこともあります。仕事をしてるファミリーもいれば、リタイアをして常に家にいるファミリー、留学生を5人受け入れているファミリーなど、多種多様です。
ホームステイを申し込む際に希望があればリクエストすることができますが、残念ながらすべての希望が叶うとは考えない方が無難です。どうしても叶えたい希望がある場合は、あれこれ出さず、1つだけしっかりと聞いてもらえるように出すようにしましょう。
ただ、リクエストを出す際にタブーとされていたり、禁止されていることがあります。それは、人種についての希望です。海外では様々な人種の人が共同生活を送っていて、人種により人を区別することを法律で禁止している国もあります。
ホームステイとはこういう家庭!!と強くイメージを持っている方もいるあも知れませんが、海外の都市部に行くと人種のるつぼとなっていることが当たり前です。都市部に留学する場合は特にご注意ください。
ホームステイをする際のお部屋は、基本的に個室が多いです。ただ、国により2人部屋を選択することができる場合もあり、個室より少し料金が安くなります。
各部屋には、ベッドや机、クローゼットなど生活に必要な最低限のものが準備されています。稀にバスやトイレなどがついたプライベートバスタイプのお部屋もありますが、一般的にはバスやトイレはファミリーと共同で利用します。
自分で利用する部屋やバス、トイレなどは自分でしっかり掃除をすることを心がけて下さい。ホストファミリーに不快感を与えないように1週間に1回程度は掃除をするよう心がけましょう。
ホームステイ中での食事はハーフボードと呼ばれる朝夕食付きか、フルボードと呼ばれる3食付きのいずれかが一般的です。ただ、海外の食事は日本と比べて質素な場合が多く、日本の常識をそのまま持っていっては通用しません。
まず朝食ですが、朝食はだいたいシリアルやパンが主食で簡単な内容ですませられることが多く、”食事付き”ではありますが、ホストファミリーが用意してくれるとは限りません。ホストファミリーによっては、仕事をしているファミリーもおり、中には生徒より早く家を出てしまう場合もあります。朝食は家にあるもので適当に食べて行ってね!というパターンの場合も非常に一般的です。
3食付きのホームステイの場合、昼食はいわゆるお弁当となります。ただ、日本のお母さん達が心を込めて作ってくれるお弁当とは趣がことなり、サンドイッチやホットドッグなどファーストフードのようなものが一般的です。サンドイッチも、ハムや卵を挟んだものではなく、ジャムやピーナツバターを塗っただけのサンドイッチであることも普通です。
サンドイッチなどの主食にポテトチップやクッキー、りんごなどのフルーツが添えられていたりします。日本のお弁当とは内容は大きく異なり、予備知識のない場合は戸惑うかも知れません。昼食も自分で適当に!なんてことも全く珍しいことではありません。
朝昼が非常に軽いのですが、夕食は日本同様、しっかり取ることが多いです。パスタ、チキン、ステーキ、ハンバーガーなどお肉や炭水化物を中心に、ポテト、豆、スープなどが添えられます。しかし!夕食も毎日料理がされるということは稀です。作ったものを2日~3日かけて食べたり、料理をしない日は冷凍食品でピザを食べたり、ファーストフードをオーダーしたりと日本のお母さんが作る夕食とは考え方を根本から変えて頂く必要があります。
洋食に抵抗がある方はインスタントの味噌汁などの持参をお勧めします。
食事の相性は健康にもつながり非常に重要なものですが、ホストファミリーは受け入れる生徒の国籍や性別によって食事内容を調整してくれたりすることはありません。現地の生の文化に触れることもホームステイ体験の1つの大きな要素ですので、ぜひ体験ととらえ前向きに取り組みましょう。
しかし、出されたものを100%受け入れる必要はありません。ホストファミリーとコミュニケーションを取り、量や内容を調整してもらったり、できることはぜひ相談をしましょう。
ホストファミリーとの共同生活、そして異なる食文化への適応など体験とは言えストレスが溜まることも多いのがホームステイです。ただ、単なる海外旅行や学生寮での滞在では学べないことがたくさんあるのもホームステイ体験と言えます。
ホームステイでは英語を母国語とするホストファミリーと一緒に生活するためコミュニケーションは英語でしなければなりません。
異文化の中、しかも初めて会う人同士か一つ屋根の下にクラスということは分からないことだらけです!
分からないことが多い分、コミュニケーションをしっかりとる必要があり、必然的に話さなければいけない機会を多く持つことができます。英語で伝えることは大変ですがネイティブスピーカーと一緒に生活してくことで自然に英語力が上がっていきます。
海外のホームステイは一般家庭で生活をするため、その国の家庭文化や習慣などを目の当たりに体験することができます。
日本では当たり前だったことが他の国では全く通用しないということがたくさんあり、それらの経験が異文化への理解につながります。多民族国家の日本人に取って、異文化の存在を理解するだけでも非常に貴重な経験となります。
コミュニケーション能力というと語学力をイメージする方も多いかも知れませんが、それではなく人間としてのコミュニケーション能力です。
海外の生活では、文化や言葉の違いもあり、自分の気持ちを伝えたり、要求したり、質問をしたりと、言葉を発しなければならない機会が非常に多くあります。
他人と共同生活をするホームステイはその最たる現場となります。言葉を発しなければ理解しあえず、必然的に伝えることが上達します。この能力は日本に帰国してからも存分に発揮され、長期生活を経験すればするほど伝える能力が向上します。
ホームステイでの生活はホストファミリーのルールや生活習慣に合わせる必要があり、自然に適応能力が身につけることができます。
特に早い段階でのホームステイ経験はより高い適応能力となり、その後の人生においても能力を発揮することができるようになります。
⑤日本のありがたみを感じる
日本の生活と海外のホームステイ生活を比べると、いかに日本での生活が恵まれているのかを実感することができるでしょう。
日本では、当たり前のように日本食を食べられ実家で気を遣わず、家族に甘えて生活できましたが、ホームステイではそうはいきません。海外で生活をすることで、日本の良さ、日本の生活の良さを実感することができます。
ホームステイをする際に気を付けたいことについてご紹介します。
ホームステイをする上で留学生はゲストではありません。あくまでファミリーの一員として生活ができるよう、ホストファミリーのルールをしっかり守って生活しましょう。自分勝手な行動をしたりルールを破るとホームステイ先を追い出されてしまうこともあります。
異文化での生活ですので分からないことだらけです。その分からないことをうやむやにせず、必ずホストファミリーとコミュニケーションを取るようにしましょう。
せっかくホームステイでホストファミリーと生活できるのですから、自分の部屋にはあまり籠りすぎず、フリータイムでもホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとりましょう。
ホームステイとはいえ貴重品等はしっかりスーツケースや貴重品袋に保管しておきましょう。万が一、貴重品が紛失してしまった時にホストファミリー間でトラブルになってしまうのでしっかり管理しなければなりません。
海外はタンクにお湯をためて使用するシステムのところが多く、長時間シャワーを浴びると次の人が使っている途中でお湯がなくなってしまうことがあります。シャワー時間は10以内などなるべく短時間で終えられるようにしましょう。オーストラリアなど国によっては10分も浴びられない場合もあります。
友達を招くときは前もって、ファミリーの許可を得ておきましょう。友達はきちんとファミリーに紹介し、日本人同士でも英語でホストの前では木偶る限り英語で会話しましょう。また、食事の時間に招いたり、泊めたりすることは控えましょう。
外出するときは、ファミリーに心配かけないよう、行き先と帰宅時間を告げましょう。
また遅くなる時や外泊するときも、必ず連絡しましょう。無断で遅く帰ったり連絡がないと、大騒ぎになることもあるので夕食には帰るようにしましょう。
ファミリーにもよりますがホームステイ中は基本的に日本の実家であれば掃除や洗濯は母親がしてくれますがホームステイ中は部屋の掃除から食後の後片付けや手伝いをしなければなりません。
これはホームステイ中の大事なマナーになります。実家での生活と比べてホームステイはホストファミリーや留学生と一緒に生活をするためには協調性を持つことが重要になります。
初めはホームステイでの生活が慣れずストレスを感じることもあるかもしれませんが、ホストファミリーも優しく快適に生活できるようにサポートしてくれますので、すぐに慣れることができます。
また協調性を持ってホストファミリーと生活することは、思いやりや気遣いなどと人間性としても大きく成長させてくれます。
高校生の内に親元を離れて海外のホストファミリーの下で一緒に生活することは、語学力や人間性などを大きく成長することができます。主に宿題をするときやフリータイムは自分の部屋で過ごすことになります。
ホームステイ先を出るときは綺麗な状態にして出なければならないのでしっかり掃除をしてから出るのがマナーです。
また海外ではエチケットとして部屋のドアを閉めておくとホストファミリーはプライベートで取り込み中だと認識し食事の時間になっても呼びにきてくれないので少しドアを開けておくことをお勧めします。
ホームステイはホテルやアパートでの一人暮らしではなく、家族の一員として一緒に共同生活をします。しっかり注意点を事前に把握しておけばトラブルを避けることができ、快適に生活をすることができます。
ホームステイを体験することで語学面や人間面も成長できますが、何よりもホームステイを通してホストファミリー間で信頼関係ができることがホームステイの醍醐味なので高校生など早い段階で一度、ホームステイを体験されてみてはいかがでしょうか。
高校留学ワールドは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒を交換留学、私費留学、正規留学、短期留学など幅広いプログラムを提供し海外へお送りした高い実績を持っています。
担当のカウンセラーが生徒ひとり一人に質の高いサポートを提供しておりますので、親御様も安心して、お子様を高校留学させることができます。
また高校留学ワールドは評判の良い教育委員会との提携があるので現地でも生徒が充実した留学生活を送ることができます。
ディーサイド留学情報センターでは対面カウンセリングはもちろん、zoomカウンセリングでのリモート対応も可能なので全国の高校留学したいお客様をサポート致します。
詳細は公式ホームページにてご覧くださいLINE@でも専門カウンセラーとチャットができるので是非、友達追加してください!