TOP > 高校留学World情報通信 > 【留学体験談】よりレベルの高い環境が僕を成長させてくれた(後編)
アメリカの名門ボーディングスクールで留学された朝川康陽くんに関する留学体験談の続きをご案内していこうと思います。
スイスのボーディングからアメリカの名門ボーディングに進学した康陽さん。
後編では学校や寮生活などについて、お伺いしていこうと思います。
・名前:朝川康陽くん
・留学先: アメリカ【アセニアン(共学ボーディングスクール)】
都市:サンフランシスコ
・留学期間:3年間
・留学前の英語力:
中学の時にスイスのボーディングスクールに通っていたので、中級レベルの英語力、コミュニケーションとれる英語力はありました。
留学生比率、日本人比率について教えて下さい。
日本人は2人いましたがアメリカ系の方だったので実質、純日本人は僕だけでした。
・留学生の数(目安): 30人 全校生徒は450人
・日本人の数(目安): 2人
そしたら3年間、日本語を話すことは、ほとんどなかったんじゃないですか?(笑)
最初はアメリカ人の前で日本語を話していたこともありましたが、
アメリカ人で軽蔑する方も少数派でいたので周りでは英語を使うようにしていました。
ボーディングスクールのランチ、ディナーについて教えてください
朝はベーグルとかベーコン、昼はメキシコ料理がほとんどですね。
夜は世界各国の食事でランダムで出ました。ただ味は正直、微妙でしたね….
微妙だったんですね….
日本食が恋しくなったりしますよね(泣)
なので、たまに炊飯器で仕送りしてもらった米を炊いて無印のカレーを食べてました(笑)
トップレベルのボーディングスクールの授業についていくのは大変でしたか?
また、ついてくために努力したことはありますか?
初めの方は睡眠時間を削って授業でやったことの復習をしていました。
睡眠時間を削る……
何時まで勉強されてたんですか?
慣れるまでは毎日、夜2時まで勉強してました。
授業のスピードがスイスと違かったので放課後に勉強、
とにかく最初はタイムマネジメントを意識しました。
グレード10(1年目)を終えた時は初日に比べてどうでしたか?
入学時と比べてタイムマネジメントがうまくなりました。
最初は勉強にしかフォーカスを置くことができませんでしたが、
徐々にマネジメントできるようになり、アクティビティや部活のことも考える余裕も増えました。
アセニアン(ボーディングスクール)の設備はどうでしたか?
僕が入る前に改装工事もあり、とても綺麗で設備も充実してました。
中でもメインホールがガラス張りのたてもので解放感があり感動しました。
アセニアンのメインホールはシンボルマークと言えるくらい綺麗らしいですね!
ボーディングスクールの先生はどうでした?
先生はみんなトップレベルの大学を卒業しており
人格も素晴らしくで尊敬しかありませんでした。
授業も丁寧ですごく優しかったです。
経済学やコンピューターサイエンスが好きになったのも先生から影響を受けました。
部活動には参加されていましたか?
バスケなどをGrade11の時に参加していました。
Grade12 以降は大学進学の準備やアクティビティなどがあり部活動には参加してませんでした。
アセニアンの部活動に関して教えてください。
部活の掛け持ちが可能です。また部活によって練習頻度や厳しさも違いますね。
アセニアンは勉強以外にスポーツも一生懸命で文武両道されていました。
アメリカのボーディングで寮生活をしてみて実際いかがでしたか?
同じ部屋で生活するので友達が作り易かったです。
周りはみんな外国人でスピーキングは自動的に慣れるので英語力アップにも大きく影響しました。家族のように接してくれました。
通われていた寮の設備はどんな感じでしたか?
寮は1900年代から変わらないので設備に多々不安がありました。
校舎も老朽化してたのでたまに心配になりましたよ(笑)
生活中にストレスを感じることはありましたか?(どんなストレス)
寮の人数に対して、トイレやシャワー室が少なかったので、
不便だったことがストレスでしたね。
基本シャワーは5分以内で済ませないといけなくて5分を過ぎると、
早くしろとドアが叩かれます。
食事は朝昼夜、何を食べていましたか?
こんな感じです。ただ夜は美味しくない日はフードデリバリーをしていました。
朝→ベーグル、ベーコン、スクランブルエッグなど
昼→メキシカン料理
夜→インターナショナル料理(中華、イタリアンなど)
平日の放課後は何をしていましたか?
アクティビティや部活、宿題をしていました。
週末はどう過ごされていましたか?
土曜日は、1週間受けた授業の復習や宿題、来週の予習で終わっていましたね。
日曜日は寮の友達とでかけたり、コリアンBBQで食事をするなどして、ちゃんと休めました。
長期休みは、どう過ごされてましたか?
帰省をしていました。
グレード12の時だけ夏休みは大学が開催するサマーキャンプに参加し講義を受けたり、
アクティビティに参加しました。
プライベートの時間は何をされていましたか?
宿題がほとんどでした。
ボーディングスクールの宿題量が毎日多く出されるので、
ほとんどの生徒は、プライベートの時間は宿題に費やしていました。
1カ月にお小遣いはいくらでしたか?
平均的には3万円くらいでした。
ただ寮生活だったのでテスト期間の時などは2万円以内でも生活できました。
留学して良かったと実感している点があれば教えてください。
トップアメリカ大学進学の近道になりました。
スイスだったら難しかったかもしれません。
アセニアンに行けたことでトップのアメリカ大学が受かったと思います。
アセニアンの環境は康陽君にとってどうでしたか?
講師陣の質、環境、授業、宿題の量が自分の成長に最適だったと思います。
アセニアンじゃなかったらボストン大学なんてまず、雲の上だったと思います。
ちなみにどちらの大学を受かったんですか?
こちらの大学です。リベラルアーツをメインに選びました
スワスモア大学:アメリカランキング9位
ハーバーフォード大学:ランキング11位
ボストン大学:世界ランキング61位
カルトン大学:アメリカランキング5位
マカレスタ大学:アメリカランキング24位
アマースト大学:アメリカランキング33位
ブラウン大学:アメリカランキング7位
上記は康陽くんが進学予定のスワスモア大学です!
自分なりに成長できたと思えるポイントがあれば教えてください。
自分の意見をしっかり主張することができたのは大きな成長だと思います。
もともと自分から意見を積極的に言える性格ではなかったので主体性を持つことができて
良かったです。
↑康陽くんのお父様もご来店いただき、素晴らしい教育方針をお話していただきました!
留学前にやっておくべきことがあれば教えてください!
計画性を持つことがとても大事なので具体的な目標と計画を
作成しておくことをオススメします。
やはり明確な目標や計画は大事なんですね!
はい、特にIBリーグ、トップレベルの大学を目指すなら尚更で9年生から成績、
アクティビティのプラン、SATスコアをグレード10までに取得しておく必要があります。
後は単語力をできるだけ多く吸収しておくべきだと思います。
スピーキングやリスニング、読解力は学校で自ずとつきますが
単語力は自分で単語帳を開いて勉強しない限り効率良く身につきません。
日本にいる間は、とにかく単語の勉強に時間を費やすことをオススメします。
最後にこれからボーディングスクール留学される予定の方にアドバイスがあればお願いします。
1年目は挫折すると思います。
毎日の宿題や授業学校生活に慣れることで精一杯で辛い時期があると思いますが
乗り越えれば2年目からは絶対に楽になるので1年目は辛抱強く頑張ってください!
いかがでしたでしょうか?
康陽くんは、アメリカの名門大学に進学するためにスイスのボーディングスクールから、より厳しいアメリカの名門ボーディングスクールで留学をすることを選び、数多くの名門大学を合格することができました。
康陽君は、アセニアンの環境だからここまで成長できたと話していました。
自分の目的、性格などで学校との相性は大きく変わるので、いかに学校選びが大事か分かりますね。
康陽くんはリベラルアーツ系の大学、スワスモア大学に2021年の9月に進学予定で、将来は日本のレストランや製品を世界に広げるような架け橋になりたいそうです。
康陽くんの活躍を心から祈っております。
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