出発までの流れ

アメリカの公立高校は様々な生徒に向けて将来の準備となる教育をすることを目的としているため、日本では考えられないような様々なクラスが用意されています。音楽やアートのクラスはもちろん充実しており、音楽はバンド、コーラス、ジャズ、ギターなど、アートは、絵画、彫刻、陶芸など学ぶ内容ごとにクラスが用意されています。

また日本では高校生が受講することがないようなビジネス、コンピュータ、ＩＴ、アニメーション、ダンス、ウェイトリフティング、演劇、ブロードキャスト、心理学、ロボット、家具作り、自動車整備などのクラスやフランス語、イタリア語、中国語など世界各国の言語などを学ぶことができます。交換留学生は現地到着後、何のクラスを受講するか選択することができますので、学校のカウンセラーと相談の上、カリキュラムを作りましょう。

様々なクラスを個々の生徒が自分の希望に合わせて選択するため、日本のように3年2組などのクラスは存在しません。大学のように各時間、自分のクラスに教室を移動して、授業を受けることになります。
クラス移動の休憩時間は非常に短く、急いで移動しないと間に合わない距離のこともあります。先生によっては1分でも遅れると遅刻とされてしまう場合がありますので、遅れないように注意しましょう！

アメリカの公立高校ではクラス選択同様、様々なクラブ活動も選択することができます。ただ、日本のクラブ活動のように1年を通じて同じことをするということはなく、シーズンによってクラブ活動も変更するのが一般的です。スポーツのシーズンはそれぞれ決まっており、アメリカンフットボールは夏～秋、バスケットボールは冬などそのシーズンにプレーします。
クラブ活動はもちろん留学生でも参加することはできますが、トライアウトと呼ばれる入部試験があるクラブも多いです。詳細については高校でカウンセラーに相談するか、友達に色々聞いてみましょう！