TOP > 高校留学World情報通信 > 「できる・できない」より大切なこと。経営者が見ている「本当の評価基準」
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こんにちは。ディーサイド留学情報センター代表の上田です。
前回のコラムで今の時代に企業が求めているのは目に見えるスペックではなく「人間力」だとお話ししました。では、具体的にその「人間力」の何を見ているのか。今回は、採用の最前線に立つ経営者としての視点から、その本音をお伝えします。
私が面接で学生や若手社員を見る際、実は「今何ができるか」という能力の完成度はそれほど重要視していません。それよりも遥かに大切にしている基準があります。
因みにトップの画像は、インドネシアのウブドで我々のやっているボランティアプログラムの宿泊施設です、海外あるあるなのですがまずだいたいプールがついてますね。
私が面接で最も注目するのは、「自ら主体的に動こうとしているか」「新しいことにトライするのを楽しめているか」という姿勢です。
なぜなら、ビジネスにおける「スキル」や「知識」は、入社や転職した後にいくらでもインプットできるからです。しかし、そのインプットを自分のものとしてスピーディーに吸収し、成果に変えられるかどうかは、その人の土台となる「向き合う姿勢」にかかっています。
吸収する姿勢が無いのは1番NGで、次に良く無いのは一旦バリアをはっちゃう癖のある方(いや、でも、など初動が受け身)、自然体でまずは聞いてみよう、やってみよう、となれるかが非常に大事です。
これは天性的な部分もありますが、後転的な要素としては、様々な体験をされてきた方に発揮されやすいスキルと私はこれまで色々な方を見てきて実感してます。
正直な話、このスキルは育成が割と難しく、なので経営者など採用する立場としては面接で
ここは見ておきたいな、と思うところであったりします。
変化の激しい現代では、正解を待つよりも、自ら一歩踏み出し、トライ&エラーを繰り返しながら進んでいく力が求められます。そうした軽やかなアクションができる人を、経営者は「この人と一緒に未来を創りたい」と切望するのです。
こうした「まずやってみる」というマインドセットは、実は日本の社会に出て、出来上がった組織の中に身を置いてしまうと、育むのが非常に難しいスキルでもあります。効率やミスをしないことが優先される環境では、挑戦する楽しさを実感する機会が限られてしまうからです。
だからこそ、私は留学を重要視しています。
「自分にはまだスキルがないから」と足踏みする必要はありません。例えばボランティア留学の現場は、現地のスタッフがとても優しくフォローしてくれる体制が整っています。海外が初めての方やボランティア初心者の方でも、安心して一歩を踏み出し、チャレンジしやすい環境があるのです。
ボランティア留学の現場は、ある意味「不自由」な環境かもしれません。言葉が通じない、決まった正解がない、思った通りにいかない。こうした状況下で、他国の参加者と協力しながら、現地のニーズに合わせて動く経験。これこそが、社会に出てからどんな高度なインプットも即座に血肉にできる「最強の土台(OS)」を作ってくれます。
我々のプログラムですと、だいたい日中はボランティア活動をして、夜は各国の参加者とおしゃべりタイム、週末は一緒に遊びに行ったりすることが多いですが、ここでどう輪の中に入っていくか、皆さん苦労されるとこですが非常に良い経験になる部分です。中にはそこで仲良くなった海外の方と後日一緒に海外旅行してる様な方もいましたね。
「自分から動くことで何かが変わる」という実感。この成功体験こそが、あなたの吸収力を劇的に高めてくれるのです。

私はこれまで仕事柄、数多くの国々を歩いてきましたが、この半年で改めて2回ほど、タイのホアヒンやバンコクの現場を視察してきました。
ホアヒンでは、幼稚園の遊具の組み立てや施設改修、マングローブ保護の環境学習、さらには子供たちに日本文化やマナーを伝える教育活動などが行われています。こうした現場は現地のスタッフによるサポートが手厚く、自分のアクションが直接誰かの役に立つ喜びを、初心者でもダイレクトに感じられる場所です。



また、長年海外を見てきて改めて感じるのは、街中から日本人観光客の姿が消え、ある意味「本来の異世界」としての濃度が増しているという事実です。昔のようにどこにでも日本人がいる環境とは異なり、今の海外は「日本の常識が一切届かないグローバルな現場」が剥き出しになっています。
本当に最近は日本人見なくなりました。。
これは、これからを生きる皆さんにとって非常に大きなチャンスです。一歩外へ出るだけで、強制的に視座が切り替わり、自分OSを根底からアップデートできる。そんな貴重な体験が、以前よりも手に入りやすい時代になったといえます。
観光としての旅も素晴らしいですが、あえて当事者として現地の課題に飛び込んでみる。そこで手に入れた新しい視座、エンジンは、10年後のキャリアを支える一生モノの武器になるはずです。
未来を世界で選び、自分自身の価値を「ジブン流」にデザインしていきましょう。