TOP > 高校留学World情報通信 > 海外生活で価値観が変わる!高校留学アンバサダーが語る決断の裏側と後悔のない今
こんにちは!D-side高校留学アンバサダーのミオです。現在はカナダで卒業留学をしています。
今回の記事のテーマが、私が高校留学しようと思った理由、とのことなので、2年前、私が留学を決断した時のことを一生懸命思い出して書いていこうと思います。
みなさんの参考に少しでもなれたら嬉しいです。

私が高校留学を決意した一番大きな理由は、日本からの脱出、でした笑笑。
少し大袈裟なので噛み砕いていえば、新しくてもっと自由な環境に身を置いてみたいと思ったからです。
私は中高一貫校に通っていたので、普通に行けば6年間同じ校舎、生徒、先生とのみ関わって卒業をすることになります。残りの高校三年間を考えた時に、「また同じことを繰り返すのではつまらない」と感じたので、中学三年生の夏に留学を決意しました。
また、日々の勉強や部活、学校行事と、少し窮屈で毎日いっぱいいっぱいな生活に少し嫌気がさしていた、というのも大きな理由の一つだったように思います。
面倒くさいことを一度全て忘れて、誰も私のことを知らなくて私も誰のことも知らないような環境で過ごしてみることが、今の自分を良い方に進化させられると信じていました。

私が留学で1番叶えたかったのは、新しい人、文化、世界に出会って、新しい自分に出会うことでした。もちろん英語の上達にも期待をしていましたが、凝り固まっていたわたしの価値観や人生観を大きく変えることが最大の目標だったことを強く覚えています。
日本では話すなんてもってのほか、なかなか出会えないような違う国の人達に、毎日接することができるというのは留学の大きな利点の一つでしょう。

周囲からの反発についてですが、ドイツに3年間住んでいた経験もあったので、海外生活にあまり大きな不安はなく、私の家族は反対どころかむしろ留学を勧めてくれました。
学校の先生には受験を心配されて最初は反対されましたが、私は留学をやめる気が全くなかったので、最終的には色々な面でサポートをしていただきました。
受験に対する不安や先生からの反対がありつつも留学一本で進んで行けたのは、留学が日本でできるどんなことよりも、価値があって人生ですごく大きな転換点になり得ると信じていたからだと思います。
一度決めたことは悩まない性分であったことも、理由の一つになり得るかもしれません。

最後に、高校留学一年を経て2年目に突入中の私ですが、あの時の決断を後悔したことは今の今までで一度もありません。元々1年のみの予定だった留学をもう一年延長して卒業まですることにしてしまった程、自分の留学生活を心の底から楽しんでいます。
みなさん自身に体験していただきたいのでここでは詳しく書きませんが、日本と何から何まで違う世界に圧倒されて多くの刺激を受けることになるのは間違いありません。今までの自分にとっての当たり前がぶち壊され、バラバラと崩れていくあの感覚を、将来忘れることはないでしょう。
意外なことに、日本を離れてみることで、留学先の国のことのみならず、日本のこともすごく好きになりました。一度離れてみてみないとわからない日本のいいところは、本当にたくさんあります。
勇気を出して飛び出す人にしか経験できない最高の経験を、留学は私たちに提供してくれます。もし留学を検討している人の中で、お金以外の理由で迷っている方には、ぜひ留学をしてほしいです。海外での生活を通して新しい自分に出会うことよりワクワクすることは、私の人生でまだ一度も経験したことがありません。
まだ日本ではそこまで盛んではないですが、できるだけ多くの高校生が、留学を通して素敵な思い出を作れることを願っています。

この記事が、まだ迷っている誰かの背中をそっと押せるようなきっかけになっていれば嬉しいです。また次の記事でお会いしましょう!