TOP > 高校留学World情報通信 > [体験談]カナダの高校卒業ってどんな感じ?実際の体験レポート!
皆さん、こんにちは高校留学ワールドです!
私はカナダのブリティッシュコロンビア州にある公立高校に正規留学をしており、先日卒業式を迎えました!
高校留学を始めたばかりの頃は、英語力の自信がなく、「自分が海外の高校を卒業できるのかな」と思っていたので、無事に卒業式を迎えた今はとても感慨深いです!今回は、カナダの高校卒業式を私の体験談をもとに、ご紹介します!

私の通っている高校では、卒業式が5月末の日曜日に行われました。しかし、学校の授業は6月末まで続き、実際に高校生活が終わるのは6月末です。
「学校がまだあるのに卒業式!?」と驚く方も多いと思いますが、カナダの公立高校ではよくあることのようです。私が通っているバーナビーの学区の他の学校でも、同じ時期に卒業式が行われていました。
ちなみに、卒業式の翌日からは普通にいつも通りの学校があります!(笑)
私の学校の卒業式は、なんと「SimonFraser University(SFU)」という大学で行われました!高校で行われないというのは、かなり驚きでした!
バーナビーの公立高校の多くが、この大学をレンタルして、卒業式を行なっているようです。ホテルの会場を使うところもあるそうで、会場の豪華さや雰囲気も、日本の卒業式をはかなり異なります!
そのため、式当日は学校集合ではなく、直接会場に集合でした!大学がとても広く、集合場所に行くまで、迷子になりかけました!笑
また、卒業生1人につき、4枚までの招待チケットが配られますが、受付もなくチェックはされませんでした。(笑)こういうラフなところも「海外らしさ」を感じますよね。

当日の服装は、ガウンとモーターボードキャップと言われる正方形の形をした、キャップです!
この海外の卒業式の定番の服装に憧れている人も多いのではないでしょうか?私もそのうちの1人でした!私は、留学前からこのガウン姿に憧れていたので、実際に着られてとても嬉しかったです。
ガウンの下には、ドレスやスーツを着ます。女子は、式当日、メイク・ヘア・ネイルなどをバッチリ決めて臨みます!私は全部自分でしましたが、プロのメイクさんにヘアやメイクを頼む人も何人かいました。
卒業式は、とても盛大でにぎやかな雰囲気でした!
生徒たちは、苗字のアルファベット順に座席に並び、一人ずつ名前を呼ばれてステージに上がります。
名前が呼ばれる際には、生徒が事前に考えた一言メッセージ(親や先生、友達への感謝の言葉や、卒業後の目標など)が読み上げられます。私も自分の番がきたとき、とても緊張しましたが、同時に「ここまで来たんだな」という実感が湧きました。また女子の多くは、ヒールを履いていたので、ステージ上で転んでしまわないかという心配もありました!笑
そして、友達や保護者が名前を呼ばれた瞬間に大きな拍手や歓声を送ってくれるのも、カナダの卒業式ならではです!日本のようにしんみりとしな静かな雰囲気ではなく、一人ひとりの門出を祝う、明るく温かい空気が会場に広がっていて、とても印象的でした。
また、成績優秀者や奨学金受賞者はその場で発表されます!
実は私は、1つ上の学年の友達の卒業式を観客として見たことがあったのですが、卒業生全員を全員知っているわけではなかったのもあるかもしれませんが、そのときは式がとても長く感じて、正直ちょっと退屈でした(笑)。
でも、自分が卒業生=主役となると、本当にあっという間に終わってしまったように感じたのが、とても不思議でした!

卒業式は、3年間の高校留学を振り返る大切な時間になりました。留学を始めたばかりの頃は、文化や英語などの慣れない環境に戸惑い、辛かったこともたくさんありました。しかし、その経験があったからこそ、成長でき、こうして卒業式を迎えられたと思います。
「カナダの高校を卒業した」という事実は、私にとって大きな自信・達成になりました。
残りわずかな高校生活も、悔いのないように楽しみたいと思います!