親子インタビュー 留学生の声・体験談

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母娘で選んだカナダの高校留学

母と娘で留情報を集め、カナダ留学を成功させた小薗さん。

現地で充実した留学生活を送った娘の未和さんは、1年の予定を2年に延長してカナダの高校を無事卒業。

留学のために日本で準備したこと、現地で努力したことを聞きました。


高校留学しようと考えたきっかけは何だったんでしょうか?
[ 未和さん ]
母のお友達でオーストラリアに移住した人がいて、小さい頃に遊びに行ったことがあるんです。
その時から海外に漠然とした憧れがありました。留学を決心したのは、中学3年の冬です。
中高一貫校に通っていましたが、自分の環境を変えたいという気持ちがどんどん強くなって、ある日「留学しよう!」と思い立ちました。
[ お母さん ]
中学3年になって娘の様子がおかしくなったんです。学校に行きたくないと言うし、行っても途中で帰ってきてしまう。それで話を聞いてみると、海外に行きたくて悩んでいたことがわかって。
決心は固いようでしたので、娘がそこまで言うなら行かせてあげたいと思いましたが、家族や先生からは反対されましたね。急な話でしたし、英語も英検3級レベル。特に父親は「環境を変えるなら日本でもできる。目的がないのに留学しても続かない」と大反対でした。
[ 未和さん ]
でも、私が強く主張したのはこれが初めてだったので、とにかく行きたいと言い続けて、時間をかけて説得しました。父も最後は折れたという感じでしたね。
留学先はどうやって決めましたか?
[ 未和さん ]
オーストラリアにいる母のお友達や、イギリスに留学した人から話を聞いたりしていろんな情報を集めました。それでカナダは治安が良く、現地の人も留学生に優しいと聞いて、最終的にカナダに留学することにしました。
[ お母さん ]
私もあらゆる留学手配会社を調べましたね。留学フェアに出かけたり、帰国した留学生のパーティーに参加して話を聞いたりして、最終的に信頼できる2社に絞りました。現地で娘が困ったときに相談するのはカウンセラーさんだと思うので、娘に両方のカウンセラーに会わせて「どちらが安心して相談できる?」と聞き、娘が選んだディーサイド留学情報センターに決めたんです。
吟味した結果なので、決めてしまえば後は安心して送り出すことができました。
現地での生活はいかがでしたか?
[ 未和さん ]
留学先はバンクーバーから少し離れたラングレーという地区。私が留学したての頃は日本人も少なくて、落ち着いて勉強がしたい私にはベストな環境でした。ただ最初はみんなが何を言ってるのか全然わからなくて、つらかったです…。
[ お母さん ]
初日に泣いて電話をかけてきたよね。「誰ともしゃべれなかった」って。
[ 未和さん ]
初日だけね(笑)。でも自分からやりたいと言って留学したんだから、やるしかない! と必死で勉強しました。毎日電子辞書を持ち歩いて、わからないことをすぐ調べたり、ホストファミリーとたくさん話すようにしたり。一番効果的だったのは、先生のところに質問にいったことです。個人的に聞いたほうが英語をしゃべる機会が多くなるし、先生も私の英語をわかろうとしてくれましたから。ディーサイドのカウンセラーさんといつでもスカイプで連絡がとれたことも、心強かったですね。
大変な時期はいつまで続きましたか?
[ 未和さん ]
最初の1〜2 ヶ月でしょうか。それを過ぎると、相手の言うことが少しずつ聞き取れるようになってきたんです。ディスカッションやプレゼンといって日本にはない授業も、やり方がつかめてきましたし。ただ、もともと積極的にしゃべるタイプじゃないので、自分からクラスメイトに話しかけられるまでには3〜4 ヶ月かかりましたね。
ホームステイでの生活はいかがでしたか?
[ 未和さん ]
干渉されるのが好きじゃないので、適度にほったらかしなのが居心地良くて、2年間ずっと同じ家で暮らしました。ただ、その家は私以外にも留学生を受け入れていたんですが、食事が合わない、学校まで20〜30 分歩くのが嫌だと言って出ていく人もいました。おかげで私はいろんな人と出会えて良かったですけど(笑)。
2年間のカナダ留学を通じて、どんなことを得られましたか?
[ 未和さん ]
留学して一番良かったのは、将来の可能性が広がったことです。英語を話せるようになったことで、海外で暮らしたり働いたり、日本で英語を使って仕事をするという選択肢が増えました。今、日本の大学の2年生ですが、実は3年の夏から1年間のシンガポール留学も計画してるんです。
[ お母さん ]
留学をして、本当にたくましくになったなと思います。ただ海外の影響を受けすぎるのも困りものです。帰国直後の話ですが、カナダでは人が道路を渡ろうとすると車が止まってくれるといって、娘はそれを日本でもやってしまうので注意したり。おいしい食べ物があっても、以前は分け合って食べていたのに一人で全部食べてしまって「向こうでは自己主張しないとダメだから、食べたいって言わないと誰もくれないよ」と。すべてがそんな調子でした。娘には日本の美徳を持ちつつ、外国文化のいい面も併せ持った女性になってほしい。そのために、ときどき軌道修正するのは親の役目かなと思っています。

未和さんの高校留学
2009年9月より2年間、ブリティッシュコロンビア州ラングレーにあるアルダーグローブ・コミュニティー・セカンダリー・スクール(Aldergrove Community Secondary School) に留学。グレード10よりスタートし、翌年のサマースクールでグレード11の履修科目をクリア、2年目は飛び級してグレード12の科目を履修。2011年6月の卒業後は、帰国して早稲田大学に進学した。
校内で留学生の世話役だったコーディネーターのオズワード先生
大好きなホストファミリーのママ。2年間の留学生活をずっと支えてくれました。
卒業式は日本からご両親も出席。帽子を投げる儀式はまるで映画の1シーンのようだと大興奮。
学校から学期ごとに、保護者宛に成績表が到着。カナダらしい切手を眺めて、海外でがんばる娘に思いをはせた。