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【留学体験談】よりレベルの高い環境が僕を成長させてくれた(後編)

高校留学 朝川康陽

アメリカの名門ボーディングスクールで留学された朝川康陽くんに関する留学体験談の続きをご案内していこうと思います。

スイスのボーディングからアメリカの名門ボーディングに進学した康陽さん。

後編では学校や寮生活などについて、お伺いしていこうと思います。

・名前:朝川康陽くん

・留学先: アメリカ【アセニアン(共学ボーディングスクール)】       

都市:サンフランシスコ

・留学期間:3年間

・留学前の英語力:

中学の時にスイスのボーディングスクールに通っていたので、中級レベルの英語力、コミュニケーションとれる英語力はありました。

 

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【高校留学】学校生活

留学生比率、日本人比率について教えて下さい。

日本人は2人いましたがアメリカ系の方だったので実質、純日本人は僕だけでした。

・留学生の数(目安): 30人 全校生徒は450人
・日本人の数(目安): 2人

 

 

そしたら3年間、日本語を話すことは、ほとんどなかったんじゃないですか?(笑)

最初はアメリカ人の前で日本語を話していたこともありましたが、
アメリカ人で軽蔑する方も少数派でいたので周りでは英語を使うようにしていました。

 

ボーディングスクールのランチ、ディナーについて教えてください

朝はベーグルとかベーコン、昼はメキシコ料理がほとんどですね。

夜は世界各国の食事でランダムで出ました。ただ味は正直、微妙でしたね….

 

微妙だったんですね….
日本食が恋しくなったりしますよね(泣)

なので、たまに炊飯器で仕送りしてもらった米を炊いて無印のカレーを食べてました(笑)

 

 

トップレベルのボーディングスクールの授業についていくのは大変でしたか?

また、ついてくために努力したことはありますか?

初めの方は睡眠時間を削って授業でやったことの復習をしていました。

 

睡眠時間を削る……

何時まで勉強されてたんですか?

慣れるまでは毎日、夜2時まで勉強してました。

授業のスピードがスイスと違かったので放課後に勉強、
とにかく最初はタイムマネジメントを意識しました。

 

グレード10(1年目)を終えた時は初日に比べてどうでしたか?

入学時と比べてタイムマネジメントがうまくなりました。

最初は勉強にしかフォーカスを置くことができませんでしたが、
徐々にマネジメントできるようになり、アクティビティや部活のことも考える余裕も増えました。

 

アセニアン(ボーディングスクール)の設備はどうでしたか?

僕が入る前に改装工事もあり、とても綺麗で設備も充実してました。

中でもメインホールがガラス張りのたてもので解放感があり感動しました。

アセニアンのメインホールはシンボルマークと言えるくらい綺麗らしいですね!

 

ボーディングスクールの先生はどうでした?

先生はみんなトップレベルの大学を卒業しており
人格も素晴らしくで尊敬しかありませんでした。

授業も丁寧ですごく優しかったです。
経済学やコンピューターサイエンスが好きになったのも先生から影響を受けました。

 

部活動には参加されていましたか?

バスケなどをGrade11の時に参加していました。

Grade12 以降は大学進学の準備やアクティビティなどがあり部活動には参加してませんでした。

 

アセニアンの部活動に関して教えてください。

部活の掛け持ちが可能です。また部活によって練習頻度や厳しさも違いますね。

アセニアンは勉強以外にスポーツも一生懸命で文武両道されていました。

 

 

【高校留学】学生寮での生活

アメリカのボーディングで寮生活をしてみて実際いかがでしたか?

同じ部屋で生活するので友達が作り易かったです。

周りはみんな外国人でスピーキングは自動的に慣れるので英語力アップにも大きく影響しました。家族のように接してくれました。

 

通われていた寮の設備はどんな感じでしたか?

寮は1900年代から変わらないので設備に多々不安がありました。

校舎も老朽化してたのでたまに心配になりましたよ(笑)

 

生活中にストレスを感じることはありましたか?(どんなストレス)

寮の人数に対して、トイレやシャワー室が少なかったので、
不便だったことがストレスでしたね。

基本シャワーは5分以内で済ませないといけなくて5分を過ぎると、
早くしろとドアが叩かれます。

 

食事は朝昼夜、何を食べていましたか?

こんな感じです。ただ夜は美味しくない日はフードデリバリーをしていました。

朝→ベーグル、ベーコン、スクランブルエッグなど
昼→メキシカン料理
夜→インターナショナル料理(中華、イタリアンなど)

 

平日の放課後は何をしていましたか?

アクティビティや部活、宿題をしていました。

 

週末はどう過ごされていましたか?

土曜日は、1週間受けた授業の復習や宿題、来週の予習で終わっていましたね。

日曜日は寮の友達とでかけたり、コリアンBBQで食事をするなどして、ちゃんと休めました。

 

長期休みは、どう過ごされてましたか?

帰省をしていました。

グレード12の時だけ夏休みは大学が開催するサマーキャンプに参加し講義を受けたり、
アクティビティに参加しました。

 

プライベートの時間は何をされていましたか?

宿題がほとんどでした。

ボーディングスクールの宿題量が毎日多く出されるので、
ほとんどの生徒は、プライベートの時間は宿題に費やしていました。

 

1カ月にお小遣いはいくらでしたか?

平均的には3万円くらいでした。

ただ寮生活だったのでテスト期間の時などは2万円以内でも生活できました。

 

【高校留学】意見

留学して良かったと実感している点があれば教えてください。

トップアメリカ大学進学の近道になりました。

スイスだったら難しかったかもしれません。
アセニアンに行けたことでトップのアメリカ大学が受かったと思います。

 

アセニアンの環境は康陽君にとってどうでしたか?

講師陣の質、環境、授業、宿題の量が自分の成長に最適だったと思います。

アセニアンじゃなかったらボストン大学なんてまず、雲の上だったと思います。

 

ちなみにどちらの大学を受かったんですか?

こちらの大学です。リベラルアーツをメインに選びました

スワスモア大学:アメリカランキング9位

ハーバーフォード大学:ランキング11位

ボストン大学:世界ランキング61位

カルトン大学:アメリカランキング5位

マカレスタ大学:アメリカランキング24位

アマースト大学:アメリカランキング33位

ブラウン大学:アメリカランキング7位

 

上記は康陽くんが進学予定のスワスモア大学です!

 

自分なりに成長できたと思えるポイントがあれば教えてください。

自分の意見をしっかり主張することができたのは大きな成長だと思います。

もともと自分から意見を積極的に言える性格ではなかったので主体性を持つことができて
良かったです。

↑康陽くんのお父様もご来店いただき、素晴らしい教育方針をお話していただきました!

留学前にやっておくべきことがあれば教えてください!

計画性を持つことがとても大事なので具体的な目標と計画を
作成しておくことをオススメします。

やはり明確な目標や計画は大事なんですね!

はい、特にIBリーグ、トップレベルの大学を目指すなら尚更で9年生から成績、
アクティビティのプラン、SATスコアをグレード10までに取得しておく必要があります。

後は単語力をできるだけ多く吸収しておくべきだと思います。

スピーキングやリスニング、読解力は学校で自ずとつきますが
単語力は自分で単語帳を開いて勉強しない限り効率良く身につきません。

日本にいる間は、とにかく単語の勉強に時間を費やすことをオススメします。

 

最後にこれからボーディングスクール留学される予定の方にアドバイスがあればお願いします。

1年目は挫折すると思います。

毎日の宿題や授業学校生活に慣れることで精一杯で辛い時期があると思いますが
乗り越えれば2年目からは絶対に楽になるので1年目は辛抱強く頑張ってください!

【高校留学】まとめ

いかがでしたでしょうか?

康陽くんは、アメリカの名門大学に進学するためにスイスのボーディングスクールから、より厳しいアメリカの名門ボーディングスクールで留学をすることを選び、数多くの名門大学を合格することができました。

康陽君は、アセニアンの環境だからここまで成長できたと話していました。

自分の目的、性格などで学校との相性は大きく変わるので、いかに学校選びが大事か分かりますね。

康陽くんはリベラルアーツ系の大学、スワスモア大学に2021年の9月に進学予定で、将来は日本のレストランや製品を世界に広げるような架け橋になりたいそうです。

康陽くんの活躍を心から祈っております。

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仮に交通事故の当事者となってしまった場合は、警察や大使館に連絡しましょう。とくに留学先の日本大使館は、さまざまなトラブルに対してサポートしてくれます。事故の当事者になってしまった場合、大使館が必要書類の作成・提出、現地弁護士とのやりとり、日本の家族への連絡もしてくれます。留学中の生活エリアを管轄している警察署や日本大使館の連絡先は、いつでも確認できるようスマートフォンに登録しておきましょう。 海外留学出入国時に起こりやすいトラブル 留学中だけではなく、海外留学出入国時に起こりやすいトラブルもあります。それぞれのトラブル原因と対処法について紹介します。 【ケース1】パスポートを忘れた 留学に必要な荷物を準備する過程で、パスポートの存在を忘れてしまうこともあります。勉強に必要な書籍や留学中の生活用品などに意識が向くと、出国に必要なパスポートが記憶から抜けてしまうこともあるのです。 海外へ行くため、当然パスポートがないと出国できません。家に忘れてしまった場合は、時間に余裕があれば取りに帰宅してもいいでしょう。家族のスケジュールが空いていれば、空港まで持ってきてもらうことも選択肢の1つです。 なお、搭乗予定の時間までにパスポートを準備できなかった場合は予定便に乗れません。航空会社のチェックインカウンターで事情を説明し、別便に乗れないか相談しましょう。このような事態を防ぐために出発前に必要な書類をチェックリストで確認し、なおかつパスポートの居場所を常に把握する癖をつけましょう。 イギリスやアメリカへの留学の場合、常日頃からパスポートを携帯する必要はありません。しかし、留学中にパスポートを紛失してしまった場合は大使館や警察で手続きする必要があるため、管理は徹底するべきです。 【ケース2】学生ビザ・入学書類を忘れた パスポート以外に、学生ビザ・入学書類を忘れてしまうケースもあります。ビザ関係書類がないと、留学先の国へ入国することは認められません。また、学生ビザが不要なプログラムで留学する場合は、入学許可証がないと入国できない可能性もあります。(入国審査による) ビザや入学書類も、パスポートと同じくらい重要なものです。留学中もしっかり管理しなくてはならないため、チェックリストなどを用意して対策をしましょう。 【ケース3】航空券を忘れた 航空券(eチケット)を忘れてしまうこともあるでしょう。実は航空券情報は電子的に管理されているため、仮に航空券がなくてもパスポートがあればチェックイン手続きはしてもらえます。 【ケース4】電子渡航認証の登録をし忘れた 電子渡航認証システム(ESTA エスタ|Electronic System for Travel Authorization)とは、ビザなしでアメリカへ入国する際に、電子申請が義務付けられているものです。学生ビザを取得していない場合は、電子渡航認証システムの登録を忘れていると、そもそも空港でチェックインできません。また、電子渡航認証システムとパスポートの登録情報に差異がある場合も、チェックインを認められないため注意してください。 ESTA(エスタ)はインターネットから申請できるため、忘れていた場合はスマートフォンなどから急いで手続きをしましょう。ただし、認証されるまで時間がかかるケースもあります。在日米国大使館によると渡米日の72時間以上前には申請することが推奨されているため、忘れないようにしてください。 【ケース5】搭乗時間に間に合わない・航空便が欠航になった 交通機関の乱れや天候などによって、搭乗時間に間に合わなかったり航空便が欠航になったりするケースもあります。悪天候で公共交通機関が止まっていても、飛行機は安全が確認できれば出発することはご存知でしょうか。搭乗予定者を待つことはなく、乗り遅れはあくまでも自己責任となるため注意してください。 航空便が欠航になった場合は、自動的に搭乗可能便へ振り替えてもらえます。到着空港で出迎えがある場合は、到着予定時刻の変更を連絡しておきましょう。 【ケース6】乗り継ぎができなかった 搭乗便の遅れによって乗継便に乗れなかった場合は、通常は空席のある他の運航便に振り替えてもらえます。乗継空港に着き次第、乗り継ぎカウンターで事情を説明してみてください。なお、この場合も留学受け入れ先の担当者に、到着予定時刻の変更を連絡しておいたほうがいいでしょう。 【ケース7】入国審査で別室に連れていかれた 留学先の国へ到着後、最初の関門が「入国審査」です。入国審査カウンターでパスポートや学生ビザ、入学許可証などを確認され、係官から質問されます。質問内容には留学先の言葉(英語)で答えることが前提のため、不安な場合はあらかじめ想定問答集を作っておきましょう。 なお、係官からの質問が分からず適当な返答をしてしまったり、回答内容を嘘だと判断されたりした場合は、別室に連れていかれることがあります。入国審査で別室に連れていかれると慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて質問に答えましょう。 質問内容が分からなければ聞き返し、可能であれば留学先の担当者と連絡を取らせてもらうことをおすすめします。嘘をつくことだけは絶対に避けてください。 【ケース8】荷物が到着しなかった 空港に到着したものの、預けたスーツケースが見当たらないことがあります。ターンテーブル(スーツケースを受け取る場所)近くに航空会社のカウンターがあるため、荷物の引換証や搭乗券を提示して荷物の行方を確認しましょう。留学中の滞在先住所(ホストファミリー宅)を知らせておけば、発見次第届けてもらえます。 【ケース9】出迎えスタッフと合流できなかった 到着した空港で、留学の出迎えスタッフと合流できないこともあります。出発前に、スタッフや送迎担当者の緊急連絡先は必ず確認しておきましょう。留学先の国へ着いたら、すぐにスマートフォンを使えるよう設定することもおすすめです。 もし連絡が取れない場合は、空港のインフォメーションセンターで呼び出してもらいましょう。待ち合わせ場所を間違えているかもしれません。なお、トラブルに巻き込まれないよう、本当に正しい出迎えスタッフかどうかを確認してください。 海外留学はトラブルを想定して事前に準備しよう ここまで紹介したとおり、海外留学は出発から帰国までそれぞれのフェーズで注意すべきトラブルが数多く存在します。トラブルはどれも起こりやすいものであるため、あらかじめ想定問答集やチェックリストを作り、シミュレーションしておくことが重要です。不安な要素は、日本にいる間に解決しておきましょう。 海外留学中のトラブルの相談先 注意をしていても、トラブルに遭遇してしまうことはあるでしょう。最後に、万が一トラブルに巻き込まれた場合の相談先を紹介します。なおトラブルごとの共通事項として、どうしらたいいのか分からないほど困ってしまった場合は、留学を手配してくれた留学エージェントに相談することをおすすめします。 金銭に関するトラブル お金を盗まれた場合は、警察に相談してください。いきなり警察に相談することが不安な場合は、ホストファミリーや留学エージェントへ相談してからでも大丈夫です。 犯罪・盗難・事件・事故に関するトラブル 犯罪や盗難、事件、事故に関するトラブルは、警察もしくは日本大使館へ相談します。緊急性が高い場合は、まずは警察へ連絡しましょう。 健康に関するトラブル 健康面でのトラブルは、ホストファミリーに相談してみてください。常備薬があればもらえるでしょうし、近くの病院を紹介してもらえるかもしれません。留学先によっては、日本語対応可能な病院もあります。留学前に通院先を調べておいてもいいでしょう。 空港でのトラブル 空港でのトラブルは、インフォメーションセンターや各航空会社のスタッフに相談します。はじめての海外渡航の場合は不安に感じるかもしれませんが、少しでも困ったことがあれば気軽に相談してみてください。 まとめ 海外留学では、大なり小なりトラブルが発生してしまうかもしれません。しかし、今回紹介した回避方法や対処方法を知っていれば恐れる必要はありません。トラブルを乗り越える力を身に着けられることも、海外留学で得られるメリットです。高校留学Worldでは、海外留学に関する相談を幅広く受け付けております。まずはお気軽にお問い合わせください。

留学経験はどう活かす?就活時のアピール方法・活かせる業界も紹介!

英語力を伸ばすためや異文化への理解を深めるために、留学したいと考えている方も多いのではないでしょうか。留学することで間違いなく成長できますし、自信を持つきっかけにもなるでしょう。しかし留学したとしても、進学時や就活時に留学経験をうまくアピールできないかもしれないと悩んでいる方もいるかもしれません。 これから高校受験を控える学生であっても、長期的なキャリアプランを持っていることは重要です。この記事では就活で留学経験を活かす方法やアピールポイント、留学経験を活かしやすい企業について紹介します。具体的なアピール文章も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 目次 留学の経験を進路にどう活かせばいい? 留学経験で得られるものとは 自主性を育める 柔軟な思考力や適応力が習得できる さまざまな国の文化・習慣に触れられる 多様な価値観を学べる コミュニケーションスキルが向上する 逆境に強くなれる 留学経験者が活かせる3つの強み その1:英語力 その2:国際感覚 その3:バイタリティ 留学経験を活かせる企業・キャリア 外資系企業 スタートアップ・ベンチャー企業 日系グローバル企業 翻訳・通訳 留学経験を就活に活かすためのアピール方法 なぜ留学したのかを明確にアピールする 留学経験による自身の成長をアピールする 逆境や困難時の乗り越えた経験をアピールする 留学中もっとも努力したことをアピールする まとめ   留学の経験を進路にどう活かせばいい? 「留学した経験を進路やキャリアにどのように活かせば良いのか」と悩むこともあるでしょう。何となく「留学経験があります」とアピールしても、採用担当者や面接官から「留学経験をどのように活かせますか」と改まって聞かれると、返答に困ってしまうかもしれません。 まずは、留学経験の活かし方を考えるために、留学をすることで得られるスキルやメリットを洗い出しましょう。 留学経験で得られるものとは 留学経験で得られるものを考えると、「英語力」を思い浮かべるかもしれません。しかし、英語力はもちろんのこと、そのほかのスキルも向上できるのが留学です。ここで紹介するスキルは高校や大学生活はもちろん、社会に出てからも求められるスキルです。それぞれのスキルの活用方法を紹介します。 自主性を育める 海外留学によって、自主性が育まれるケースは珍しくありません。まず、自らの意思で留学を決意する過程でも自主性が成長します。さらに、異なる文化や環境で生活することで自己管理スキルや、自立心が養われることもポイントです。 海外では自分の意見を持ち、それを表現する機会が多く与えられることから、日本で生活するより自主性が育まれやすいことも覚えておきましょう。 柔軟な思考力や適応力が習得できる 異なる文化で生活することは、柔軟な思考力や適応力の習得にもつながります。留学中は新しい環境や未知の状況に適応する必要があるため、日本で暮らすよりも応用力を鍛えやすいともいえるでしょう。 さまざまな国の文化・習慣に触れられる 留学先では、さまざまな国の文化や習慣に触れられます。単に留学先の文化だけでなく、留学生同士の交流から他国の文化にも触れる機会を得られることもポイントです。言葉の壁や文化的な違いを乗り越える力は、進学や就活でもアピールしやすいでしょう。 多様な価値観を学べる 異なる背景を持つ人々との交流を通じ多様な価値観を学ぶことで、グローバル社会に求められる広い視野を身につけられることもポイントです。また、さまざまな価値観に触れることで、自分の人生観や世界観も広げられるでしょう。多様な価値観に裏付けされたイノベーティブな思考により、日本の常識に囚われない発想ができることもアピールポイントになります。 コミュニケーションスキルが向上する 異なる言語や文化背景を持つ人々と生活することで、必然的にコミュニケーションスキルが向上することも留学ならではのメリットです。言語能力はもちろんですが、非言語的な表現や共感力も高められるでしょう。リーダーシップを発揮することはもちろん、多様な人が存在するコミュニティ内でフォロワーシップを発揮できることもアピールしやすいポイントです。 逆境に強くなれる 留学では楽しいことだけではなく、外国ならではの困難な状況に直面することもあるかもしれません。そのような逆境を乗り越える力を身につけられることも、留学で得られるスキルの1つです。ストレス耐性を重視する企業も多いため、留学を乗り越えたという事実そのものがアピールポイントになるでしょう。 留学経験者が活かせる3つの強み 留学経験で得られるものも加味すると、留学経験者が進学や就活でとくに活かしやすい強みは3つです。ここで紹介する強みをキャリアプランに活かしたい方は、積極的に留学することをおすすめします。 その1:英語力 英語圏へ留学した場合は、授業や日常生活は基本的にすべて英語で対応しなくてはなりません。友人とのコミュニケーションでは英語のヒアリング力やスピーキング力を高められますし、授業では資料を読むリーディング、レポートを書くライティングが必要になるなど、英語の基本スキルである「聞く・話す・読む・書く」のすべての力を底上げできることがポイントです。 このように留学中は英語漬けになるため、日本で勉強する学生や社会人よりも圧倒的に高い英語スキルを身につけられます。英語力を高めることを最優先の目的として留学してもいいでしょう。 なお、留学先として一般的な英語圏の国はアメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランドです。留学先に悩んでいる方は、この6か国を候補に検討してみてください。 その2:国際感覚 留学では、多様なバックグラウンドを持つ人々と交流する機会を持てます。そのため、国際感覚を養いやすく、これはグローバルにビジネスを展開する企業にとってアピールしやすい強みです。 たとえば、世界の国々はそれぞれ価値観が異なり、ルールやマナーも違います。そのため訪日外国人をもてなす際に、ふとしたことで不快にさせてしまうかもしれません。そのような事態を防ぐためにも、訪日外国人をお客様とする企業にとって国際感覚を身につけた人材は喉から手が出るほど欲しい人材なのです。 昨今ではインバウンド対策として、各国から訪れる旅行客に対応するスタッフを求める企業も少なくありません。そのため、都会のみならず地方で就活する際も、留学経験で養った国際感覚が強みとなります。 その3:バイタリティ バイタリティ(活力や積極性)が優れている点も、留学経験者が活かしやすい強みです。そもそも留学するだけで、一般的な学生と比べるとバイタリティが豊富であるといえるでしょう。しかも留学先の国では、日本よりも積極的に自分の意見を主張することが求められます。このような背景から、留学経験を根拠としてバイタリティの豊富さを強みとする方も少なくありません。 留学経験を活かせる企業・キャリア ここまで紹介した留学によって得られる経験や強みをふまえ、留学経験を活かせる企業やキャリアを紹介します。それぞれの職種でどのように留学経験が活かせるか紹介するため、ぜひ参考にしてください。 外資系企業 英語でのコミュニケーション能力や逆境へ立ち向かう精神力を活かせる職場としては、外資系企業が挙げられます。外資系企業ではクライアントやパートナー企業との交渉や関係構築で異文化コミュニケーション能力が求められますし、日本企業にはない価値観に適応しなくてはなりません。 また、外資系企業は日本企業よりも成果に厳しく、困難な状況でも売上や利益を追及されることも多いです。しかしその分、日本企業より報酬条件が良いことも外資系企業ならではの特徴といえます。 このように高い報酬が見込める反面、国際的なコミュニケーションやストイックな姿勢が求められる外資系企業は、留学経験を活かしつつ成功を収めたい方には最適な職場だといえるでしょう。 スタートアップ・ベンチャー企業 留学中に培ったバイタリティと柔軟な思考は、変化の激しいスタートアップ・ベンチャー企業との相性がよいでしょう。スタートアップ・ベンチャー企業では常識に囚われず、新しい環境や文化に適応する力が求められます。また、グローバル市場への拡大を目指す際は国際的な知見も欠かせません。 外資系企業のように既に成功した会社で働くのではなく、小さな会社を自分の力で大きくできることもスタートアップ・ベンチャー企業で働く醍醐味です。留学するときのように、未知の環境で自分の力を試したいと考えている方にも向いています。 日系グローバル企業 日系グローバル企業も、留学経験を活かしてキャリアを築ける選択肢です。海外市場への展開や国際的なプロジェクト管理では、留学で培った異文化への理解が欠かせません。また、日本本社と現地法人をつなぐ英語力やコミュニケーション能力も求められます。 だれもが知る有名な日本企業に入社しつつ、留学した経験を活かしたい場合は、ぜひ日系グローバル企業で活躍してみてください。自動車産業や半導体産業など、日本の技術で世界と戦うこともやりがいがあるでしょう。 翻訳・通訳 英語力はもちろん、日本と海外の文化の違いへの知識を活かしたい場合は、翻訳・通訳もおすすめです。とくに日本と海外それぞれの文化的ニュアンスを理解していることは、優秀な翻訳・通訳には欠かせません。 たとえば、「People will talk.」という慣用句がありますが、これを日本語にすると「人の口に戸は立てられない(人のうわさや批判は防げない)」という諺です。助動詞「will」には習性を表す意味もあるため、直訳すると「人は話してしまうものだ。」となります。しかし、そこから「人は黙っていられない」という意味を捉え、日本語ならではの諺に変換しているのです。 このように日本と英語圏の文化をつなぐ表現は、翻訳・通訳ならではの醍醐味といえるでしょう。大きな組織でマネジメントするよりも、自分の実力や技術をメインにキャリアを築いていきたいと考えている方は、ぜひ翻訳・通訳の仕事を選んでみてください。 留学経験を就活に活かすためのアピール方法 最後に、留学経験を就活に活かすためのアピール方法をケース別に紹介します。それぞれ例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 なぜ留学したのかを明確にアピールする まずは、「なぜ留学したのか」を明確にアピールしましょう。自分の行動にしっかりと理由付けすることで、ロジカルな思考があることも伝えられます。また、自分のキャリアビジョンや価値観を伝えてもいいでしょう。このとき「親や先生に勧められた」、「友だちが留学していた」などの受け身の理由ではなく、あくまで主体的な行動であったことを伝えた方が好印象です。 【例文】 中学生の頃に読んだ小説の主人公がグローバルに活躍する姿に憧れており、私も国際的なビジネスに貢献したいと考え高校留学を決意しました。異文化を理解し、多様な価値観を取り入れることで、将来は国際ビジネスの現場で架け橋となることを目指しています。 留学経験による自身の成長をアピールする 留学中に身につけたスキルや経験を具体的に示し、個人的な成長もアピールしましょう。この成長したスキルをどのように活用しているかも紹介できるとベストです。なお、留学経験による成長というと、英語力をアピールすることが多いかもしれません。 しかし、留学によって英語力が向上することは当たり前といえば当たり前です。留学した経験によって、人間としてどのように成長したかをアピールしてもいいでしょう。 【例文】 留学中、私は自分の意見を伝える大切さを知りました。海外で暮らしていると自分の気持ちを察してくれる人はいないため、伝えるべきことは怖気づかずに伝えるようにしています。しかしその反面、さまざまな背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて、異なる主張同士をまとめて皆が納得する解決策を提示する大切さも学びました。 このような留学で培った経験を活かし、今ではサークルのリーダーとしてチームメイトそれぞれの意見を取りまとめています。 逆境や困難時の乗り越えた経験をアピールする たとえ留学中にトラブルがあったとしても、その逆境や困難を乗り越えた経験をアピールできます。失敗したことよりも、その失敗をどのように克服したかを重視する学校や企業も多いです。論理的に失敗原因や課題を究明し、その結果としてどのような教訓を得たのかもアピールしてみてください。 【例文】 留学中に言語の壁や文化的な違いに直面しました。最初は意思疎通がうまくいかず、スムーズにコミュニケーションできない場面も多かったです。しかしそのような壁を乗り越えるために、積極的に現地のコミュニティに参加しコミュニケーションスキルを磨くことに注力しました。この経験から、困難な状況であっても解決するためには自分から積極的に行動することが大切だと実感しています。 留学中もっとも努力したことをアピールする 留学中もっとも努力したことは、とくにアピールするべき要素です。なにをもっとも努力したかによって、人間性を表すことにもつながります。このとき、留学した理由との関連を意識することで、意思を貫徹する能力があることもアピールできるでしょう。 【例文】 国際ビジネスの現場で活躍する能力を身につけるために留学したので、とくに力を入れていたのは言語習得に関わる行動です。毎日の語学学習はもちろん、現地のボランティア活動にも参加し、実践的な言語スキルを高めました。最終的にはボランティア活動の中心メンバーにもなり、英語での組織運営能力を身につけることもできました。 まとめ 留学すると英語力はもちろん、自主性や柔軟な思考力、異文化コミュニケーションスキル、逆境にもめげない心など、さまざまな力を身につけられます。これらの能力は間違いなく就活にも役立ちますが、真に役立てるためには適切にアピールすることも必要です。 外資系やスタートアップ・ベンチャー企業、日系グローバル企業などいずれへ就活するにしても、自分の力で物事を切り開く力は重視されます。主体的に留学を志し、留学先で身につけたスキルや価値観を積極的にアピールしてみてください。 高校留学Worldでは1999年から、高校生の留学支援を行っています。正規留学はもちろん、ボーディング留学や短期留学、交換留学にも対応していることが特徴です。アメリカやイギリスなど6つの英語圏から留学先を選べるため、留学先に悩んでいる方もお気軽にご相談ください。一人ひとりに合った留学プランを提供します。

カナダ留学おすすめ都市top11!各都市の魅力を紹介

カナダはその広大な自然や多様な文化で知られており、留学生にピッタリな環境のひとつです。本記事では、カナダ留学におすすめの都市を厳選してその魅力を紹介します。 目次 カナダ留学のおすすめ11都市 バンクーバー ビクトリア トロント カルガリー オタワ モントリオール ハリファクス ウィニペグ ウィスラー ケロウナ バーナビー カナダ留学のメリット・デメリット メリット デメリット カナダ留学の費用目安 カナダ留学が向いている人 まとめ   カナダ留学のおすすめ11都市 以下では、カナダ留学のおすすめ都市として11箇所をピックアップしました。それぞれの地域の特徴や留学するうえでのメリットをまとめています。ぜひ都市選びの参考にしてください。 バンクーバー バンクーバーは、トロントやモントリオールに次ぐカナダ第3の都市です。世界でもっとも住みやすい街ランキングにおいて、毎年上位に選ばれています。バンクーバー市のみの人口は約68万人ですが、周囲の都市圏人口を含めると200万人以上が暮らしています。大都市でありながら、緑豊かな自然も感じられるバランスのよい街です。 バンクーバーは、カナダ最西部にあるブリティッシュコロンビア州に属しています。アメリカの国境近くに位置しており、最短2時間半でシアトルまで行ける距離にあります。気候としてはカナダの中では温暖で、年間を通して東京よりも気温がやや低いです。夏の最低気温と最高気温は東京よりも10℃程度下がりますが、冬の気温にあまり変化はありません。 留学先としてのバンクーバーのポイントは、アジア系の移民が多く日本のものが手に入れやすい点が挙げられます。バンクーバーは英語を使う人が人口の約半数しかいないなど、移民が多い街です。日本のスーパーや雑貨屋、レストランなども充実しており、便利な生活が送りやすいため、初めて留学する方におすすめです。 バンクーバーについて 人口 68万人 平均気温 1月:最高気温8℃/最低気温0℃ 7月:最高気温22℃/最低気温11℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約8.5時間 交通手段 電車・市バス・シーバス(フェリー)など ※定期は共通で月1万5千円~ 観光地 ギャスタウン・スタンレーパーク・クイーンエリザベスパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:  8万円~15万円 合計費用:35万円~65万円 ビクトリア ビクトリアは別名「ガーデンシティ」とも呼ばれ、街中に花があふれる穏やかな都市です。歴史的な背景から街には英国風の建物が立ち並び、また、庭園や公園が多く整備されています。優雅な雰囲気と明光風靡な景色から、留学生や旅行客に人気の都市です。 ビクトリアは、ブリティッシュコロンビア州の州都です。同州南西部にあるバンクーバー島の最南端に位置しており、カナダでも特に温暖な気候に恵まれています。基本的に東京よりも寒くはありますが、ハッキリとした寒暖差はなく気温の変化も穏やかです。 カナダ留学でビクトリアを選ぶメリットには、あたたかな雰囲気で治安もよいことが挙げられます。ビクトリアはカナダの人にとって、仕事のリタイヤ後に住みたい憧れの土地です。そのため、老後をゆったり暮らしたいシニアが多く住んでいます。穏やかな人々が暮らし、治安も安定しているビクトリアは、街に咲く花々を楽しみながら勉強したい人におすすめの留学先です。 ビクトリアについて 人口 37万人 平均気温 1月:最高気温8℃/最低気温0℃ 7月:最高気温22℃/最低気温9℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約12時間 交通手段 市バスなど 観光地 ブリティッシュコロンビア州議事堂・ブッチャートガーデン・マーケットスクエアなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:13万円~15万円 合計費用:55万円 トロント トロントはカナダ最大の都市で、経済の中心地です。金融街には超高層ビル郡や500m以上の高さを持つCNタワーがそびえ立ち、都会らしい摩天楼を築いています。人口も多く移民の受け入れも行っているため、多様な国籍の人々や文化が共存しているトロントでは国際色豊かな環境で勉強ができます。 トロントは、カナダの中東部に位置するオンタリオ州にあります。近くには五大湖のひとつであるオンタリオ湖があり、気候もその影響を受けます。気温の変化は東京と似ていますが、トロントのほうが年間を通して気温が低いです。特に冬場は最高気温でも氷点下に達するため、徹底した寒さ対策を行いましょう。 トロント留学のメリットのひとつは、ハイレベルな教育が受けられることです。OECD(経済協力開発機構)が2022年に発表した世界教育水準ランキングによると、カナダは日本よりも高い順位を誇っています。 また、トロントにあるトロント大学などは世界的に評価が高く、世界の大学ランキングでは常に上位に入っています。トロントなら日本よりも高水準の教育が受けられることは間違いないでしょう。 トロントについて 人口 273万人 平均気温 1月:最高気温-2℃/最低気温-9℃ 7月:最高気温27℃/最低気温16℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約12時間 交通手段 地下鉄・市バス・ストリートカー(路面電車)など ※料金は一律、定期は月2万3千円~ 観光地 CNタワー・セントローレンスマーケット・ネイサンフィリップ広場など 1か月あたりの留学費用 語学学校:  8万円~15万円 合計費用:35万円~65万円 カルガリー カルガリーは、カナディアン・ロッキーの麓にある自然が豊かな街です。市内には川や公園が整備されており、カナダらしい自然や緑が感じられます。カルガリーは天然資源が豊富で、オイル産業が栄えています。今現在も経済的な発展を続け、自然と人の暮らしが融合した近代都市です。 カルガリーはカナダ西部にあるアルバータ州の都市で、北米有数の世界都市でもあります。気候は日本と似ていて、夏場は雨が多く冬場は乾燥します。ただし、冬の冷え込みはカルガリーのほうが一層厳しく、最低気温が-20℃や-30℃まで下がる日もあります。 留学先にカルガリーを選ぶメリットは、日本人が少なく英語能力の向上が見込めること、治安がよく過ごしやすいこと、物価が安く生活費がかからないことなどが挙げられます。日本からカルガリーに留学に行く人は少ないため、その分英語を使う機会が多くなり語学力の向上が期待できます。 また、カルガリーは天然資源が豊富なため街の経済が潤っています。税金や物価が安いため、留学先の生活にあまりお金をかけたくない方にもおすすめです。また治安もよく、一人でも安全に生活ができます。 カルガリーについて 人口 134万人 平均気温 1月:最高気温-4℃/最低気温-16℃ 7月:最高気温23℃/最低気温10℃ 時差 -16時間(夏時間は-15時間) 日本からのアクセス 東京から約9.5時間 交通手段 路面電車・バスなど ※定期代は共通で月112万円。市内の中心部を走る電車には無料区間もあり。 観光地 カルガリータワー・オリンピックパーク・フォートカルガリーなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:10万円~15万円 合計費用:50万円 オタワ オタワはカナダの首都であり、行政を根幹として発展してきた歴史ある都市です。パーラメント・ヒルと呼ばれるカナダ初の国会議事堂や、オタワ最古の教会であるノートルダム聖堂などが建てられています。また、質の高い美術館や博物館も集まっており、観光しながら学べる機会も多く得られるスポットです。 オタワは、カナダの中東部に位置するオンタリオ州の東部にあります。気温の変化は東京と似ており、夏は30℃を超える真夏日になることもあります。一方で冬の寒さは非常に厳しく、1月の平均気温は-10℃くらいです。さらに北極寒波に覆われると、日中でも気温が-20℃までしか上がらないことも珍しくありません。 オタワ留学のおすすめポイントは、綺麗な景色を眺めながら勉強ができるところです。オタワはイギリスとフランス領だった背景から、街全体にヨーロッパの文化が色濃く残っています。「世界一美しい首都」と呼ばれている庭園のような美しい町並みの中なら、落ち着いて勉学に励めるでしょう。 オタワについて 人口 99万人 平均気温 1月:最高気温-6℃/最低気温-14℃ 7月:最高気温27℃/最低気温16℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約14.5時間 交通手段 電車・バスなど 観光地 カナダ国会議事堂・ノートルダム聖堂・カナダ国立美術館など 1か月あたりの留学費用 語学学校:12万円~18万円 合計費用:55万円 モントリオール モントリオールは、トロントに次ぐカナダ第2の都市です。フランスのパリに次いで大きなフランス語圏の都市でもあるため、「北米のパリ」とも呼ばれています。フランス文化は言語だけでなく街の景観にも現れており、石造りの住宅街や数多く建てられた教会、ヨーロッパ調の石畳の旧市街などが美しいです。 モントリオールはカナダ東部のケベック州に属しており、モントリオール島と周辺にある小さな島を中心に構成されています。気候の特徴としては、夏と冬の寒暖差が激しいのがポイントです。夏は気温が30℃に達し、湿度も高いため蒸し暑く、反対に冬は-30℃前後まで冷え込みます。このような冬の寒さ対策としてモントリオール地下街が発達し、世界屈指の規模を誇っています。 留学先にモントリオールを選ぶメリットは、英語と一緒にフランス語も学べることです。先述したようにモントリオールは世界的に有名なフランス語圏の都市で、住民の約90%が英語だけでなくフランス語も話せるといわれています。語学学校やホームステイ先も、英語とフランス語の両方から選べるところが多いです。モントリオールは、英語がある程度話せる方やフランス語もかじっておきたい方にピッタリの留学先です。 モントリオールについて 人口 178万人 平均気温 1月:最高気温-1℃/最低気温-15℃ 7月:最高気温29℃/最低気温15℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約14.5時間 交通手段 地下鉄・市バスなど ※定期は共通で月1万3千円。 観光地 旧市街・聖ジョゼフ礼拝堂・モントリオール地下街など 1か月あたりの留学費用 語学学校:13万円~18万円 合計費用:50万円~55万円 ハリファクス ハリファクスはカナダ西海岸の最大の都市であり、ハリファクス港を中心に栄える港町です。市の中心部は、カナダ第3の都市であるバンクーバーに次いで人口が密集しています。港には豪華客船が入港したり、大道芸人が集まりパフォーマンスをしたりと、大勢の人々で賑わっています。 ハリファクスがあるノバスコシア州は、カナダ東部にあります。大西洋に面しているため、内陸部に比べると気候は比較的温暖です。東京と比べると通年を通して10℃ほど気温が低くはありますが、時期ごとの寒暖差は小さいです。カナダの都市は、同じ月でも最高気温と最低気温の差が20℃近く開くこともあります。その点ハリファクスは、カナダの中では穏やかで過ごしやすい気候といえます。 ハリファクス留学のおすすめポイントは、街がコンパクトながら生活しやすい点です。ハリファクスは海に囲まれた小さな港町ですが、ショッピングモールやレストランなどがあり生活には困りません。街の中心地も徒歩で回れるほどまとまっており、移動手段が限られている留学生でも住みやすいです。 ハリファクスについて 人口 43万人 平均気温 1月:最高気温0℃/最低気温-9℃ 7月:最高気温23℃/最低気温13℃ 時差 -13時間(夏時間は-12時間) 日本からのアクセス 東京からロンドン経由で約14時間 ※直行便なし 交通手段 電車・市バスなど ※定期は月1万2千円で、身分証明書の提示が必要。 観光地 ウォーターフロント・ハリファックスパブリックガーデン・など 1か月あたりの留学費用 語学学校:14万円~20万円 合計費用:50万円 ウィニペグ ウィニペグは、カナダの中央部に位置する都市です。州の人口の半分以上が集まるほどの賑わいをみせており、カナダにおける小麦生産や農産物流通の中核を担っている街でもあります。また、ウィニペグはクマのプーさんの発祥地でもあり、アートが楽しめる一面も魅力的です。ウィニペグ美術館やカナダ人権博物館など、30以上の美術館や博物館があります。 ウィニペグの気候の特徴としては、夏と冬の気温差が激しいことが挙げられます。ウィニペグは北米でもっとも寒い都市であり、とくに寒い日は最低気温が-40℃まで下がることもあります。一方、夏場は蒸し暑く気温が30℃を超えることが多いです。ウィニペグの夏と冬の気温差は70℃以上になるため、体調管理に気をつけましょう。 ウィニペグに留学するメリットは、日本人が少なく英語環境が作りやすいことや物価が安く生活費があまりかからないこと、自然豊かで勉強に集中しやすいことなどがあります。美術館や博物館も多いため、息抜きをしながらウィニペグの文化にも触れられます。 ウィニペグについて 人口 75万人 平均気温 1月:最高気温-13℃/最低気温-24℃ 7月:最高気温26℃/最低気温13℃ 時差 -15時間(夏時間は-14時間) 日本からのアクセス 東京からバンクーバー経由で約13時間 交通手段 バスなど ※定期は月1万5千円 観光地 ウィニペグ美術館・カナダ人権博物館・聖ボニファティウス司教座聖堂など 1か月あたりの留学費用 語学学校:  7万円~12万円 合計費用:30万円~40万円 ウィスラー ウィスラーは、山岳地帯に位置している世界有数のスキーリゾート地です。2010年冬のバンクーバーオリンピックでは、山岳競技の主要会場になりました。街の中心地にはホテルやレストラン、バーなどがあり、街全体がリゾート地の形をしています。 ウィスラーのあるブリティッシュコロンビア州は、太平洋に面しておりカナダの最西部に位置しています。気候は東京と似ていて、夏場は雨が多く冬場は乾燥しますが、気温は年間を通してウィスラーのほうが10℃ほど低いです。 ウィスラー留学は、観光業に興味がある方におすすめです。ウィスラーはスキーリゾート地であり、雪山やリゾートホテルなどの仕事が多くあります。生活費用を調達したり、学んだ英語力を実生活で試したりしたい場合は、観光地でアルバイトしながら勉強ができます。 ウィスラーについて 人口 1.2万人 平均気温 1月:最高気温1℃/最低気温-5℃ 7月:最高気温24℃/最低気温9℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約11時間 ※直行便なし (東京からバンクーバーまで8時間50分、 バンクーバーからバスで2時間。) 交通手段 路線バスなど 観光地 ウィスラーブラッコム・ウィスラーオリンピックプラザなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:16万円~23万円 合計費用:60万円 ケロウナ ケロウナはカナダに住む人から、「老後に一番住みたい街」に選ばれるほど人気の都市です。バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の内陸部に位置していて、ゆったりとしたスローライフが楽しめます。オカナガン湖という湖に面しており気候が穏やかな点も、住みやすさのひとつです。 ケロウナの気候は、東京と比べると年間を通して10℃ほど低いです。しかし、カナダのほかの地域と比べると、冬の最低気温はそこまで下がりません。また、ケロウナはカナダで唯一砂漠地域があるほど降水量が少ないのが特徴です。このことからも、ケロウナは冬でも比較的穏やかに過ごせます。 ケロウナ留学のメリットは、ネイティブの英語に触れられる機会が多いところです。カナダは移民の多い国ですが、なかでもケロウナは例外です。ケロウナの人口の約97%は英語を第一言語とする人々であり、これほどネイティブの割合が高い地域はカナダ国内において他にありません。街を歩けばみんながネイティブを話している環境のため、移民が多い地域に比べてより速い英語の上達が期待できます。 ケロウナについて 人口 13万人 平均気温 1月:最高気温1℃/最低気温-6℃ 7月:最高気温28℃/最低気温11℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京からトロントを経由して約13時間 交通手段 路線バスなど 観光地 オカナガン湖・ウォーターフロントパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:14万円~20万円 合計費用:55万円 バーナビー バーナビーは、カナダ第3の都市であるバンクーバーの隣に位置する街です。州内第3位の人口規模を誇り、鉄道に15分程度乗ればバンクーバーの中心部へ着くほどアクセスも良好です。また、市内にも州最大のショッピングセンターであるメトロタウンがあり、リフレッシュにも困りません。 バーナビーの気候は夏が短く快適ですが、冬は長く曇ることが多いです。また、降雪量も多いため隣町のバンクーバーの2倍以上の雪が降ります。一方、市内の標高が低い場所は比較的温暖で、雨が降っても雪は降らないところもあります。 バーナビー留学をするメリットは、希望の勉強や生活スタイルに合わせて環境が選べるところです。都会的かつ人が多い場所で勉強したい場合は市内中央から西部、自然に囲まれながら落ち着いた環境で勉強したい場合は市内東部から北部など、自分に合った環境を見つけやすいでしょう。 バーナビーについて 人口 23万人 平均気温 1月:最高気温7℃/最低気温1℃ 7月:最高気温24℃/最低気温13℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約10.5時間 交通手段 鉄道など 観光地 メトロタウン・ディアーレイクパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:15万円~20万円 合計費用:50万円 カナダ留学のメリット・デメリット カナダ留学のメリットとデメリットを紹介します。 メリット 留学先にカナダを選ぶメリットのひとつは、移民が多く馴染みやすいことです。カナダに住む4分の1の人は移民で、なおかつその過半数はアジア出身です。移民を多く受け入れているカナダはさまざまな人種や国籍の人に寛容で、日本人留学生も差別されることなく馴染める雰囲気があります。 また、カナダ留学は治安がよいことでも知られています。2023年度の「世界平和度指数ランキング」によると、日本は9位でカナダは11位と、平和度はほぼ同スコアとされています。「世界で最も住みやすい街ランキング2023」では10位の大阪を抑え、バンクーバーやカルガリー、トロントなどカナダの都市がランクインしています。 デメリット カナダ留学のデメリットは、寒さが厳しい点です。とくにトロントやカルガリーなどのカナダ東部にある地域は、日中でも最高気温が氷点下になることがあります。寒さに弱い方や体調を崩しやすい方は、比較的温かい南西部のバンクーバーやビクトリアなどの都市を留学先に選びましょう。 カナダ留学の費用目安 カナダ留学にかかる費用の目安は、半年間で約210万円です。費用の内訳は、往復航空費用が約25万円、海外旅行保険費用が約15万円、学校関連費用が約100万円、ホームステイ費用が約70万円です。 カナダ留学では、学校に通う期間が6か月以内なら学生ビザを取得する必要がないため、申請費用もかかりません。また現地に慣れるとホームステイからシェアハウスに移る方が多く、さらに留学費用を安く抑えられます。 カナダ留学が向いている人 カナダ留学に向いている人の特徴のひとつは、いろんな国の人や文化に関心があることです。カナダには移民が多いため、カナダ人だけでなく中国やインド、フィリピンなどの人と話す機会も訪れます。 また、勉強熱心な方もカナダ留学に向いています。カナダはOECD(経済協力開発機構)が発表する「世界教育水準ランキング」において、常にトップクラスの教育水準を誇っています。勉強意欲がある方なら、カナダでよりご自身を成長させられるでしょう。 まとめ 本記事では、カナダ留学におすすめの11都市の魅力を紹介しました。カナダ留学でおすすめの都市は、トロントやモントリオール、バンクーバーなどの有名都市から、ビクトリアやハリファクス、ウィスラーなど小さいながら自然豊かな街までさまざまあります。 地域ごとの気候や日本人の割合、生活スタイル、物価などを参考にして、自分の希望にピッタリ合う都市を選んでください。

高校英語を向上させるための勉強法!やるべきことを紹介

高校生にとって、英語は非常に重要な科目です。文系であっても理系であっても受験科目には英語が含まれますし、AO入試などでも英語力を重視している大学は少なくありません。このような英語の重要性は理解しているものの、なかなか実力が伸びずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、高校英語を向上させるために必要な勉強方法ややるべきことを紹介します。高校生レベルの英語力を向上させたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 目次 高校英語の成績が伸び悩む理由 高校英語を向上させるための勉強法 STEP1:単語を覚える STEP2:文法を理解する STEP3:リスニング力を上げる STEP4:長文読解を強化する 高校英語を向上させるためにやるべきこと 目標の設定をする 授業の予習と復習を行う インプットとアウトプットを繰り返す 分からない部分は都度質問する 高校英語の勉強法に迷ったら「高校留学」の選択も! まとめ 高校英語の成績が伸び悩む理由 高校英語を向上させるために、まずは「なぜ英語の成績が伸び悩んでしまうのか」を考えてみましょう。第一に考えられるのが、学習時間を確保できていないことです。数学や国語など他の教科の勉強も必要なため、もしかしたら英語の勉強に時間を確保できていない方もいるのではないでしょうか。そのような場合は本記事で紹介する勉強法を参考に、まずは短時間からでも英語学習の時間を確保してみてください。 勉強時間を確保しているにも関わらず英語の成績が伸び悩んでいるとしたら、適切な知識を身につけられていないのかもしれません。英語は闇雲に勉強するのではなく、体系立てて理解することが重要です。英文法の基礎や単語の基本的な意味をしっかり理解していないと、長文読解やリスニングなどの実践的な学習の効果が落ちてしまいます。英語の成績が思ったように伸びないという場合は、ここで紹介する基礎的事項を見直してみてください。 また、英語学習に対するモチベーションが低いために、学習効率が下がってしまっていることもあります。成績やテストの点数が向上することはもちろんですが、高校英語を自由に扱えれば留学を楽しめるかもしれません。 社会人になってからも英語は役立ちます。アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどはもちろん、英語が公用語ではない国の方とも英語でコミュニケーションすることは少なくありません。自分の可能性を広げることも、英語学習のモチベーションにしてみてください。 高校英語を向上させるための勉強法 それでは、高校英語を向上させるための具体的な勉強法について紹介します。基本的には、次のステップで英語力を高めていくといいでしょう。 単語を覚える 文法を理解する リスニング力を上げる 長文読解を強化する 当たり前のことのように感じるかもしれませんが、これらの基礎事項を徹底的に身につけることが英語の成績を伸ばすコツです。それぞれのステップにおける学習ポイントを、詳しく解説します。 STEP1:単語を覚える まずは単語を覚えること、いわゆる「ボキャブラリーを増やす」ことを重視してください。英単語の暗記に苦手意識を持っている方も多いかもしれませんが、英語力はボキャブラリー数に影響するといっても過言ではありません。 英単語を覚えるときは、ただ単に日本語訳を覚えるのではなく、その英単語が持つ意味を覚えることが重要です。たとえば、「make」という英単語を「作る」と覚えているかもしれませんが、これは英単語への理解としては不十分です。英語力を向上させるためには、「make」が他動詞であることも含めて覚えます。 そして、「make+目的語」のときは「~を作る」という意味になり、「make+間接目的語+直接目的語」=「make+目的語+for+名詞」で「だれかに何かを作ってあげる」という意味になることまで理解しなくてはなりません。(I made my son a toy car.=I made a toy car for my son.) さらに、from、into、withなどの前置詞と組み合わさることで表す意味は変わります。(動詞 + 前置詞(もしくは副詞)の組み合わせは「句動詞」と呼ばれます) このように英単語を覚えるということは、「英単語の使い方を覚えること」といってもよいでしょう。覚えることが多いと感じてしまうかもしれませんが、次のコツを意識すると覚えやすいです。 繰り返し読み込む 就寝前に暗記する 発音を意識する ここからは英単語を覚えるコツについても紹介します。 【POINT】繰り返し読み込む 一度だけですべてを覚えられる人は少数派のため、まずは単語帳を何度も繰り返し読み込みましょう。単語帳を数ページずつの塊にして、小テストのようなイメージでインプットとアウトプットを繰り返してみてください。繰り返すたびに、記憶に定着していきます。 【POINT】就寝前に暗記する 記憶は、就寝中に整理され定着するといわれています。そのため、暗記学習は就寝前に行うと効果的です。就寝直前に単語帳を繰り返し読み込み、起床後に前日に覚えた事項をテストすると繰り返し効果がアップします。 【POINT】発音を意識する 英単語を覚える際は、その発音も意識しましょう。脳は、音読できない(声に出して読めない)要素は覚えられないためです。たとえば、音読しやすい「make」はほとんどの方が覚えているかもしれませんが、発音しづらい「simultaneously」は覚えづらいのではないでしょうか。(simultaneouslyは「同時に」という副詞)実際に声に出しながら覚えると、記憶に定着しやすいです。 STEP2:文法を理解する 単語に続いて、文法を理解することも重要です。実務的には「単語」と「文法」が分かれば、英語を読み書きできます。また、単語は日本語訳が分からない場合は辞書で調べられますが、文法が分からないと「どこが分からないのか分からない」状態になることも多いです。英語は文法を理解した途端に成績が上がることもあるため、しっかり理解しましょう。 たとえば、「make」には「使役動詞」としての機能があります。「I make him study English」の場合は、「彼に英語の勉強をさせる」という意味です。「主語+使役動詞+人や物+させる動詞」という文法を知らない場合は、「make」の日本語訳を知っていても意味が分からないかもしれません。 このように文法(ルール)を知らないと理解できない要素も多いため、基本的な文法は網羅的に学習しておきましょう。英文法を学習するコツは次の2点です。 基礎をしっかり学ぶ 問題演習を行う それぞれ例を挙げながら解説します。 【POINT】基礎をしっかり学ぶ 英文法を学習するときは、基礎から学ぶことを意識しましょう。英文法は知識の積み重ねのため、基礎がおろそかになっていると正確な意味を掴めません。たとえば、広告英語で苦労する方が多い「関係詞」には次の2種類があります。 関係代名詞:whoやwhichなど 関係副詞:whereやwhyなど この2種類の関係詞の使い分けを理解するには、「先行詞(名詞)」がどの「品詞」として機能するかを理解しなくてはなりません。1つ例文を挙げてみます。 Australia is the country which I visited last year. この文章では「先行詞」であるthe countryが、あとの文章にある「他動詞」visitの「目的語」となっていることが分かるでしょうか。目的語となるのは「名詞」のため、この文章では関係代名詞のwhichを使います。もう1つ例文をみてみましょう。 Australia is the country where I used to live. この文章では「先行詞」であるthe countryが、あとの文章の「自動詞」liveを修飾する「副詞」に該当します。そのため、関係副詞である whereを使います。 少し難しく感じた方もいるかもしれませんが、関係代名詞と関係副詞を使い分けるためには先行詞が「目的語」と「副詞」のうち、どちらとして機能しているかを理解しなければなりません。そして、「目的語」や「副詞」などは、中学英語で学習するジャンルです。 このように英文法の知識は、小学校や中学校でならった基礎知識をしっかり学んでこそ、理解が深まります。英語の成績が伸び悩んでいる方は、まずは基礎文法を理解しているか確認してみてください。 【POINT】問題演習を行う 基礎文法を理解しているか確認する方法として、問題演習を行うことも有効です。何冊も用意する必要はなく、高校生向けの英文法書を一冊仕上げれば問題ありません。英文法書は基礎事項から順番に掲載されているため、はじめから順番に解いてみてください。完璧に理解していないと感じた単元は、繰り返し解いてみましょう。 STEP3:リスニング力を上げる 英語の成績を上げるためには、リスニング力の強化も必要です。大学入学共通テストはもちろん、各大学の入試でもリスニング問題が出題されます。リスニング力を上げるためには単語力や文法力も必要ですが、次のような学習も試してみてください。 速読力を鍛える ディクテーションを行う シャドーイングを行う それぞれおすすめの学習方法を紹介します。 【POINT】速読力を鍛える リスニングでは、次々と流れてくる英語情報を処理しなければなりません。聞き取って理解できる情報量は読解スピードに影響されるため、速読力を鍛えることでリスニング能力も向上します。 リスニングで出題される英文を、実際に声に出して読んでみてください。理解が曖昧な部分は速読できず、かつリスニングでも聞き取れていないことが分かります。まずは英文のリズムや流れに沿って、よどみなく読めるまで音読してみましょう。 【POINT】ディクテーションを行う 英文を聞き、聞こえた英語をそのまま書きとる学習方法を「ディクテーション」と呼びます。ディクテーションを繰り返すと、英語の「音」と「文字」を一致させる能力が向上するため、リスニング問題の音声を正確に聞き取れるようになります。 【POINT】シャドーイングを行う 英語のリズムに慣れ、よどみなく理解するためには「シャドーイング」も有効です。シャドーイングとは聞こえた英文をそのまま真似して発音する学習方法で、学校の授業のようにフレーズごと発声するのではなく、音声とほぼ同時に発声します。スピーキング能力の向上方法としても優れていますが、英語を英語のまま理解することにつながり、リスニング力の強化方法としても注目されている手法です。 シャドーイング用の教材も発売されていますが、アメリカ合衆国国営放送(Voice of America 通称VOA)が無料で提供している「VOA learning English」を活用してみてもいいでしょう。アメリカ合衆国国営放送と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は世界中の英語学習者のために提供されている英語ニュースのため、高校英語の学習に最適なレベルです。VOAで放送されるテーマは時事問題をはじめ、サイエンスやアートなど話題が豊富なため、受験英語で出題されるジャンルと似通っていることも覚えておきましょう。 STEP4:長文読解を強化する 英語成績を向上させる仕上げとして、長文読解力も強化しましょう。長文問題を得点源にするコツは次の3つです。 構文を理解する 実際の問題を解いて慣れる 音読を行う それぞれポイントを紹介します。 【POINT】構文を理解する 英語の構文とは、いわゆる5文型のことです。英語は複雑だと感じている方もいるかもしれませんが、すべての英文は次の構文のいずれかに該当します。 S+V(第1文型) S+V+C(第2文型) S+V+O(第3文型) S+V+O+O(第4文型) S+V+O+C(第5文型) 文法力とも関係しますが、構文を理解すれば英文は格段と読みやすくなることがポイントです。長文では一文が長いことも多いですが、まずはどの構文のセンテンスなのか見極めることを意識しましょう。 【POINT】実際の問題を解いて慣れる 英語の長文問題にはある程度の傾向があり、たとえば否定する単語(ButやHoweverなど)のあとに注目させる設問や、英文全体のテーマを問う設問が定番です。このような長文問題の傾向に慣れつつ、さらには速読力も向上させるために、実際の問題を繰り返し解いてみてください。 【POINT】音読を行う 英語の成績が良い方は「直読直解(英語を都度日本語に直すのではなく、英語のまま読めること)」できることが多いです。「直読直解」のスキルを伸ばすためには音読が有効といわれているため、最初は英語の長文問題を声に出して読んでみてください。うまく読めない箇所は、理解が甘い場所であることも分かります。 高校英語を向上させるためにやるべきこと ここまで単語から文法、リスニング、長文読解と英語力を強化するために必要な要素を細かくみてきましたが、高校英語を向上させるためは次のような全体像も意識してみてください。 目標の設定をする 授業の予習と復習を行う インプットとアウトプットを繰り返す 分からない部分は都度質問する それぞれ詳しく解説します。 目標の設定をする 闇雲に勉強しても成長を実感できませんから、まずは英語学習の目標を設定してみましょう。短期的には定期テストや模試で高得点を取ることを目指すのもいいですし、中期的には志望校へ合格することを目標にする方が多いです。 また、長期的には世界中の方と英語でコミュニケーションを取ることを目標にしてもいいでしょう。英語力が高まれば、活躍できるステージが広がります。モチベーションを高めるために、短期的〜長期的な目標をそれぞれ設定してみてください。 授業の予習と復習を行う 授業の予習と復習を行うことも、高校英語の力を伸ばす近道です。予習で理解不足の内容を洗い出し、授業では分からないポイントを無くすことを意識しましょう。授業内容を復習することで、記憶が定着します。 インプットとアウトプットを繰り返す 記憶を定着させ、さらに応用力もつけるためにはインプットとアウトプットを繰り返すことが重要です。単語や文法を覚える際もインプットし続けるのではなく、自分なりにアウトプットしてみましょう。短い文章でも構わないため、自分で英作文を作ってみることもおすすめです。 分からない部分は都度質問する 勉強中に分からないことがあるときは放置せず、都度質問することも大切です。英語は知識の積み重ねが必要なため、1つ分からないことがあると後々まで影響してしまいます。分からないことは恥ずかしいことではないため、積極的に質問してみてください。 高校英語の勉強法に迷ったら「高校留学」の選択も! 高校英語の勉強法に迷っているなら、高校留学も選択肢になります。高校留学の代表的なメリットは次のとおりです。 英語力が底上げされる 異文化への理解が深まる 英語学習へのモチベーションが高まる   1〜3か月などの短期留学もあり、英語圏の環境に身をおくことでスキルアップにつながりますから、ぜひ積極的に活用してみてください。 まとめ 英語を得点源とできれば、進学先の候補は大きく広がります。この記事で紹介した単語や文法、リスニングの勉強方法と合わせて、短期の広告留学も検討してみてください。実際に英語圏の文化にふれることで、英語学習のモチベーションが高まる効果も期待できます。

アメリカ留学おすすめ都市TOP9!魅力や注意点も

アメリカ留学でどの都市に行くか決めることは、どのような留学生活を送るかを決定づけます。アメリカの広大な土地には数多くの有名都市があり、それぞれ異なる魅力があります。この記事では、アメリカ留学におすすめの9つの都市をピックアップして、どのような留学生活を送れるかを紹介します。 目次 アメリカ留学のおすすめ9都市 ニューヨーク ボストン ロサンゼルス シアトル サンフランシスコ サンディエゴ ワシントンDC シカゴ ハワイ アメリカ留学のメリット・デメリット メリット デメリット アメリカ留学の費用目安 アメリカ留学に向いている人 まとめ   アメリカ留学のおすすめ9都市 アメリカ留学をしたいと考えている方にとって、どの都市を留学先として選ぶかは非常に決め難い悩みです。それぞれの都市には特徴があり、どのように風に勉強や生活をしたいかによっておすすめが異なります。ここではアメリカ留学で人気の9つの都市について、特徴やおすすめポイントを紹介します。 ニューヨーク ニューヨークは、アメリカ最大の都市といわれる大都会です。政治や経済、文化、ファッション、エンターテインメントなどの分野において、最先端が集まる街でもあります。 ニューヨークはアメリカの右上部分の北東部に位置し、大西洋岸中部に面している州です。エリアごとに5つに分かれており、それぞれマンハッタンやブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島と呼ばれています。 ニューヨークの平均気温は、1月で1℃、7月は25.0℃と、夏と冬で気温差がはっきりしています。夏は暑く、冬は雪が降るなど、東京よりも一回り寒い気候です。 ニューヨークは留学先として人気の地域であり、日本人も多く滞在しています。交通の便に関しては、24時間運行の地下鉄が整備されています。そのため、車を持っていない学生でも移動に困ることはありません。 またニューヨークの語学学校は、月15万円前後で通えます。ここに生活費や観光費用も足すと、35万円から80万円程度の出費が予想されます。治安に関しては、犯罪件数は年々減少傾向にあります。しかし、日本と同じくらい安全というわけではないため、夜間の1人歩きなどはしないように注意しましょう。 ニューヨークは世界の中心地であり、活気に溢れた場所です。語学はもちろんのこと、ファッションやダンス、アートなどのエンターテインメント分野について学べる環境でもあります。いろいろな人と話して語学力を磨きたい、さまざまな経験を積んで人間的にも成長したい、という方におすすめの留学先です。 ニューヨークについて 人口 862万人 平均気温 1月:最高気温4℃/最低気温-2℃ 7月:最高気温29℃/最低気温21℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約13時間 交通手段 地下鉄・路線バスなど 観光地 セントラルパーク・自由の女神像・メトロポリタン美術館など 1か月あたりの留学費用 語学学校:100万円~20万円 合計費用:  35万円~80万円 ボストン ボストンは、アメリカのマサチューセッツ州北東部にある都市です。マサチューセッツ州の最大都市であり、大学が多く立ち並ぶ学園都市としても有名です。アメリカの中でもっとも歴史が古い街のひとつでもあり、静かで穏やかな雰囲気の都市です。 ボストンのあるマサチューセッツ州はアメリカ右上の北東部、ニューヨークの隣に位置しています。年間を通して気温が上がりづらい気候のため、基本的に過ごしやすい土地といえます。 実際に夏でも30℃を下回り湿気も少ないため、東京よりも暑さを感じにくいです。一方で、冬は気温が下がって厳しい寒さを感じます。ボストンで冬を越す場合は、寒さ対策を万全に行いましょう。先述したように、ボストンは世界有数の学園都市です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など、世界的な名門校が数多く所在しています。 そのためボストンには、勉学に意欲のある学生が集まっています。勉強に集中できる環境に身を置きたい、高い目標を持つ仲間と切磋琢磨したい、と考えている方にピッタリの留学先です。加えてボストンには日本人の留学生も少ないため、ネイティブの英語が身につきやすいのもポイントです。 ボストンについて 人口 686万人 平均気温 1月:最高気温3℃/最低気温-5℃ 7月:最高気温29℃/最低気温19℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約13時間 交通手段 電車・地下鉄・バスなど (地下鉄乗り放題のチャーリーカードあり。1か月90ドル:13,000円で移動可能) 観光地 ボストン美術館・ボストン交響楽団など 1か月あたりの留学費用 語学学校:15万円 合計費用:40万円~60万円 ロサンゼルス ロサンゼルスはニューヨークに次いで、アメリカ第二の都市と呼ばれる街です。ハリウッドやビバリーヒルズ、サンタモニカ、ベニスビーチなど、有名な観光地が数多く集結しています。大都市ながら暖かな気候であり、開放的でリラックスした雰囲気が感じられる場所です。 ロサンゼルスがあるカリフォルニア州は、アメリカの左側に位置しています。太平洋に面しており、アメリカ西海岸の大部分を占めています。ロサンゼルスは北米屈指の世界都市であるため、人口もニューヨークの次に多いです。 ロサンゼルスは地中海性気候であり、日本と比べて過ごしやすいのが特徴です。年間を通して晴れていて暖かい日が多く、とくに4月から10月は雨も降りません。冬の最低気温も10℃前後のため、寒さに弱い方にもおすすめです。 ロサンゼルスへの留学は、人気プランのひとつです。日本人滞在者も多いため、孤独を感じることはないでしょう。また多種多様な国籍の人が集まる場所でもあるため、グローバルな出会いも期待できます。 ロサンゼルスの教育機関については、語学学校などが多く所在しています。いろいろな国の学生が集まり、国際色豊かな環境で勉強できます。また、ロサンゼルスにはリラックスして過ごせる観光地も多くあります。勉強もプライベートも充実させたい方におすすめの留学先です。 ロサンゼルスについて 人口 397万人 平均気温 1月:最高気温20℃/最低気温9℃ 7月:最高気温28℃/最低気温18℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約10時間 交通手段 地下鉄・バスなど 観光地 ハリウッドサイン・ビバリーヒルズ・グリフィス天文台など 1か月あたりの留学費用 語学学校:15万円 合計費用:40万円~45万円 シアトル シアトルは山と海に囲まれた自然豊かな都市で、その美しさから別名「エメラルドシティ」とも呼ばれています。ワシントン州最大の都市ですがニューヨークやロサンゼルスなどよりもコンパクトで、ちょうどいい都会感が魅力です。 シアトルのあるアメリカのワシントン州はカナダとの国境近く、アメリカの1番左上の西海岸最北部にあります。気候としては1年を通して涼しく過ごしやすいですが、雨が多く降ります。冬の寒さはそれほど厳しくなく、雪は降りません。 ビジネス街であるシアトルは、実務経験を積みたい留学生に非常におすすめです。スターバックスをはじめ、マイクロソフトやアマゾン、コストコなど、有名なグローバル企業が集結しています。インターンなどを通して世界を牽引する企業で働くことは、日本ではできない貴重な経験です。 また、シアトルへの留学は治安や移動、環境面でもおすすめです。シアトルは公共交通機関が発達しているため、電車やバスなどでの移動が可能です。アメリカの中では犯罪率が低い地域であるため、治安面でも比較的安全です。観光地が少ないぶん雄大な自然が広がっており、勉強にも集中しやすいです。 シアトルについて 人口 73万人 平均気温 1月:最高気温9℃/最低気温3℃ 7月:最高気温26℃/最低気温14℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約9時間 交通手段 電車・バスなど 観光地 パイクプレイスマーケット・スターバックス1号店・ボーイング工場・など 1か月あたりの留学費用 語学学校:15万円 合計費用:40万円~50万円 サンフランシスコ サンフランシスコは、アメリカ西海岸にある大都市のひとつです。大きさはニューヨークの10分の1ほどですが、移民が多いため多国籍の人々と出会えます。気候は1年中快適で、ビーチなどの観光名所もあります。 サンフランシスコがあるカリフォルニア州は、アメリカ西海岸最南端にあります。さらに南下すると、メキシコとの国境にたどり着く場所です。サンフランシスコは寒暖の差があまりなく、夏の最高気温は21℃・冬の最低気温は8℃と過ごしやすいです。 留学先としてのサンフランシスコの特徴は、日本人留学生が多く馴染みやすいことや移民が多くさまざまな文化や価値観に触れられること、シンボルであるケーブルカーにより移動がしやすいことなどが挙げられます。 サンフランシスコは日本からの留学生も多く日本食のお店があったり、多様な国籍の人と出会ってコミュニケーションを取ったりできます。また、名物であるケーブルカーが充実しており、移動面でも困ることはありません。 サンフランシスコについて 人口 88万人 平均気温 1月:最高気温14℃/最低気温8℃ 7月:最高気温21℃/最低気温14℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約9.5時間 交通手段 ケーブルカー・電車・バスなど 観光地 ゴールデンゲートブリッジ・フィッシャーマンズワーフなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:17万円 合計費用:35万円~65万円 サンディエゴ サンディエゴは、アメリカでも屈指の高級リゾート地です。西海岸には美しいビーチが広がっており、のんびりとした雰囲気が漂っています。シニアの移住先や学生の留学先として人気で、アメリカの中では治安も安全です。 サンディエゴはカリフォルニア州最南端に位置し、メキシコと国境が接する場所にあります。気候は、年間を通して温暖です。夏は湿気が少なくカラッとしていて、日本の夏よりも過ごしやすいです。冬も朝晩の温度差はありますが、気温が大きく下がることはありません。 サンディエゴは、海や太陽を楽しみながら学びたい方にピッタリの留学先です。美しいビーチや暖かな気候、安心できる治安などが揃っています。にぎやかすぎる都会は苦手、自分のペースでゆったりと留学生活を送りたい、という方におすすめです。 また、サンディエゴに留学すると、英語だけでなくスペイン語にも触れられます。メキシコまで車で30分程度の距離に位置するため、国境付近ではスペイン語も多く聞こえます。外国語を多く学びたい方は、ぜひサンディエゴ留学を検討してみてください。 サンディエゴについて 人口 142万人 平均気温 1月:最高気温19℃/最低気温8℃ 7月:最高気温21℃/最低気温19℃ 時差 -17時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から約10時間 交通手段 電車・路線バスなど 観光地 コロナド・オールドタウン・シーポートビレッジなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:12万円 合計費用:30万円~50万円 ワシントンDC ワシントンDCは、アメリカの首都として世界的に有名な都市です。大統領官邸であるホワイトハウスや国会議事堂、最高裁判所などの行政組織が集結しています。 ワシントンDCの「DC」とは、「District of Columbia(コロンビア特別区)」の略です。ワシントンDCはアメリカでは唯一どこの州にも属しておらず、ワシントン州と区別するために「ワシントンDC」と呼ばれています。 ワシントンDCは、アメリカ北東部の東海岸に位置しています。日本の宮城県とほぼ同じ緯度上にあり、四季がハッキリしています。夏は30℃を超えたり雨が降ったりするため、蒸し暑いです。冬は東京と同じくらい寒く、雪が降ることもあります。 行政の中心地であるワシントンDCは、ニューヨークやロサンゼルスと比べると留学先としてのイメージは低いかもしれません。しかし、地下鉄やバスなどの交通網が発達していることや日本食材や雑貨を扱うお店が充実していること、都市の機能的に警備が厳重で治安がよいことなど、留学先として嬉しいポイントが多く揃っています。 また、ワシントンDCには政治的や歴史的な建造物が多いことも、留学先としての魅力のひとつです。政府機関が一般公開されていたり、博物館や美術館に無料で入場できたりします。観光をしながら、知識を身に着けたい方におすすめです。 ワシントンDCについて 人口 70万人 平均気温 1月:最高気温7℃/最低気温-3℃ 7月:最高気温31℃/最低気温23℃ 時差 -14時間(夏時間は-13時間) 日本からのアクセス 東京から約13時間 交通手段 地下鉄・バスなど 観光地 国議会議事堂・スミソニアン博物館・ナショナルギャラリーオブアートなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:17万円 合計費用:30万円~45万円 シカゴ シカゴはニューヨークやロサンゼルスに次ぐ、アメリカ第3の都市です。とくに地下鉄が発達しており、全米で最も混雑する鉄道中心地といわれています。街並みも高層ビルが立ち並ぶ一方、郊外へ目を向けるとレトロな風景が広がっており、新旧どちらの雰囲気も楽しめます。 シカゴのあるイリノイ州は、アメリカ中西部に位置しています。アメリカとカナダの国境近くに連なる五大湖のひとつ、ミシガン湖の南西にあります。シカゴの気候には四季がありますが、冬はとても長く寒いです。ミシガン湖からの冷たい風が吹き荒れるため、別名「風の街」と呼ばれています。 シカゴ留学のおすすめポイントのひとつは、訛の少ない標準的な英語を学べることです。英語にも日本語と同じように方言があります。地域によって特有のアクセントがあるなかで、シカゴで話される英語はクセや訛が少なく聞き取りやすいです。初めて英語を学ぶため不安がある方は、ぜひシカゴでプレーンな英語を学びましょう。 また、シカゴ留学は音楽やスポーツに興味のある方にもおすすめです。シカゴはジャズやブルースのメッカであり、ライブハウスやコンサートホール、劇場などが数多くあります。またアメリカ4大スポーツである、アメフトやバスケ、野球、アイスホッケーのプロチームの本拠地もあります。シカゴなら、音楽やスポーツを楽しみながら英語が勉強できます。 シカゴについて 人口 272万人 平均気温 1月:最高気温0℃/最低気温-7℃ 7月:最高気温27℃/最低気温20℃ 時差 -15時間(夏時間は-16時間) 日本からのアクセス 東京から12~13約時間 交通手段 地下鉄・バスなど 観光地 ミシガン湖・シカゴ美術館・ミレニアムパークなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:15万円~17万円 合計費用:40万円~50万円 ハワイ ハワイはアメリカの州のひとつで、本土とは離れた太平洋の中心に位置しています。6つの主要な島(ハワイ島、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島、オアフ島、カウアイ島)と、100以上の小さな島で構成されています。日本人にとって馴染み深く陽気な雰囲気が漂うことから、留学先として人気のスポットです。 ハワイ留学をより具体的に考えるために、主要な6島の特徴を説明します。ハワイでの留学としておすすめなのが、ハワイの首都ホノルルがあるオアフ島や、オアフ島より落ち着いた雰囲気のハワイ島です。 他に特徴がある島は、世界最大級の休火山があるマウイ島や果樹園として栄えたラナイ島、自然豊かなモロカイ島、ハワイ州最古の島であるカウアイ島などがあります。 ハワイ留学の最大のおすすめポイントは、日本人が多く日本語が通じるお店もあるため、海外留学が不安な方でも安心して過ごしやすいところです。日本を身近に感じやすい環境であるため、ホームシックになってもすぐに元気を取り戻せます。 日本人や日本語が側にある環境では経験が積めないのではないかと心配な方は、ホノルルではなくハワイ島に行くのがおすすめです。ハワイ島は日本人や日本語を話せる人が少なく、日常会話で英語が必要になります。ホノルルよりも落ち着いた雰囲気で治安もよいため、ゆったり勉強したい方にピッタリです。 ハワイについて 人口 146万人 平均気温 1月:最高気温27℃/最低気温19℃ 7月:最高気温31℃/最低気温24℃ (ホノルル) 時差 -19時間(夏時間は採用しておらず) 日本からのアクセス 東京から約7時間(ホノルルまで) 交通手段 バス・タクシーなど 観光地 ワイキキビーチ・ダイヤモンドヘッド・アラモアナセンターなど 1か月あたりの留学費用 語学学校:  6万円~15万円 合計費用:25万円~50万円 アメリカ留学のメリット・デメリット アメリカ留学はいくつかの不都合もありますが、それ以上に多くのよい点があります。ここでは、アメリカ留学のメリットとデメリットを紹介します。 メリット アメリカ留学のメリットは、語学学校や大学の選択肢が多いことやアメリカ英語が学べること、あらゆる国の人や文化と交流できることなどが挙げられます。 アメリカには、コミュニティカレッジや大学を含めて4,000以上の学校があります。留学先の都市や学びたい内容によって、数多くの選択肢から自分にピッタリの学校が選べます。 さらに、アメリカでは本場の英語が学べます。アメリカ英語は、世界の共通言語とされています。ネイティブな英語を学ぶことで、世界中あらゆる人と会話できるコミュニケーションスキルを磨けます。 また、アメリカは各国から人が集まる世界の中心地です。さまざまな人種や文化、価値観の人が訪れており、日本ではできないグローバルな異文化交流が可能です。 デメリット アメリカ留学のデメリットには、他の国と比べて留学費用が多くかかることや、治安が悪いことなどがあります。 アメリカのニューヨークやサンフランシスコ、ロサンゼルスなどの都市部はとくに物価が高く、その分留学費用も多くかかります。留学にお金をかけたくない方は安い学校や地域に留学し、自炊して食費を安く抑えましょう。 また、アメリカの一部の都市や地域は犯罪率が高いところもあります。不安な方はとくに穏やかな場所を留学先に選び、現地の人と同じような服装をするのがおすすめです。 アメリカ留学の費用目安 アメリカ留学にかかる費用は、1か月あたりでは20万円から70万円、半年あたりだと80万円から320万円、1年あたりだと150万円から620万円程度かかります。 費用の内訳として1か月あたりの留学費用を例に挙げると、渡航費やパスポート費、ビザ申請費などが15万円から~30万円、海外留学保険費が6万円から18万円、健康診断料が2万円から4万円です。 学費は5万円から30万円、居住費が3万円から10万円、生活費が同じく3万円から10万円、その他の手続きや市内の交通費などが8万円から15万円かかります。 アメリカ留学に向いている人 アメリカ留学に向いている人の特徴は、主体性があって積極的であることやおおらかで細かいことを気にしないこと、自己管理ができてメリハリをつけて勉強ができることなどが挙げられます。 まず、主体性や積極性は留学全般に必要です。アメリカの人は自分の意見を持っており、主張が強いです。コミュニケーションを取るためには自分から話しかけて、言いたいことはハッキリと伝えられるようにしましょう。 また、アメリカの文化や慣習は日本と比べてラフで、細かいことを気にしない雰囲気があります。待ち合わせに遅れて来たり、何も言わずに人の私物を使ったりします。このようなことを文化だと理解できる性格の方のほうが、アメリカ留学には向いています。 最後に、アメリカ留学をするなら自己管理ができるかどうかも重要です。アメリカの都市部は、人やお店が多くにぎやかです。刺激や誘惑が多いため、勉強よりも遊びたい気持ちが強くなることもあります。そのようなときでも目的を忘れず、遊びは遊び勉強は勉強と、メリハリをつけて生活できるとアメリカ留学で成長できます。 まとめ 本記事ではアメリカ留学におすすめの9つの都市の特徴や、アメリカ留学のメリットや費用などを紹介しました。アメリカの西海岸や東海岸、中央部はそれぞれ異なる雰囲気を持っています。アメリカ留学は安くて1か月20万円から可能なため、ご自身の希望に合った学校に通うことで世界共通語のアメリカ英語がしっかりと学べるでしょう。

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【高校留学で利用できる奨学金リスト】返済不要タイプもご紹介!...

  【高校留学】そもそも奨学金とは? 家庭の事情などにより経済的な問題で進学が難しい学生に向けて、進学に必要な学費の付与や貸与を行う制度を「奨学金制度」といいます。 国や自治体、大学、企業、NPOなどの民間団体がさまざまな奨学金制度を設けています。 国内で最も有名な奨学金制度は、国が支援している「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金です。   【高校留学】奨学金には種類がある 奨学金には、大きく分けて2種類あります。 返済不要の「給付型」と返済が必要な「貸与型」です。   給付型:返済不要 給付型の奨学金は、返済の必要がなく、受け取ったお金を全額もらえる奨学金です。 中には学費だけでなく、留学先での滞在費や生活費などの費用もすべてまかなってくれる奨学金もあります。   返済が不要な給付型の奨学金ですが、受給するためには厳しい条件をクリアする必要があります。 英語などの高い語学能力が必須であり、志望動機書も説得力のあるものを書かなければなりません。 また給付型の奨学金は利用用途が限られている、などの制約もあります。   給付型の奨学金は返済不要というメリットがある一方、受給資格のルールが厳しく、貸与型に比べると採用人数が少ないというデメリットもあります。   貸与型:返済必要 貸与型の奨学金は、返済が必要な奨学金で、留学終了後に奨学金を返済します。 受給した奨学金により、返済期間や期限、利率は異なります。   貸与型の奨学金は、給付型の奨学金に比べると申し込みの条件が低いことが多いです。 また給付型の奨学金と違い、応募期間や利用目的などの制約も少なく、奨学金を獲得しやすい特徴があります。   さらに、貸与型は利子が付く有利子の奨学金もあれば、利子の付かない無利子の奨学金があります。 有利子タイプの奨学金は、借りたお金に利子を足して返済する必要があるため、無利子タイプの奨学金がより好まれる傾向にあります。 しかし、無利子タイプの奨学金は、有利子の奨学金に比べて利用条件などが厳しいことから、多くの方が有利子型の奨学金を利用しています。   貸与型奨学金のメリットは、募集をかけている団体が多く種類が豊富なことです。 利用条件が低くため受給しやすく、在学中は返す必要がないのもメリットです。   一方、貸与型奨学金は就職状況によってはすぐに返済できない可能性があります。 すぐに返済できない場合にどうするかといった不安や、受給には連帯保証人が必要なことも貸与型奨学金のデメリットといえます。   貸与型奨学金を返済できない場合は個人信用情報機関に登録されてしまうため、貸与型の奨学金に応募する際は奨学金の利用方法や、卒業後どのように返済していくかなどを熟考してから応募する必要があります。 返済できる範囲の金額を把握したうえで、借りるのも有効な手立てといえるでしょう。   【高校留学】おすすめの奨学金リスト ここからは、おすすめの奨学金をご紹介します。 高校留学で利用できる奨学金の種類は、私費留学で利用できる「給付型奨学金」、私費留学で利用できる「貸与型奨学金」、交換留学で利用できる「給付型奨学金」、進学留学(大学留学)で利用できる「給付型奨学金」の4つの項目に分けられます。   私費留学で利用できる給付型奨学金 私費留学で利用できる給付型奨学金は、下記の7つです。   ①トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、トビタテ!留学JAPANが提供する奨学金プログラムのひとつです。 トビタテ!留学JAPANは文部科学省が主導の大学生と高校生を対象とした留学支援機関で、2013年10月にスタートしました。   トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】は、高校生を対象に世界に通用するグローバル人材を育てることを目的に、若者の海外留学をサポートするプログラムです。 高校生コースだけでなく大学コースもあり、短期留学、長期留学など、さまざまな留学プランに対応しています。   日本国籍で、日本での永住を許可されている人が対象の奨学金です。 高校生コースでは、日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部、高等専門学校、専修学校高等課程在籍が応募資格となります。   奨学金申し込み時に成績や語学力は求められませんが、留学の前後に研修があります。 海外留学向け奨学金の中でも認知度が高く、応募者も多い一方、高校生コースは大学コースよりも応募者が少ないため狙い目の奨学金プログラムといえます。   ②UWC日本協会「UWC奨学生」 UWC日本協会とは、公益財団法人で、UWCはUnited World Collegeの略です。 本部は、イギリス・ロンドンにあります。   世界各国から優秀な学生を選抜し、留学などの国際教育を通して世界で活躍する豊かな人材育成を目的とした民間教育機関で、日本にも支部があります。 現在までにイギリス、イタリア、オランダ、ノルウェー、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港、インドにUWCの高校が開校しています。   UWC日本協会は、UWCの考え方やプロジェクト賛同して1972年に発足されました。 UWC日本協会では、日本からUWCの高校に派遣される高校生の選抜や、奨学金の支給などを行っています。   奨学金の対象は日本に国籍があり、派遣される時点で満16歳以上になる人です。 そのほかに自身が通っている学校長からの受験の了承、英語検定の成績証明書の写しの提出が必須条件です。   また、ほかの留学選抜への応募歴や応募予定がないこと、日本協会の選抜会に受験歴がないことが条件など、やや厳しい規定が設けられています。 奨学生に選ばれた場合、約2年の留学期間の授業料と寮の費用、食費、教科書代などの留学にかかる費用、渡航費用、ビザ費用のすべてをカバーされます。   ③EILサポーター奨学金 「EILサポーター奨学金」は、日本国際生活体験協会(EIL)が提供している奨学金プログラムです。 日本国際生活体験協会は、異文化交流の促進を目的に発足した団体で、世界で初めてホームステイプログラムをはじめた団体です。   EILは1932年にアメリカで発足し、日本のEILができたのは1956年です。 歴史が長く、各国でさまざまな留学プログラムを実施し、留学生のサポートを行っています。   EILの奨学金制度は、ほかの団体の奨学金に比べて非常に充実しているのが特徴です。 EILの交換留学プログラムは、学業でよい成績を修めているほか、人柄のよい生徒を参加対象にしています。   応募条件は成績や人物重視だけでなく、中学校1年から応募時の現在までで1学年の欠席日数が8日以内、遅刻と早退が8回以内というルールがあります。   ④AFS平和の鳩プロジェクト 「AFS平和の鳩プロジェク」は、AFSが提供している奨学金プログラムです。 AFSは公益財団法人で、「留学や異文化交流を通じてあらゆる年代の人が文化や考え方が共生できるように」をモットーに留学や、国際交流キャンプなどの体験を提供している団体です。   AFSでは複数の留学プログラムを実施しており、高校生だけでなく中学生の留学プログラムもサポートしている数少ない団体です。 さらにAFSの留学プログラムに参加する人向けに、AFS独自の奨学金制度を多く取り揃えています。   奨学金制度の対象は、AFSの留学プログラムに参加する人の中で奨学金がなければ留学が難しい人です。 奨学生として採用された際は、AFSの広報活動に積極的に協力することが条件になっています。   ⑤ICCグローバルリーダー高校留学奨学金 「ICCグローバルリーダー高校留学奨学金」は、ICC高校留学が提供している留学奨学金プログラムです。 ICC高校留学は、10代の海外留学をサポートするグローバル教育コンサルタントです。   ICCグローバルリーダー高校留学奨学金は、個々の成長だけでなく、安全な高校留学の実現を最優先に考えている団体です。 そのため無料の個別相談会などを行い、学生の夢や留学をサポートしています。   またカナダ、ニュージーランド、オーストラリアに支社があり、日本人スタッフも在籍しています。 留学中に何か困ったことがあっても身近に相談できる日本人が現地にいるなど、留学中のサポートが充実しています。 さらにICC高校留学は、留学後のフォローも行っているのが特徴です。   奨学金の対象は、派遣が翌年となるため、応募時で中学3年生、または高校1、2年生の在学生(日本の教育機関に在籍している学生)です。 ICC高校留学プログラムに参加する方が対象で、留学は1年が絶対条件となっています。   選考を受けるには、無料個別相談への参加が必須です。 個別相談の後に、学力試験や作文などの無料の適性判断を受けてから留学プログラムに申し込みます。 奨学金の選考は、留学プログラムに申し込んだあとに始まります。   ⑥広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業(一般留学) 「広島県教育委員会高校生海外留学等助成事業」は、広島県教育委員会が提供している奨学金プログラムです。 異文化間協働活動を推進している広島県は、これから社会で活躍する若い世代のグローバル教育や実践的なコミュニケーション能力の育成に力を入れ、小学生の段階から異文化間協働活動を実施しています。   その活動のひとつが、奨学金プログラムです。   広島県教育委員会は、奨学金のほかにも留学に役立つプログラムの紹介や、実際に留学した先輩のメッセージ、留学中の悩みなどを載せた冊子の作成、海外姉妹校との交流会なども実施しています。 新型コロナウイルスの影響で渡航ができない時期は、オンラインの交流会も開催していました。   奨学金プログラムでは、留学を目指す高校生を対象に留学に必要な費用の一部を負担しています。 助成金額は最大30万円で、往復の航空券、授業料、ビザの費用などが対象です。   県立高校に在籍していること、3か月以上の留学プログラムに参加する人が対象です。 ほかの奨学金との併給も可能ですが、広島県からの助成金を併せて30万円を超える分については減額されます。 また帰国後は、報告書の提出をはじめ、報告会や留学推進イベントへの積極的な参加が義務づけられています。   ⑦リクルートスカラシップ スポーツ部門 「リクルートスカラシップ スポーツ部門」は、株式会社リクルートが行っている奨学金プログラムです。 1971年の創業10周年の際に、社会貢献を目的としたリーダーシップがあり向学心旺盛な人をサポートするために作られました。   今回紹介するのはスポーツ部門ですが、ほかにも音楽やアート、学術分野でも同様に募集が行われています。 さまざまな部門で、今後世界で活躍しそうな日本の優秀な若者をサポートしています。   リクルートスカラシップ スポーツ部門では、プロ・アマチュアを問わず、スポーツで世界トップを目指し海外の教育機関で学ぶアスリートを対象としています。 海外に拠点をおくため、スポーツの学びにかかる費用や中学・高校からの海外留学を支援しています。   奨学金の支給額は、2種類です。 ひとつは、月額30万円からの海外に拠点を移し、留学する費用のサポートです。 もうひとつは、年間1,000万円上限のアメリカ留学にかかる費用のサポートです。 どちらも支給期間は2年間ですが、再度選考に応募できるため、選考を通過したらさらに2年間の奨学金を受給できます。   応募資格は1998年以降に生まれた人で、自ら応募フォームを提出し、面接で受け答えができる必要があります。 さらに日本国籍があり、海外へ進学予定の方が対象です。 スポーツの実績があることも必須条件であり、奨学金受給者は毎月報告書を提出することが義務づけられています。   私費留学で利用できる貸与型奨学金 私費留学で利用できる貸与型奨学金で主なものは、下記の2つです。 貸与型のため、返却する必要です。   ①日本政策金融公庫(JFC) 日本政策金融公庫は、国民や企業、銀行の資金調達や金融サポートを行い、国民の生活向上を目的としている財務省所管の特殊会社です。 奨学金だけでなく、さまざまな金融サポートや融資を行っています。   日本政策金融公庫は国の教育ローンと称して、海外留学をサポートする貸与型奨学金を行っています。 日本学生支援機構の奨学金と併用でき、3か月の短期留学にも対応しています。最大で450万円を借りられ、金利は年1.95%固定です。   借りた奨学金の用途は自由で、学費、留学中の生活費などに使えます。 年収などが理由で銀行などからお金を借りることが難しい方でも、日本政策金融公庫なら借りられるケースもあります。   オンラインで申請可能なこと、返済期限は最長で18年、金利も固定制で後から返済できることがメリットです。 審査は書類審査のみで、入学資金を借りたい場合は合格を確認できる書類を提出する義務があります。 在学中の学費資金を借りたい場合は、在学を証明できる書類の提出が義務づけられています。   ②日本学生支援機構(JASSO)貸与奨学金 日本学生支援機構は独立行政法人で、文部科学省所管です。 留学だけでなく国内の学校に通う人をサポートする奨学金があります。 日本に在籍している学生だけでなく、海外から日本へ留学する学生のサポートも行っています。   海外留学の奨学金は、給付型、貸与型のどちらもあります。 貸与型の奨学金は長期留学にも短期留学にも対応していて、海外での学位取得、短期留学のサポートを行っています。 高校生が日本学生支援機構の奨学金を利用する場合は、大学に入学したあとに申請できます。   応募条件は、高等学校または専修学校高等課程最終2か年の成績の平均が3.5以上であることなどがあります。 受給額は自身で選べるようになっていて、入学前から申請できます。 受給期間は入学から学位取得までで、利率は奨学金貸与の終了時に決まります。   交換留学で利用できる給付型奨学金 交換留学で利用できる主な給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①海外留学推進協会「アメリカ高校交換留学プログラム」 一般財団法人の海外留学推進協会は、アメリカなど世界各国の海外留学を無料サポートしている団体です。 奨学金サポートだけでなく、留学情報の提供、奨学金情報の提供、留学手続きなどをメインに行っています。   高校や大学留学だけでなく、語学学校などの短期留学もサポートしています。 海外留学推進協会のアメリカ高校交換留学プログラムでは、日本の高校生を対象にアメリカの高校の交換留学を行っています。   アメリカの公立高校に10か月間通えるプログラムで、授業料は海外留学推進協会が負担してくれます。 アメリカへの航空券、ビザ取得費用、生活費などはかかりますが、ボランティアのホストファミリー宅に滞在できるため生活費を抑えられます。   アメリカ高校交換留学プログラムに参加する学生のうち、とくに優秀な学生には25万円が支給されます。 留学生活について毎月レポートの提出すること、帰国後はオリエンテーションへの参加が求められます。   応募条件は、留学出発時に高校や高等専門学校などの教育機関に在籍していることと、過去に米国の学生ビザを取得していないことです。 審査は、中学生からこれまでの成績などをみる書類審査と、英語の能力模擬試験、作文、面接などの適性検査が行われます。   ②オデッセイIT奨学金 オデッセイIT奨学金は、株式会社オデッセイ コミュニケーションズが高校生対象に行っている奨学金プログラムです。 株式会社オデッセイ コミュニケーションズは、コンピューターやインターネットを使いこなせる知識とスキルを証明するIT資格の試験の実施、運営を行う企業です。   オデッセイIT奨学金は、ITスキルと国際コミュニケーション能力を持つ人材育成を目的としています。 ITの知識がある高校生の留学を支援する奨学金制度で、2006年に設立されました。 選抜された学生に留学費用の一部を負担しています。   オデッセイIT奨学金の対象者は、AFSの年間派遣プログラム内定者です。 オデッセイ コミュニケーションズが実施するIT資格、またはマイクロソフト オフィス スペシャリスト、IC3、VBAエキスパート、アドビ認定プロフェッショナルなどのIT分野における国家資格のいずれかを持っている学生が対象です。   奨学金の審査は、AFS選考試験結果と奨学金申請書類などの書類審査で決定します。 書類審査では、保護者の所得や学校の成績もみられます。 奨学金の受給者は、帰国後の近況報告、AFSへ留学レポート提出、イベントで体験談発表など、広報活動への参加協力が求められます。   進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金 進学留学(大学留学)に対しての給付型奨学金には、下記の2つがあります。   ①British Council Japan IELTS Award(IELTS奨学金) British Council Japan IELTS Awardは、公益財団法人日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルが主催する奨学金制度です。 毎年、年間4名の学生を選出し、大学への進学支援を行っています。   対象者は応募時に日本に在住しているほか、IELTSのスコアがOverall Score6.0以上で、IELTSのスコアを使用して大学留学する人です。 すべての大学が対象ではなく、IELTSの成績を入学条件にしている大学に限られています。   奨学金の審査は、応募用紙やIELTSのスコアレポートなどの必要書類による書類審査と、面接による審査が行われます。 奨学金の受給者は留学中の体験談や写真の提供、IELTSの広報資料への協力が必須条件となっています。   ②福岡県アンビシャス外国留学奨学金 福岡県アンビシャス外国留学奨学金は、福岡県が提供している奨学金です。 福岡県内の高校生を対象としている海外の大学進学を支援する制度です。   条件は高校在学、もしくは卒業していて福岡県に1年以上継続して住んでいることです。 福岡県に住んでいる方は応募できますが、本人ではなく、両親が福岡県に住んでいる場合でも応募が可能です。 受給額と期間は両親の所得によって変動しますが、最大で200万円を最長4年間受給できます。   奨学金の審査には、願書、成績証明書や推薦状などの書類審査に加えて、小論文と面接審査があります。 奨学金の受給者は、楽器終了後のレポート提出、出発前後には福岡県知事や福岡県アンビシャス外国留学奨学金の支援者に挨拶、成果の報告が必要です。 さらに、青少年アンビシャス運動の活動への参加なども求められます。   【高校留学】奨学金の選ぶ際のポイントは? 奨学金を選ぶ際のポイントは、下記の3つです。   応募条件をチェック 奨学金は多数あり、紹介した制度は一部です。 多数ある奨学金ですが、応募条件が同じものはなくさまざまです。   自身が応募資格に当てはまるかは、応募前に確認する必要があります。 奨学金に応募する予定であれば、早くから準備を始めましょう。   応募要項を読むだけでも時間がかかるため、自身が対象かどうかを早めに確認することをおすすめします。 給付型の奨学金は応募条件が厳しく、認知の高い奨学金は倍率が高いです。 しかし、留学する人だけが対象のため、国内の奨学金よりも応募者数は少なく奨学金取得の確率も高いです。   自治体の奨学金も検討する 奨学金プログラムを行っている都道府県の自治体も多くあります。 広島県や福岡県のほかにも、埼玉県や大阪府、神奈川県などでも実施されています。   留学の目的を明確にする 奨学金プログラムには、アメリカの高校に留学する人、海外に拠点を移しスポーツに励む人向けなど、留学先や留学の目的が限定されていることも多いです。 留学先で何をしたいかを、しっかり考える必要があるでしょう。   留学の目的がはっきりすると、ご自身が得られる奨学金の種類も見つけやすくなるのではないでしょうか。   【高校留学】奨学金応募の際の注意点 奨学金の応募の際の注意点は、下記の3つです。   スケジュールの確認をする 奨学金の申し込みのスケジュールは、奨学金によってさまざまです。 必要書類や条件もまったく異なるため、条件やスケジュールは念入りに確認する必要があります。   締め切りに合わせて、資格の勉強や奨学金の手続きなどを計画的に進めていきましょう。 奨学金は、海外留学前に受給できる場合もあれば、海外留学中に毎月受給される場合もあり、受給方法も異なります。 奨学金をいつ、どのように受け取るのかを事前に確認しておきましょう。   給付型の場合は対策が重要 給付型の奨学金の選考は、条件などが厳しいです。 書類審査に加え、作文や面接などの試験もあります。   給付型の奨学金を受給したい方は、早い段階から試験対策と準備を進める必要があります。 給付型の奨学金を受けられない場合は、教育ローンや貸与型の奨学金プログラムを検討するとよいでしょう。   貸与型の場合は返済目途の計画をする 貸与型の奨学金、あるいは教育ローンを利用する場合は返済が必要です。 留学が目的の場合は低金利で奨学金を借りられるケースが多いですが、利子が付くため借りた以上のお金を返済する必要があります。   いつから返済が始まるのか、返済期限がいつまでなのか、事前に確認しましょう。 返済計画を立てて、借りる金額が無理のない範囲かをよく検討してください。   【高校留学】まとめ 高校生の海外留学を支援している奨学金についてご紹介しました。   留学奨学金は返済が必要のないものや、返済が必要なもの、利子がつくもの、長期留学に対応しているもの、短期留学に対応しているものなどさまざまな種類があります。 ご自身の留学の目的や叶えたい夢、留学の期間などにあわせて見合った留学奨学金を選んでみてください。

高校生からホームステイすることのメリット...

  高校留学する時は基本的には公立高校の場合、ホームステイで生活することになります。 ホームステイでは家族の一員として生活するので身の回りのことは自分でしなければなりませんが高校生の内に自立力を身につけることができます。 〈高校留学〉ポイント ・ホストファミリーはお客でなく家族として受け入れられるので基本的に自分のことは自分でしなければならない ・食事は朝昼と基本的に自分で作るのが基本 ・シャワーは基本的に10分以内に済まさなければならない ・ホームステイではホストとのコミュニケーションがとても重要になる ・留学中のトラブルはホームステイ関連が一番多いので気をつける ・ホームステイでの生活は身の回りのことを自分でやるので自立力が身に付く   ≪高校留学≫レポーター 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で留学中に色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。 【高校留学】ホームステイはどんなものか? ホームステイとは、一般家庭の中に入り海外での生活体験を行う滞在方法となります。ホストファミリーと日々の生活の中で交流をすることで、生活文化や異文化を学び、英語を学ぶことができます。 ホストファミリーは留学生をわが家に迎え入れてくれるので、わからないことも丁寧に教えてくれますが、滞在期間中はホストファミリーのルールに従って生活しなければなりません。海外の一般家庭では高校生以上になると自分のことは自分でするというのが当たり前の文化となっていますので、身の回りのことも全部、自分でしなければならないでしょう。 【高校留学】ホストファミリーには、どんな人がいる? ホームステイをする家のファミリー、ホストファミリーとはどんな人たちなのか?とよく聞かれますが、答えはホストファミリーに決まった形はありません。 ファミリーと呼ばれても一人暮らしのご家庭もありますし、逆におじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんも含めた3世代の大家族なんてこともあります。仕事をしてるファミリーもいれば、リタイアをして常に家にいるファミリー、留学生を5人受け入れているファミリーなど、多種多様です。 ホームステイを申し込む際に希望があればリクエストすることができますが、残念ながらすべての希望が叶うとは考えない方が無難です。どうしても叶えたい希望がある場合は、あれこれ出さず、1つだけしっかりと聞いてもらえるように出すようにしましょう。 ただ、リクエストを出す際にタブーとされていたり、禁止されていることがあります。それは、人種についての希望です。海外では様々な人種の人が共同生活を送っていて、人種により人を区別することを法律で禁止している国もあります。 ホームステイとはこういう家庭!!と強くイメージを持っている方もいるあも知れませんが、海外の都市部に行くと人種のるつぼとなっていることが当たり前です。都市部に留学する場合は特にご注意ください。 【高校留学】ホームステイの部屋 ホームステイをする際のお部屋は、基本的に個室が多いです。ただ、国により2人部屋を選択することができる場合もあり、個室より少し料金が安くなります。 各部屋には、ベッドや机、クローゼットなど生活に必要な最低限のものが準備されています。稀にバスやトイレなどがついたプライベートバスタイプのお部屋もありますが、一般的にはバスやトイレはファミリーと共同で利用します。 自分で利用する部屋やバス、トイレなどは自分でしっかり掃除をすることを心がけて下さい。ホストファミリーに不快感を与えないように1週間に1回程度は掃除をするよう心がけましょう。 【高校留学】食事 ホームステイ中での食事はハーフボードと呼ばれる朝夕食付きか、フルボードと呼ばれる3食付きのいずれかが一般的です。ただ、海外の食事は日本と比べて質素な場合が多く、日本の常識をそのまま持っていっては通用しません。 まず朝食ですが、朝食はだいたいシリアルやパンが主食で簡単な内容ですませられることが多く、”食事付き”ではありますが、ホストファミリーが用意してくれるとは限りません。ホストファミリーによっては、仕事をしているファミリーもおり、中には生徒より早く家を出てしまう場合もあります。朝食は家にあるもので適当に食べて行ってね!というパターンの場合も非常に一般的です。 3食付きのホームステイの場合、昼食はいわゆるお弁当となります。ただ、日本のお母さん達が心を込めて作ってくれるお弁当とは趣がことなり、サンドイッチやホットドッグなどファーストフードのようなものが一般的です。サンドイッチも、ハムや卵を挟んだものではなく、ジャムやピーナツバターを塗っただけのサンドイッチであることも普通です。 サンドイッチなどの主食にポテトチップやクッキー、りんごなどのフルーツが添えられていたりします。日本のお弁当とは内容は大きく異なり、予備知識のない場合は戸惑うかも知れません。昼食も自分で適当に!なんてことも全く珍しいことではありません。 朝昼が非常に軽いのですが、夕食は日本同様、しっかり取ることが多いです。パスタ、チキン、ステーキ、ハンバーガーなどお肉や炭水化物を中心に、ポテト、豆、スープなどが添えられます。しかし!夕食も毎日料理がされるということは稀です。作ったものを2日~3日かけて食べたり、料理をしない日は冷凍食品でピザを食べたり、ファーストフードをオーダーしたりと日本のお母さんが作る夕食とは考え方を根本から変えて頂く必要があります。 洋食に抵抗がある方はインスタントの味噌汁などの持参をお勧めします。 食事の相性は健康にもつながり非常に重要なものですが、ホストファミリーは受け入れる生徒の国籍や性別によって食事内容を調整してくれたりすることはありません。現地の生の文化に触れることもホームステイ体験の1つの大きな要素ですので、ぜひ体験ととらえ前向きに取り組みましょう。 しかし、出されたものを100%受け入れる必要はありません。ホストファミリーとコミュニケーションを取り、量や内容を調整してもらったり、できることはぜひ相談をしましょう。 【高校留学】ホームステイで学べること ホストファミリーとの共同生活、そして異なる食文化への適応など体験とは言えストレスが溜まることも多いのがホームステイです。ただ、単なる海外旅行や学生寮での滞在では学べないことがたくさんあるのもホームステイ体験と言えます。 ①語学力が身につく ホームステイでは英語を母国語とするホストファミリーと一緒に生活するためコミュニケーションは英語でしなければなりません。 異文化の中、しかも初めて会う人同士か一つ屋根の下にクラスということは分からないことだらけです! 分からないことが多い分、コミュニケーションをしっかりとる必要があり、必然的に話さなければいけない機会を多く持つことができます。英語で伝えることは大変ですがネイティブスピーカーと一緒に生活してくことで自然に英語力が上がっていきます。   ②ホームステイ先の文化や習慣が学べる 海外のホームステイは一般家庭で生活をするため、その国の家庭文化や習慣などを目の当たりに体験することができます。 日本では当たり前だったことが他の国では全く通用しないということがたくさんあり、それらの経験が異文化への理解につながります。多民族国家の日本人に取って、異文化の存在を理解するだけでも非常に貴重な経験となります。 ③コミュニケーション能力が身につく コミュニケーション能力というと語学力をイメージする方も多いかも知れませんが、それではなく人間としてのコミュニケーション能力です。 海外の生活では、文化や言葉の違いもあり、自分の気持ちを伝えたり、要求したり、質問をしたりと、言葉を発しなければならない機会が非常に多くあります。 他人と共同生活をするホームステイはその最たる現場となります。言葉を発しなければ理解しあえず、必然的に伝えることが上達します。この能力は日本に帰国してからも存分に発揮され、長期生活を経験すればするほど伝える能力が向上します。   ④適応能力が身につく ホームステイでの生活はホストファミリーのルールや生活習慣に合わせる必要があり、自然に適応能力が身につけることができます。 特に早い段階でのホームステイ経験はより高い適応能力となり、その後の人生においても能力を発揮することができるようになります。 ⑤日本のありがたみを感じる 日本の生活と海外のホームステイ生活を比べると、いかに日本での生活が恵まれているのかを実感することができるでしょう。 日本では、当たり前のように日本食を食べられ実家で気を遣わず、家族に甘えて生活できましたが、ホームステイではそうはいきません。海外で生活をすることで、日本の良さ、日本の生活の良さを実感することができます。 【高校留学】ホームステイの注意点 ホームステイをする際に気を付けたいことについてご紹介します。 ①留学生はゲストではない ホームステイをする上で留学生はゲストではありません。あくまでファミリーの一員として生活ができるよう、ホストファミリーのルールをしっかり守って生活しましょう。自分勝手な行動をしたりルールを破るとホームステイ先を追い出されてしまうこともあります。   ②コミュニケーション量を増やす 異文化での生活ですので分からないことだらけです。その分からないことをうやむやにせず、必ずホストファミリーとコミュニケーションを取るようにしましょう。 せっかくホームステイでホストファミリーと生活できるのですから、自分の部屋にはあまり籠りすぎず、フリータイムでもホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとりましょう。   ③貴重品はしっかり保管しておく ホームステイとはいえ貴重品等はしっかりスーツケースや貴重品袋に保管しておきましょう。万が一、貴重品が紛失してしまった時にホストファミリー間でトラブルになってしまうのでしっかり管理しなければなりません。   ④シャワーの使い過ぎに注意 海外はタンクにお湯をためて使用するシステムのところが多く、長時間シャワーを浴びると次の人が使っている途中でお湯がなくなってしまうことがあります。シャワー時間は10以内などなるべく短時間で終えられるようにしましょう。オーストラリアなど国によっては10分も浴びられない場合もあります。   ⑤友達を招くとき 友達を招くときは前もって、ファミリーの許可を得ておきましょう。友達はきちんとファミリーに紹介し、日本人同士でも英語でホストの前では木偶る限り英語で会話しましょう。また、食事の時間に招いたり、泊めたりすることは控えましょう。 ⑥外出時の連絡 外出するときは、ファミリーに心配かけないよう、行き先と帰宅時間を告げましょう。 また遅くなる時や外泊するときも、必ず連絡しましょう。無断で遅く帰ったり連絡がないと、大騒ぎになることもあるので夕食には帰るようにしましょう。 ファミリーにもよりますがホームステイ中は基本的に日本の実家であれば掃除や洗濯は母親がしてくれますがホームステイ中は部屋の掃除から食後の後片付けや手伝いをしなければなりません。 これはホームステイ中の大事なマナーになります。実家での生活と比べてホームステイはホストファミリーや留学生と一緒に生活をするためには協調性を持つことが重要になります。 初めはホームステイでの生活が慣れずストレスを感じることもあるかもしれませんが、ホストファミリーも優しく快適に生活できるようにサポートしてくれますので、すぐに慣れることができます。 また協調性を持ってホストファミリーと生活することは、思いやりや気遣いなどと人間性としても大きく成長させてくれます。 高校生の内に親元を離れて海外のホストファミリーの下で一緒に生活することは、語学力や人間性などを大きく成長することができます。主に宿題をするときやフリータイムは自分の部屋で過ごすことになります。 ホームステイ先を出るときは綺麗な状態にして出なければならないのでしっかり掃除をしてから出るのがマナーです。 また海外ではエチケットとして部屋のドアを閉めておくとホストファミリーはプライベートで取り込み中だと認識し食事の時間になっても呼びにきてくれないので少しドアを開けておくことをお勧めします。 【高校留学】まとめ ホームステイはホテルやアパートでの一人暮らしではなく、家族の一員として一緒に共同生活をします。しっかり注意点を事前に把握しておけばトラブルを避けることができ、快適に生活をすることができます。 ホームステイを体験することで語学面や人間面も成長できますが、何よりもホームステイを通してホストファミリー間で信頼関係ができることがホームステイの醍醐味なので高校生など早い段階で一度、ホームステイを体験されてみてはいかがでしょうか。 高校留学ワールドは1999年から毎年150名近くの高校留学したい生徒を交換留学、私費留学、正規留学、短期留学など幅広いプログラムを提供し海外へお送りした高い実績を持っています。 担当のカウンセラーが生徒ひとり一人に質の高いサポートを提供しておりますので、親御様も安心して、お子様を高校留学させることができます。 また高校留学ワールドは評判の良い教育委員会との提携があるので現地でも生徒が充実した留学生活を送ることができます。 ディーサイド留学情報センターでは対面カウンセリングはもちろん、zoomカウンセリングでのリモート対応も可能なので全国の高校留学したいお客様をサポート致します。 詳細は公式ホームページにてご覧くださいLINE@でも専門カウンセラーとチャットができるので是非、友達追加してください! 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3年間高校留学をするメリットは?費用についても解説...

頭が柔らかい高校生の時期は留学に最適なタイミングです。3年間高校留学を経験することで英語力が身につくことはもちろん、考え方や価値観が変わり将来の可能性をグンと広げてくれるでしょう。3年間の高校留学のメリットと留学費用について解説します。 1.【高校留学】ポイント 日本とは全く違う環境での生活で度胸やマインドが育つ 英語を学ぶことで将来の選択肢が増える 留学先の国によっては比較的安く高校留学することも可能 高校留学に使える奨学金もある   2.【高校留学】3年間するのは大変?メリット・デメリットについても 3年間高校留学で得られるメリットとデメリットについてご紹介します。   2-1.環境・言語が全く違う場所での生活 宗教や生活習慣など異文化に戸惑うこともあるでしょう。しかし日本とはまったく違う環境での生活は、考え方や価値観の幅を広げられるとても良い経験になります。   2-2.自立心が伸びる 高校留学では親元を離れてホームステイ先や寮で生活することになります。高校留学中は基本的に身のまわりのことは自分でやるのが基本ですので、自然と自立することができるでしょう。   2-3.多様な体験ができる 海外の高校では数学や理科といった一般的な科目の他にも、ダンスや芸術、フィットネスやアウトドアといった日本には無い科目を学ぶことができます。また留学先で観光をしたりアクティビティを楽しんだり、さまざまな体験ができるでしょう。   2-4.自主性・主体性が確立できる 海外では困ったことがあっても何も言わなければ「問題ない」と思われてしまうので、積極的にコミュニケーションを取らなければなりません。わからないことは聞く、自分の意見を言うようにすると自主性や主体性が確立していくでしょう。   2-5.自分らしさを発揮できる 海外では自分の意見をどんどん表現することがコミュニケーションのカギです。私はこれが好き、あれは嫌いと表現していくうちに、自分らしさをどんどん発揮できるようになります。   2-6.本物の語学力が身につく 留学先では英語漬けの環境に身を置けるので、英語を使う機会が多く英語が身につくスピードはとても速いです。また英語を学ぶモチベーションの高い留学生の仲間もいるので、良い影響を受けられるのもメリットでしょう。   2-7.人生の選択肢が広がる 高校留学後の進路は日本の大学に進学すること以外に、海外の大学に進学することも可能です。さらに大学卒業後の就職についても英語が使えれば、海外での就職や英語を使った仕事に就くなど選択肢は広がるでしょう。   2-8.途中でやめた場合のリスク 基本的に高校留学を途中で辞めた場合、授業が残っていても授業料は返金されません。全ての学校でそうと決まっているわけありませんので、入学手続きの際は返金規定を必ず確認してください。 また途中で高校留学を辞めて帰国し、日本の高校を卒業できなかった場合は最終学歴が「中卒」になってしまいます。中卒が悪いわけではありませんが、就職や進学に不利になってしまうのが現状です。病気や怪我など止むを得ない理由がない限り、くじけずに留学先での卒業を目指しましょう。   3.【高校留学】3年間する場合の費用 高校留学先に人気のある国の、3年間高校留学の費用をご紹介します。   3-1.アメリカ 3年間高校留学の費用:780万円〜1320万円 時差:およそ14時間   アメリカは高校留学の留学先として1番人気があり、世界中から留学生が集まる国です。現地の生徒とだけでなく、さまざまな国の生徒たちとコミュニケーションできるのもメリットの1つでしょう。観光地も多くエンターテイメントも盛んですので、勉強以外の楽しみも多い国です。   3-2.イギリス 3年間高校留学の費用:1350万円〜2100万円 時差:9時間   歴史的なお城や建物が多く、映画「ハリーポッター」の舞台としても有名な国です。 イギリスの高校留学は基本的に私立高校に入学することになり、公立高校への留学はできません。授業は20人ほどの少人数制で、生徒の個性を尊重し才能や能力を伸ばすことを重視した教育を受けることができます。   3-3.オーストラリア 3年間高校留学の費用:公立600万円〜750万円、私立750万円〜1200万円 時差:1時間前後   オーストラリアは広大な自然が魅力の国です。エアーズロックやグレートバリアリーフなど有名な観光地もたくさんあります。オーストラリアへの高校留学は公立高校が人気です。オーストラリアの高校はクラブ活動が盛んで、ラグビーやバスケットボール、水泳などのクラブ活動には留学生も参加することができます。   3-4.カナダ 3年間高校留学の費用:公立570万円〜900万円、私立900万円〜2100万円 時差:17時間   文化・自然の分野で登録されている世界遺産が20ヶ所あるなど、カナダには美しい自然があります。治安が良いことでも有名で、世界の住みやすい都市ランキングの上位にもなっています。留学費用が他の国に比べて安く、留学生をサポートする体制が整っているので留学におすすめの国といえるでしょう。   3-5.ニュージーランド 3年間高校留学の費用:公立690万円〜840万円、私立780万円〜1200万円 時差:4時間   ニュージーランドは日本と同じく火山のある国で、温泉を楽しむ文化があります。山や川、湖など自然も豊かで、のどかな雰囲気が漂う国です。ニュージーランドの高校では必須科目がなく、自由に科目を選択して勉強できるので得意を伸ばすことができます。   3-6.フィリピン 3年間高校留学の費用:375万円〜750万円 時差:1時間   フィリピンは海に囲まれた温暖な国で、リゾート地としても人気があります。英語の勉強のほかにマリンスポーツを体験することもできるでしょう。フィリピンの高校留学費用は他の国と比べて非常に安く、それでいて3食分の食事がついているのは他の留学先にない魅力です。   4.【高校留学】3年間する場合に奨学金は使える? 3年間の高校留学には奨学金を使うことができます。3年間高校留学に使える給付型と貸与型の奨学金についてみていきましょう。   3-1.給付型の奨学金 給付型の奨学金は受け取ったお金を全額もらうことができます。ただし奨学金を受け取るには高い語学力があること、成績が良いなど条件をクリアしなければなりません。   文部科学省が主導している「トビタテ!留学JAPAN」は幅広い留学プランで利用することができ、3年間高校留学も対象になる奨学金です。奨学金を受けられる生徒の人数が限られているため応募倍率はやや高いですが、留学への意欲がある生徒は応募してみましょう。   3-2.貸与型の奨学金 貸与型の奨学金は、留学後に借りたお金を返さないといけない奨学金です。返済期間や利率はそれぞれの奨学金で異なります。貸与型の奨学金は給付型の奨学金ほどお金を借りる条件は厳しくありません。   貸与型の奨学金には「日本政策金融公庫」の教育一般貸付があります。中学卒業以上のお子様の幅広い用途に利用できますので、3年間高校留学の費用として借りることも可能です。   5.【高校留学】3年間する場合どのくらいの英語力が必要? 3年間高校留学に必要な英語力は留学先によって変わりますが、英検3級〜準2級の英語力があるのが望ましいでしょう。英検3級〜準2級の英語力とは、中学校で習う英語レベルです。なかには英語力を問わない留学先もあるので、英語に自信が無くても高校留学を諦める必要はありません。   6.【高校留学】まとめ 3年間高校留学をするメリットは、頭が柔らかい高校生のうちに本場の英語を学べることです。英語を習得するスピードも速いですし、海外の文化や習慣も難なく受け入れられるでしょう。留学先の国によって学べることや体験できることはさまざまです。留学するにあたって何を1番に大切にしたいかを考えて、留学エージェントと相談して留学先を決めていきましょう。

高校留学を1年間するメリット・デメリットは?ベストな学年・渡...

高校留学を経験すると英語力が身につき、将来の選択肢が広がる大きなメリットがあります。しかし留学するタイミングが遅くなってしまうと、大学受験の準備期間が短くなるといったデメリットもあるのです。大学進学のことも考えて留学する学年や渡航月は慎重に決めていきましょう。   1.【高校留学】ポイント 高校留学を経験すると将来の選択肢が広がる 海外の異文化に触れて自己成長できる 渡航時期によっては大学受験の準備期間が短くなるデメリットがある 1年間高校留学に行くベストタイミングは高校1年生〜高校2年生の前期まで 留学先の国によって渡航する時期は異なる   2.【高校留学】1 年間留学とは? 1年間留学とは国際交流を目的にした、1年間限定の留学のことです。1年間高校留学は「交換留学」と「私費留学」の2種類あり、交換留学は留学先の国と「文化や知識」を交換することが主な目的です。ただし交換留学は誰でも参加できるわけではなく、選考を通過しなければ参加できません。   「私費留学」は海外で学びたい目的を達成するための留学です。音楽や芸術を学びたいなど、自分のやりたいことのために留学します。私費留学は交換留学と違い、希望すれば誰でも留学することが可能です。   3.【高校留学】1年間留学のメリット 1年間高校留学に行くメリットをご紹介します。   3-1.将来の選択肢が広がる 高校留学をきっかけに海外の大学に進学したり、将来は英語を使って日本以外で就職をしたりすることもあるかもしれません。英語力が身につくことで、将来の選択肢は大きく広がるでしょう。   3-2.英語力が身につく 頭のやわらかい高校生の時期は、英語を学ぶベストタイミングです。留学先では基本的に英語で会話をしなければならないので、1年間の高校留学でも英語力を飛躍的に伸ばすことができるでしょう。   3-3.自立心が育つ 1年間の高校留学では親元を離れてホストファミリーの家、または学校の寮で生活することになります。どちらであっても留学先では自分のことは自分でしなければならないので、自然と自立心が育っていきます。   3-4.多様な文化を感じられる 留学先では現地の生徒以外にも、さまざまな国から来ている留学生に出会います。考え方や生活習慣の違いにびっくりすることもあると思いますが、多様な文化に触れられるとても良い経験になるでしょう。   4.【高校留学】1年間留学のデメリット 1年間の高校留学には少なからずデメリットもありますが、努力次第でデメリットはカバーすることができます。   4-1.大学受験までの期間が短い 高校留学に行くタイミングにもよりますが1年間高校留学に行くと、大学受験までの準備期間が短くなります。海外と日本では勉強の進み方やスピードが違うため、大学受験の勉強について行くのが大変に感じるかもしれません。   4-2.国語力の低下 留学中は国語の授業から離れてしまうので、古文や漢文など国語力が低下する恐れがあります。大学受験に国語が必要になる場合は、留学先で少しでも国語の教科書を開くのがおすすめです。   5.【高校留学】1年間高校留学をする場合のベストな学年は? 1年間の高校留をするなら高校1年生で行くのがベストタイミングです。大学受験のことを考えると、遅くとも2年生の前期までには留学に行けるとよいでしょう。 また1年間高校留学に行っている期間が「休学扱い」になるか「留学扱い」になるかで、留学するベストな学年は変わります。休学扱いになるか留学扱いになるかは自分で決めることはできず、学校長の判断次第になります。どちらの扱いになるのか留学前に必ず先生に確認しましょう。   【休学扱い】 休学扱いになる場合、帰国後は一つ下の学年に入ることになります。学年はずれてしまいますが、日本の高校の勉強をしっかり受けられるので大学受験にマイナスにならないのがメリットです。高校1年生〜2年生の時期に行けるのが望ましいでしょう。   【留学学扱い】 留学扱いになる場合は海外の学校で取得した単位を認めてもらえると、帰国後は本来の学年に進級することができます。学年がズレてしまう心配はありませんが、大学受験までの期間が短くなるのがデメリットになるでしょう。遅くとも高校1年生の後期までに留学に行かないと、大学受験に不利になってしまう可能性があります。   6.【高校留学】1年間留学にベストな渡航月 留学するタイミングは基本的に留学先の学期制にあわせることになります。留学先として人気のある国のベストな渡航月をみていきましょう。   6-1.アメリカ・イギリス・カナダ アメリカ・イギリス・カナダの高校は9月から新学期が始まり、翌年6月に学期が修了します。教育の制度上、他の月からの選択肢は無く変更することはできません。8月の夏休みの期間に渡航して留学の準備を進めるのがおすすめです。   6-2.オーストラリア・ニュージーランド オーストラリアとニュージーランドでは2月入学か4月入学を選択できます。学期は2月入学なら12月修了、4月入学なら3月修了です。 日本の学期制に合わせるなら4月入学、留学先の学期制に合わせるなら2月入学になります。どちらも渡航は冬休み、春休みの期間がおすすめです。   6-3.フィリピン フィリピンでは1年を通してどのタイミングからでも留学をスタートできます。部活の大会や学校行事などがあれば、その後からでも入学が可能です。ただしフィリピンの語学学校では1週間からの短期留学も人気で、7月〜9月の夏休み期間は混雑が予想されます。閑散期を狙うなら4月中旬〜5月下旬、10月〜12月からの留学スタートがおすすめです。   7.【高校留学】1年間留学にかかる費用 1年間高校留学にかかる費用をご紹介します。留学先の学校やプログラムによって費用は異なりますので、目安としてお考えください。   アメリカ イギリス オーストラリア カナダ ニュージーランド フィリピン 1年間留学費用 約190万円〜 約300万円〜 約178万円〜 約230万円〜 約200万円〜300万円 約125万円〜250万円     1年間の高校留学には上記の費用以外にも留学準備として、パスポート申請代・ビザ取得費用・予防接種費用・留学先の学校でかかる費用、留学先の生活でかかる費用などが必要になります。留学先によってはこの他にも保険料や外国人登録料がかかる場合もありますので、多めに見積っておくと安心です。   ・パスポート申請代 1年間の高校留学であれば、5年間有効旅券(11,000円)で十分でしょう。   ・ビザ取得費用 留学先の国で決められている学生ビザ(就労ビザ)が必要です。申請・取得にかかる費用は国によって異なります。(アメリカ約19,200円、イギリス約30,000円、オーストラリア約56,000円、カナダ約13,700円、ニュージーランド約6,600円、フィリピン約30,000円)   ・予防接種費用 留学先の国によっては、入国前に指定の予防接種を受ける必要があります。(麻しん風しん混合ワクチン、ポリオワクチンなど)   ・留学先の学校でかかる費用 留学先の学校でクラブ活動に参加したり、課外活動に参加したりする場合は別途費用がかかります。また留学先がオーストラリア、ニュージーランドの場合は制服代として約3万円〜5万円が必要です。   ・留学先の生活でかかる費用 留学先でのおこづかいやスマホ代、医療費なども必要になります。1ヶ月15,000円〜20,000円を目安に準備するといいでしょう。   8.【高校留学】まとめ 高校留学を1年間経験するだけでも英語力は格段にアップし、受験に有利になったり将来の選択肢が広がったりとメリットはたくさんあります。ただし留学に行くタイミングによっては、大学受験の準備期間が短くなってしまい逆にデメリットになることもあるのです。1年間高校留学をするなら、遅くとも高校2年生の前期までに出発するのが理想といえます。

人気なのには理由がある!高校生の留学先としておすすめの国4選...

留学先を選ぶとき、いったいどこの国がよいのか迷いますよね。アメリカ・カナダといった昔から人気の国や、最近では自然が豊かで環境の良さから、オーストラリアやニュージーランドといった南半球へも高校留学人気は高まっています。 留学には、行き先の高校の授業内容や特色を理解することも大切ですが、同じくらい「どの国に留学するか」を吟味することも重要です。おなじ英語圏といっても、国が変われば気候も生活スタイルも異なります。 アメリカのロサンゼルスに留学すれば、1年を通じて温暖な気候で過ごしやすく快適ですが、カナダのカルガリーで学ぶ場合、冬場は氷点下20度以下の環境で通学しなければいけないかもしれません。高校留学で人気の4カ国をピックアップし、それぞれの留学事情とおすすめポイントを紹介します。 〈ポイント〉 ・アメリカは交換留学、私費留学、公立留学などと留学種類が多く人気ナンバーワンの留学先 ・アメリカは他の国よりも学費が高いが授業の質も高く進路の視野が広くなる ・カナダは世界で住みやすい国ランキングに上位に入り治安も良い ・オーストラリアは公立でも授業の質が良く4学期制なので入学時期を抑えられやすい ・ニュージーランドは自然に満ちており成績不良や不登校の生徒でも入学しやすい ≪留学レポーター≫ 小さい頃から海外旅行の影響で海外に興味を持ち中学3年生の時にカナダで高校留学を決意。英語力が皆無な状況で渡航しながらも持ち前のコミュニケーション力で色んな国の友達を作ることができた。高校留学の経験が自分を大きく成長させてくれたといっても過言ではない。現在は高校留学の素晴らしさを伝えるためにディーサイド留学情報センターのカウンセラーとして勤務。 おすすめ留学先1  高校入学の一番人気は、やっぱりあの国 一般社団法人海外留学協議会(JAOS)が2017年に発表した、留学業者40社に実施したアンケートによれば、中高あわせた交換・私費留学の渡航先として人気の国 は、アメリカが第1位(4,998人)でした。 2位にランクインしたのは、従来からの人気国であるカナダを抜いてオーストラリア(3,662人)。続いて3位にカナダ(2,455人)。4位にニュージーランド(2,405人)。5位にイギリス(1,528人)という結果になっています。 大学進学も見据えた層には、アメリカが圧倒的な人気を誇ります。いっぽうで、近年は海外情勢の不安定さから、オーストラリアやニュージーランドの人気も高まっています。このオセアニア地域の2カ国は、古くから移民を受け入れていた国であり、留学生へのサポートも充実しています。英語圏の留学であれば北半球で、と限定されるのではなく、より留学先の選択肢が広がったといえるでしょう。 [1]一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査 2017  おすすめ留学先2  人気の国の特徴をまとめてみました。 2.1  アメリカ 留学人気NO.1。学費は高くても将来を視野にいれた留学が人気 自由の国アメリカ。マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学をはじめとする世界有名大学ランキング に名を連ねる大学への進学を視野に入れたアカデミックな留学から、短期の語学留学まで、幅広い層に人気です。 ・人気の都市 東海岸なら、アメリカ最大の都市ニューヨーク。アート・ファッションからグルメまで世界の最先端を発信するエキサイティングな都市です。また、マサチューセッツ州のボストンも学術都市として留学生に人気です。歴史も古く、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など名門大学が多いことでも有名です。 温暖な気候や、おおらかな雰囲気を楽しみたい方には、西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコもおすすめです。平均気温は年間を通じて高低差が少なく、ロサンゼルスにはディズニーランドやユニバーサルスタジオ。サンフランシスコはゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズ・ワーフなど、人気の観光スポットが目白押しです。 ・高校の教育事情 アメリカの教育行政は各州にゆだねられています。ビザの関係から、公立校へ留学できるのは、基本的には交換留学のみですが、一部で私費留学を受け入れている学校もあります。高校卒業の正規留学を目指す人は、私立校に留学するのが一般的です。 公立・私立ともに、学校独自のカリキュラムを用意しています。授業は日本の学校のようなクラス制ではなく、自分の履修科目を選択し、授業を行う教室へ移動します。自由と自己責任の国、アメリカ。高校生活でも他人の意見に耳を傾け、自分の考えを発信する場面がたくさんあります。 アメリカ留学の選択肢のひとつに、ボーディングスクールへの入学があります。私立校の寄宿舎で生活する高校です。ほかの高校とは違い、生徒の人間的な成長と優秀な大学への入学を目指しています。留学には、厳しい英語条件をクリアする必要があり、学費も平均的に500万円~600万円と高額になります。 ・留学費用 公立校への交換留学プログラムの場合は、年間約150万円。私費留学の際は、約250万円から高ければ400万円以上と学校によって大きく異なります。 ・メリット&デメリット 世界各地から留学生が集うアメリカ。現地の学生だけでなく、世界中に友達を作るチャンスです。アメリカの大学進学を目指す学生もおり、互いによい刺激を受けられます。公立校の受け入れは基本交換留学のみと限定されているため、他国への留学と比較して、私費留学の場合費用が高くなる傾向があります。 [1] 出典QS World University Rankings  2.2  カナダ リスペクトを重んじる多文化社会。自然と安全な環境が魅力 安心して留学できる国、カナダ。英語や成績に関係なく、留学生を受け入れている高校も多く、学費や治安の面でも留学生にとっては魅力的な国です。 ・人気都市 きれいなアメリカ英語を学べる、という点でも人気のカナダ。留学先として注目の都市は、「世界一住みやすい街ランキング」で常連のバンクーバーや、カナダ最大の都市で国際的な美術館や演劇が楽しめるトロントがあります。 国土面積はロシアに続いて世界2位と、広大な土地を有するカナダ。気候条件も州によって異なります。カルガリーなど、場所によっては冬場は氷点下20度近くまで下がるところもあります。公用語に英語とフランス語を採用しており、モントリオールのあるケベック州では、英語とフランス語の2か国を学べる学校もあります。 ・高校の教育事情 アメリカと同様に、教育システムは州の管轄で運営されています。カナダには公立・私立と合わせて約5500の学校があり、ほとんどのカナダ人が公立校へ進学しています 。私立校の多くはカトリック系の学校で、宗教系の学校が大半を占めます。 授業は科目を選択し、卒業に必要な単位を取得する形式です。移民を受け入れ、多国籍文化に慣れていることから、留学生にもフレンドリーな環境が特徴的です。現地の生徒でも、英語が母国語でない割合も多いことから、ESOL(非ネイティブのための英語授業)など英語学習のサポート体制が充実している学校も多いです。 ・留学費用 公立校への留学が一般的なので、正規留学ではアメリカと比較して学費を安くおさえることができます。公立校の場合は、年間200万円~250万円。私立校の場合は、年間250万円~600万円となっています。 ・メリット&デメリット カナダ西海岸の最大の都市でありながら、緑豊かなバンクーバーのように、自然の多さを楽しむことができる環境が魅力的です。学校以外に、少し街から離れてハイキングや山登りを楽しむチャンスもあります。場所によっては、冬場に雪が大量に降ったり、氷点下まで気温が下がることもあります。寒さに弱い人は、同じカナダでも留学する都市をじっくり吟味したほうがよいでしょう。 おすすめ留学先2.3  オーストラリア 青い空と海。陽気でフレンドリーなオージーライフ 青い空と、おおらかな国民性のオーストラリア。広大な大地のように広い懐で他者を受け入れる国民性はフレンドリーなことで知られています。学期制度が日本の高校と異なるため、夏休みを利用した短期留学も人気です。 ・人気都市 高層ビルと緑あふれる自然が融合した都市が多いのが、オーストラリアの特徴です。国内最大の都市であるシドニーでも、緑豊かな公園や、街を横断する入り江を行きかうフェリーなど、人と自然が美しく融合しています。また、世界最大のコアラ保護区など多くの観光スポットを有し、温暖な気候なブリスベン。リゾートライフとシティライフを両方楽しみたい、という方におすすめです。 そのほかに、ビクトリア朝の歴史ある美しい建物や、移民文化により成熟した食文化が楽しめるのがメルボルン。トロピカルな雰囲気や青いサンゴ礁を見てみたいならケアンズ。サーファーのメッカである美しいビーチのあるゴールドコーストなど、多くの留学生に人気の都市を有しています。 ・高校の教育事情 オーストラリアでは、公立校でも盛んに留学生を受け入れてます。新年度は2月からスタートしますが、4学期制のため希望があれば年に4回、留学生を受け入れるチャンスがあります。 他国と同様に、授業は選択制で自分の興味や進路にそった授業を選択します。公立校によっては、入学前に一定の英語力を要求する学校もあります。その場合は、高校入学前に、英語教育機関で留学生向けの「高校進学準備コース」を受講してから留学します。 留学生もクラブ活動に参加でき、国民的な人気種目であるラグビーやソフトボールを楽しむこともできます。 ・留学費用 公立校・私立校ともに、卒業をめざした正規留学が可能です。公立校の場合は年間230万円~280万円。私立校の場合は年間400万円~600万円となっています。 ・メリット&デメリット 豊かな自然やフレンドリーな人々。留学生にとっては最高の環境が整っている国です。一方、現地の人の話す英語は「オージー訛り」と呼ばれ、最初は聞き取るのに苦労するかもしれません。 おすすめ留学先2.4  ニュージーランド 大自然とのどかな環境。フレキシブルな留学体制 神々の箱庭、と呼ばれるほど美しく荘厳な自然を有する国ニュージーランド。最大の都市であるオークランドは、移民の増加とともに多国籍文化を形成しています。島国ということから、フレンドリーながら少しシャイな国民性は、日本人と似通ったところがあります。 ・人気都市 国内最大の都市であるオークランド。帆の街ともよばれ、小さくまとまった都市ながら、海沿いの経済中心地として発展を続けています。世界各国からの移住者を受け入れており、都市の成長速度は留まることを知りません。海外にいながら、日本をはじめとするアジア各国の料理を楽しむこともできます。 雄大な大自然を楽しみたいという方には、ハミルトン・ネイピアといった北島の地方都市や、南島への留学がおすすめです。美しい湖畔の小さな街クイーンズタウンは、世界有数のリゾート地として、スキーをはじめとするウインタースポーツが楽しめます。どの都市でも、キャンプ・フィッシング・カヤックといったアウトドアスポーツが盛んです。 ・高校の教育事情 オーストラリアと同様、新年度は2月からで4学期制を導入しています。私立校でも公立校でも積極的に留学生を受け入れており、2週間だけという短期の受け入れから、卒業を目指した正規留学まで希望にそった留学プランが可能です。 ニュージーランド教育資格認定機関(NZQA)が高校の教育レベルを管理しており、高校の教育水準は一定に保たれています。他国のように教育委員会がなく、留学の受け入れは各高校と直接やり取りするため、高校と留学生の距離が近いといえます。留学生担当のカウンセラーを常任させている高校も多くあります。 少人数制を導入しており、1クラスの人数が20人以下が一般的。先生が個別に生徒の状況を把握しやすいため、授業でわからないことがあれば積極的に質問しやすい環境になっています。 ・留学費用 公立高校では、年間220万円~280万円。私立高校では年間300万円~500万円となっています。 ・メリット&デメリット 留学費用も比較的安く、治安も安定しているニュージーランド。人口が少ないので、緑の中でのんびりと過ごしたい人におすすめです。しかし、自然がいっぱい過ぎてやることがなく退屈になってしまう人もいるので、場所選びには要注意。アウトドアスポーツやラグビーを楽しみたい人には最適です。 3  まとめ おすすめの国もよいけど、「好き!」の直感も大切に 人口の多さや構成する人種の割合、大都市か自然に囲まれた田舎かなど、留学先の環境は選択した国・都市によってまったく異なった様相をみせます。 好きなスポーツがあれば、その種目が本場の国を選んでみてもよいでしょう。あこがれの大学がある都市に留学すれば、学内を一足先に見学できるチャンスがあるかも。「英語を上達させたい」「海外の高校を卒業したい」という留学の目的とは別に、自分の好きなものを思い浮かべると、あなたにぴったりの留学先がみつかります。 高校留学コラム一覧はこちら 高校留学ワールドHPはこちら LINE@に登録して気軽に留学相談しよう 資料請求はこちら 無料カウンセリングはこちら

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